2006年03月23日
「ありふれたビジネスで儲ける」 青木寿幸 (著)


【はじめに】
◆こんばんは。
夕べは久しぶりにムスメに会えたsmoothデス。
ヨメの実家&ヨメ義姉実家でも大食漢ぶりを発揮したそうで、チチとしてもお恥ずかしい限り(恥)。
いや、マジでそこら辺のOLさんより食べるんですよ(汗)。
◆今日お届けするのは、ニタさんのブログで拝見して気になっていた一冊。
ビミョウに著者さんとはお仕事が近い(?)んですが、それとは関係なく行ってみましょう(笑)!
【目次】
第1章 たったひとつだけの計算式を暗記しよう
最もリスクが小さく、最も大きく儲かる投資とは
いきなり、世界の通用するビジネスを探すべきか
「ありふれたビジネス」は、あなたを仲間外れなどにはしない
ありふれたビジネスから、どうやって脱出するか
会計上の計算式を使えば、社長でさえも説得できる
第2章 働く時間が長いほど、儲からない
それでも、やりたくない仕事を続けるのか
人間の欲求を満たすビジネスには、強豪会社が多すぎる ほか
第3章 商品がない会社が存在するなんて、信じられるか
会社の商品は、社長のコネだけ
条件さえ満たせば、明日から商品を売れる ほか
第4章 ばん回するチャンスは自分でつくるもの
事業計画書を見ただけで、だいたいわかる
下から上に読むことで、わかることもある ほか
第5章 営業マンを決めることがナンセンス
数えるのは、社員の給料ではなく、人数
見るからに儲かりそうもない組織形態 ほか
【読後の感想などなど】
◆それにしても「読書マインドマップ」ってしばらくやってませんよね(汗)。
せめて週1くらいではやりたいんですが、最近それどころではなくなってきました(汗)。
◆ところでこの本。
内容としては「管理会計」の本です。
管理会計とは・・・
経営者や管理者などが、自社内部での業績評価や経営状態の把握のため、または戦略立案や経営計画の策定、組織統制、価格決定などの各種意思決定を行う材料として、貨幣単位で表示した情報を作成すること。内部報告会計ともいう。
企業外部への報告を目的とした“財務会計(または制度会計)”に対して、管理会計は企業内部の経営管理・活動管理のために行われるものであるため、必ずしも会計基準や関連法規に従わなくてもよく、経営者の目的に適合する情報を提供することが目的となる。そのため、各企業独自の基準や考え方、ツールによって行われる。利用されるソース情報は一般的な意味での財務データに限らず、部門別・活動別・商品別などのさまざま単位で情報を収集し、企業独自の方法で加工や分析、シミュレーションが行われる。(@IT情報マネジメントより)
「儲ける」なんて書かれると起業関係かと思いきや、意外とそうでもなく(笑)。
◆書かれている内容も、ものすごく根底の部分でとても大切なことが結構あったりします。
「固定費と変動費の考え方」ですとか、「ビジネスの付加価値と商品の付加価値の違い」ですとか。
◆ただ、例が具体的な割にはイマイチわかりにくいのは、図がないから(←子供かよ(涙))なのか、小見出しが抽象的(どこに何が書いてあったか、パッと出てこないんですよ(汗))だからなのか。
読んだ人には良さが分かるのですが、それを他人に伝えにくいのが残念です。
土井英司さん曰く「一言で中身が伝えられないとベストセラーになりにくい」っていうのも何となく納得。
元々、管理会計というもの自体がそうなのかもしれませんが・・・。
◆そうだ!岡本吏郎さんが好きな方にならオススメできるかも。
個人的には、似たような感触を味わいました。
内容というより、あくまで感触ですが(笑)。
いずれにせよ、経営に携わる方、起業を考える方は、読んで損はないです!

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秘密厳守いたします《微笑》
それにしてもすごいパワーですよね
ご来訪ありがとうございました
タイトルですよね。
紀伊国屋でも目立っていました。
これ、不思議な本ですよね。
体系だてられてない(良い意味で)、
それに、文のつながりが不思議なんですよ。
>岡本吏郎さん
最初は、えっ、って思いましたが、
考えたら、なるほど、と思うところもあります。
妙に、納得できるところと、そうじゃないところが、まだらというか・・・。
管理会計の説明で食指が萎えました(子供かよっ
しかもそこらへんのOLよりたべるって^^;
最近のOLさんはあんまり食べないですよねぇ^^;ぽちっ
見るからに難しそうなんで読み飛ばしてしまいました 汗
スイマセン・・・。
でも目次には結構魅かれるものがあります^^
出会えてよかったですね(笑)
ご家族団欒の時間が
少しでも増えることを祈っています!
見るからに難しそうなんで読み飛ばしてしまいました 汗
スイマセン・・・。
でも目次には結構魅かれるものがあります^^
わたしも、メルマガで紹介しました。
良い本だなと思います。
「たった一つの式で、儲けられる。」
(のような感じの)新聞広告をしてました。
会計が素人のわたしなどには、とてもよかったです。そういう人におすすめですね。