スポンサーリンク

2017年09月25日

【英語学習】『成長したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい』に学ぶ英語学習の心構え5つ


B073PQNHX2
成長したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい グローバル人材になるための99のアドバイス


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、当ブログではまだ記事にしていない講談社さんの大規模セールからの1冊。

セール期限である「9月28日(木)」まででしたら、Kindle版が400円ほどお買い得となっています。

アマゾンの内容紹介から。
世界を目指す君に、僕のすべてを伝えたい――ビジネスマンにして、NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」の講師である著者が自らの体験をもとに若者たちに贈る「キャリアアドバイス」。英語を学ぶ法、海外でのビジネスを志す方に向けた「面白くて役に立つ」一冊です。

今回は本書の中でも、もっともハイライトを引きまくった「英語学習の心構え」について5つピックアップしましたので、ご覧ください!





Dictionary / TEDxNJLibraries


【ポイント】

■1.英語が使えないのは絶対的に語彙が不足しているから
 制限された語彙では、たとえば「収益性」や「民主主義」をどのように説明するのでしょうか。profitabilityやdemocracyという単語を知っていれば1語で表すことができます。しかし、語彙が乏しいと、コミュニケーションが難しくなってしまうのです。現実問題として、語彙を制限するとかえって理解されにくくなります。(中略)
 主要な英単語を3000語くらい知っていれば英字新聞のほぼ95パーセントが理解できる、などとしている本もありますが、NHK「ニュースで英会話」の講師を務める鳥飼玖美子氏は『本物の英語力』(講談社現代新書)の中で、「仕事で英語を使おうという場合は、8000語は必要です。何かの問題について議論するとなれば、1万語は欲しいところです」と書いています。
 英語が思うように使えないのは、語彙が圧倒的に不足しているからだと自覚することが英語上達への第一歩です。


■2.音声認識ソフトで自分の発音の弱点を知る
 アメリカで飛行機の予約をしたり、番号案内で電話番号を調べたりしようとすると、人ではなく自動音声応答システム(interactive voice response system)と会話をしなければなりません。これは電話窓口で、音声による自動応答を行うコンピュータ・システムです。
 多くのPCやスマートフォンにもSiriなどの音声認識のソフトウェアやアプリがすでに組み込まれているので、それらを相手に英語の単語や短い文を吹き込んでみると、正しい発音であれば、それが文字データとしてすぐにディスプレイ上に表示されます。また、発音に問題があれば、クエスチョンマークなどで表示されるのです。このようにして自分の発音の弱点を把握してみてください。


■3.犠牲無しに目標達成は困難
 私はSMARTにもう一つSを加えてSMARTSを目標設定の指針に、とお話ししています。最後のSはSacrifice(犠牲)です。
 犠牲とは具体的には、「時間」か「お金」、あるいはその両方を指します。(中略)
「時間がなくて英語の勉強ができない」と言う人は、実は時間がないのではなく、「自分には英語の勉強より大切なことがある」「自分にとって英語の勉強は優先順位が低い」と言っているだけなのです。
 英語の上達が、本当に重要であれば、時間は作れるはずです。時間を作るためのプランが必要です。
 あまりお金をかけずに力をつけたいのであれば、ラジオやテレビの語学番組を聞くのも非常にコストパフォーマンスのいい方法です。


■4.恥かきの回数と英語上達力は相関関係にある
 誤りを恐れてperfectionistになろうとすると、口を開くのがおっくうになります。私たち日本人にとって英語は母語ではないのですから、間違えてもそれは当然のことです。大いに恥をかこうではありませんか。
 語学の勉強において恥をかくことの重要性を強調しておきます。私の経験からすると、恥かきの回数と上達カーブとの間には相関関係が存在するように思えます。私も恥はたくさんかいてきました。
 高校生の頃、ある外国人の家を訪れている時に、郵便物を出し忘れていたのに気づき、Where is the post? と、近所の「郵便ポスト」の場所を尋ねました。ところが、postという簡単な単語がまったく通じません。最後には、当時のアメリカの雑誌The Saturday Evening Postを持ってこられたのでがっかりしました。
 日本語の「ポスト」は英語では、postboxあるいはmailboxと言うのだと知ったのは、しばらくたってからでした。


■5.電子辞書も活用する
 英語の教師を対象としたある講演会で、英語学習において「電子辞書」を使うことをどう思うかと聞かれました。そこで、「私のパソコンには、6種類の日本語・英語の辞書が入っていて常に使っているし、収録の際には必ずスタジオに持って入る」などと説明しました。
 ところがその質問者は何やら怪訝な面持ちなので、質問の意図を尋ねてみました。すると、電子辞書の使用を禁止している教師もいるというのです。つまり、電子辞書を使うとあまりにも簡単に単語を調べられるので、頭に残らない。英語は苦労して学ばなければ身につかない、ということのようです。
 もう辞書を食べる時代ではありませんし、せっかく便利なテクノロジーがあるのですから、それらを効率よく利用して上手に勉強をすべきです。電子辞書を使って簡単に単語を調べられても頭に残らないのであれば、それは覚えておく必要性の低い単語、ぐらいに割り切ることが必要でしょう。
 

【感想】

◆冒頭でも触れたように、タイトルからは、まず知りえないくらいに「英語学習」が充実した1冊でした。

これ、まだKindle版の内容紹介ですと、上記のように英語学習法があるような記述になっているからいいのですが、単行本の方は
世界を目指す君に、僕のすべてを伝えたい――
ビジネスマンにして、NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」の講師である著者が自らの体験をもとに若者たちに贈る「キャリアアドバイス」。
「面白くて役に立つ」一冊です。
となってますから、こちらだけ読んだら、まずわからないでしょう。

一応その直後に、やや詳しめの目次が載っており、その第1章が「あなたの英語、こうすれば上達する」とあるので、著者のキャリア的に考えても、「英語ネタ」があって当然なんですけどね。

ただ、私もまさか、本書の前半のほとんどが、「英語学習法メイン」だとは思いませんでした。


◆さて、その英語学習法ですが、基本的には「王道」系かと。

まずは上記ポイントの1番目のように「語彙力」を重視されています。

また、今回は割愛したのですが、「ただぼんやりと聞く英語」に関しては「ただの雑音でしかない」とバッサリ。

「SIER」という言葉が出てきて、「はいはい、システムインテグレーターのことね」と思ったら、全然違いましたw

正解は「きく(Sensing)」「聞く(Interpreting)」「聴く(Evaluating)」「効く(Responding)」という4つの段階のこと。

詳しくは下記記事にてご確認ください。

ビジネス英語のカリスマが明かす「英語上達の第一歩」(杉田 敏) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)


◆また、上記ポイントの3番目のように「時間」か「お金」(もしくはその両方)の犠牲を払え、というのも「耳イタイ」ところ。

お金はさておき、時間は皆等しく「1日24時間」しかありませんから、睡眠時間や家族との時間などを削るか、細切れ時間を活用する等するしかないでしょう。

いずれにせよ、「『時間がなくて英語の勉強ができない』と言う人は、実は時間がないのではなく、『自分には英語の勉強より大切なことがある』『自分にとって英語の勉強は優先順位が低い』と言っているだけなのです」というクダリには、返す言葉もありません。

一方、上記ポイントの4番目の「恥かきの回数」というのは、納得される方も多いことかと。

ここでは可愛らしい例ですが、本書ではもうちょっと、冷や汗ものの例も登場しますので、詳しくはそちらにてご確認ください。


◆ただしこうした正攻法な勉強法が展開される一方で、上記ポイントの2番目や5番目にもあるように、著者の杉田さんは、昨今のテクノロジーにも肯定的です。

本書では他にも、「オンライン英会話」や、ソフトである「ロゼッタストーン」にも言及。

……ロゼッタストーンって、私は全然知らなかったのですが、アマゾンでも売ってるようなパッケージソフトなんですね。

まとめて買うとそれなりにしますけど、この辺ならお試しとして「アリ」かも。

ロゼッタストーン 1言語(最新)|Win/Mac対応
ロゼッタストーン 1言語(最新)|Win/Mac対応


◆ここまで、本書の前半部分についてのみ触れていましたが、本書の第5章以降は、キャリアデザインに関するお話が展開されています。

特に杉田さんの場合、米国会社でのお勤めも長く、またGEの日本法人取締役副社長も勤められていたくらいですから、グローバルな内容が中心。

就職、転職や面接のお話、また、勤め始めてからの気を付けたいこと等々、外資系を志す方なら、この後半部分も一読の価値があると思います。

もちろん、杉田さんのご活躍された時代と今とは違うのかもしれませんし、業界や会社によってもまちまちかもしれませんが、マナー的なものは注意したいところ。

私も知らなかったのですが、オフィスでガムを噛むのは、同僚に対して無礼なんですね(冷や汗)。


英語を学んでグローバルなビジネスパーソンを目指すなら!

B073PQNHX2
成長したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい グローバル人材になるための99のアドバイス
第1章 あなたの英語、こうすれば上達する
第2章 「現在位置」を知って「目的地」までのロードマップを作ろう
第3章 英語は使わざるを得ない世界共通のツール
第4章 実践!ビジネス英語
第5章 グローバルキャリアを目指して
第6章 手を挙げよう。すべてにチャレンジしてみよう
第7章 どこでも通用する常識は、どこにも存在しない
第8章 新しい時代の新しいマナー
第9章 ぬるま湯から出て次のステージに進もう


【関連記事】

【英語学習】『英語力はメンタルで決まる〜自分が変わる英語学習のコツ26』西田 大(2017年06月19日)

【英語】『一生モノの英語力を身につけるたったひとつの学習法』澤井康佑(2017年03月31日)

【英語】『【新書版】海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる』三木雄信(2016年12月29日)

【英語学習】『科学的トレーニングで英語力は伸ばせる!』田浦秀幸(2016年02月06日)


【編集後記】

◆昨日記事にした「ニコカド祭りフライングセール」では、この辺が人気でした(順不同)。

B00PRPWKKQ
社長の勉強法 (メディアファクトリー新書)

B00PRPWHK4
絶対にうまい食べ方 中経の文庫

参考記事:『絶対にうまい食べ方』が想像以上に凄い件について(2012年11月29日)

B01JKOTHAK
シブすぎ技術に男泣き! シブすぎ技術に男泣き! (中経の文庫)

9月28日(木)までですので、こちらもお忘れなく!


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「私と100冊の勉強本」へ

この記事のカテゴリー:「ビジネススキル」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ
Posted by smoothfoxxx at 08:00
私と100冊の勉強本このエントリーを含むはてなブックマークYahoo!ブックマークに登録BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

スポンサーリンク