2009年08月07日
【ヒットの秘密】「理系の企画力!」宮永博史
【本の概要】
◆今日ご紹介するご本は、タイトルに「理系」とあって、ビビらされましたが、かなり面白かった1冊。著者の宮永さんは、「技術マーケティング」や「事業化戦略」を専門とするコンサルさんです。
アマゾンの内容紹介から。
そう、企画のタネは、現場にあるんです!問題山積で商品企画がままならない。基本的にモノ余り。何を作っても売れない。そんなメーカーの嘆きが聞こえてくる。一方で、「高くても売れる洗濯機」「消せるボールペン」「安くて、すぐ納品できるカスタムロボット」といった商品を実現したのもまた、現場の技術者たちだ。成功を手にできた彼らは何が違っていたのか。技術力だけでヒット商品は生まれない。理系社員にも企画力が必要である。実際にヒット商品を生み出した現場へと目をやると、そこに共通してあるのは優れた「現場感覚」だった。問題に気づき、それを乗り越える方法を探ろうとする個人や組織の資質である。
いつも応援ありがとうございます!
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2009年08月06日
【おもてなし】『「サービス」をサービス』指南役
【本の概要】
◆今日お送りするのは、以前、『「考え方」の考え方』を紹介させて頂いた、クリエイティブ集団「指南役」さんの新作。今回のテーマは「サービス」です。
と言っても、単純な「サービスマニュアル」ではなく、副題にあるフレーズは「かゆいところに手が届く禁断の仕事術」。
そう、ハマれば破壊力抜群なネタが盛りだくさんでした!
いつも応援ありがとうございます!
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2009年06月30日
【商品開発の天才?】「ヒットの神様」内田 耀一, コイケ ジュンコ
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、マーケティングというよりは、商品開発の「知られざる天才」の記録。著者である内田耀一さんの手がけた商品は、誰もが知るベストセラーでありながら、今なお広く知られているロングセラーばかりです。
本の帯に記載されたものだけでも、
と盛りだくさん。シッカロール、ジャルパック、チキンラーメン、マキロン、ヴィックスヴェポラッブ
さらに、プロ野球中継や東京ディズニーランドの誕生の裏側にも大きく関わっていたというのですから、ちょっとビックリ。
マーケティング関係の方のみならず、私たちが普通に「読み物」として読んでも楽しめることうけあいです!
いつも応援ありがとうございます!
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2009年06月16日
【脳トレ】勝間和代・脳力UP
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、勝間和代さんの最新刊。ブログでも明らかにされていたAERAのムック本に気をとられている隙に、いつのまにか(?)出ていました。
しかも内容は、かねてから「大好き」と公言されていた、「パズル本」であり、「携帯の公式サイト」もあるそう。
こっ、これは新たな展開かっ!
いつも応援ありがとうございます!
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2009年05月15日
【枯れた技術の水平思考】「任天堂 “驚き”を生む方程式」井上 理
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、先日編集後記でちょこっと触れた、「任天堂 “驚き”を生む方程式」。既に小飼さんの記事と土井さんのメルマガによって、アマゾンではバカ売れしており、今さら感が漂っておりますが、気にせず参ります。
アマゾンの内容紹介から。
単体で言うと、従業員一人当たりの営業利益が約3.3億円(2008年3月期)の会社の秘密をご覧アレ!任天堂はなぜ強い? WiiとDSのヒットで最高益を更新。不況下でも快走を続け、今や米アップルなどと比較されるイノベーション・カンパニーとなった任天堂。独創的な商品開発の舞台裏、“驚き”を生み出す仕組み、創業から受け継がれる哲学など、同社独自の「突き抜けた強さ」の秘密を解き明かす。製品広報や投資家向けIR以外、徹底した情報統制が敷かれ、関連書もわずかしかない中、岩田社長、宮本専務、山内相談役ほか経営トップらに直接取材を行い、これまで公にされてこなかった同社の経営の中身に迫った初の本。
いつも応援ありがとうございます!
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2009年05月12日
【結構スゴ本】「オタク成金」あかほりさとる,天野由貴
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、昨日の記事の編集後記でちょこっと触れていた1冊。すでに、この記事がホンテントリ入りしてしまったので、ご存知の方も多いと思いますが。
あかほりさとるいわく「ライトノベル業界そのものが危ない」:Half Moon Diary
◆上記記事の方と違って、私の場合「全くライトノベルを読んだことがない」人間なのですが、この本の著者であるあかほりさとる氏の「作品に対する方法論」には正直驚かされました。
「ラノベ・アニメ好き」やその作品の執筆者だけに独占させておくにはもったいないコンテンツかと。
何たって、こんなに付箋貼ってしまいましたし!
いつも応援ありがとうございます!
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2009年05月11日
【ドッキリ】「人を喜ばせるということ―だからサプライズがやめられない」小山薫堂
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、先日「もったいない主義」をご紹介したばかりの小山薫堂さんの新作。メインタイトルに「人を喜ばせる」なんてありますが、ぶっちゃけサブタイトルの「サプライズがやめられない」の方が正しい内容です。
やってる事はほとんど「ドッキリ」かそれに類すること。
実は本の帯にはこう書いてあります。
いや、それって、面白ければ親でも騙す私にはかなりツボなんですがwww(注)覚悟してお買い求め下さい!
今、初めて明かされる驚異の発想術!!
・・・なんてことを、この本に期待してはいけません。
ぼくがやってきたサプライズの全記録!!
これをどう役立てるかは、あなた次第です!
―小山薫堂
いつも応援ありがとうございます!
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2009年04月08日
【発想】「もったいない主義」小山薫堂
【本の概要】
◆今日ご紹介するのも、先日の本田直之さんの講演会で、オススメ本として紹介された1冊。当ブログとしては、鬼門(?)ともいえる、アイデア系のコンテンツです。
ただし、その中身はすこぶる美味。
「企画」というのは、こういう発想を持ってやるべきなのか、と唸らされました。
読むだけでも新たな視点が手に入りそうなヨカン!!
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2009年02月06日
【水平思考】「コトラーのマーケティング思考法」
【本の概要】
◆今日お送りするのは、ラテラルシンキングについてのオススメ本。勝間和代さんの「起きていることはすべて正しい」の中で紹介されていた1冊です。
アマゾンの内容紹介から引用します。
事例が豊富で、読みやすかったです!ニーズが満たされすぎた時代にあるべきマーケティングの姿とは? マーケティング界の権威・コトラーが気鋭のコンサルタントとタッグを組み、水平思考(ラテラル・シンキング)で発想するまったく新しいマーケティング手法、「ラテラル・マーケティング」を伝授。「発想の転換」のしくみを初めてセオリーに落とし込んだ快著!
いつも応援ありがとうございます!
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2009年02月04日
【発想】「アイデアパーソン入門」加藤昌治
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、アイデア系の名著、「考具」で知られる、加藤昌治さんの新作。そして本書は、その「考具」の続編に位置する作品のよう。
アマゾンの内容紹介から。
「考具」にハマった方なら、一読の価値アリです!アイデア=スポーツ!
アイデア出しは練習できる。練習すれば、上達する。
24時間、アイデアがあふれ出てくる体質になる方法を説く、ベストセラー『考具』の副読本。
キーワードは「たぐる」。
「ぶつかる」「思い出す」「押さえる」「ほる」――生活の中のあらゆる出来事を自分の関心事に置き換える行動習慣を身につければ、通勤も、カラオケも、新聞や雑誌を読むのも、映画を観るのも、あっという間に「アイデアの素」に早変わり!
いつも応援ありがとうございます!
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2008年11月30日
20秒で理解するラテラルシンキング
【はじめに】
◆昨日ご紹介した勝間さんの「起きていることはすべて正しい」をお読みの方ならご存知だと思いますが、この本の197ページから、ラテラルシンキングについて言及されています。確か、勝間さんご自身も、このラテラルシンキングでご本を書かれるようなウワサも聞いていたのですが、現時点ではアナウンスもない模様。
そこで今日は、勝間さんのオススメ本や、当ブログでご紹介した本を中心に、ラテラルシンキングに関するご本を紹介してみようかと。
◆なお、タイトルはお約束の「ホッテントリメーカー」作。
たまたま冒頭の「3分でわかるラテラル・シンキングの基本」が「3分」だったので、それに絡めてみますた(汗)。
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2008年11月25日
【オススメ】「アイデアのちから」が予想以上に面白かった件
*Kindle版アリ
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、先日「速報」をお送りしていた、「アイデアのちから」。背景やら何やらは、その時に書き連ねておりますので、さっそく本編を。
ぶっちゃけ、かなり面白かったです!
いつも応援ありがとうございます!
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2008年11月20日
【速報】「知らぬ間に勝間さんの解説本『アイデアのちから』が出ていた件」&「勝間本新刊情報」
【はじめに】
◆昨日、リアル店舗をうろついていたところ出くわしたのが、この「アイデアのちから」。帯の文句がすごいです。
「全米150万部のベストセラー、遂に翻訳刊行。」
しかも、著者名、訳者名より大きく帯に「解説:勝間和代」の文字がでーんと(笑)。
◆ちょっと迷いながらも、一応巻末の勝間さんの解説文に目を通すと、冒頭にこんなフレーズが。
これだけで、即、購入決定しますた!この本は、私が2007年に読んだ原書の中で、最もお気に入りの1冊であった「Made to Stick」の邦訳版である。私はこの本が大好きであり、一人でも多くの人に読んでもらいたいと思っているので、そのため、頼まれてもいないのに、日経BP社が版権を取ったと人づてに聞いて、推し掛けて解説を書かせていただくことにした。
まだパラパラっとしか読んでいないのですが(ヲイ!)、スーダンから帰国途中の勝間さんに代わって、簡単にご紹介しておきます。
また、【編集後記】でも「勝間さんの新作情報」がありますので、お見逃しなく。
081126追記:
読後の記事をアップしました。
【オススメ】「アイデアのちから」が予想以上に面白かった件
いつも応援ありがとうございます!
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2008年11月19日
【コンサル的知的生産術】「スパークする思考 右脳発想の独創力」内田和成
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、新書ながらも奥が深い1冊。著者の内田和成さんは、「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」のヒットで知られるコンサルタントさんです。
本書の「はじめに」で内田先生曰く
だそう。本書のテーマは、「日ごろの私生活で自然と行っているクリエイティブな発想や行動をなぜ仕事では行わないのか?」というもの
「ネタ」は探しているものの、仕事には結びつかない私にはピッタリなのかも(汗)?
いつも応援ありがとうございます!
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2008年11月02日
【ネタ満載】『人にはちょっと教えたくない「儲け」のネタ帳』岩波貴士
【本の概要】
◆今日お届けするのは、連休にピッタリ(?)の軽く読みきれる文庫本。著者の岩波貴士さんは、「日本アイデア作家協会」代表の経営コンサルタントさん。
「日本アイデア作家協会」
・・・いや、サイトはちょっとチカチカしてますが(笑)、ページ最下段に掲載されている書籍を見る限り、協会の会員さんの面子は、かなりのものですよ(汗)。
◆内容もタイトル通り「ネタ」が満載。
稼ぎたい人でなくとも「なるほど」と思うような「フツウとはちょっと違った視点」が味わえます。
コンテンツの割にはお手ごろな値段も魅力的です(笑)!
いつも応援ありがとうございます!
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2008年10月30日
【アイデア】『「考え方」の考え方』指南役
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、読みやすいアイデア本。著者の「指南役」さんは、ホイチョイ・プロダクションズのブレーンでもあるクリエイティブ集団。
本書もホイチョイに通じる「ユニークさ」がそこここに感じられます(笑)。
◆上記オフィシャルサイトから本書について。
"指南役流"の「アイデア製造法」をどうぞお楽しみ下さい。知ってました?
企画に必要なのは才能ではなく、ノウハウだってことを。
映画監督のビリー・ワイルダーは煮詰まると、こんな呪文を唱えたらしい。
「ルビッチならどうする?」
そんなアイデアを生むノウハウを18編収録!
いつも応援ありがとうございます!
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2008年08月18日
【アイデア】「線と面の思考術」袖川芳之
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、久々のアイデア系のご本。表紙のゆる〜い(笑)イラストに惹かれて買ってしまいました(笑)。
これまたアマゾンに詳細がないので、Livedoor BOOKSより引用。
世の中の変化に対応するために、「線の思考」と「面の思考」を使いこなそう。「突っ込まれないアイデア」がどんどん浮かぶ、ビジネスの「予測力」がつく。
◆本書で扱っているテーマは、当ブログの「ウケ具合」から言ったら微妙なのですが、いくつか「目からウロコ」の考え方があったので、取り上げた次第。
また、終盤では「読書法」についても言及されており、なかなか面白い1冊でしたよ(笑)!
いつも応援ありがとうございます!
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2008年07月03日
【アイデア本】「1枚で売れ!」青木 精一
【本の概要】
◆今日お届けするのは、先日日経新聞の広告で見て、気になっていた1冊。タイトルには「売れ」とありますが、セールス本ではなくて、思いっきりアイデア系でした。
著者の青木精一さんは、本書の帯によると「25年間で3000件の商品開発に携わった」方だとか。
何だか読むだけでアイデアが沸きそうなヨカン(笑)。←ヲイ!
080703追記
こばやしさんのメルマガ(「知識をチカラに!」 情報社会を生き抜くために)の最新号(883号)でも絶賛されていました。
・・・教えまくりの自分(笑)。あまり人には教えたくない本というのが、正直な感想です。
080704追記
こばやしさんのメルマガは最新号しか見られないので、ブログの記事をご紹介。
『1枚で売れ!―新時代の「3ステップ・アイデア法」』青木精一(著)
いつも応援ありがとうございます!
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2008年06月07日
【知的仕事術?】「知的生産のためのすごい!仕事術」晴山陽一
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、晴山陽一先生の仕事術のご本。最近出された、「英語ベストセラー本の研究」は早くも増刷が決まったそう。
コチラの本については、聖幸さんの記事をご覧下さいマセ。
「英語ベストセラー本の研究 」英語学習法の黄金律とは:俺と100冊の成功本
◆さて本書は、単なる「仕事術」の本ではありません。
タイトルの最初にある「知識生産のための」。
実はこの部分が結構ミソだったりします。
晴山先生の独創的な仕事術をご覧アレ。
いつも応援ありがとうございます!
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2008年05月13日
【感性社会】「ビジネス脳を磨く」小阪裕司
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、「感性」を前面に出したマーケティングで知られる、小阪裕司先生の最新刊。本の帯にあった「ショッカー幹部パーティ用ワインセットはなぜ売れる?」というフレーズにヤラれて、リアル書店で購入しました。
てっきり「ノウハウゲットだぜ〜!」となるのかと思ったワタクシですが、本書で展開されていたのはさらに奥深い世界(汗)。
私のような「ノウハウ厨」こそ読むべきかと(汗)。
いつも応援ありがとうございます!
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2008年04月14日
【キャラ作法】「キャラクターメーカー」大塚英志
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、先日「鏡の法則」の野口さんにもオススメした、クリエイティブなビジネスパーソンなら必読の一冊。今現在、アマゾンのページがアレなんで、アスキー新書のサイトから引用します。
読んでいて思ったのですが、これって、パーソナルブランディングにも使えそうな。ライトノベルやまんが、アニメに登場する「キャラクター」は、作品の成否を決定づけるだけでなく、商品として消費され、あるいは二次創作に使用される。そのようなキャラクターは、どうやってつくれば魅力的になるのか?古今東西の物語理論を自在に応用し、「私」が反映したキャラクターをつくりだす決定版マニュアル。
ひょっとしたらひょっとしちゃいますよ(汗)!
いつも応援ありがとうございます!
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2008年04月10日
【脳内経験】『案本 「ユニーク」な「アイディア」の「提案」のための「脳内経験」』山本高史
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、銀座ブックファーストのビジネス書ランキングで1位に鎮座していたご本。著者の山本高史さんは、アマゾンの内容紹介によると
という、売れっ子クリエーティブ・ディレクター&コピーライターさん。1961年京都生まれ。(株)電通を経て、(株)コトバ設立。
トヨタ自動車/カローラ「北野武からの手紙」篇、カローラフィールダー「小野伸二」篇、「平井堅」篇、「木村拓哉」篇、JR東日本/Suica、オリンパス/企業広告、サントリー/マグナムドライ、角、ジャパネットたかた/企業広告、野村證券などの広告キャンペーンを手がける。
TCC最高賞、TCC賞、クリエイター・オブ・ザ・イヤー特別賞、ADC賞、ACC賞など受賞多数。
アイデア系に弱い私としては、フラフラと食いついてしまいましたよ(笑)!
いつも応援ありがとうございます!
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2008年02月27日
【アイデア思考法】『ビジネスマンのための「儲かる発想」』鳥井シンゴ
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、ジャンル的には、いわゆるアイデア本。ただし、単なる「思いつき」で終わらせるものではなく、もっと先のビジネスにまで昇華させることを目的とした、かなり実践的なもの。
今まで名前を存じ上げませんでしたが、著者の鳥井シンゴさんって、何気にスゴイ人かもしれませぬ(汗)。
◆そう言えば、本の帯には鮒谷周史さんのこんな推薦文が。
あの「ビジネスモデル1000本ノック」を実践された鮒谷さんがこうまで言うとはかなりのものですよ(マジで)。現代は「たった一つのアイデアが大きな富をもたらしてくれる」時代。
アイデアを生み出す力そのものが、無形の財産になるわけです。
本書を手にすることで「儲かる発想」が次々と沸いてくるでしょう。
◆上記の鳥井さんのサイトから、「本書がどのような本であるかについて」引用します。
ページ数は少ないのですが、 かなり濃いエッセンスが詰め込まれていました(汗)!アイデアは浮かぶんだけど、それをお金にできない、という人がたくさんいます。それはなぜかというと、アイデアを「考えてから売っている」からなんですよ。そうではなくて、「売れるように考え」なきゃいけない。マーケットに対して、自分のアイデアをどういう風にぶつけていくかとか、どういう仕組みにすれば自分のアイデアが生かされていくかとか、そういうことを考えながら、実際の具体的なアイデアをどんどん練っていくための方法を詰め込んだ本です。
いつも応援ありがとうございます!
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2008年01月15日
【スゴ本!】「広告コピーってこう書くんだ!読本」谷山雅計
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、私の大好物であるアイデア本。この本自体は、昨年9月の発売ということで、新しくはないのですが、たまたま、ニタさんの記事を拝見して、無性に欲しくなってしまいました。
いや、あまりこの手の本を紹介しないニタさんが、わざわざ記事にするなんて、よほどの本ではないか、と(笑)。
ちょっと高かったんですけど、結局アマゾンアタック敢行(笑)。
◆実際、ニタさんご自身も、ウチの記事へのコメントで
と書かれているくらいですから、その惚れこみようもなかなかのもの。『広告コピーってこう書くんだ!読本』
リアルでお会いしていたら、
お勧めしていた1冊ですね。残念。
そして・・・。
私も読んで唸りました。
これ、ゲキヤバスです(汗)。←今頃(笑)
いつも応援ありがとうございます!
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2007年10月12日
【発明】「発明家たちの思考回路」エヴァン・I・シュワルツ
【本の概要】
◆今日お届けするのは、アイデア系の本の中でも、図抜けてカッ飛んだ頭脳を持つであろう「発明家」たちにスポットを当てた一冊。ずい分前に、こばやしさんに薦められて読んで、「スゲー!」と言ったまま記事にし忘れて、今まで本の山に埋もれておりました(汗)。
最近、職場の本を整理したところ、1年ぶり(?)に日の目を見たという次第(スイマセン)。
◆アマゾンの商品説明より。
巷にある「セレンディピティ」を扱った他の本よりも、かなり刺激的です!発明が生まれるプロセスを理解できる一冊。エジソン、ベルから超音波診断装置など奇抜な品々を発明した現代の天才までその心に踏みこみ、発明に至るまでの過程を探ることで、発明家の「発想戦略」的思考活動の本質に迫る。
いつも応援ありがとうございます!
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2007年10月05日
【格づけ?】「女性タレント・ミシュラン」今井 舞
【本の概要】
◆今日は、先日の未読本の記事で取り上げた「タレント本」をご紹介。実は、あの記事の時点で既にお買い上げ下さった方がいるという一冊(笑)。
この本、「ビジネス本」ではないのですが、blogでご紹介下さったモリコウスケさんは、キチンとマーケティング視点でこの本を捉えてらっしゃいます(さすが!)。
◆私も負けずに、と行きたい所ですけど、あえて(?)純粋に「面白かったところ」を挙げてみようかと。
ろくすっぽテレビも観ていないのに、「ミーハー心全開」(?)で参ります(笑)。
なお、記事の終わりの方に「アマゾンキャンペーン」のお知らせもありますので、RSSリーダーをお使いの方も、今日はぜひご一読を(汗)。
いつも応援ありがとうございます!
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2007年09月16日
【予測】予測する力 養成講座〔セオリー〕vol.11
【本の概要】
◆今日お届けするのは、小飼 弾さんの記事で拝見したムック本。元々は小飼さんの対談が読みたくて購入したものの、思った以上に他の方々の記事が面白かったので、ご紹介することにしました。
登場されている多くの方々が、本を出版されていらっしゃる著者さんなのに、本書のテーマである「予測する力」に絞ってエッセンスを抽出されているという贅沢さ。
これまたお買い得な一冊です!
いつも応援ありがとうございます!
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2007年09月08日
【脳】「Mind パフォーマンス Hacks」Ron Hale-Evans
【本の概要】
◆今日お届けするのは、聖幸さんのブログの記事:「Mind パフォーマンス Hacks ―脳と心のユーザーマニュアル―」の告知段階で、既に食いついてしまった一冊。届いた時にはあまりの厚さにビビりましたが、結果的には「買って大満足!」。
本書の「訳者あとがき」からの一節をご紹介します。
確かにパフォーマンスがアップしましたよ!(当社比20%)本文中にも出てくるが、Douglas Engelbartは「人間の仕事の代わりを行ってくれるような大掛かりな機械を作るより、我々が日常生活の中で行う些細な作業の質、効率を上げる工夫をした方が良い」と主張している。本書について一言で説明せよ、と誰かに言われたら、この言葉を引用すればいいのではないか、と思う。
いつも応援ありがとうございます!
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2007年08月31日
【アイデア】「企画術の教科書」古館プロジェクト「アングル」編
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは最近マイブーム(?)のアイデア関係の一冊。編集を担当された古館プロジェクト「アングル」は、数多くのヒット番組の裏方を務める放送作家集団!
・・・の割にはアマゾンのページはあっさりしすぎていてイマイチなので、上記サイトから引用します。
本書のシリーズの特徴である、薄いながらも濃い内容で満足できました!──企画づくりのノウハウを必要としている時点で、あなたは、楽しむべき毎日にもう足を踏み入れている。多くの人が驚くようなあなたならではの企画。そんな企画を1日も早く実現してほしい。──(共著者 鮫肌文殊より)
いつも応援ありがとうございます!
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2007年08月26日
【超まとめ】「今日から即使える ビジネス発想術50」中野 明
【本の概要】
◆今日は週末らしく図解本なんぞを(笑)。しかも何故か連日のアイデア系でございます。
とはいえ本書は図解本なので、見開きだけで「1単元クリア」というお手軽さ(笑)。
◆ちなみに、本書の著者の中野 明さんは、図解本・ポケット本等の著作が多い方のようです。
そのせいか、本書も非常にこなれた印象が(笑)。
・・・ところで。
表紙にドカンとイラストが出ている「"ビジュアル講義の権威"ハワード教授」って誰なんですか(汗)?
いつも応援ありがとうございます!
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2007年08月25日
【水平思考】「イノベーション・シンキング」ポール・スローン
【本の概要】
◆今日お送りするのは、久々のアイデア関係の一冊。著者のポール・スローンは、「水平思考パズル」のさきがけとなった「ウミガメのスープ」のあの人です(笑)。
・・・って私はチラ見して、その問題が解けなかったので買わなかったのですが(汗)。←ヘタレ
◆今回の本は、単なる頭のトレーニングではなく、ビジネスへの応用を意識したもの。
特にタイトルにもある「イノベーション」の言葉通り、独創的なアイデアを生み出す秘訣を追及しています。
また、お得意の(?)水平思考パズルは本書でも顕在(15題収録)。
参考までにアマゾンの「商品の説明」ページにある問題をご紹介します。
アナタは解けましたか?「ある寒い雨の夜、あなたはスポーツカーを運転していた。
バス停を通過したとき、3人の姿を見た。
一人は20年ぶりに見る学生時代の親友。
一人はあなたの理想の異性。
そしてもう一人は重病の老婦人。
しかし、車にはあと一人分の座席しかない。
あなたを含め、すべての人を満足させる方法は?」
いつも応援ありがとうございます!
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2007年08月22日
【DS&Wii】「ゲームニクスとは何か」サイトウ・アキヒロ
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、ゲームジャーナリストであるサイトウ・アキヒロさんが、自身の独自の理論、「ゲームニクス」について解説された一冊。私も今まで、任天堂の「DS」や「Wii」の大ヒットについては、他の書籍でマーケティング的視点で分析されているのは目にしていました。
ただ、純粋にゲームとしてのヒットの理由については、私がやったことがないせいか、今イチわかっていなかったのも事実。
というか、相変わらずゲーム音痴ではあるんですが。
◆アマゾンの商品説明より、本書の構成協力をされた小野憲史さんの言葉を。
わかりました!読ませていただきます!高度デジタル化社会なんて言ってますけど、どんなに高機能な製品でも、使い方がわからなければ意味がないんです。優れた製品やサービスを作るには、機能や技術も大事なんですけど、それよりも人との接点、つまりインターフェースが大事なんです。それが一番優れているのは、やっぱりテレビゲームなんですよね。だって子供からお年寄りまで、みんなが遊べるものだから。そこで生まれた操作のお約束が、今や全世界のゲーム世代の共通言語になっています。そんな「偉い人」たちが気づいていない、でもホントは大事なことに気づいてもらいたくて、本書が生まれました。
ホントに使いやすい製品、ホントに普及するサービスをデザインしたいと思っている方にぜひ読んでもらいたい本です。
いつも応援ありがとうございます!
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2007年06月27日
【アイデアワイズ】「アイデアをいただいてしまえ」
【本の概要】
◆今日は久しぶりに私の好物であるアイデア系の本を(笑)。一般的にアイデアというものは、限られた人の特権のように思われがちなところ、本書の著者二人は、真っ向からそれに反論。
要約してしまうと、
ということのよう(笑)。いつひらめくかわからないアイデアを探してむやみやたらと時間や労力の無駄をしないで(第2章)、既存のアイデアをシステマティックな方法で探し出し(第3章)、それを、本書が示す賢い方法で、自分の現実の問題に沿うように改良、改造して応用せよ(第5章〜第11章)
◆実際、本書に収録されている事例のほとんどが、元からあるアイデアを借りてそれを応用しているという事実。
チョット前の本ですが、結構「気づき」がありましたよ!
いつも応援ありがとうございます!
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2007年06月10日
【超・発想!】「プチ哲学」佐藤雅彦
最近苦戦気味(汗)!
【本の概要】
◆お早うございます、smoothデス。今日ご紹介するのは、佐藤雅彦さんの発想に関するご本。
タイトルこそ『プチ哲学』となっていますが、テーマは「モノの見方」だと私は思っています。
◆各小見出しごとに、見開き2ページに佐藤さんのイラスト(というかマンガ)が掲載されていて、その後の1ページが解説というスタイル。
字数は少ないのであっつーまに読み終わるツモリが、ついつい考え込んでしまったという(笑)。
さすが佐藤雅彦ワールドです! 続きを読む
2007年05月20日
「ダ・ヴィンチ天才の仕事―発明スケッチ32枚を完全復元」
【本の概要】
◆おはようございます、smoothデス。今日は日曜日ですし、私も久しぶりにお休みなので、軽めのモノをお届けしようかと(笑)。
というわけで、本書はレオナルド・ダ・ヴィンチの残したスケッチをCGで再現しまくった一冊。
私は特にメカマニアとかではありませんが、それでも本書のCG(コンピュータ・グラフィックス)は十分楽しめました。
ダ・ヴィンチの天才ぶりが炸裂してますよ(汗)! 続きを読む
2007年05月13日
「PLANNING HACKS!」原尻淳一
【本の概要】
◆おはようございます、smoothデス。今日お届けする一冊は、小山龍介さんとともに『IDEA HACKS!』を世に送り出した、沢尻淳一さんの最新作。
『IDEA HACKS!』以後、小山さんが単独で本を2冊出されている間、この原尻さんは沈黙を守ったままでしたが、その分充実した内容の力作が送り込まれてきました(笑)。
◆本書のテーマは、タイトル通り「企画」。
原尻さん曰く、本書の「キラー・インフォメーション」(殺し文句)は
というもの。「プランニング・システムとアイデアの二段階抽出法を使えば、誰でも優れた企画が量産できるよ」
企画に携わる人はもちろん、アイデア体質になりたい人も必読デス! 続きを読む
2007年05月05日
「クリエイター・スピリットとは何か?」杉山知之
【本の概要】
◆おはようございます、smoothデス。今日お送りするのは、先日ご紹介した書店買い本の中の一冊。
著者の杉山知之サンについては、アマゾンの(他の本の(笑))著者紹介から引用します。
うーん、まさにクリエイターについて、語って頂いてしかるべき方ではないかと。1954年東京都生まれ。工学博士。1979年、日本大学大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手。87年よりマサチューセッツ工科大学メディア・ラボ客員研究員として3年間活動。国際メディア研究財団・主任研究員、日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月、デジタルハリウッドを設立。以来、クリエイターの育成、インターネットビジネスの発展に力を注いでいる。現在、デジハリ学校長とデジタルハリウッド大学・大学院学長を務める。
最近苦戦気味(汗)!
続きを読む
2007年04月17日
「変われる国・日本へ イノベート・ニッポン」坂村 健
2007年04月13日
「ヒット商品を最初に買う人たち」森 行生
順位に変動が(汗)!
【はじめに】
◆おはようございます、smoothデス。
今日お送りするのは、リアル書店で見かけてゲットした一冊。
著者の森 行生さんは、「プロダクトコーン理論」等を提唱されている切れ者マーケッターさん。
アマゾンの内容紹介から引用します。
本は薄いですが、中身は濃いデス(汗)! 続きを読む最新ヒット現象の裏舞台!ゲームオタクには相手にされなかったニンテンドーDS。二流のオーディオ機器と思われていたiPodなど。最初は失敗作と思われていた商品がなぜヒットしたのか?そのカギは最初に手を出した人達が握っていた!気鋭のマーケターが解説する最新ヒット現象の裏舞台!
2007年03月16日
「やまだ眼」山田一成 佐藤雅彦
応援クリックありがとうございます!
【はじめに】
◆おはようございます、smoothデス。
今日お届けするのはみんな大好き(笑)佐藤雅彦さんの最新作。
「いつもここから」の山田一成さんとのコラボレーションです。
手抜きじゃないですが(笑)、アマゾンから引用。
「天才は天才を知る」のか(汗)? 続きを読むこの微妙な真実を、見逃すか、否か。
世の中の、そこかしこに隠れ、点在する微妙な真実を独特なまなざしで見抜き、するどく切り取る。
天賦の才・山田一成の着眼を、天賦の考者・佐藤雅彦が読み解き、ひとつの解とした。それが本書「やまだ眼」である。
抗いようのない現実を受け入れ、噛み合わない歯車を確かめ、日常を見据える。日々の厄介も、不具合も「やまだ眼」は看過しない。
毎日新聞夕刊で、じわり人気を博した月2連載。書き貯め・書き下ろしネタも一挙収録
2007年02月14日
「見る技術」石岡裕邦
いつも応援ありがとうございます!
【はじめに】
◆おはようございます、smoothデス。
今日お届けするのは、右脳開発系の名著として知られる「脳の右側で描け」の作者である、ベティ・エドワーズ(ロジャー・W・スペリー博士の研究をもとに、美術教育の体験を生かし、短期間に写実的な絵が描けるようになる独自の指導法を開発し、高く評価されている)系統の「能力開発」本。←わかりにくいですね(汗)
そこでアマゾンの紹介から引用(笑)。
読後は「見ること」に対する意識が変わることウケアイです(汗)!「見ること」は日常生活の中でほとんど無意識に行われているが、「見ること」もれっきとした脳の活動であり、意識を変えることによって、記憶力、集中力やプラス発想力を上げるとともに、創造性開発にも役立てることができる。
本書では、この「視覚」を使ってのさまざまな能力開発の技法「見る技術」を、誰にでもできるよう、著者の体験などから具体的に解説する。
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2007年02月08日
「ヒット率99%の超理論」五味一男
【はじめに】
◆おはようございます、smoothデス。
今日お届けするのは、最近では「エンタの神様」でもお馴染みの、日本テレビプロデューサー、五味一男さんの最新作。
この本、帯に書かれている「推薦」がスゴイんですよ。
折口雅博さん:「この本の存在が、やがてあらゆるビジネスの脅威となる」
竹内謙礼さん:「この理論は、ライバルに知られたくなかった」
果たしてその中身は(汗)?
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2007年01月09日
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