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2017年10月03日

【仕事術】『誰でもできるのに、1%の人しか実行していない仕事のコツ48』西谷信広


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誰でもできるのに、1%の人しか実行していない仕事のコツ48


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事にて取り上げていた仕事術本。

帯にもあるように「やりきる力」「時間管理」「交渉」「PDCA」といったテーマについて、簡潔にTIPSがまとめられている仕様です。

アマゾンの内容紹介から。
「自分を変える」ための方法が、「誰でもできること」だったら?やらない手はありません。それが本書でお伝えすることです。本気で成長したい人のためのセルフマネジメント本の決定版!

新刊ですがKindle版なら「23%OFF」とお求めやすくなっています!





Creating a TODO list / G0SUB


【ポイント】

■1.「せっかく○○なのだから」と考える
「めんどくさい」と思ったらやる気なんて起きない。でも、発想を変えれば仕事に対する見方が変わる。
たとえば、「せっかく○○なのだから」という言葉で面倒な仕事を表現するのだ。顧客先でのトラブルで謝罪が必要ならば、「せっかくトラブルが発生したのだから」と唱えれば、次に続く言葉は「しっかり対応して信頼を勝ち取るぞ」という前向きなものになる。 誰もやりたがらない仕事を任されたら、「せっかく任されたのだから、最高の結果を出してやろう」という視点をもとう。 ネガティブな意識は格段に薄れ、さっと仕事に取りかかれるようになるのだ。


■2.結果を出すことに執着する
仕事を効率よく進めるにはスキルが大切だ。しかし、ツールを駆使するだけでは壁は越えられない。なぜなら、途中で投げ出すのは人間であり、道具ではないからだ。 あきらめない自分になるには、まず、仕事を投げ出さないことで得られるプラス要因をリスト化する。リスト化には人間的な成長、仕事力の向上、認知度アップ、昇給や昇格などが挙げられる。あきらめれば、列記した内容と反対の人生が待っている。
次に、「どうすればゴールに到達できるのか」を考え、現状とのギャップを埋める手立てを考える。埋めていく過程はリスト化した内容が現実化していく過程である。 投げ出さずに結果を求めよう。


■3.PDCAが1周で終わることはない
ビジネスにおいてPDCAが1周で終わることはない。オフィスのレイアウト変更や、忘年会の準備くらいの社内的な活動であれば容易だろうが、取引先や顧客がいて、さらにお金の流れも大きいとなると、1周で終わると考えるのはあまりにも甘過ぎる。 PDCAは大前提として、〈仮説〉が現実になるまで、つまり、仕事が終了するまで回しつづけるもの。周回を重ねるごとに〈仮説〉の精度を上げていくわけだが、仮に営業職ならばその先のゴールは「受注」となる。


■4.仕事を3分割して優先順位をつける
やるべき仕事を3つに分類して仕事の重要度を「見える化」しよう。
(1)内向きタスク――経費精算、出張用チケット手配、社内向け提出書類、顧客訪問時にもらった宿題の返答など、最重要度ではなく緊急度の低いタスク群。
(2)ルーチン・タスク――毎日対応を迫られるメールや日報。プレゼン資料の作成などもここに含まれる。
(3)プロジェクト――プロジェクトとして取り組んでいるもの。プロジェクトはタスクより複雑で、ケースによっては長時間を要し、求められる仕事の質、レベルが異なる。どういうスケジュールで対応するのか、自分の責任範囲は何かをよく考える必要がある。
以上の3つに仕事を分類したら、(1)から(3)をTDL上のタスクに当てはめて分類の項目に記入する。TDLの「EMの結果」と「分類」の項目から、急ぐ仕事か、いつやる仕事か、つまり最終的な優先順位ががはっきりする。


■5.部下に報告を聞いて意見を述べさせる
部下には報告を促す。上司はとにかく部下の報告を聞く。わからない点はその場で確認し、内容が理解できたら、「君はどうしたいのか」と部下に尋ねる。
「わからないから聞いたのに、どうしたいか聞かれた」と文句を言う部下もいるが、自分の頭でとことん考え抜くことによって能力が磨かれるということをわからせるのだ。
上司の仕事の1つは部下の能力開発。より高い能力が求められる仕事について、あえて意見を聞くのは、自分で考えさせ、意見をまとめる能力を身につけてほしいからだ。
必ず持論を述べさせ、もし「わかりません」と言うなら、考えをまとめさせてから再度報告させる時間をもとう。
なお、上司に意見を述べられない人は、思考停止状態と思われても仕方がない。部下ならば、自分の意見をたずさえて上司に報告をしよう。


【感想】

◆細かいことなのですが、上記ポイントの各段落の先頭が「行頭一字下げ」になっていないことに気がつかれましたでしょうか?

普段のビジネス書では、あまり見ないものの、雑誌やムック等のコラムやコメントでなら、なじみがあるスタイルだと思います。

実際、本書に収録されているTIPSは、1つ1つがあまり長くなく、まさにコラムやコメントに近いもの。

実は上記の5つのポイントも、小見出し以下をそのまますべて掲載しています。

このような「簡潔さ」は、当ブログのようなレビュースタイルにはありがたく、いつもなら「どこまで引用するか」とか、ボリュームがある場合に「どこを割愛するか」を迷うところが、その必要がありませんでした。


◆内容について見ていくと、まず第1章は「やりきる人が身につけている3つのS」と題した、一般的な仕事術に関するもの。

この「3つのS」とは、具体的には「瞬発力」「集中力」「執着力」の3つであり、上記ポイントの1番目は「瞬発力」で、上記ポイントの2番目は「執着力」に関するTIPSになります。

他にもハイライトを引きまくったので、仕事術本がお好きな方は、この第1章は要チェックかと。

一方、続く第2章も当ブログでは定番とも言える「時間術」についてで、上記ポイントの3番目が、この第3章からになります。

ところで、この上記ポイントの3番目にある「TDL」が「To Do List」だとは何となく分かると思うのですが、それに続く「EM」とは何か?

実はこれ、「Eisenhower Matrix」の略であり、いわゆる「重要度と緊急度の2軸4象限のマトリックス」になります。


◆「定番」といえば、昨今新たな仕事術の「定番」になりつつあるのが、第4章の「PDCA」。

上記ポイントでは3番目で軽く触れているだけですが、本書では第4章を丸々割いて言及しています。

なお、本書のPDCAが類書とやや違うのが、「D」を除く「PCA」をそれぞれP「仮説・検証」、C「着陸・評価」、A「改善・離陸」と細分化していること(Dは「実行」のまま)。

実は、本書で1つのテーマで順を追って掘り下げているのはこの第4章くらいなのですが、それくらい他の章と比べて濃い内容となっています。

さらに、この章の最後では、実際のケーススタディを使うことで、よりPDCAサイクルへの理解を促しているという。

ここぜひ、本書にて実際にご確認していただきたく。


◆最後の第5章では、上記ポイントの5番目にもある「マネジメント」のお話等々が。

逆に、こちらから上司に報告する際には、SMARTで……というのは皆さんご存知ですよね。

結局この章に限らず、類書で述べられているお話も多いのですが、広範囲のテーマを簡潔にまとめているので、この辺はしょうがないのかな、と。

さすがに広範囲なテーマでマニアックなTIPSを集められてしまうと、「何ぞこれ?」になりかねませんから。

ただし、横書き左開きなのと、内容とあまり関係のない(?)イラストがちょこちょこ出てくるのは、個人的には「減点ポイント」。

まぁ、Kindle版が「23%OFF」とお得なので、それで許しますが(←エラそうw)。


一流のビジネスパーソンを目指す方に!

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誰でもできるのに、1%の人しか実行していない仕事のコツ48
まえがき 一流のビジネスパーソンが見えないところでやっていること
CHAPTER 1 やりきる人が身につけている3つのS
CHAPTER 2 時間を制する者が仕事を制す
CHAPTER 3 交渉を成功に導くトライ&エラー
CHAPTER 4 確実に結果が出る超PDCA
CHAPTER 5 一流のビジネスパーソンになる条件
あとがき あなた自身の「働き方改革」のために


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【編集後記】

◆本日の「Kindle日替わりセール」から。

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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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