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2005年05月18日

売り込まなくても売れる! ― 説得いらずの高確率セールス



売り込まなくても売れる! ― 説得いらずの高確率セールス

個人的評価:★×8

【はじめに】

神田昌典さん監修だとは全く知らずにアマゾンで購入しました(笑)。


ひょっとして初「神田本」だったりして(汗)。

いいんでしょうか、ニタさん(笑)?

【目次】

序章 まったく新しいセールスパラダイム
第1章 ゼロからの再スタート
第2章 高確率セールスVS伝統的セールス
第3章 相手を引き込む「高確率な質問」の威力
第4章 高確率な顧客発掘―アポイント稼ぎの間違い
第5章 ニッチなターゲットを見きわめて確率UP
第6章 本音の勝負が生む最強の「信頼関係」
第7章 買わない客は除外する合理的なアプローチ
第8章 かぎりなく高確率なクロージング
第9章 失敗しないための注意点
第10章 満足条件―取引成立への最速ルート
終章 高確率セールスのすべて


【読書マインドマップ】

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【読後の感想などなど】

◆アマゾンのレビューによりますと、神田さんの本や平さんの本の元(?)になってるらしいのですが、
お恥ずかしながら私は、お二人の著作を全く読んでません(汗)!

ですから、単純に「一冊の本」として感想を・・・。


◆さて、最初に申し上げておきたいのですが、私自身はセールスの体験がありません(汗)

リーマン時代は経理・総務関係の仕事でしたし、税理士になってからも、「売り込む」という作業をしたことがないんです。


◆これは人生において、ちょっと問題がある・・・とまでは言いませんが、リーマン時代にちゃんと営業関係に異動しておけばよかったかな、と(汗)。

スタッフとして中近東まで行って「売掛金はらわんかゴルァ!」ってやったことはありますが(笑)。

もっとも、コレは単に営業として「ほら、スタッフまで来たじゃないですか」と言って、スムーズに金を払わせようとしただけのお話で(笑)。


◆と言うわけで、この本のスタイルは、一種のパラダイム・シフトであるべきところが、元々の「伝統的セールス」もよく知らないワケですよ。


・・・前置きが長くなりましたね(汗)。


◆気になったのは、本の中では、「高確率セールス」を身に付けていく主人公の、会話や実際の顧客とのやり取りがメインなのですが、先輩たち等、
既にこのセールス法を身につけている人達の口調がおしなべて極めて論理的「風」だったこと。

「英語をそのまま翻訳しただけの問題」とかではなくて、です。


◆思うんですが、その根底にあるのは「人は経済的合理性に基づいて行動する」
という大前提ではないか、と。

(これって、裏を返せば「いいものは売れる」と信じてやまない人と、ある意味似ているような・・・(笑)?)


◆実際にやってみたことも、やられて(笑)みたこともないので、断言できませんが、多少(?)日本流にアレンジすべき部分があるような気がします。

少なくとも多くの日本人(私も含めて)は、「完全に合理的」ではありませんし。


◆例えがビミョウですが、商談が「碁や将棋」なら、実力差がそのまま勝敗に繋がりますが、マージャンだったりしたら、必ずしも勝負はわかりませんよね(笑)?

実際に、知り合いの税理士事務所では、断り続けていたIP電話サービスを、ある会社の売り込み(?)によって導入したのですが、その決め手というのが、サービスでも料金でもなく、単に「女性担当者の好みのタイプのセールスマンだったから」という、私には笑えないお話もあります・・・。


◆アマゾンのレビューも賛否両論(汗)ですし、セールス関係の皆様はやるやらないは別としても、一読をオススメします。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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マインドマップ【Coffee Show】at 2005年05月18日 23:58
               
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マインドマップは便利な右脳整理術【NLPサクセス 夢をかなえよう】at 2005年05月19日 21:32
               
神田昌典推薦。殿様バッタセールス!
売り込まなくても売れる!【農家の本棚】at 2006年03月21日 19:24
               
神田昌典
神田昌典【マインドマップで読書感想文】at 2006年09月23日 14:55
                               
この記事へのコメント
               
1冊目としては、どうでしょう?(冗談です)ご参考までに、私の1冊目は「成功者の告白」です。もちろんこの本も読みました。「凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク 」が日本向けにアレンジされており、従来セールスとの比較があります。それと神田さんのHPで情報商材もあり、そちらは35、000円です。さらに、これらのオリジナルは「私はどうして販売外交に成功したか」です。いかに早く相手から「No」を引き出すかが、ポイントです。なんて、書くといかにも私が営業の達人みたいですが、私自身はその域までは達していません。ただ、世の中全体が変わりつつあり、従来型セールスは通用しません。また大企業でも「質問セールス」という呼び方で研修を行なっており、中小企業でこれに取り組むのに高いコンサルを雇うよりは、まずダメもとでこれで取り組めば、費用対効果としては高いです。ちょっと喋り過ぎました(反省)。

Posted by ニタ at 2005年05月18日 22:09
               
場所の力学でsmoothさんのように逆もあるわけですね。
昔もなつかしいと。
smoothさんは、どこへ行っても人間関係はいいですよね。
Posted by 栗原敏彰 at 2005年05月19日 00:45
               
>ニタさん

改行なしということは、わざわざ携帯から?ありがとうございます。
「販売外交に成功したか」は実は先日読みきったのですが、レビューしてません(汗)。
近いうちにアップしますね。

それと神田さんは、外資系電機メーカーの日本支社長だったんですよね(確か)?
ただし、部下が一人だったという(笑)。
そういう状況ならば、この手法を使えたのも納得がいきます。
一番懸念しちゃうのが、相手の「感情」を損ねることのような気がしたので、
大企業だと難しいというか、感情がこじれると、会社として「出入り禁止」になるような(汗)。

Posted by smooth at 2005年05月19日 12:31
               
>栗原さん

いえ、ホント、「人」は良かったんですよ(笑)。
単に給料が少なかっただけです(爆)。

ゼミがマスコミ関係だったので、同期の給料とかハンパじゃなかったですが(笑)。
その分、信じられないくらい長時間労働ですね、未だに・・・。
週間誌やってるヤツなんか、この年で毎週徹夜があるんですよ(汗)!
Posted by smooth at 2005年05月19日 12:35
               
農家の本棚運営者の玲治です。

トラックバック張らせていただき、ありがとうございます。

これからも宜しくお願いいたします。
Posted by 玲治 at 2006年03月22日 08:59