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2019年10月20日

【処世術?】『自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術』ひろゆき(西村博之)


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自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、昨日の「生活応援フェア」の中でも、個人的に気になっていた1冊。

おなじみひろゆき(西村博之)氏による、処世術系の自己啓発書になります。

アマゾンの内容紹介から。
イライラが消える!対人関係が思いのまま!基本、他人は「見下す」が勝ち。いつでもどこでもマイペースを貫く逆転の思考法。面倒な相手を華麗にスルーする神業スキル22!

なお、中古がやや値下がりしていますが、このKindle版が実質400円以上、お買い得となります。






【ポイント】

■1.怒られたり攻撃されたりしたら、前に出る
 人間って普通、相手に攻撃されると後ろに下がってしまいます。後ろに下がると、攻撃側はさらに殴る蹴るを加えてくる。だけど、攻撃された人が一歩前に出ると、攻撃側は思わずひるんでしまうというわけです。
 人間には、自分の周囲数十センチメートルのパーソナルスペースを侵されると、つい後ろに退いてしまう性質があります。こういう時って、身体が下がると同時に、精神的にも後ろに退いてしまうんですよ。
 だから、 上司や先輩に怒られたり、攻撃されたりしたら、言い返そうとするのではなく、謝りながら相手との距離を詰めていくのが最強です。単純ですけど、かなり即効性があります。
 怒っている側が、「何だかこいつはヘンだ」「面倒くさいヤツだ」と無意識に感じるようになったら、あとはこっちのもの。面倒くさい相手にかまうのをやめて、脅えて萎縮する別の相手を責めるようになるでしょう。


■2.「売り方」ではなく「買われ方」から考えてみる
 売り手の立場から「どうやって売るか」を考え抜くというのは1つのやり方ですが、僕は買い手の立場から考えたほうがラクだと思います。
 たとえば、あなたがコンビニでお茶を買うとしましょう。商品を選んで手に取りレジに持っていくわけですが、この時「なぜその商品を手に取ったか」を意識するようにします。
 棚には、「お〜いお茶」や「綾鷹」などいろんな銘柄のお茶があったのに、なぜ自分はその中から1つ選んだのか。商品名の語呂が気に入ったのか、パッケージの色が気に入ったのか、CMが印象に残っていたのか。
 ネット通販でモノを買う時もそうですね。Amazonや楽天のレビューや広告、ブログなどの記事を見て買うかどうか決めると思いますけど、自分が見た情報のうち「刺さった」のは何かを考えてみましょう。
 あなた自身に刺さったキャッチコピーや記事の書き方を真似して、ブログやレビューを書けば、少なくともあなたと同じような感性を持った人に刺さる可能性は高いわけですよね。


■3.「思い通りになる」領域を意識的に広げる
 結局のところ、「イヤなこと」というのは、自分の思い通りにいかなくてストレスを感じるということです。それならば、「自分の思い通りになること」と、「自分の思い通りにならないこと」を、切り分けておけばいい。
「自分の思い通りになること」は、「前もって対応策を決めておけること」でもあります。雨にぬれるのがイヤなら、いつも傘を持って出かければいい。傘を持つという行動はあなたが自分の意思で選択できますし、雨にぬれた時のためにハンカチを持ち歩いてもいいでしょう。
 だけど、実際に雨が降るかどうかはあなたの思い通りにはなりませんし、そんなことを気にしてもしょうがない。
 思い通りになる部分に関して、やるべきことをやったのであれば、それ以外のことはどうしようもないとあきらめてしまいましょう。
 自然現象にかぎらず、人間関係に関してもそんなに思い通りになるものではありません。「自分で何とかできる」と思い込んでいるから、それができなかった時に「何とかしなきゃ」と苦しくなる。
 犬にかまれることだってあるし、バカな人とつき合わなければならないこともある。そういうものだと思っていれば、人生、意外とラクですよ。


■4.自分の維持費を上げない
 会社に勤めている人は、毎月決まった額の給料が振り込まれることを当然だと考えているでしょう。日本にはまだ年功序列の会社も残っていたりしますから、頑張れば毎年ちょっとずつ給料が上がるんじゃないかと期待している人もいるかもしれません。
 定期的な収入がある人が陥りがちなワナは、「つい生活レベルを上げてしまう」ということ。(中略)
 住む場所とか、食べるものとか、いったん生活レベルを上げてしまうと、給料がいくらあっても満足感は得られませんし、下がってしまうことも多い。上がってしまった生活レベルを維持するために、楽しくもないのに働き続けなければならなくなってしまいがちです。
 こういうと語弊があるかもしれませんが、ぶっちゃけ、生活レベルを上げて以前よりも幸せになったという人を僕は見たことがないんですよね。報酬が増えて幸せな人はいますけど、そういう人はだいたい無理に生活レベルを上げようとはしていないものなのです。


■5.国が衰退しても個人の幸福度とは別問題
 日本が国として衰退していく、日本企業は世界で稼げない。そんなことを聞かされると、落ち込んでしまうかもしれません。
 産業の競争力が全般的に落ちて、たいていの企業では給料アップが望めなくなるでしょうけど、だからといって僕たち個人個人が不幸になるかといえば、それは違うと思うのですよ。
 お金を使って幸せになろうとすると日本はなかなか大変ですが、そうでなければ日本はかなりイージーモードです。先にもいったように、日本は治安もいいし、食事も含めて物価が安い。
 景気がよかった昔だとか、同世代の金回りのいいヤツとか、そんなのと比べてしまうから自分が不幸だという気がしてしまうだけなのですよ。
 自分は自分、他人は他人。ぜんぜん気にしなければ、世界的に見ても、日本はお金を使わずに幸せになりやすい国です。
 国として衰退しようが、産業の競争力が弱くなろうが、個人の幸福度とは別問題だということを理解しましょう。


【感想】

◆いかにも「ひろゆき氏らしい」1冊でした。

日頃から彼の言動を知っている人にとっては、ある意味「平常運転」と言いますか。

「世間の常識」に照らし合わせると「逆張り」とも言える主張が、ほとんどブレない辺りは、堀江貴文氏に近いかもしれません。

そういえばこの2人、以前は共著も出していましたっけ。

4087805336
「なんかヘンだよね…」 ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間

参考記事:【対談】『ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」』(2009年09月06日)

もっとも彼らが、誰でも言いそうな、こじんまりとした発言をしていたら、かえって変でしょうが。


◆さて、まず第1章では「コミュニケーション」論を展開。

さっそく上記ポイントの1番目からして、意表を突いていますが、これはひろゆき氏の発案ではなく、彼の知り合いのテレビ番組の制作会社に勤めている人の作戦なのだそうです。

他にも「目をそらさない」のも効果的なのだとか。
 バカな人に出会った時は、相手を人間ではなく、ただの動物として見なしましょう。「この動物に襲われないためにはどうすればいいか」と考えてみる。そうやって考え方を切り替えてみると、冷静に対処ができます。
もちろん、こうしたからと言って、職場の雰囲気が改善されるわけではない、とひろゆき氏自身も言われているのですが、職場以前に、まずは自分が大事です。
日本企業は人をかき集めて、誰でもできるような仕事をさせてほんのちょっとの利益しか出していない。だから、一向に皆さんの給料が増えないという悪循環になっているのですよ。
かなり辛辣ですが、確かにそうかもしれません。

またこの章では「転職サービスで自分の『時価』をチェックする」なんてTIPSもありますし、そもそも人間関係に問題のある職場だったら、こだわるべきではないのでしょうね。


◆続く第2章では「そうは言っても働かなきゃね」ということで、仕事術が。

これからの社会では、AIの普及に従って、仕事がどんどんなくなる事が予想されますが、今後も人間が行う職種として「残る」とひろゆき氏が考えているのが「営業」です。

そこで上記ポイントの2番目では、「営業力の高め方」を伝授。
自分の担当する商品を魅力的にアピールする営業能力はどんな会社でも役に立ちますし、商品企画にも使えますよ。
なるほど確かに!

また、同じくこれから役に立つスキルとして挙げられていたのが「プログラミング」。

よく言われている話ですが、優秀なプログラマーだと、プログラムの処理能力が、通常の10倍、100倍になったりします。

また、たとえ自分が優れたプログラムが書けないにしても、基本的なことがわかっていると、プログラムを外注した場合に、先方からの見積もりが妥当かどうか判断できるのだそう。

……ウチのムスコもあのまま続けていれば(遠い目)。


◆一方第3章では、本書のキモ(?)とも言える「スルーするスキル」が登場します。

ただ、ひろゆき氏はこの部分において、常人とはかけはなれた才能を持っているので、私たちがそのまま使えるかは、ちと微妙かと。

そんな中、上記ポイントの3番目にある「思い通りになるか否か」という考え方は、参考になると思います。

さらには、炎上の原因にもなりやすいSNSについても、否定的な見解が。
ニュースサイトや有益な情報を発信する人をフォローして、情報源として活用するのであればいいですけれど、 普通の人がべらべら世間話をしているのを見たり、ましてやそこに自分も参加したりするのは、基本的に時間のムダです。
せ、せっかく最近やっと私もツイートし始めたのにw

また、第4章では「資産」という概念がテーマになっており、「お金」や「幸せ」についても言及されています。

とはいえ、基本的にひろゆき氏は、上記ポイントの4番目にあるように、つつましい生活を推しているわけですが。


◆さらに最後の第5章では、上記ポイントの5番目で引用したように、「国よりも個人の幸せ」を主張。

ただし、ここでは割愛していますが、日本という国で今後希望が持てる産業として、「観光」を挙げています。

……まるでデービッド・アトキンソン氏の本かと思いましたよw

なお、巻末には特別付録として「ストレスフリーでいるために僕が『しないこと』リスト」を収録しており、これもお見逃しなく!

正直、ここだけで記事が1本書けそうなんですけど、さすがにそれは自重した次第です。


「ひろゆき流」の処世術をご覧アレ!

B07QHBL2LX
自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術
序章 「自分だけがトクする」領域は広がり続けている
第1章 バカに振り回されない戦略的コミュニケーション術
第2章 厄介なヤツを味方につけるストレスフリーの仕事術
第3章 「他人の目」をスルーするスキル
第4章 自分の「資産価値」を上げるメンタル術
第5章 周りがどうなろうと「ノーダメージの個人」になれる


【関連記事】

【はい、論破!?】『論破力』ひろゆき(西村博之)(2018年10月17日)

【オススメ】『そこまで言うか!』勝間和代,堀江貴文,西村博之(2010年09月06日)

【対談】『ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」』(2009年09月06日)

【ひろゆき節】「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」ひろゆき(西村博之)(2009年05月30日)


【編集後記】

◆本日の「Kindle日替わりセール」から。

B00TX5DS66
論文・レポートの基本

当ブログでは文章術本でおなじみである石黒圭さんの作品は、「68%OFF」の「499円」ということで、Kindle版が500円以上お得。

B00UMLH76C
督促OL 修行日記 (文春文庫)

続編やコミック版も出ている榎本まみさんの文庫本も、「67%OFF」の「199円」ですから、もはや中古の送料よりもお安いことに。

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「儲かる会社」の財務諸表〜48の実例で身につく経営力・会計力〜 (光文社新書)

レビュー21個の平均が「4.6」と高評価な会計本は、中古が値崩れしていますが、「58%OFF」の「399円」のKindle版の方が、お求めやすくなっています。


【編集後記2】

◆昨日の「生活応援フェア」の記事の中では、この辺の作品が人気でした(順不同)。

B07M5DK459
読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)

参考記事:【深める読書】『読書する人だけがたどり着ける場所』齋藤 孝(2019年01月09日)

B07QHBL2LX
自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術

B07KQTNYJQ
すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法

参考記事:【紙1枚?】『すべての知識を「20字」にまとめる 紙1枚! 独学法』浅田すぐる(2018年12月06日)

B0087ASFIO
世界の実力者たちに秘かに伝わるユダヤの言葉 (SB文庫)

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Posted by smoothfoxxx at 10:00
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