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2006年03月06日

★『マーケティングは「嘘」を語れ!』 セス・ゴーディン (著)


マーケティングは「嘘」を語れ!―顧客の心をつかむストーリーテリングの極意


人気blogランキング本業でも苦戦中(笑)!


◆こんばんは。

先日、駅から自宅までの道のりで、あのカイヤに遭遇してしまったsmoothデス(笑)。

地元ではお馴染みの(笑)車体全体に"CAIYA"のロゴがある車の中で、携帯でお話されてました(キチンと停車されてましたヨ(笑))。

もちろん「中村屋」を思い出して、ちょっとフイてしまったのはヒミツです。




・・・どうでもいいんですが、Googleで"カイヤ"で検索かけると、頼みもしないのにトップにイメージ検索結果が出るのは私だけでしょうか(汗)?


◆それはさておき。

最近、書評ブログ(ここも書評なのか(汗)?)の皆さんに置いてかれつつあるワタクシ。

今日ご紹介する本も、龍司さんニタさんこばやしさんが既にご紹介済みです。


◆どうもいかがわしい(笑)カバーが苦手でちょっとスルーしていたんですが、例の友人の本の絡みもあって、お勉強の意味もかねて先々週末(汗)に購入。

しかも先週はウェブ関係の本が続いたので、そのあおりを受けて、今日まで持ち越しちゃいました(汗)。

内容等については、おそらくご存知の方も多いかと思いますので、私が気になった点のみ列挙&引用します。

あ、念のために目次も(笑)。

プロローグ なぜ「嘘」を語るのか
マーケティング、やってる?
原則1 まずは消費者の世界観と枠組みをとらえよ
原則2 消費者は目新しいものにだけ気づく
原則3 物語は第一印象から始まる
原則4 優れたマーケターは「信じられる物語」を語る
物語の実例 消費者の世界観に合わせた枠組み
重要な余談 物語は「ホンモノ」でなければならない
原則5 「ホンモノ」のマーケターだけが成功する
嘘だらけの世界で競争優位に立つ
その物語は「常識破り」か?
物語の達人と今一歩の人たち
もっと上手に語るには
参考になる読み物
では、今何をすべきか
それで、あなたの物語は?


★ウソをつくのはマーケターではなく、自分

○人は自分が「信じたい」と思う「物語」を信じます。

リーデル製のグラスで飲んだワインが美味しいのも、「キール・シンス1851」(ニューヨークの自然派化粧品ブランドの店)の製品が魅力的に感じられるのも、顧客自身がそう信じているからなのです。

ですからマーケターが成功するにはただ消費者が好んで信じようとする物語を提供すればいいことになります。


★世界観を変えてはいけない

世界観とは著者曰く

個々の消費者が一つの状況に持ち込むルールや価値観、信念、偏見のことである。

そして著者はこうも言います。

誰かの世界観を変えようと試みるな

その代わりに、ある世界観を持った人間を特定し、自分の物語を、その世界観にあわせた枠組みに修正するのが、懸命なマーケターが従うべき戦略である、と。

(注:枠組みとは、ある人がすでに抱いている偏見を強化するような言葉、画像、交流を言う)


消費者の世界観に合わせた枠組みの例

▽「自宅で調理した食事のほうが、家族のためによい」(バンケット社の「クロックポット・クラッシック」)

▽「日本人が握っている寿司屋のほうが美味い」(ニューヨークの高級寿司屋「マサ」)


★誠実な物語と欺瞞的な物語を区別する簡単なテスト

○消費者がマーケターに投げかける質問として、次の2つがあげられています。

●あなたが知っていることを私が全て知っていたら、私はあなたが売っているものを買おうとするでしょうか?

●私がこれを使い、実際に体験したあと、私はこの物語を信じたことを喜ぶでしょうか、それとも騙されたと思うでしょうか


・・・なんとなく情報商材の話みたいですね(笑)。

また、こういう教訓もあげられています。

「一度騙されたら、その人は二度とあなたの物語を他の人に伝えてくれない」

これもなんとなく情報商(ry(笑)



◆実はセス・ゴーディンの本を読むのは初めてだったんですけど、かなり面白かったデス。

すぐに使えるとか言うのではないのですが、「ブランディング」ですとか、「人の購買行動」について考えさせられることが多かったですね。

私が言うべきことでもないですが(笑)、マーケティング好きの方にはオススメ(今さら(笑))!


人気blogランキングクリックありがとうございました!


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どうすれば、情報に溢れた現代で、マーケティングが成功するのか、ということが書かれています。
『マーケティングは「嘘」を語れ!』セス ゴーディン (著),沢崎 冬日 (翻訳)【書評・ビジネス書・ビジネス誌メルマガブログ:知識をチカラに!】at 2006年03月07日 20:48
               
ちまたでうわさになっている。 B-Promotion(ビープロモション) いよいよプレオープン! です。 個人的な話ですが。 この話し。 tomiya社長 が考え始めた頃から知っていたので。 言いたくて仕方なかったんですよぉ。 いよいよ解禁のようですので。
B-Promotion(ビープロモション)って何?【群馬県で働くWebクリエイターsomyuのウェブログ】at 2006年04月30日 02:37
                               
この記事へのコメント
               
Googleでカイヤ検索したらイメージが出ますね^^;

こんな表示もあるんですね^^;

この本面白そうですよね。
気になりますね。ぽちっ
Posted by 笑顔整体の院長 at 2006年03月06日 19:34
               
中村屋思い出しました!セスゴーディンは、バイラルマーケティング読みましたが面白かったです。これも面白そうですね。
Posted by 週末起業サラリーマン at 2006年03月06日 20:01
               
smoothさん、こんばんは!

お薦めして良かったです。
私も、明日、再読します!!
Posted by ニタ@教えて会計 at 2006年03月06日 20:36
               
昨日は神田さん、ステキでしたよ〜♪

超恋のお話と同じ系の本ですね〜
毎度、女性禁制なのに、楽しんでてすみません(笑)
Posted by サリー at 2006年03月06日 20:46
               
カイヤですか^^;
川崎麻世はいなかったんですね
電話の相手かな・・(←どうでもいいって 笑)
Posted by 2000の単語を超速で暗記する!ブログ 雄宇 at 2006年03月06日 22:50
               
嘘を語るって発想が非常に興味を持ちました。
Posted by 浅野誠 at 2006年03月06日 23:11
               
こんばんは。

>○消費者の世界観に合わせた枠組みの例

これ面白いですね。
たしかにこういうのってありますね。

ちなみに、私も音声教材を購入しました。
(あの12枚組みです。)
いつ聞き終わるのでしょうか・・・。

紹介できるように頑張ります!
Posted by LifeTrackBack at 2006年03月07日 00:43
               
マーケティング好きには
要チェックの一冊ですね(笑)

早速本屋へ走らねば…



Posted by YOSHI at 2006年03月07日 08:52
               
こんにちは。

良い本だと思います。

そのまま、鵜呑みにすればよいと言うわけではないかもしれませんが。

いろいろ考えることができますよね。
Posted by こばやし at 2006年03月07日 11:11
               
今回の本、かなり中身の濃い
本ですね。
マーケティングのノウハウが
バッチリのようですね。
早速読まなきゃ。
Posted by 栗原敏彰 at 2006年03月07日 13:35
               
こんにちは。

12枚組の音声教材なのですが、
道幸さんのCDです。
Posted by LifeTrackBack at 2006年03月11日 15:39