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2005年02月05日

『「稼ぐ人」だけが知っている!13の氣づき』 岩元貴久(著)


『「稼ぐ人」だけが知っている!13の気づき』 岩元貴久(著)


【はじめに】

日米で活躍されているマーケッター、岩元サンの本。

金森サンほどテクニックに特化する事無く、
「本当のマーケティング」について述べられています。


【チェックポイント】

今回は盛りだくさんです(汗)。


○お客さまを獲得するノウハウ

→[お客さまをみつけ→認知され→興味をもってもらい

→買ってもらい→喜んでもらう]


○営業とマーケティングの違い

・マーケティング・・・商品を買いたいと言っているお客さまを
          営業マンの前につれてくる業務

・営業・・・そのお客さまとの取引を締結するために必要な業務
 (商品を買いたい状態にするのはマーケティングの業務)

*これは私も勘違いしてました・・・(汗)。


○2ステップアプローチ

・ダイレクトレスポンス広告 → 見込み客の獲得が目的
 (サンプル商品・ギフト)

     ↓

・見込み客のフォロー → 商品を売り込まない!
             (商品を買う理由に気づいてもらう!)


○コピーライティングの注意

☆ お客さまは商品特性には興味がない!

  → 興味があるのは「メリット」


○商品に惚れてはいけない!

 (商品に惚れてる人に売られると、客から見たら、
  「売りつけられてる」と感じるから)
     ↓
  惚れるべきはお客さま


○お客さまの「ウォンツ」に応える!

 「ニーズ」ではなく「ウォンツ」 

「ニーズ」は論理的な動機なので、不景気時には、
  真っ先に論理的理由で除外されるから



○シナジー効果に注目せよ!

・売上を増やす施策(「客数」「単価」「取引回数」)
 は別々にやった場合の総合計よりも、
 一気に行なった場合の総合計の方が大きい!




【この本を読んで考えたこと】

◆冒頭に書きましたが、金森サンとはちょっと異なり、
「テク」と「ハート」(という表現が良いのかわかりませんが)が
ほどよくブレンドされた本、という印象を受けました。


◆一貫して流れる思想は

「人は嫌いな人からはめったに買わない」

というものでしょうか?


◆故に、「お客さまに好かれるための方法」を考えなくてはなりません。


◆本の後半に、著者が訪れたアメリカのレストランの話があります。

初来店の著者一行は、その店のマネージャーから、

・サラダをサービスされ、
・名前を聞かれ、以降、親密に名前で話しかけられ、
・次回のサービスのために、著者のEメールアドレスを聞かれ、
・その日のうちに、お礼のメールをもらい
・誘導されたHPで「知人にHPを訪れた人間の名前でギフトを送る」
 というサービスを受けます。

これこそが著者の目指す「サービス」であるならば、
まさに「ハート」「心配り」を重んじるものなのでしょう。

マーケティングオタクのワタクシ的には、お勧めの一冊です!

人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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この記事へのコメント
               
僕もこの本読みました☆


なんかと〜〜ってもよかったです(^^)

僕もマーケティングなんて全然知りませんが、
この本はいいって思いました☆


マーケティングだけじゃなくて、
人生に使えるって思いました☆
Posted by トミー(23歳男) at 2005年02月08日 18:13
               
トミーさん
コメントありがとうございます。
その若さでフォトリーできるなんてうらやましいです。
私はもっぱら通常の速読(?)で1日1冊が限界です(汗)。
Posted by smooth foxxx at 2005年02月09日 14:39