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2006年09月08日

「クチコミュニティ・マーケティング」日野佳恵子(著)


クチコミュニティ・マーケティング
クチコミュニティ・マーケティング

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【はじめに】

◆おはようございます。

相変わらず水没した携帯の電源が入れられないsmoothデス(汗)。

水没携帯は、2〜3日は電源入れてはいけないらしいので、週末明けまで携帯無しの生活を送る予定。

外で何かあったら、公衆電話探さねば(汗)。


◆さて、本日ご紹介するのはとあるお友達さんからご紹介受けたご本。

恐ろしくノウハウ満載なのに、こんなに安くてインカ帝国←死語(笑)。


【目次】

第1章 クチコミュニティ・マーケティングって何?
 もうクチコミでしかモノは売れない!?―日本全体を覆う不安と不信
 クチコミュニティ・マーケティングの秘密―3つのプレゼントはこうして生まれる
 絶大な威力を誇る主婦(女性)のクチコミ―モノづくりの発想も進化する

第2章 論より証拠―私の会社をクチコミで伸ばす!
 クチコミ会社誕生物語
 営業マン不在でどうやって売るの?
 発信なければ受信なし。情報発信上手になる! ほか

第3章 あなたの会社をクチコミで伸ばす実践法
 心構え編
 準備編
 実践編 ほか

付録 クチコミュニティ・マーケティングを成功させる19のキーワード



【本書の概要】

「クチコミニティ・マーケティング」を実践する企画集団、「ハー・ストーリィ」の社長である日野さんの、クチコミ活用ノウハウ満載の一冊。

女性は「購買決定の8割」を握っており、さらに女性のクチコミの伝達力は男性の3倍だそう。

そこで、女性のクチコミを生かしたマーケティングを実践したらどうなるか?


◆本書では、「ハー・ストーリィ」自身や、クライアントの実例を踏まえ、クチコミをビジネスに生かすための方策を探ります。

注目はGAP等複数の大型店舗出店により、閉店寸前にまで追い詰められた古着店の顛末。

果たしてクチコミパワーは大型店舗に立ち向かえるのか(汗)?


【気づきや感想など】

◆本書で気になったのが、女性による「好」感度調査の件。

ある企業で反響の大きかったチラシを、日野さんのコミュニティの会員さんにアンケートを依頼したところ、どの年代でも「うさんくさい」という反応が一番多かったとか。

いかに女性が本能的に「何かしら悪いもの」に対して敏感であるかを思い知らされました。

同様に、男女の脳の違いから来る思考の違いを「結論型」(男)「プロセス型」(女)と結論付けるのも納得。


◆また、クチコミの失敗例も収録されていて、これがまた秀逸。

安易なクチコミでは成功しないことがよくわかりました。

内容的にもお買い得なので、超オススメ!


【補足】

女性に注目した本としては、今までこのようなものをご紹介してきました。

いずれもなかなかオススメ。

トム・ピーターズのマニフェスト (4) トレンド魂。
トム・ピーターズのマニフェスト (4) トレンド魂。

トム・ピーターズの本と言うより、「マーサ・バレッタ女史の本」と言ったほうがしっくりくるほど、女史が全開バリバリに飛ばしております(汗)。


男が知らない「おひとりさま」マーケット―最強のリピーター&クチコミニスト
男が知らない「おひとりさま」マーケット―最強のリピーター&クチコミニスト

お店に行く時はひとりでも、そこ良ければクチコミは起こしているかと(笑)。


◆また、男女の思考の違いについては、色々本が出ておりますが、個人的に勉強になったと思うのがコレ。

ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた
ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた

ビジネスにも男女関係にも使える一冊(笑)。


◆それにしても、今日ご紹介の本は中身が濃かったです(汗)。

あまりに濃すぎて「禁断のマーカー引き」をしそうになりました(汗)。

いやー、普通の単行本の1/3程度の値段でこのノウハウ。

文庫本おそろしや(汗)!

クチコミュニティ・マーケティング
クチコミュニティ・マーケティング


【編集後記】

携帯が水没してしまったので、当分新しい画像等はないのですが、先週末に行った地元のレストランでの1枚。

169c1085.jpg






ランチで食べた、大好物のボンゴレ・ロッソであります。

お邪魔したお店の名前はPuro

ムスメが生まれる前は、ホント夫婦でよく通ってました。

クチコミ(笑)でもこんな高評価なので、お近くにお越しの際はゼヒ!


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この記事へのコメント
               

またまたまた〜勘弁してくださいよ。口コミ系のマーケティング書は、何冊か読んでいて、どれも、まあまあだったけど・・。

女性をターゲットにしているというのは
かなり、かなりですな。

うちの店も、というか、ボクのチラシも完全に女性口コミねらいです。男性の影響力の少なさにげんなりします。
Posted by ぼうや at 2006年09月08日 07:59
               
超買います!←こをな日本語ありですか(汗
Posted by 週末起業サラリーマン at 2006年09月08日 10:28
               
こんにちは。

これ、文庫本になったんですね。

2もありますよ。それもおもしろいです。
Posted by こばやし at 2006年09月08日 10:34
               
携帯復活出来るんですか?へぇ〜〜。

クチコミマーケ、私も読んでみたいです。


Posted by 齊籐 正明 at 2006年09月08日 12:23
               
smoothさん、こんにちは!

文庫本っていいですよね〜。
手頃に買えるし、読みやすいし。
…と言って買いすぎた人間がここにいるわけですが^^;

ブログの評判を伸ばすのにも使えるかも…?

余談:投稿しようとしたらエラーになって、
一度全部消えました (苦笑
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2006年09月08日 18:57
               
smoothさん、こんばんは
男女の脳の違いから来る思考の違い確かにありますね。女性の視点のクチコミ本マーケの参考にしています。

Posted by マチスケ at 2006年09月08日 22:01
               
あ〜、日野さんの本ですね!!

広島人の誇りですわ。
Posted by 金光サリィ at 2006年09月08日 22:21
               
面白そうな本ですね!

女性の方がモノを買うのは上手。口コミも多い。
なんとなく分かるような気もします。

ボンゴレロッソ。たまらなく美味そうです(^-^;)



Posted by たなか@心レベル at 2006年09月08日 22:26
               
笑うしかないほど実情を知っている身としては、いかに理論と実践を限りなくイコールにすることが大変かよくわかります。
本は素晴らしいです。
でも現場は・・・。

いいところは真似して実践で生かして頂ける方が一人でも増えることを祈るばかりです。


Posted by ビルダーナース at 2006年09月09日 01:28