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2018年12月03日

【メモ術】『スマホメモ 仕事と人生の質を上げるすごいメモ術』須藤 亮


スマホメモ 仕事と人生の質を上げるすごいメモ術
スマホメモ 仕事と人生の質を上げるすごいメモ術

【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事の中でも大人気だった1冊。

さすが当ブログでは人気のジャンルである「メモ術」の本だけに、多くの方が注目されていたようです。

アマゾンの内容紹介から一部引用。
スマホに、気になったことをとにかくメモる。すると、スマホは自分の思考の無限倉庫になる。
そして、都度リマインド、絶えずバージョンアップしていく仕組みをつくる。
将来的にはスマホにAIが接続されていくはずだ。今からスマホを「自分人工知能」にしておこう。
博報堂で35年間トッププレゼンターとして活躍 した著者が5年前から実践、効果を実感している「スマホメモ」の方法を紹介。

なお、現時点では中古価格が定価以上ですから、「20%OFF」とお得なKindle版をお忘れなく!





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【ポイント】

■1.インプットとアウトプットの「間」の部分が増える
 スマホメモを始めて、自分のライフスタイルで一番変わったことは何か。
 それは、インプットとアウトプットのバランスです。もう少し正確に言うと、インプットとアウトプットの中間の部分、脳が思い浮かんだことを、メモとして書き付け、意識して記憶し、知恵化するという行為やその時間が増したのです。その分、インプットの時間が減りました。(中略)
 例えは少し大げさですが、生物は生きるために、栄養分の吸収、消化、排出というサイクルを繰り返しています。この自然の摂理になぞらえれば、思考メモという行為はその「消化」にあたるものだと思います。
 なぜかと言うと、思考メモは何らかの気づきや思いを文章化することですから、外部からのインプットを脳が消化し、それを記憶、知恵化するという行為です。例えてみれば、私の脳が、入ってきた刺激をもぐもぐと消化し、自分の栄養分として蓄えていくという感じでしょうか。


■2.「すぐメモ」「いつでもリマインド」がスマホの最大の利点
一度メモの存在を忘れてしまうと、結局、一生見ることがないなんていう例はいっぱいあります。
 いい例が新聞の切り抜き、スクラップです。たいていは見返されず、部屋の片隅でほこりをかぶってしまいます。自分もそんな経験を何回もしてきました。人間なんて所詮そんなものです。
 ところが、スマホの登場で事態は変わりました。今まで常に自分のそばにあるものなんてあったでしょうか。財布だろうと鍵だろうと、家にいればどこかに置いておきますし、服だって下着だって着替えます。つまり、スマホは人類史上初の「片時も離せないモノ」として登場したのです。
 なので、「すぐメモ」「いつでもリマインド」がスマホの最大の利点なのです。


■3.何をメモればいいのか?
 とは言え、最初はなかなか要領を得ないもの、試行錯誤は必要でしょう。でも、メモの経験が増えていくにしたがって、自分なりのスタイルができていきます。
 その時、大事なのは、「自分の意見を書こう」と意識するよりは、その時々に浮かんだ考えを素直に脳から引き出すことです。
 それから、「世の中と自分」という関係式を意識しましょう。
 記事を見たら、そこには必ず自分の感想があるはずです。最もシンプルな感想は、記事や事象に対して「いい/悪い」という感情を抱くことでしょう。ですが、SNSでよくあるように、記事に「いいね!」を付けるだけでは、実は何も伝わりません。そこには理由があるはずで、「〜だからいいね!」「〜だから嫌いさ」であるはずです。この「〜だから」という部分を意識するようにします。


■4.どんな時にメモるのか?
 社長さんたちも同じようなことを言っているので間違いないと思うのですが、脳の気づきというのは気まぐれで、アイデアや考えがひらめく時というのは、そのことについて一生懸命考えなければならない時というよりは、むしろ何も考える必要のない時の方が多いです。
 だとすると、スマホはその着想をメモする最高の道具になるのではないでしょうか。なにせ四六時中持ち歩き、いじりまわしているのですから。ノートならいちいちカバンから出さないといけないし、シャワー時はさすがに無理でしょう。
 歩いている時、友達と飲んでいる時、会食している時──なにか気づきがあったら、とにかくメモる習慣をつけることです。
 新聞を読んでいたりして、ふと何かの考えが頭の中をよぎることがありますよね。そう感じたら即座に読むのを中断し、スマホメモに書きつけましょう。


■5.スマホメモで自信がつく
 スマホメモは、最新のニュースを自分の解説つきで書き溜めているようなもの、と言えます。つまり、最先端の社会といつも擦り合わせをしている自分がそこにいるのです。
 ふだんの友人との気のおけない会話などにも、あなたの見識が現れるようになります。スマホメモの先読み効果は伊達じゃありません。
 仕事分野でもいろんな効果が表れるでしょう。なんといってもメモの種類は仕事関係のものが圧倒的に多いはず。それをビジネスに生かすことができるはずです。
 例えばお得意先との会話の進め方。最初は社会ネタなんかから入りますよね。それが世の中のトレンド解説になり、仕事でもこういうふうに生かせるなんて話まで持っていくこともできるかもしれません。


【感想】

◆本書の場合、タイトルがそのまま中身を表しているという点では、極めて秀逸だと思います。

スマホで取るメモだから「スマホメモ」というワケで、捻りも何もありませんから、誤解する人も勘違いする人もいないハズ。

実際、本書でわざわざ言われなくても、すでにスマホでメモを取っている人は多いことでしょう。

だからといって、本書を読む価値がないかというと、決してそうではない、と思わせられたのが、上記ポイントの1番目です。

たとえば私にとってメモを取ることとは、単なるインプットというか文字通り「メモ」に過ぎず、そこには思考は何もありませんでした。

つまりポイントの1番目にある「消化」をしなかったということであり、これを意識するだけでも、その後のアウトプットが違ってくる気がします。


◆ただし、「メモを取るだけなら、別にどんなメモ帳でもいいじゃない?」と思うのが自然かと。

そこで本書で強調している「スマホならではの特長」が、上記ポイントの2番目にある「片時も離せないモノ」ということです。

確かに現代人においては、スマホを手放すのはむしろレアな状況ですから、メモを取るにはうってつけ。

さらには、メモを取るだけでなく以前のメモを見てリマインドするのも、スマホならすぐできますから、さまざまな効率がアップする、というワケです。

確かに、ロディアのような紙のメモ帳や、100円ノート、他にも普通に手帳ですとか、メモをする候補は色々ありますけど、一番手元にあるものといったら、やはりスマホですもんね。


◆では、何をメモすれば良いのか、について本書は、基本的には「何でもいい」というスタンスです。

ただし、上記ポイントの3番目にあるようなポイントは留意していただきたく。

そしてスマホメモになれてきたら、文章をさらに深めて「自分はこう思う」という「思考」までを書き込むようにします。

なお、ここでは割愛していますが、テーマごとにフォルダを設けておき、該当するフォルダに収納するべし!

さらには「いつメモるのか?」については、上記ポイントの4番目にあるとおりです。

いつひらめくのか分からない以上、「24時間体制」でそばにあるスマホは、まさにうってつけかと。


◆ちなみに、上記ポイントの5番目は、第5章の「『スマホメモ』であなたはこう変わる」からのものであり、本書の第4章以降では、こうしたスマホメモをとることで、自分の考え方や生活がどう変わるかについて述べられています。

ただしこの辺については、いかんせん著者の須藤さんお1人の体験に基づくものですから、各自お試しいただいて、検証するしかないかな、と(「十分にありえそう」「可能性は高そう」ですけど)。

また、冒頭の内容紹介にある「将来的にはスマホにAIが接続されていくはず」というのも、まだ憶測にすぎません(これもいずれはありえそうですが)。

一方で類書では、ちょっとしたメモを「自分宛てに携帯メールする」というTIPSが、結構前からちらほらありましたから、「必ずしもスマホメモでなければいけない」というワケでもないかと。

とはいえ、私の場合は何ももやっていないのですから、まずはメモをして、思考を深めることが大事でしょう。

その場合の選択肢としては、やはりスマホのメモ機能というのが一番最初に来てしかるべきですし、本書はその手助けをしてくれるのだと思います。


「スマホ」+「メモ」=「最強」!?

スマホメモ 仕事と人生の質を上げるすごいメモ術
スマホメモ 仕事と人生の質を上げるすごいメモ術
第1章 「スマホメモ」で生活が一変
第2章 「スマホメモ」って何?
第3章 どうやる?「スマホメモ」
第4章 「スマホメモ」であなたの脳はこうバージョンアップする
第5章 「スマホメモ」であなたはこう変わる
第6章 すぐ始めよう、「スマホメモ」生活


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【メモ術】『仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。』小西利行(2016年01月20日)

【メモ術】『自衛隊に学ぶメモ術』松尾 喬, 平野隆之(監修)(2014年09月30日)

【実践的】『逆算メモ術 ~結果を出している人の実践テクニック~ 』(2010年11月06日)

【小ネタ満載】「夢をかなえる メモの習慣」佐藤 伝(2009年01月07日)


【編集後記】

◆本日の「Kindle日替わりセール」から。

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アマゾンレビューが80件あって、レビュー平均が「4.6」という人気本。

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【編集後記2】

◆昨日の12月分の「月替わりセール」で人気だったのはこの辺でした(順不同)。

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「思考軸」をつくれ ― あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由
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参考記事:【自分軸の大切さ】『「思考軸」をつくれ』出口治明(2010年06月27日)

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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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