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2019年07月31日

【強み?】『戦略と情熱で仕事をつくる 自分の強みを見つけて自由に生きる技術』松永直樹


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戦略と情熱で仕事をつくる 自分の強みを見つけて自由に生きる技術


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事でも、個人的に気になっていた作品。

「マツコの知らない世界」にも出演したことのあるという「ボードゲームソムリエ」、松永直樹さんのデビュー作です。

アマゾンの内容紹介から一部引用。
圧倒的独自性は誰にでもつくれる!
誰とも戦わない「ブラックオーシャン戦略」とは?
就活、転職、ビジネス、副業、お金、人生に悩んでいる人に向けて…
本書では凡人であっても「戦略×情熱」で急速に成長し、好きなことで生きられるようになる方法を著者の実体験を交えて描かれています。

なお、ダイヤモンド社さんの作品にしては珍しく、Kindle版の値引率が「18%OFF」と高めなのも、ポイント高いです!





The Mask Board Game / JeepersMedia


【ポイント】

■1.会社研修にもボードゲームが使われている
 あまり知られていないかもしれませんが、大手の企業などでは、会社の研修でボードゲームが使われています。僕は社員研修を請け負っている会社に頼まれて、オリジナルのゲームを開発したりもしていますが、研修とボードゲームの相性はとても良いといえます。
 例えば、ビジネスを学ぶときにビジネス書を読むことは良いのですが、本を読むこと自体は「インプット」であるため、当然、行動を伴わないと、何も変化しません。
 しかし、ボードゲームはそれを実際に自分の頭で考えて、選択し、その選択した結果が勝敗として表れます。つまり、ゲームをすることで自然と「アウトプット」しているのです。
 そのため、ただビジネス書を読む「インプット」よりも、実際にボードゲームで「アウトプット」した方が、本当の意味での「腹落ち」がしやすいと言えるのです。


■2.自分の存在価値は何か?
 今でも覚えているのが、ある知り合いとボードゲームをして盛り上がっていたのですが、終わったあとに「今度、ボードゲームだけ貸してよ」と言われたこと。
「おまえなんかいらないから。ゲームだけあればいいから」と言われたような気がして、これが非常にショックでした。(中略)
 この事件以来、僕は「こいつがいるから、ボードゲームって面白いな」と思ってもらえるようにずっと意識し続けてきました。
 いかに場を盛り上げられるか、いかにボードゲームを知らない人に、導入しやすく、興味をもってもらうか。
 そして、ルール説明に滞りがなく、理解してもらえて、ゲーム中も飽きずに集中してもらい、終わった後に「この体験ができてよかった」と思ってもらえるか。このように、ゲームの進行や流れ、組み立てをいろいろ考えるようになったのも、あの嫌な経験があったからだと思います。ムダな経験は何一つないのです。
 それもあって、今では、ボードゲームソムリエがいるから、やっぱり違うねというようなことを言われるときは、とてもうれしくなります。


■3.深海よりも深いブラックオーシャンを狙う
 ボードゲームが僕に教えてくれたのは、「人と争わない」ということを軸に物事を決断することです。始めたときはブルーオーシャンだったとしても、後から参入してくる人が多かったとしたら、そこはやがて戦場となるでしょう。だからレッドオーシャンでもブルーオーシャンでもなく、そもそも競争相手が誰もいない「ブラックオーシャン」を目指したのです。
 この「ブラックオーシャン」は、たくさんの本を読んでいて見つけた言葉ですが、深海よりも深い海をイメージしています。(中略)
 僕は今、「ボードゲームソムリエ」という肩書きを持って活動していますが、この肩書を決めるときには、他に名乗っている人がいないことを調べてから名乗ることにしました。「ボードゲームソムリエ」は、そのとき、僕以外にはこの世に誰もいなかった。そう、たったひとりだからこそ、勝負もないし、比較もされない。順位もなくずっと1位。このたった1つのオンリーワンの立場は、僕の戦略なのです。


■4.「幼少期に何が好きだったのか」を探ってみる
 小さい頃は、誰しもやりたいことだけをやっているので、もっとも純粋に好きなことや強みに気づくことができるのではないか、と僕は思います。
 例えば、片付けコンサルタントのこんまりこと、近藤麻理恵さんや、タレントのさかなクンも、他の人にない強みを仕事にしている人たちです。
 こんまりさんは、「片付け」という日常的な作業をビジネスとして成立させました。彼女は、幼稚園の頃から『ESSE』 など主婦向けの雑誌を読んでいたそうです。(中略)
 タレントであり、魚類学者でもあるさかなクンも、幼少期から魚に興味を示して、誰よりも魚に関する知識を持っていた子供だったそうです。しかし、高校時代にテレビ出演はしたものの、専門学校へ進学。始めから望んだ職業を見つけられたわけでなく、寿司屋さんなどの壁に魚の絵を書く仕事など、魚関係のアルバイトを転々としていたと言います。(中略)
 こんまりさんも、さかなクンも幼少期の「好き」を仕事にして、まったく新しい仕事を生み出しています。


■5.偉人の格言で「自分の軸」を知る
 最後に僕が自分を見つめ直すときにやった方法の1つに「自分がピンときた名言を集める」という方法をご紹介します。
 名言とは面白いもので、とても短い言葉の中にすごいエッセンスが凝縮されています。名言を見ると、気分が上がる、共感できる、勇気をもらえる……そんな気分になることが多くないでしょうか。
 もちろん、人によって合う、合わない名言は当然あります。ということは、自分に合う名言をリストアップしていけば、自分の本質が見えるのではないかと思ったのがきっかけです。
 やり方は簡単で、グーグル検索やツイッターなどで「名言」と調べます。個人的におすすめは、ツイッターで、いろんな人たちの名言がランダムでつぶやかれているbotと呼ばれるアカウントのつぶやきを見てみるのです。
 そして、そのつぶやきの中で、自分がピンときた言葉をコピーしてメモ帳に貼り付けていく、これだけです。
 このとき、誰の名言かもメモしておくことがポイントです。そして、まずは100個を目指して、まとめてみましょう。


【感想】

◆ボードゲームなんて、ムスコがまだ小さい頃、何かの景品だか付録でもらったすごろくをやったきりの私にとっては、あれこれ勉強になった1冊でした。

そもそもボードゲームの定義が「テレビやパソコンを使わないアナログゲーム全般」を指すゆえ、トランプやUNO、さらには私も「名前だけ聞いたことのある」レベルの「人狼」も含まれることもあるのだとか。

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会話型心理ゲーム 人狼DX

また、勝間和代さんも一時期、ボードゲームのためのカフェをプロデュースされていたことも、ご存じの方も多いと思います。

(70) カフェ&ボードゲーム 『ウィンウィン』 The WIN WIN 勝間和代プロプロデュースのゲームカフェ - ホーム

……その後勝間さんが、料理方面に大きくシフトしたことにともなって、現在はキッチンスタジオ『クスクス』へと変身したのですが。

やっと、五反田のウィンウィンからクスクスへの改修、ほぼ終了です。キッチンスタジオになります。 勝間和代オフィシャルサイト


◆ただ、上記の勝間さんの記事でも触れられているように、『ウィンウィン』になっても、勝間さんがハマった「カタン」や「7つの習慣」といったボードゲームは残されているとのこと。

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カタン スタンダード版

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7つの習慣 ボードゲーム 〜成功の鍵〜

そして、この「7つ習慣」のボードゲームを作られたのが、本書の著者である松永さんなワケです(スゲー!)。

本書では、その作るきっかけとなったエピソードや、紙に手書きで描いた試作品の画像、さらにはクラウドファンディングで資金を集めた経緯などを紹介。

まさに「夢を実現する」ドラマがリアルに味わえる次第です。

ちなみに、ゲーム版「7つの習慣」のテストプレイに勝間さんは参加されており、著者の松永さんともプレイされたことがあるのだそう。


◆では読者である私たちが、松永さんのように「好きなこと」を仕事にするにはどうすればいいのか?

それを掘り下げているのが、本書の第4章「人と争わないで1番になる」です。

上記ポイントの4番目の「幼少期に何が好きだったのか」を探るというTIPSは、類書でも読んだ記憶が。

一方、ポイントの5番目の「名言を集める」というのは、初めて知りました。

……今度Kindleセールで名言集が出てたら買ってみなくては。

また、この章では、かつては当ブログでもおなじみだった、「ストレングス・ファインダー」も登場。

ただし、この本に収録されているのは「簡易版」であって、本当は40分かけて調べる「89ドル」もするものだったとは知りませんでした。

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さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

参考記事:【自分の"強み"を調べてみました】「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」マーカス・バッキンガム(2008年06月26日)


◆ところで冒頭の内容紹介でも触れられている「ブラックオーシャン戦略」について。

上記ポイントの3番目で、松永さんご自身のことも踏まえて述べられていますが、「ブルーオーシャン」との違いが少々分かりにくかったかな、と。

たとえば「誰もいなかった」だけなら「ブルーオーシャン」と変わりませんし、それ以降も誰も来ない理由である「参入障壁」の構築方法を知りたかったところです。

ちなみに松永さんは「深海よりも深い海をイメージ」して「ブラック」と言われているのですが、私はてっきり「ヤバめ」「危ない」意味での「ブラック」だと最初思いました。

というのも以前、税務署OBの年配税理士先生お2人と飲んだ際、片方の先生が「出会い系サイトの会社」の顧問をやっていて、「かなり儲かっている」とお話された際、もう1人の先生が「そういう仕事は私はやりたくない」と、かなり憤慨(?)されていて、私はどちらにもつくことができずモジモジしていたことがありまして……。

確かに「出会い系サイト」でもサクラを雇ってたら、それはある意味「ダマシ」でしょうから、片棒を担ぎたくない気持ちは分かります。

ただ、全てがすべてそうではないでしょうし、この件に限らず、世間のイメージが「ブラック」であっても、実はそうではなくて、自らの信条に恥じなければ、それは携わっても良いのではないか、と。

……松永さんの「ブラックオーシャン」とは全然方向性が違いますけど、本書を読んで個人的にフト思ったワタクシでした。


「好き」を「仕事」にしたいなら要チェックの1冊!

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戦略と情熱で仕事をつくる 自分の強みを見つけて自由に生きる技術
第1章  仕事がないなら、つくればいい!
第2章  経験はすべてネタになる
第3章  本気の「覚悟」が人生を変える
第4章  人と争わないで1番になる
第5章  ふつうの人が好きなことで生きる技術2・0


【関連記事】

【読書術】『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』千田琢哉(2011年07月30日)

【自分の"強み"を調べてみました】「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」マーカス・バッキンガム(2008年06月26日)

【起業?】『好きなことをビジネスにする教科書 人生100年時代をもっと自由に生きていく』ひらまつたかお(2018年07月29日)

【ブームの秘訣?】『「ない仕事」の作り方』みうらじゅん(2017年05月03日)

【才能】『あなたの才能をお金にかえる49の言葉』本田 健(2016年05月11日)


【編集後記】

◆本日9時から8月2日23時59分まで限定で、こちらのセールがスタートします!

https://amzn.to/2KgOwoO

Amazon タイムセール祭り - 期間限定のビッグセール

昔は、こういうセールのオススメ品をあれこれ漁ったものですが、キリがないので割愛。

一応、家電や食料品だけじゃなくて「本・Kindle本」なんてカテゴリーもあるんですけど、この記事を書いている時点ではまだ中身が……。


ご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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