「なぜ通販で買うのですか」 斎藤 駿 （著） の続きを･･･

◆昨日ご紹介した「なぜ通販で買うのですか」の続きをお送りします。

さて、「何でこの本を読むに至ったのか」と申しますと、先日の「泊りがけセミナー」で、
講師の方が勧められていたからなんですよね。


◆セミナーの講義の中で出てきた本は、たとえ読んでいなくても
タイトルか著者のどちらかは大体知っていたんですけど、
この本だけは、全くの「ノーマーク」でした。

私ともう一人の京ぽん使いの方だけが、すかさず検索かけていたのが笑えましたが（笑）。


◆この本では、「何故有料でカタログ雑誌を発行するに至ったか」
という最初の部分から、「ルームランナーの成功」と「超音波美顔器での挫折」を経て、
「デロンギのヒーター」で現在のスタイルにたどり着いた
斎藤さんの「通販人生」が読みやすい語り口で書かれています。


◆そしてその中にも商いの本質を突くフレーズがビシバシと（汗）。

○商品ごとに、「買う人」のイメージを具体的に特定して販売する

○陳列してあるだけでは使用価値がわかりにくい商品ほど、通販商品である

○人は経験を媒介して理論を信用する

これらは、インターネットでの販売にもそのまま当てはまると思います。


◆私は、本を読んだらマインドマップにまとめて、たまにそのマップを見返すくらいで、
基本的に読み返すということはしないんですけど、この本はこれから何度も読み返すと思います。

SEOやキャッチコピーの本を読む前に（って自分の事だ（笑））、
まず読んでいただきたい一冊です。


ご声援ありがとうございました！

この記事のカテゴリー：「マーケティング」へ

このブログのトップへ

Comments

smoothさん、今晩は！
本文記事とはあまり関係ないのですが、
「デロンギのヒーター」使っています。
小さいお子さんがいる家庭には（そうsmoothさんのことです）、
特にお勧めです。
子供が咳き込んでいるのに、乾燥したエアコンの風で追い討ちでは、あまりにかわいそうです。
デロンギだと部屋全体が輻射熱（？）でほのかに温まります。
デメリットは電気代です。非常に高いです。リビングと寝室にと2代目が欲しくなったのですが、電気代が恐ろしくて、夜のたびにガラガラ移動するのが冬場の日課です（笑）。

Posted by ニタ at 2005年06月29日 22:31

>ニタさん

ウチもデロンギですよ（笑）。
しかも子供生まれて、2台目を買いました（汗）。

家内のお兄さんがデザイン関係のお仕事で、こういうデザインが
好きみたい（？）なんですよ。
おかげでデロンギのオーブントースターを新居祝いに昔もらいました（笑）。

ぶっちゃけ「電気代無視」でいかないと･･･（汗）。

ところで、今回のマインドマップには初めて画像貼ってあるんですけど、
どなたも「完全無視」のようで、ちょっとカナシイ･･･（涙）。

Posted by smooth at 2005年06月29日 23:33

smoothさん、おはようございます。
２台お持ちなんですか、まいりました（笑）。

＞マインドマップに載っている表紙の通販生活を買いました
私は、いちおう、気づいていたんですけど！

Posted by ニタ at 2005年06月30日 07:52

>ニタさん

参ってるのは「電気代払っている」ワタクシでございまする（涙）。

画像気づいてたら「おぉ！」とか言ってﾎｼｲ（笑）。

Posted by smooth at 2005年06月30日 10:18

いつも本屋で存在は知っていましたが、
smoothさんお薦めということで
読んでみます。

「超音波美顔機での挫折」の所が
特に興味を引きます。

Posted by 栗原敏彰 at 2005年06月30日 10:56

>栗原さん

隠れた名著だと思いますので、是非！
美顔器は、売るのは成功したんですけど、
「科学的に効果がない」として、消費者団体に糾弾された、
っていうお話デス。

Posted by smooth at 2005年06月30日 19:23