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2020年01月23日

【雑談?】『雑談がおもしろい人、つまらない人』渡辺龍太


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雑談がおもしろい人、つまらない人


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事の時点で、すでに何冊かお求めいただいている雑談本。

具体例も豊富で非常に分かりやすかったです!

アマゾンの内容紹介から一部引用。
本書は、科学的に研究された会話メソッド、「インプロ(即興力)」をマスターした著者が、「雑談上手と雑談下手のちょっとした違い」を紹介する1冊。
本書を読めば、話ベタでもラクに話せて、どんな人とでも雑談が盛り上がること、間違いなし!

なお、上記記事の時点ではまだ用意されていなかったKindle版が「15%OFF」で配信開始されましたので、よかったらご検討ください!






The Meeting / malias


【ポイント】

■1.自分と相手のキャラクターをつかむ
 雑談時のキャラクターの理解におけるポイントは、簡潔に言うと、次の2点です。
1.「相手はこういう人間なんだな」という情報収集  
2.「自分はこんな人間なんです」という自己開示
 まさにキャッチボールのように、「相手はこういう人間なんだな」という情報を受け取り、「自分はこんな人間なんです」という自己開示を行う、この応酬こそが雑談なのです。そして、この応酬を通じて、「お互いの扱い方を把握すること」こそが、雑談の目的なのです。
 お互いがどういう人物かということがわかれば、コミュニケーションは一気にスムーズになります。仲良くなったり、仕事を円滑に行ったり、営業マンとして実績を得たりといったことなどが、簡単にできるようになります。
 だから、雑談中は、「相手のキャラクターに関する情報を収集し、自分のキャラクターに関する情報開示をする」ことだけを意識すればいいのです。


■2.話題を縦横に広げる
 第1章で、話題はひたすら並列するよりも、1つの話題を深掘りする方がよい、という話をしました。もちろん相手のキャラクターを引き出す上ではそれが基本なのですが、話題が尽きて雑談が続かなければ意味がありません。
 そこで、別の話題に移るために、「新しい情報を引き出し、話題を横に広げること」も必要になります。新しい情報を引き出して「横展開」することのメリットは、様々な情報を収集し、その中から「ここが一番盛り上がるだろう!」という話題を 絞れることです。
 一方、情報を掘り下げることには、1つの事柄に対して、情報を深掘りすることで、キャラクターに関する情報が得やすいというメリットがあります。したがって、この「横と縦」、それぞれの話題の展開方法は実はセットのようなものでもあるのです。(中略)
 このように、会話のネタ切れを起こさないためには、「他愛のない質問でもいいから、相手にしてみる」「そこで出てきた相手の反応を見逃さない」ことが重要です。
 だから、ネタ切れで困ったときほど、「何でもいいからとにかく質問して、話題をスライドさせる」と心がけておけばいいでしょう。


■3.「あいづち+α」で会話を広げる
  この「すぐにあいづちを打つ」という習慣がついてきたら、その上で相手の話をさらに広げる一言を入れる練習もしましょう。
 ここでも前章でご紹介した「Yes,and」 のテクニックが使えます。つまり、感情を込めたあいづちの後に、するりと質問を入れ込むのです。
A「昨日、久々に実家に帰ったんだ」
B「(前のめりな雰囲気で) ふーん、そうなんだ!
 実家、練馬だったよね?」(中略)
 実は、所ジョージさんや、明石家さんまさんなどの有名司会者は、こうした「あいづち+α」の返しを適宜行っています。つまり、「あいづちの天才」なのです。
 ひな壇にいるタレントや芸人さんのコメントはすかさずあいづちで拾い、小難しいと言われるほどうんちくを語るわけではなく、かといって、無視するわけでもない絶妙な塩梅でコメントをしています。


■4.持論は「自虐ネタ」で語る
 雑談をしていると、「なんかこの人、イライラする……」と感じる人に出会うことはありませんか?
 実は、そういう人にはある特徴があります。
 それは、「〜すべき」という持論を語っている ということです。(中略)
 ここまで「〜すべき」という持論は話すべきでないと説明してきましたが、雑談においては、その持論を用いて場を盛り上げる方法も存在します。それは「自虐ネタ」です。
 実は、同じ持論を語るにしても、「〜すべきだ!」とただ主張するのではなく、こんな不幸なことがあって腹が立ったといったような、自分の感情をメインに語る「自虐ネタ」として語れば、「持論語り」から「自分のキャラクターを伝える話」に変わり、雑談は盛り上がります。


■5.アクティビティをしながら雑談する
 あまり雑談が盛り上がらない、と悩んでいる人は、アクティビティをともにしながら雑談をしてみるのもいいかもしれません。
 アクティビティと言いましたが、内容は何でもOKです。ゴルフやボーリングなどのスポーツでも、麻雀などのゲームでも、はたまたBBQ(バーベキュー)や職場の大掃除などでもかまいません。
 どうしてアクティビティをしながらの雑談が良いのかというと、目の前にある事柄についてただお互いにリアクションを取っているだけで、お互いのキャラクターを伝え合うことができるからです。
 話題は目の前の事柄について話せばいいだけですし、流れも決まっているので、それに沿ってリアクションしていけば気まずい空気になることもありません。


【感想】

◆久しぶりの雑談本でしたが、結構な量のハイライトを引きました。

そもそも本書が今までの類書と異なるのは、著者の渡辺さんが「インプロ」の専門家であるということ。

冒頭の内容紹介では「インプロ」のことを「即興力」と呼んでいますが、本書にはこうあります。
インプロとは、日本語で「即興力」「即興演劇」 という意味で、その場の状況に応じて、即興で場を盛り上げる会話を行うためのコミュニケーションメソッドです。
そして、この「インプロ」の視点からの雑談のルールとは、上記ポイントの1番目にあるように「自分と相手のキャラクターをつかむ」ことなのだそう。

相手と打ち解けることが、「雑談」のキモだと思っていたsmooth涙目の巻……。


◆そこで本書の第2章では、まず「相手のキャラクターを引き出す技術」を指南。

たとえば上記ポイントの2番目にあるように、「新しい情報を引き出し、話題を横に広げ」たり、「1つの事柄に対して、情報を深掘り」することで、相手の情報をどんどん取得していきます。

なお、ボリュームがあるので引用できませんでしたが、本書ではこうした各項目ごとに、具体的な会話例が収録されていますから、そちらを読むとさらに理解が深まるハズ。

また上記ポイントの3番目のTIPSも、この第2章からのもの。

単なる「あいづち」だけでなく、そこに「質問」を付すことで、やはり話題を広げています。

このTIPSを、お笑い系の有名司会者が適宜行っていたというのは気が付かなかったので、今度注目してみようかと。


◆続く第3章では、第2章とは逆に「自分のキャラクターを伝える技術」がテーマです。

「自虐」をもちいる方法は、類書でも述べられていましたが、上記ポイントの4番目のように「持論」と絡めるというのは、個人的には初耳!?

確かに「自虐」は自分を下げますから、自分を上げる「持論」を相殺してくれるのかもしれません。

また、この第3章で割愛した中で触れておきたいのが、「感情を織り交ぜて話す」というTIPSです。

こちらも具体例を読んでいただくとよく分かるのですが、確かに淡々と話されても盛り上がりに欠けることは多々ありそうな?

もっとも、盛り上げるために「感情を織り交ぜて話を盛る」人には注意したいところです。


◆なお、最後の第4章はお役立ちな「雑談ハック」が9個ほど。

上記ポイントの5番目もその1つであり、なるほど何かしらのイベントの最中だと、あまり難しく考えなくても「目の前のこと」をネタにすればいいのですから、雑談のハードルは低そうです。

また、ちょっとハイレベルなTIPSなのが「タブーな話題に触れて盛り上がる」というもの。

これは相手を選び、かつ話題も選ばないといけないものの、この手の話題で盛り上がると相手との間に、一体感が生まれるのだそうです(共犯者的な?)。

ちなみに具体例では、「会社やめたい」という話題で盛り上がっているのですが、まさに相手次第では査定に響く恐れが!?

これともう1つ、本書の最後の「プライベートな話題に踏み込む」というのは、個人的には「ハイリスク・ミドルリターン」だと思いますので、実践する際にはくれぐれもご注意ください。


雑談上手になりたい方なら、要チェックな1冊!

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雑談がおもしろい人、つまらない人
第1章 インプロ雑談術「7つの公式」
第2章 相手のキャラクターを引き出す技術
第3章 自分のキャラクターをうまく伝える技術
第4章 知っていると得をする! すぐに役立つ「雑談ハック」


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【コミュニケーション】『超一流の雑談力』安田 正(2015年08月16日)


【編集後記】

◆本日の「Kindle日替わりセール」から。

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