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2021年12月26日

【読書】『勝間式 金持ちになる読書法』勝間和代


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勝間式 金持ちになる読書法【電子版特典付き】


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事にて一番人気だった読書術本。

おなじみ勝間和代さんの最新作になります。

アマゾンの内容紹介から一部引用。
お金持ちになる方法は読書で学習できる。
勝間和代さんの最新刊!
この本は読書によって、お金持ちになりたい人のための本です。お金の正しい使い方を知るためには、様々な形で情報の流れを知り、情報の使い方を知り、情報強者になる必要がありますが、今現在の状況でこの情報について最もコスト安く、かつ的確に教えてくれるのがなんといっても「読書」なのです。本書はお金の不自由から解放される読書術を提供します。

中古が定価の2倍以上しますから、「10%OFF」のKindle版がお買い得です!






Poor People Have Big TV's. Rich People Have Big Libraries / keepitsurreal


【ポイント】

■1.情報強者になるための「読書」
 英語というひとつの言語を学ぶうえでは、英語学習の本だけではなく、さまざまな英語の本を読む必要があるでしょう。小説だったり、歴史書だったり、レシピ集だったり、ファッション雑誌だったり、そうした数多の原書を読むことも英語学習につながります。英語を自分で満足に使えるようになるには、ただ英語学習の教材を学べばいいというわけではありません。
 それはあくまでも準備作業に過ぎず、そこからさらに広がっていると言ってもいいでしょう。
「情強になる」ひいては「お金持ちになる」ということは、それと全く同じです。数多くの本を素早く読む必要がありますし、得られた知識同士のつながりを自分のなかでまとめて構築する必要もあります。
 また得た知識を自分の考え方や行動につなげ、最終的には情報やお金にコントロールされるのではなく、逆にコントロールできるような状況にしていくことが重要です。


■2.「読みっぱなし」にせず「実行」に移すまでが1セット
 私が2007年に執筆した『お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践』(光文社新書)という新書があります。(中略)
 本書は累計で50万部近くになりますので、ざっくり言えば50万人の方が本書を手に取り、購入したわけです。けれども、そのうち、本書を読んでドルコスト平均法を始めた、という人はおそらく数万人いるかいないかだと思います。
 つまり、読書を通じてお金持ちになるためには、まずたくさんの本を読むというハードルがあり、その次にはたくさん読んだ本のなかから優良な情報についてすぐに実行に移せるかどうか、という2つめのハードルがあるということがわかります。
 この2つのハードルを乗り越えることができれば、きっとその後の生涯、お金に困ることはなくなるでしょう。


■3.「耳読」で読書時間を確保
 私は積極的に「耳」でする読書を取り入れて、毎日の読書時間を確保しています。私の自宅から最寄りのJRの駅までは、徒歩で約10分かかりますが、その10分間は私にとって貴重な読書タイムです。
 ネックスピーカーを首にぶら下げ、AudibleのサービスやKindleの読み上げ機能などを使って、耳で読書をしています。この「耳読」のために、これまでヘッドホンを20〜30個、あれこれと試してみて、何が最適かということを今でも追求しています。
 これは自動車の運転中も同様です。ゴルフに行く際は自分で車を運転することが多いのですが、片道1時間半〜2時間くらいの間にずっと「耳読」をしています。
 もちろん、ある程度、速読ができるようになると音声を聞くよりも、目で読んだほうがずっと早いのですが、どうしても目で読書をするときは行動がそれだけに制限されます。この点、「耳読」だったら移動中など何かをしながらすることができます。結局、トータルとして多くの文字数を読むことができるわけです。


■4.常に本を読めるようにして置いておく
 つい読書ではなく、TVのリモコンを持ち上げたり、PCのインターネット・ブラウザを立ち上げてしまう最大の理由は、私は目の前に本がないからなのではないかとも思っています。非常に即物的で、物理的な理由です。(中略)
 ですから、いつでもすぐに本を読めるように、
「紙の本は開いてすぐに読める状態で置いておく」
「Kindle専用の端末を複数用意して置いておく」
「PCやスマートフォンにKindleのアプリを入れて、開きやすいようにトップ画面のわかりやすいところにアイコンを置いたうえで、立ち上げっぱなしにしておく」

 などのような工夫をして、TVをつけるよりもネットサーフィンをするよりも、本を読んだほうが早いという即物的、物理的な状況改善をすることも大切だと思います。


■5.お金持ちになった人たちが書いた本をなるべく多く読む
 典型的なのは、何か市場に求められて製品やサービスを提供するために起業し、その結果として株式公開などに至り、多くの富を得た、というパターンでしょう。
 あるいはそこまで事業収入が大きくなくても、収入の一部をコツコツと資産形成に回し、20〜30年単位で億単位の富を築いた人も数多く存在します。
 サラリーで仕事をしている人はどうしても収入やスキルに限界がありますが、資格試験にチャレンジしてその資格をもとに独立し、個人事業主や小規模オーナーとなって成功する人も多いです。
 このようにお金持ちになるためのルートをまずは3〜4つほど想定し、どのルートであれば自分が登りやすいのか、読書をしながら考えていくのです。
 それが資格取得ルートであるならば、どのような資格を取得することが自分にとってふさわしいのか、その資格取得のための勉強法についても、読書を通じて学ぶことができるでしょう。


【感想】

◆タイトルに「金持ちになる」とあるので、投資法を解説したり、投資本のブックガイド的な作品をイメージしていたらごめんなさい。

まぁ、冒頭の内容紹介をお読みいただければ、そのような内容の本ではないとご理解いただいているとは思いますが、思った以上に「お金持ちになる」ことに対してはマインドセット寄りと言いますか、「読書術寄り」の作品でした。

まず序章においては、お金持ちになるために情報が大事であり、そのためにはいわゆる「情強」になるよう主張されています。

そしてそれには、読書のコスパが高いということ。

ただし上記ポイントの1番目にあるように、即物的な情報収集として読書をするだけではダメで、たくさんの語彙を身につけ、それらを無意識に組み合わせる必要があります。
さまざまな読書を通じて、数多くの「お金持ち語」のボキャブラリーを覚え、状況に応じて適切な発話をし、使えるようにしていく。
勉強で言うなら、暗記法だけでなく、脳科学の知識まで蓄えていく感じですね。


◆続く第1章では、読書が人生における重要性の高さに触れられています。

たとえば割愛した中では、翻訳書を激推しされていて、勝間さんご自身は「ありとあらゆることで人生が変わるきっかけとなった本の8〜9割は翻訳書」なのだとか。

そういえば当ブログでも、かつては毎年こんなランキングを発表していましたっけ。

【翻訳本】この1年で人気のあった翻訳本20冊【2014】(2014年12月24日)

レビュー対象がKindle本メインになってからは、昔の作品がドカスカ売れてしまったりするので中止していましたが、たまには掘り下げてみても良いかもしれません。

また、上記ポイントの2番目にあるように、お金持ちになるためには、読むだけではなく実践が重要……ってこれは類書でも繰り返し言われていますか。

ただし、紹介されている『お金は銀行に預けるな』は、出版された翌年の2008年に「リーマンショック」が起きたため、その後のアマゾンレビューでは結構叩かれていたんですよね……。

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お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

参考記事:【力作!】「お金は銀行に預けるな」勝間和代(2007年11月22日)

そういうことがあっても、長期保有できた人がお金持ちになっているワケなのですが。


◆一方第2章では、選書法や読書法について言及。

そのうちフォトリーディングや速読に関しては、勝間さんの過去の著作でも触れられていますので割愛します。

ただ、上記ポイントの3番目の「耳読」については、ツールの発達等によって、過去のスタイルとはやや違っていそうな。

章は違うものの、「耳読」を行う際には、こちらの「サウンドパートナー」というネックスピーカーを愛用されているのだそうです。

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シャープ サウンドパートナー

さらに、あらためて強調しておきたいのが「読書は遅効性である」ということ。

読んですぐお金持ちになれるわけではないですし、上記でも言われているように「即物的な情報収集としての読書」は避けなければなりません。


◆そして第3章では、勝間さん流の「読書ハック」が登場。

上記ポイントの4番目にある「Kindle複数使い」は私も同様です。

またKindleソフトはパソコンにも入れられますから、自宅と職場で、パソコンとKindle端末を2台ずつ、計4台で対応している次第。

……これって昔なら、同じ本が2冊ないとできなかったことですから、技術の進歩に感謝です。

ちなみに名著『影響力の武器』の単行本を自宅と職場それぞれに装備していたのですが、これは比較的最近までKindle化されていなかったから。

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影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか

そう考えると、どうしてもKindle化されていない作品は避けがちになってしまうのですが……。


◆なお、最後のポイントの5番目は、第4章の「お金持ちになる読書術 実践編」から抜き出したもの。

確かに、何か1つのルートが気に入ると、それがすべてのように人生を賭けてしまっているような人もいますが、ここにあるようにルートをいくつか想定して、それらを読書しながら吟味する、というやり方が正解だと思います。

もちろん「時間」という要素が必要な「投資」の場合は開始時期にも左右されてしまいますが。

いずれにせよ私の場合、著者として大成功する前の勝間さんも存じていますし、ダイエットに成功する前のやや小太り(失礼!)の頃から面識がありますから、「これらは読書によってもたらされたもの」と言われると大きくうなずかざるを得ません。

ただ、本書の単行本の袋とじ特典である「お金持ちになるための最強本15選」は、Kindle版には付いていませんのでご注意を。

逆にKindle版にはQRコードで飛べる特典動画が付いているのですが、こちらでは15冊も紹介されていないため、その点についてアマゾンレビューでは批判されております。

どうしてもこちらが気になる方は、単行本にてご覧いただきたく。


最新版の勝間流読書活用法がここに!

B09NNFY7N4
勝間式 金持ちになる読書法【電子版特典付き】
序 章 お金持ちになる方法は読書で学習できる
第1章 絶対的読書のススメ
第2章 どんな本をどんなふうに読むのか
第3章 今すぐできる! 読書ハック
第4章 お金持ちになる読書術 実践編


【関連記事】

【力作!】「お金は銀行に預けるな」勝間和代(2007年11月22日)

【勉強本の大本命】「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」勝間和代(2007年04月11日)

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【スゴ本!】『決定力! :正解を導く4つのプロセス』チップ・ハース,ダン・ハース(2013年09月20日)


【編集後記】

◆本日の「Kindle日替わりセール」から。

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地方創生大全

タイトルに「地方」とありつつも、帯で「東京人『でも』必読!」とうたっている作品は、Kindle版が600円弱お得。

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「高文脈文化」日本の行間 〜 韓国人による日韓比較論 〜 (扶桑社BOOKS)

日本のハイコンテクスト文化をテーマにしたと思われる作品は、中古が値崩れしているものの、今回のセールではKindle版がお買い得。

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世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

こちらの食事系健康本も、中古が値崩れ済みですが、送料を加味するとKindle版に軍配が上がります!


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Posted by smoothfoxxx at 10:00
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