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2005年03月20日

「小さな会社にお金を残す節税の法則」 高橋敏則 (著)


「小さな会社にお金を残す節税の法則」 高橋敏則 (著)


【はじめに】

◆職場近くの本屋で見かけたこの本、聞いたことあるような
タイトルといいビビットな色の装丁といい、どう見ても
フォレストの本みたいですよね・・・。

実際、中を開くと、いい感じ(?)で存在するスペース
いかにも、と言ったカンジなんですよ。

ところが・・・。



【読書マインドマップ】

91a42714.jpg








【読後の感想などなど】

◆これがなんと(?)ダイヤモンド社のものだったんです。
もうちょっとお堅い(?)イメージがあったんですけどね。

あ、そう言えば「マインドマップ読書術」もこんなカンジ
の装丁でしたか(汗)。


◆内容については、同じ著者による「小さな会社の
節税アイデア160」
という本をもっと平たくしたような
カンジらしいです。

「らしい」と言うのは、著者が本の中で「詳しいことは
私の書いた〜」
と言って、何度か著書を紹介しているから
なんですが・・・。


◆内容的には、フォレストの小堺さんと岡本さんの本
足して2で割って、さらに水で薄めて飲みやすくした(?)
とでも言えばいいでしょうか(良い意味で)。

要は「クセがあまりない」んですよ。

逆に言えば、ネットを徘徊していれば、比較的容易に
入手できるような節税法がほとんど
なんですが(汗)。


◆もっとも、税の専門書と言うよりは、教養としての
ビジネス本ですし、この位のバランス感覚で書かれた
本の方が、私的には好みですね(笑)。

少なくとも上記二人の作品よりは、とっつき易いです(笑)。


◆ちょっぴり、細かい点で申し上げるとすれば、
消費税について言及されたセクションにおいて、
「非課税売上を増やす」という話があって、
それはそれで確かに考え方としては間違いでは
ないです。

ただ、課税売上割合がギリギリ95%を超えているような
会社だった場合、その非課税売上のせいで、95%未満に
なってしまったりすると、必ずしも節税にならない
があります(ここでは細かくは述べませんが)。

一応、一言付け加えておいた方が良いかと思います。


◆また、元祖突っ込み大王としましては、自分の誤字
脱字を棚に上げていいますが(笑)、この本では、
3箇所もの誤植が目に付きました。

結構なスピードで読んでいるせいか、このブログを
始めて以来、本でそういうモノに気がついた事無かった
んですが、皆さんはどうですか?

・・・いや、別にいいんですが、目次の結構大きめの見出しで、

「ゴルフ会員券」

はマズイでしょう(笑)、「券」は・・・。
商品券じゃないんだから(笑)。

・・・え?気になりません(笑)?


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【小さな会社にお金を残す節税の法則】の読書感想マインドマップを紹介しています
小さな会社にお金を残す節税の法則【みんなの読書感想マインドマップ】at 2005年03月24日 21:21
                               
この記事へのコメント
               
smoothさんは、会社が京橋の近くだったんですね。
京橋区民館であったのですよ。よく使いますよ。

smoothさんもよく勉強されていますね。
石田先生のやら買われたり。

士業の方は、セミナーやパッケージは無駄にはなりません。

クライアントに事業のヒントを与えることが出来ますので。

特に税理士さん関係は企画塾が大流行です。
Posted by 栗原 at 2005年03月20日 23:30
               
>栗原さん

京橋区民館ですか。
ちょっと遠いですけど、歩いて行ける距離です(笑)。

>特に税理士さん関係は企画塾が大流行です。

え?そうなんですか(汗)?
知りませんでした。
周りに似たような年の税理士さんって、全然いないので。
知り合いで開業してる人たちは、逆に本業忙しいみたいです(笑)。
ブログなんてやってる人、聞いたことないですよ。

自分もHPは作れませんが(汗)。
Posted by smooth foxxx at 2005年03月20日 23:38
               
smooth foxxxさんこんにちは!

土日は確かお休みのはずでは?油断しちゃったじゃないですか!

今回の内容、私的にはツボにはまります。フォレストのヘビーユーザーは誰しも本屋を徘徊していると気付くと思います。
おっ、新刊かと思って手にすると、○○出版。狙っている本屋だと並べておいてある。
もちろん中身が良ければ、そんなに気にすることはないのですが、コバンザメ商売というのか参考になります。

>「非課税売上を増やす」
業種にもよるでしょうが現実的ではないですね。顧客対応で私の会社でもやってはいますが、節税の為に営業方針決めるというのは、どっか本末転倒の気がします。

>ブログなんてやってる人、聞いたことないですよ
一応、念の為(笑)。http://blog.goo.ne.jp/uakko
Posted by ニタ at 2005年03月21日 06:10
               
>ニタさん

嫁が実家に行ってるので、時間できたんですよ(笑)。

>コバンザメ商売というのか参考になります。

ははは。「参考にしちゃう」んですね(笑)。

今回の消費税の改正は、特に課税標準が1000万〜3000万あたりの
小規模事業者さんにとっては、結構大きな問題です。
純粋に利益が減りますので。

もちろん「ウチは免税事業者なんで消費税は一切取りません」
という所は別なんですが、もともとの売値に含めてそう言ってる
ところがほとんどですからね。
それもこないだの「総額表示」の強制で、ほとんど意味なくなり
ましたけど・・・。

>節税の為に営業方針決める

逆に、この位の「家族経営」みたいな規模だったら、
営業方針(?)も変更可能なんで、小手先と言われようが、
チョコチョコってやっちゃうケースあると思います。

後は、簡易選択の5000万近辺の方とか。

>ブログ

あ、税理士でやってる人がいるのは知ってます。
私が言ったのは「既にもうそれなりに稼いでいる人で」って意味です。

私がたまに覗いてるのは、この方です。
http://blog.livedoor.jp/ishidatax/

インターネットで「集客(?)」すると、ある意味「価格競争前提」
の部分がありますので、よく考えてやった方がいいと思うんですよ。
入力する人を大量に抱えてて、「薄利多売」ならともかく。

今回の裏ブログ(?)で書く予定の先輩税理士さんは、
ほぼ完全に「紹介」のみでお客サンが手一杯になって、
事業規模拡大するつもりはないそうなんです。
その代わり、私がムリな案件を突発で頼んでも、断わられた事ないし。

常に最後の余力は残してるカンジです。

「顧客」が増えれば、その分労働力も必要になりますし、
現在の顧客を切ってまで(?)やりたいようなお客サンが、
「ネットで」出てくるとも今の私には思えませんしね(笑)。

人を増やす気はさらさら無いですし、外注に出して、サインだけ、
というスタイルもアリはアリですが、いかがなものかと・・・(汗)。
Posted by smooth foxxx at 2005年03月21日 12:06
               
>インターネットで「集客(?)」すると、ある意味「価格競争前提」

非常に深いテーマなので、よく検討してまたお答えします。
後から、「考えてなかった」、じゃちょっとすみませんね。
Posted by ニタ at 2005年03月22日 07:48
               
>ニタさん

あ、いや、私はあんまり検討しないで、
「イメージ」で言っただけなんですが(汗)。

最初に高値で集客すればいいだけなのかもしれません(笑)。
ウチは極端に(?)人件費が高いんで、価格競争力は無いです。
Posted by smooth foxxx at 2005年03月22日 13:02