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2005年08月26日

「プラネタリウムを作りました。―7畳間で生まれた410万の星」 大平貴之 (著)


プラネタリウムを作りました。―7畳間で生まれた410万の星
プラネタリウムを作りました。―7畳間で生まれた410万の星


個人的評価:★×8.5

【はじめに】

◆今、急いで記事書いてますが、この本、本日9時からフジテレビで「Disneyドラマスペシャル 星に願いを −七畳間で生まれた410万の星−」というタイトルで放映されるドラマの原作です。

純粋なビジネス本ではないんですが、色々な「気づき」を与えてくれます。

(思い出させてくれた聖幸さん、ありがとうございます(汗)!)

アマゾンの書評でもぶっちぎりで★5つばかり(汗)。
さて、その実態は・・・?


【読書マインドマップ】

6dc60d22.jpg画像クリック後に右下のアイコンを再度クリックすると拡大画像が出ます















*今回は矢印が飛びまくってます(笑)。




【読後の感想などなど】

◆えー、ドラマがどういう筋なのか私はよくわかってませんが、とりあえず、優香が出ている時点で、おそらく原作に忠実ではないな、と言うことだけはわかりました(笑)。

いえ、彼女がどうって言うのではなく、この本には基本的に女性は一人も登場しません(笑)。

従って、ドラマをご覧になってから、そういった「恋愛」ですとか「友情」ですとかを期待されてこの本を読まれるとずっこけることは必至です(汗)。


◆実は私は、この本が出版された直後に、何かの書評を読んで、速攻買って読んでおります。

何度も「うぉい!」と突っ込み入れながら(笑)。


◆今回は、まず速読で読んだので、イマイチ突っ込みどころに気がつかなかったのですが、ちゃんと読むと、普通ならアリエナイことをさくさくと(実際は色々苦労なさってるんでしょうが)やってのけてるんですよ、この方。

光の屈折の検討には、有名なスネルの法則を使う。

            中略

コンピュータで一発シミュレーションなどできれば便利だが、コンピュータが苦手な僕には無理だと思った。そこで光学系とコンデンサーレンズの断面図を大きく紙に描き、手作業で光線を追跡し始めた。

            中略

高校の幾何とプログラミングで悪戦苦闘した末、ついにコンデンサーレンズの光線追跡を自動で追うプログラムの開発に、まがりなりにも成功した。

ですとか

マイクロプロッターには、いかに平行を保つかという精度が求められる。原板を乗せる台の「XYステージ」には既製品がある。精度も十分と思えたが、値段を聞いて期待は消し飛んだ。安いモデルでも70万円はするのだ。とても手が出ない。ここは自作するしかなかった。

(・・・70万円のモノを自作ですか(汗)?)ですとか、バイト先では

この会社でのいろいろな助力があって、初めて、僕の電源装置はまともに使用できるレベルまで成長していった。
当初は過電流の保護回路でつまずいていたが、その問題も解決した。そして、僕が個人的に培ってきた回路シミュレーション手法と、新しく考案した付加回路を組み合わせ、ついに最大出力350ワットのプラネタリウム用スイッチング式電源ユニットが完成したのだった。

てなカンジで(笑)。


◆とにかく「何があってもあきらめない。

「必要なものがなければ自作」(笑)←これは必ずしも正しいワケじゃないですが(笑)。


◆そして「夢をみること」、さらにはその夢を「具体的にイメージすること」などなど、私たちが「成功するために必要なこと」がこの本にはちりばめられています。

ドラマをご覧になった方もそうでない方も、是非お読みいただきたい一冊です。


◆特に男性の方なら、小さい頃みんな持っていたワクワク感が、もう一度味わえるかもしれません。

アマゾンでは売り切れ状態ですが、普通に本屋さんには置いてあるところもあります。


<<参考>>

大平さんが手がけたのでは、こういうのもあります。

我が家では、ヨメの反対により、アマゾン先行予約で買えたのに見送ったと言う(涙)。


家庭用星空投影機「ホームスター(HOMESTAR)」 スターシルバー

以下、アマゾンから転載です。

自室で満天の星空を満喫できる、家庭用のプラネタリウム。通常人間の肉眼で見える星の数は約8600個とされるが、本品では1万個の星の投影を実現。さらに業務用と同じレンズ式投影方法を採用し、壮大な星空をリアルでクリアな映像で再現した。
ランダムに星が流れる「流れ星機能」や、全天が約6分で一周する「日周運動機能」などを搭載し、実際のプラネタリウム並みの星空体験が自宅の一室でできる。宇宙の神秘が織り成す究極の癒し空間に天文ファンはもちろん、年齢・性別を問わず楽しめそうだ。
共同開発者は、ギネスに「世界で最も先進的なプラネタリウム」として認定された「メガスターII―Cosmos」の製作者、大平貴之氏。
本体の色がブラック系の家庭用星空投影機「ホームスター(HOMESTAR)」 コスモブラックもある。(粟田佳織)



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この記事へのコメント
               
smoothさん、今晩は!

家庭用面白そうですね。
値段は手ごろですが、せまい私の家でどうやって楽しめるかという問題が解決できませんので、ウチも見送りです(笑)。


Posted by ニタ@教えて会計 at 2005年08月26日 19:52
               
smoothさん
こんばんは

「Disneyドラマスペシャル 星に願いを −七畳間で生まれた410万の星−」は小説が元だったんですね。
しりませんでした。

小学生の頃は、毎月プラネタリウムを見にいっていました。将来部屋で見れるプラネタリウムが欲しいな〜なんて子供心に思っていたのですが、2万円台という驚きの値段で販売されているんですね^^。

いまは、星に興味がなくなってしまいましたが、また興味が出たら買うと思います。
ありがとうございました。
Posted by てつ at 2005年08月26日 22:13
               
smoothさん はじめまして
「Disneyドラマスペシャル 星に願いを」
見れませんでした^^; (土曜日にこの記事見たので残念です)

初めてsmoothさんのブログ拝見しましたが
マインドマップすごいですね!!

私も何かアイディアを出すときは、マインドマップを利用しています。 
smoothさんのようにきれいにはまとめていませんが、マインドマップを利用するとすごい気づきがありますよね^^

良いブログに出会えたことに感謝します^^

これからも寄らせて頂きますね。
応援クリックポチッ^^


Posted by セミリタ倶楽部 タカハシ at 2005年08月27日 06:54
               
smoothさん、おはようございます。

著者は、なかなか行動力が有りまくりの方のようですね。

>(・・・70万円のモノを自作ですか(汗)?)

凄すぎますね・・・。

>「夢をみること」

とても大切ですよね。そして、諦めずに努力を
し続けるから結果が出るんですよね。



Posted by LifeTrackBack ネット起業家!30歳で起業を目指すブログ at 2005年08月27日 07:52
               
>ニタさん

予約開始当初はまだみんな知らなかったので予約できたんですが、今は全然ムリなんですよ(笑)。

とにかく、生産が追いつかないらしく、メーカーでも予約も受け付けません。
小売でも当日店に並ぶしかないみたいなんで、ウチは完全に断念です(涙)。

>てつさん

スイマセン。この本、小説じゃなくて、ドキュメンタリーですね。説明があいまいでした。

個人的には「興味」というより、一種の「ビジネスのタネ」としていいかな、と。

カフェバー(死語)とか飲み屋とか。

大昔、真っ暗でみんな床(絨毯引いてある)に座るタイプのバーで飲んだことあるんですが、そういう店なら、バッチシはまるかと思います。

これも「ビジネスのタネ」ってことで(笑)。
Posted by smooth@マインドマップビジネス書評 at 2005年08月28日 00:11
               
>セミリタ倶楽部 タカハシ様

ご訪問ありがとうございます。

また、ブログのご紹介もありがとうございました。

ランキング経由で新しい方がおみえになると、参加した甲斐があるというものです(涙)。

今後とも宜しくお願いします。

>LifeTrackBackさん

この著者はホントすごいですよ。色々な意味で(笑)。

結局テレビ、私も(育児の関係で)観れなかったんですが、実際に本読まないと、その「凄さ」みたいなのはわかりづらいかもしれません。

ストレートにビジネスには関係しませんけど、先日の熊谷さんのように「夢と目標」という観点からは得る部分が多かったです。
Posted by smooth@マインドマップビジネス書評 at 2005年08月28日 00:20