2005年01月09日
"Concrete Rose" / ASHANTI
というワケで、Ja Ruleの新作を受けてのAshantiの3rdです。
Jaの新作が思いのほか良かったので、各音楽誌での評価がイマイチだったのを気にせず購入しました。
(正直、Jimi Kendrixの作品がJaの作品並に起用されてると思い込んでいました)
自分的には、一度はINCを去った”7” Aureliusが帰ってきた事ですし、作品として悪いワケがないと踏んでいたのですよね。
それでふたを開けたらビックリ。Jimiの作品は3曲だけです。
しかもその内の1曲は、既にJaのシングルとして発売されている(17)”Wonderful”なんですよ・・・。
さて、それではプロデューサーごとにチェックしていきましょう。
Jaの新作が思いのほか良かったので、各音楽誌での評価がイマイチだったのを気にせず購入しました。
(正直、Jimi Kendrixの作品がJaの作品並に起用されてると思い込んでいました)
自分的には、一度はINCを去った”7” Aureliusが帰ってきた事ですし、作品として悪いワケがないと踏んでいたのですよね。
それでふたを開けたらビックリ。Jimiの作品は3曲だけです。
しかもその内の1曲は、既にJaのシングルとして発売されている(17)”Wonderful”なんですよ・・・。
さて、それではプロデューサーごとにチェックしていきましょう。
まずは「出戻り」の”7” Aurelius。
イントロの(1)、スキットの(3)に続く(4)”Only U”は1stシングルです。
この曲のPVはご覧になりましたか?
Ashantiの隣で、シャツの全面に大きく「7」と入ったプリンスもどきの人が、ギターをかき鳴らしています(笑)。
クレジットによると”LEAD GUITAR : 7”となってるので、おそらくご本人なんでしょう。
サウンドはかなりロッキッシュです。これを受け入れられるかどうか?
OUTKASTの成功によりこの手(というより、従来の黒人音楽からみたらボーダーレスなサウンド)の音楽が、マーケット的に受け入れられる事が証明されたと言えますが、Ashantiにマッチしているかどうかは個人的には疑問です。
続く(5)”Focus”は、デスチャが”Survivor”でやってたようなアッパーサウンド、(7)”Love Again”は一転して、ミディアムテンポの従来の”Ashanti”サウンド。(9)はJodeci”Freek’n You”使いのミディアム。うーん、どうせjodeci使うなら他にいい曲あると思うんですが。(10)”Every Lil’ Thing ”と(14)”Don’t Leave Me Alone”は本アルバムでの”7”制作曲のベストかと。前者はストリングスが美しいキュートな佳曲、後者は哀愁系の美メロです。
お次は前述のJimi Kendrix。(8)”Take Me Tonight”はfeat.Lloydのメロー系ミディアム。いいです。(11)”Turn It Up”はfeat.Ja Ruleのイケイケアッパー。正直この曲が1stカットの方が良かったんじゃないでしょうか?イントロの時点で鳥肌立ちました。(14)も含め、ホントにこの人はいいフック書くのが上手いです。これからも要チェックです。
意外にいい仕事してるのがDemi-Doc。(6)”Don’t Let Them”はAshantiの魅力満開のキュートな佳曲。(16)”Freedom”はドラマチックなメローミディアム。ピアノのリフが印象的です。
あれ?INCのアルバムなのにChink Santanaがやってるのって(13)”So Hot”だけですか?Ahantiサウンドの確立者だけに、もっと手がけて欲しいものですが、この曲も手堅くまとめられてます。いいです。
最後になりましたが、「INCサウンドらしさ」って事ではfeat.T.I.の(2)”Still Down”が一番オススメです。プロデューサーはMalcolm Flythe(この人にももう何曲かやって欲しかったです)。
という事で「”7” Aureliusが結構期待はずれだったのを他のプロデューサーが軒並みカバーしていた」と個人的に思っているこのアルバム。Amazonでも結構安いんですよね(1月7日現在)。正直★としては6つ半が妥当なんですが、お買い得さを考えたらこうです。
評価:★×7
(注)amazonと実際のCDとで曲のカウントの仕方が違うので、タイトルまで全部入れておきました。
イントロの(1)、スキットの(3)に続く(4)”Only U”は1stシングルです。
この曲のPVはご覧になりましたか?
Ashantiの隣で、シャツの全面に大きく「7」と入ったプリンスもどきの人が、ギターをかき鳴らしています(笑)。
クレジットによると”LEAD GUITAR : 7”となってるので、おそらくご本人なんでしょう。
サウンドはかなりロッキッシュです。これを受け入れられるかどうか?
OUTKASTの成功によりこの手(というより、従来の黒人音楽からみたらボーダーレスなサウンド)の音楽が、マーケット的に受け入れられる事が証明されたと言えますが、Ashantiにマッチしているかどうかは個人的には疑問です。
続く(5)”Focus”は、デスチャが”Survivor”でやってたようなアッパーサウンド、(7)”Love Again”は一転して、ミディアムテンポの従来の”Ashanti”サウンド。(9)はJodeci”Freek’n You”使いのミディアム。うーん、どうせjodeci使うなら他にいい曲あると思うんですが。(10)”Every Lil’ Thing ”と(14)”Don’t Leave Me Alone”は本アルバムでの”7”制作曲のベストかと。前者はストリングスが美しいキュートな佳曲、後者は哀愁系の美メロです。
お次は前述のJimi Kendrix。(8)”Take Me Tonight”はfeat.Lloydのメロー系ミディアム。いいです。(11)”Turn It Up”はfeat.Ja Ruleのイケイケアッパー。正直この曲が1stカットの方が良かったんじゃないでしょうか?イントロの時点で鳥肌立ちました。(14)も含め、ホントにこの人はいいフック書くのが上手いです。これからも要チェックです。
意外にいい仕事してるのがDemi-Doc。(6)”Don’t Let Them”はAshantiの魅力満開のキュートな佳曲。(16)”Freedom”はドラマチックなメローミディアム。ピアノのリフが印象的です。
あれ?INCのアルバムなのにChink Santanaがやってるのって(13)”So Hot”だけですか?Ahantiサウンドの確立者だけに、もっと手がけて欲しいものですが、この曲も手堅くまとめられてます。いいです。
最後になりましたが、「INCサウンドらしさ」って事ではfeat.T.I.の(2)”Still Down”が一番オススメです。プロデューサーはMalcolm Flythe(この人にももう何曲かやって欲しかったです)。
という事で「”7” Aureliusが結構期待はずれだったのを他のプロデューサーが軒並みカバーしていた」と個人的に思っているこのアルバム。Amazonでも結構安いんですよね(1月7日現在)。正直★としては6つ半が妥当なんですが、お買い得さを考えたらこうです。
評価:★×7
(注)amazonと実際のCDとで曲のカウントの仕方が違うので、タイトルまで全部入れておきました。
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Concrete RoseAshantiThe Inc. 2004-12-14...
Ashanti-Concrete Rose-【ニコラジ!●動画で音楽紹介&ネットラジオ放送●】at 2005年04月06日 00:50
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