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2017年07月12日

【堀江節炸裂!?】『多動力』堀江貴文


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多動力 (NewsPicks Book)


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、いよいよ明日までとなる「幻冬舎・幻冬舎コミックスフェア」の中でも人気の1冊。

おなじみ堀江貴文さんの「自己啓発系仕事術本」になります。

アマゾンの内容紹介から一部引用。
すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果爛織討諒畢瓩溶けていく。
この、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。
そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる「多動力」なのだ。
この『多動力』は渾身の力で書いた。
「多動力」を身につければ、仕事は楽しくなり、人生は充実すると確信しているからだ。

まだ発売されて1ヶ月ちょっとですが、今回のセール期間中であれば「50%ポイント還元」でお求めいただけます!





sushi master at work / cylonfingers


【ポイント】

■1.「車輪の再発明」をしない
「車輪の再発明」という、プログラマーの世界でよく使われるキーワードがある。
 要は、すでに車輪という便利なツールが存在するのに、一から自力で車輪を開発するほど時間と労力の無駄はないということを表した言葉だ。
「すきやばし次郎」のような寿司屋にわざわざ弟子入りし、長大な時間を修業に費やす者は「車輪の再発明」をしているとしか言いようがない。
 現に、大阪の「鮨 千陽」の土田秀信店長は迂遠な修業は積んでいない。専門学校で3カ月寿司作りを学んだだけだ。
 その「鮨 千陽」が『ミシュランガイド京都・大阪2016』で「ビブグルマン」部門に選ばれた。開店からたった11カ月目の出来事であった。
 つまり、一流店になるための情報や技術などは専門学校でちゃちゃっと身につけてしまうことができるのだ。


■2.「カルピスの原液」を作る
 僕が小さなころは、瓶詰めのカルピスがどこの家庭にもあったものだ。
 カルピスの原液は非常に濃厚なため、とてもストレートでガブガブ飲めるものではない。この原液を氷水で割ると、1本のカルピスを使って何本分ものカルピスウォーターを作れる。(中略)
 地上波放送のようなメディアは、カルピスの原液的コンテンツを薄めてマスに届ける典型だ。
 僕が普段メルマガやツイッターで主張していることを、うんと易しく言いかえて伝える。そして、そのテレビ番組をさらに薄めたものがネットニュースなどにバンバン取り上げられる。
 僕の1滴の原液がアメーバのように無限に広がるのだ。泉の源にあるカルピス原液から派生するアウトプットは、末端に近づくほど薄まり、大海に変わる。
 僕が実際に動かなくても、考えや主張は自動的に生産され続け、何人もの僕が働いているのと同じことになる。


■3.無駄な会議をなくす三原則
無駄な会議をやめるには以下の三原則を守ることが必要だ。
(1)解決したい問題を明確にする(能書きは捨てて、結論を先に言う)
(2)必要な情報を集める
(3)感情論を排しロジカルに判断する
 小学校の授業でやるレベルのことだが、これができていない人があまりに多い。
 ダラダラと話をするだけで何も決まらず「それでは、また明日続きをやりましょうか」と会議がひたすら延長されていく。
 それではいつまでたっても仕事は終わらない。三原則を徹底し、1時間かかる会議を30分にし、そして15分にしていこう。


■4.仕事に大事なのは「速度」ではなく「リズム」
 仕事が遅い人は決まってリズムが悪い。大切なのは「速度」より「リズム」である。
 いきなり電話をかけてこられたり、話しかけられたりすると、メールやLINEの処理がストップをかけられる。
 僕は仕事のリズムを崩されると、たまらなくイライラする。(中略)
 わざわざPDFファイルにするのではなく、テキストで貼りつけてくれれば一瞬で表示できる。意味のない添付ファイルを送ってくるような人間と僕は仕事をしたくない。
 こういう話をすると、僕がせっかちだから怒っていると思う人がいるが、本質は違う。
 もう一度言う、仕事というのは「速度」よりも「リズム」なのだ。
 メールを見て即返信する。LINEでピッピッとやりとりする。長めのテキストは隙間時間にチェックする。
 せっかくメールやLINEという便利なツールを使っているのに、重い添付ファイルが交じってサッと開けないだけでリズムが狂い、長い行列を作るのと同じ状態になってしまうのだ。


■5.手元にあるものに囚われない
 なぜ、みんな今もっているものを何とか生かそうという発想になるのだろうか?
 こういった貧乏根性があると、結局は損をしてしまう。
 まず、発想の仕方が逆なのだ。
「●●をしたい●●が必要」というのが筋であって、「●●をもっている●●をしないともったいない」というのは大体うまくいかない。
 1000万円の土地をもっているのならば、それを生かして何かやろうと考えるのではなく、そんな土地はさっさと売ってしまって、1000万円を元手にやりたいことをやればいいのだ。
 資格も同様だ。
 ソムリエの資格があるから、その資格で何をやるのかを考えるのではなく、あなたがもしワインバーをやるうえでソムリエが必要なのだとしたら、そのときソムリエを雇えばいいのだ。


【感想】

◆アマゾンで賛否両論だっただけに、私自身、読むのを躊躇していたものの、読んでみたら何のことはない、「ホリエモン流」の平常運転でした。

確かに今までは、堀江氏の本を読む場合、こんなに出遅れたことがあまりなかったせいか、レビューもあまり意識しておらず。

今さらチェックしてみると、過去の著作も一定数の方からは低評価されており、この本だけどうこう、ということはありません。

それだけに、例えばアマゾンレビューで支持を集めている上2つも、「今さらホリエモンにそんなこと言う?」としか思えないワタクシ。

特にレビューで
新幹線の中で「堀江さんの本を読んで感動しました」と声をかけられて「だから何?」と返してしまうホリエモンらしいエピソードがありますが、たとえそれは本音だとしても、そのような人が考えたサービスは果たして魅力的に映るでしょうか?
とあるのも、前後の文意を無視していますし、そもそも「一方的に知っているだけの相手に話しかけていい状況か」、くらいは判断してもらいたいところ(ファンの方なんでしょうけど)。

余談ですが、引き合いに出している、ゾゾタウンの前澤社長の方こそ、送料の件でTwitterで炎上している(個人的には今の宅配業界の現状を見るにつけ、お考えはごもっともだと思います)んですが……。


◆むしろ、本書が突っ込まれてしかるべき(?)なのは、昔から主張していることがほとんど変わらないこと。

簡単に言ってしまえば、「ひたすら合理性を追求する」ということなんでしょうか。

ただし、その時点その時点において、堀江氏の置かれた状況や、その時点におけるツール(サービス)が違う分、中身もアップデートされています。

たとえば、私が最初にこの本を読んだ頃は、まだスマホもありませんでしたから、「社員に日報をメールで送らせる」というTIPSだけで、「目からウロコ」になった記憶が。

100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術
100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術

一方その6年後に出た、上記の本の続編となるこちらでは、既にiPhoneをバリバリに使いこなしています。

稼げる 超ソーシャルフィルタリング
稼げる 超ソーシャルフィルタリング

参考記事:【メール術】「稼げる 超ソーシャルフィルタリング」堀江貴文(2010年04月22日)

その後、LINEやSlackも出てきましたし、上記ポイントの4番目にもあるように、現在はLINEもフル活用している模様。


◆また、本書における試みとしては、各項目の最後に「JUST DO IT(やってみよう!)」と題した、2〜4個ほどの「アクションプラン」が載せられていること。

今までの作品が、ほとんど堀江氏が言いっぱなし(おそらく堀江氏が語った事をライターがまとめただけなので)だったのに対し、こちらとしても、何らかの「実践」を求められています。

この辺、まぁ自己啓発書の類書でもよくある、と言われたらそうなのですが、堀江氏の作品では珍しいと思います。

たまたま、堀江氏の古い本を見たせいか、この本を思い出したんですがw

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ!
トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ!


◆いずれにせよ本書は、「堀江節」を堪能するには格好の1冊ではないか、と。

堀江氏の「他人に嫌われることを恐れない」スタンスは、感情的に受け入れられない人も多いとは思うんですけど、堀江氏を高く評価している成毛眞さんも、タイプ的には同じようなものだと思うんですよね(表現の仕方は違いますが)。

私は普通に「他人嫌われることを恐れる」タイプなので、ここまで徹底はできませんが、「合理性を追求する姿勢」は、ぜひとも見習いたいと思う次第。

しかも今日明日なら、「50%ポイント還元」なんですから、かつてのファンだった方も、久しぶりに堀江氏の本を読んでみてもいいかもしれません。


固定観念を打破する1冊!

B072HVZ9RF
多動力 (NewsPicks Book)
第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第2章 バカ真面目の洗脳を解け
第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
第5章 自分の分身に働かせる裏技
第6章 世界最速仕事術
第7章 最強メンタルの育て方
第8章 人生に目的なんていらない


【関連記事】

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【メール術】「稼げる 超ソーシャルフィルタリング」堀江貴文(2010年04月22日)

【痛快!】「大人げない大人になれ!」成毛眞(2009年11月25日)


【編集後記】

◆今回の幻冬舎さんのセールでは、堀江氏のこの本も対象となっています。

我が闘争 (幻冬舎文庫)
我が闘争 (幻冬舎文庫)

仕事術とは違うものの、堀江氏を理解するには格好の1冊かと。


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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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