2006年06月04日
「ラクして成果が上がる理系的仕事術」 鎌田浩毅(著)
【目次】
【気になった点など】
★知的生産と知的消費の区別
それにしても、本を濫読って、私のことではないですかー(汗)!
★「枠組み法」
◆この本では、鎌田さんによるところの理系的テクニック16個が、それぞれ「○○法」というような形で解説されています。
さて、この「枠組み法」。
これは、ある程度の量の文章を書くときに「書けるところから先に書いてしまう」というやり方です。
◆実はこのブログの記事も、目次やタイトル、カテゴリーのリンクなどは、仕事中の空いた時間や、昼休みなどに、下書きとしてブログ内に投稿しておき、まとまった時間に一気に仕上げる、という方法を取っています。
場合によっては、【はじめに】や【編集後記】まで下書きしておいて、ネタ的に後から使えなくなることもありますが(汗)。
★「バッファー法」
◆これは「空間的なスペースだけでなく、時間的な空きも最初から用意しておいて、知的生産をする方法」です。
注意すべき点として「すべてを一望しながら作業ができること」「資料や関連機器が移動可能であること」の2点があげられています。
というのも、それにより、膨大な資料の整理や、新しい発想の引き出しが可能になるからです。
★「コピーペースト法」
◆これはそのまんま、俗に言う「コピペ」です。
鎌田さんによると、「世の中の仕事の8割は、すでに存在する良質な内容を組みなおして、新しいレポートを作成することで通用する」とか(汗)。
ただ、「アウトプットを効率よく生み出すための軌道装置」として、この「コピーペースト法」を推奨されてらっしゃいます。
・・・そう言えば、この本も過去の書籍からの引用がやたら多かったデス(笑)。
◆ただ、これについては、先日ご紹介した「もしも、シンデレラの行動がすべて計算ずくだったら? 」で、著者の樋口さんが言われていた「すでにある1から1’を作る。そしてそれを磨いて2にする」という事と同じで、「効率的にアウトプットする」ために有益な考えかただと思います。
まぁ、それくらい「ゼロから何かを生み出す」というのは、大変なわけで(汗)。
【読後の感想など】
◆流行の(笑)新書だもんで、これまたあっつーまに読破しました。
ただ、わかりやすくするのであったら、むしろ図解本の方が向いていたと思います。
16個もテクニックがあるので、本来なら、テクニックのタイトルと内容が記憶に残っているべきところが、正直それほど残ってないのは、私の頭を棚に上げれば「図が少なかったからでは?」と言ってみるテスト(笑)。
ちなみに、同じ「理系チックな新書」でも、この本は、結構図が満載(しかも笑える系が多い)でした。
数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する光文社新書
・・・これも忘れないうちに(笑)記事にしないと。
◆内容的には、本書は「理系のテクニック」とのことでしたが、超文系の私は、これらがホントに理系特有のものなのかちょっとわかりませんでした。
結構手抜き系のテクもありましたが、私なんかは「理系の人の方がキチっとしていて手が抜けない」と、思っていましたし(笑)。
◆「考え方」としては、アリだと思います(特に上記の「コピーペースト法」など)。
全部が受け入れられなくても、自分が使えそうなテクをピックアップすれば、それはそれで、目的は果たせるのではないかと(笑)。
文系チックなアナタに!
ラクして成果が上がる理系的仕事術 (PHP新書)
【編集後記】
◆今までは、予約投稿しても、投稿後確認して、気になる部分をチョコチョコ修正していました。
後から直せるのが、メルマガと違って、ブログのいいところなんですよね。
今回、それが数日間にわたってできないので、ヒジョウに心配(汗)。
せっかく突っ込みいれて頂いても、直せないのがツライ・・・。
ご声援ありがとうございました!
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第1部 アタマも周りもまずは一新!―理系的システムの整備と情報の収集
頭の中の準備術
仕事環境の整備術
賢い情報収集術
第2部 とことんアイデアを練る!―クリエイティブな情報整理と発想法
無駄をなくすデータ整理術
クリエイティブな魔法の発想術
発想をメッセージへと変える技術
第3部 いよいよ書き出す!―理系的なアウトプットの実行と将来への準備
書くことをラクにする技術
文章をわかりやすく仕上げる技術
未来のアウトプットへと助走する技術
【気になった点など】
★知的生産と知的消費の区別
◆というわけで、著者の鎌田さんは、ハゲシクアウトプット優先主義を打ち出されています。知的生産とはレポート、企画書、論文、書籍など、文章の集積ができあがることを言う。それに対して知的消費とは、本を濫読(らんどく)する、将棋を指す、教養ある会話をするなど、知的な活動ではあるが直接生産に結びつかない活動をいう。
(中略)
期限が決められているなかで、知的生産を効率よく行う考えかたと方法を身につけることが、本書のめざすところである。
それにしても、本を濫読って、私のことではないですかー(汗)!
★「枠組み法」
◆この本では、鎌田さんによるところの理系的テクニック16個が、それぞれ「○○法」というような形で解説されています。
さて、この「枠組み法」。
これは、ある程度の量の文章を書くときに「書けるところから先に書いてしまう」というやり方です。
◆実はこのブログの記事も、目次やタイトル、カテゴリーのリンクなどは、仕事中の空いた時間や、昼休みなどに、下書きとしてブログ内に投稿しておき、まとまった時間に一気に仕上げる、という方法を取っています。
場合によっては、【はじめに】や【編集後記】まで下書きしておいて、ネタ的に後から使えなくなることもありますが(汗)。
★「バッファー法」
◆これは「空間的なスペースだけでなく、時間的な空きも最初から用意しておいて、知的生産をする方法」です。
注意すべき点として「すべてを一望しながら作業ができること」「資料や関連機器が移動可能であること」の2点があげられています。
というのも、それにより、膨大な資料の整理や、新しい発想の引き出しが可能になるからです。
★「コピーペースト法」
◆これはそのまんま、俗に言う「コピペ」です。
鎌田さんによると、「世の中の仕事の8割は、すでに存在する良質な内容を組みなおして、新しいレポートを作成することで通用する」とか(汗)。
もちろん、「オリジナル」の方がずっと価値が高いことを鎌田さんも認めています。デカルトやアインシュタインがたどりついた大発見を「オリジナル」と呼ぼう。それに対して、そうした過去の情報や知識を組み替えて、ほんのすこしだけ新しい装いにしたものを「クリエイティブ」と呼ぶことにする。
ただ、「アウトプットを効率よく生み出すための軌道装置」として、この「コピーペースト法」を推奨されてらっしゃいます。
・・・そう言えば、この本も過去の書籍からの引用がやたら多かったデス(笑)。
◆ただ、これについては、先日ご紹介した「もしも、シンデレラの行動がすべて計算ずくだったら? 」で、著者の樋口さんが言われていた「すでにある1から1’を作る。そしてそれを磨いて2にする」という事と同じで、「効率的にアウトプットする」ために有益な考えかただと思います。
まぁ、それくらい「ゼロから何かを生み出す」というのは、大変なわけで(汗)。
【読後の感想など】
◆流行の(笑)新書だもんで、これまたあっつーまに読破しました。
ただ、わかりやすくするのであったら、むしろ図解本の方が向いていたと思います。
16個もテクニックがあるので、本来なら、テクニックのタイトルと内容が記憶に残っているべきところが、正直それほど残ってないのは、私の頭を棚に上げれば「図が少なかったからでは?」と言ってみるテスト(笑)。
ちなみに、同じ「理系チックな新書」でも、この本は、結構図が満載(しかも笑える系が多い)でした。
数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する光文社新書
・・・これも忘れないうちに(笑)記事にしないと。
◆内容的には、本書は「理系のテクニック」とのことでしたが、超文系の私は、これらがホントに理系特有のものなのかちょっとわかりませんでした。
結構手抜き系のテクもありましたが、私なんかは「理系の人の方がキチっとしていて手が抜けない」と、思っていましたし(笑)。
◆「考え方」としては、アリだと思います(特に上記の「コピーペースト法」など)。
全部が受け入れられなくても、自分が使えそうなテクをピックアップすれば、それはそれで、目的は果たせるのではないかと(笑)。
文系チックなアナタに!
ラクして成果が上がる理系的仕事術 (PHP新書)
【編集後記】
◆今までは、予約投稿しても、投稿後確認して、気になる部分をチョコチョコ修正していました。
後から直せるのが、メルマガと違って、ブログのいいところなんですよね。
今回、それが数日間にわたってできないので、ヒジョウに心配(汗)。
せっかく突っ込みいれて頂いても、直せないのがツライ・・・。
ご声援ありがとうございました!
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この記事へのコメント
旅行楽しんできてください^^
ほんとちょこちょこいつも修正してますよね。
まあなるようになりますよ^^ぽちっ
ほんとちょこちょこいつも修正してますよね。
まあなるようになりますよ^^ぽちっ
Posted by 笑顔整体の院長 at 2006年06月04日 09:01
こんにちは。
今、成田ですかね。
本書は、理系なのかどうかはわかりませんが、仕事術として、参考になるところがありますね。
グアム、気をつけて、のんびりしてきてください。
今、成田ですかね。
本書は、理系なのかどうかはわかりませんが、仕事術として、参考になるところがありますね。
グアム、気をつけて、のんびりしてきてください。
Posted by こばやし at 2006年06月04日 09:16
旅行中でも、更新、すごいです!!
応援クリックしまくりな気分です。
個人的には、毎日の記事は楽しみですが、旅行中の時には、我慢しますよ (^^)
>ところで目黒には寄生虫館なるものがあ>りますよ(笑)。
5年前に行きました。サナダムシTシャツ 買おうかと、手が伸びてしまいました。
寸止めでしたが。
応援クリックしまくりな気分です。
個人的には、毎日の記事は楽しみですが、旅行中の時には、我慢しますよ (^^)
>ところで目黒には寄生虫館なるものがあ>りますよ(笑)。
5年前に行きました。サナダムシTシャツ 買おうかと、手が伸びてしまいました。
寸止めでしたが。
Posted by 齊藤 正明 at 2006年06月04日 09:34
smoothさん、おはようございます。
搭乗手続き後に私のページによって頂いたようでありがとうございます。(^^)
この本面白そうですね。早速アタックかけてみます。
搭乗手続き後に私のページによって頂いたようでありがとうございます。(^^)
この本面白そうですね。早速アタックかけてみます。
Posted by マチスケ at 2006年06月04日 09:58
smoothさんこんにちは。
グアムいいですね〜うらやましいです。
とりあえずたてこんでまして、
コメントは明日からいたします
・・・
ってかいてるじゃん(汗
グアムいいですね〜うらやましいです。
とりあえずたてこんでまして、
コメントは明日からいたします
・・・
ってかいてるじゃん(汗
Posted by 週末起業サラリーマン・・・hikaru at 2006年06月04日 10:16
こんにちは。
グアムに行く間も、投稿、すごいですね。
理系の人間といえば、技術者というイメージがありますが、技術者は、蛸壺にはまっている人が多く、実際に仕事のパフォーマンスがいいかどうかは不明です(笑)
文系も似たようなものかもしれませんが。
応援していきます。
グアムに行く間も、投稿、すごいですね。
理系の人間といえば、技術者というイメージがありますが、技術者は、蛸壺にはまっている人が多く、実際に仕事のパフォーマンスがいいかどうかは不明です(笑)
文系も似たようなものかもしれませんが。
応援していきます。
Posted by タツ at 2006年06月04日 18:14
家族旅行素敵ですね。
いっぱい思い出作ってきてくださいね。
旅行中でも記事UPなんてすご〜い。
smoothさんのペースには全然追いつかないからバカンス中に急いで読もう・・・なんて思いましたが、無理かも。。。
いっぱい思い出作ってきてくださいね。
旅行中でも記事UPなんてすご〜い。
smoothさんのペースには全然追いつかないからバカンス中に急いで読もう・・・なんて思いましたが、無理かも。。。
Posted by ビルダーナース at 2006年06月04日 18:14
グアム旅行ですか。
楽しんできてください。
そして、お気をつけて・・・
私はメルマガを書くときは、明らかに枠組み法だと
いうことに気づきました。
バッファー法とは、ある意味マインドマップに近い
書き方なのでしょうか?
それではまた土産話を楽しみにしています。
楽しんできてください。
そして、お気をつけて・・・
私はメルマガを書くときは、明らかに枠組み法だと
いうことに気づきました。
バッファー法とは、ある意味マインドマップに近い
書き方なのでしょうか?
それではまた土産話を楽しみにしています。
Posted by 重田貴士 at 2006年06月04日 22:45
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