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2017年01月18日

【読解力】『できる子は本をこう読んでいる 小学生のための読解力をつける魔法の本棚』中島克治


できる子は本をこう読んでいる 小学生のための読解力をつける魔法の本棚
できる子は本をこう読んでいる 小学生のための読解力をつける魔法の本棚



【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、ウチのムスコの弱点である「読解力」を何とかしようとして購入した1冊。

現在、「小デジ!2016年売上ランキング ベスト300」の対象であり、大変お買い得ということで、思わずアマゾンアタックしてしまいました。

アマゾンの内容紹介から一部引用。
「本を読むのに国語ができない」、そう悩んでいる親御さんは多いのではないでしょうか。ではどんな本をどう読めば、読解力がつくのでしょうか。麻布学園の国語教師である著者が、「本を読むのに国語ができない謎」を解き明かし、家庭でできる国語力アップのための読書法を公開します。また、読解力は、勉強のためだけでなく、人が豊かに生きていくために必要な、判断力や思考力のベースにもなります。そんな人間力を育むためにおすすめの、170冊のブックリスト付きです。

なお、単行本の中古もお求めやすくなっていますが、セール期限の1月26日までであれば、「65%OFF」&「20%ポイント還元」のKindle版がオススメです!





Reading / ThomasLife


【ポイント】

■1.読み聞かせの際は、子どもに目で文字を追わせる
 読み聞かせをするときは、子どもにも目で文字を追わせましょう。そうやって文字を読んでいくことで自然と文のまとまりを理解し、どこで切ったらいいのか、ストーリーや段落のひとかたまりはどこまでか、ということも把握できるようになり、知らず知らずのうちに文章を読む力が育ちます。
 親御さんは「上手に読まなければ」とプレッシャーを感じる必要はありません。うっかり1行飛ばしてしまったり、読み方を間違えたりしたときには、子どものほうから「それ違うよ」と教えてくれることもあります。お子さんがちょっとした優越感を持つ瞬間ですね。


■2.音読で精読の習慣づけをする
 作品を精読できているかどうかを確認できるのが音読です。音読をさせると発音やイントネーションによって、どこが理解できていないかが、すぐにわかります。スラスラと話し言葉のように読めていればよいのですが、文中の助詞である「て」「に」「を」「は」を読み間違えたり、つっかえたりするときは、読解も不十分と考えていいでしょう。あまりにもつっかえるようなら、その子にとってレベルが高すぎる文章だという判断もできます。
 また、音読は文章の内容を読み取る練習にもなります。音読をするときは少し先にある文字を目で追っているので、音読に慣れてくると文がその先どう進んでいくのか予測できるようにもなります。読解力を高める方法の一つとして、ぜひ音読も取り入れてみてください。


■3.物語文を読み慣れる
 できる子も「物語文が得意」な子と「論説文が得意」な子に分けることができるのですが、読解力という点では、物語を得意としている子のほうが行間の読み方が深く、しっかりと考える力を備えています。
 たとえば、物語の中の1つのセリフをとってみても、実は心情とは逆のことを口走っているものだったり、何げない一言なのに、実は皮肉がこめられていたりするなど、作者の工夫がこらされていることがよくあります。物語を読み慣れていると、そういう微妙なニュアンスを感じ取るセンスを高めていくことになります。そのくり返しが読解力を自然と高めてくれるのです。


■4.低学年は書き写しから
 小学生にとって最も身近な教材は教科書です。第一段階では、学校で使っている国語の教科書を利用し、本文を書き写すことから始めてください。書き写すときのポイントは次のようになります。
(1)教科書の文章を、マス目に合わせ、一字一字丁寧に書く。  
(2)改行や句読点など、本文に忠実に書き写す。  
(3)正しく書き写せているかどうか、漢字や表記の間違いを親がチェックする。  
(4)間違ったところは消さずに赤鉛筆で線を引き、正しいものをその横に書く。


■5.見出しをつけさせる
新聞や雑誌には「見出し」というものがあります。その記事の内容をワンフレーズで表現していて、それを読めばどんなことが書かれているかがわかります。教科書であっても、たとえばある登場人物が出てくるシーンだったらその紹介をしたり、ちょっとした事件があったらそれを一言でまとめていくといった具合です。
 見出しとしてまとめるためには、書かれている内容をきちんと把握しなければなりませんし、表現にも工夫が必要です。もちろん、見出しのつけ方にはコツがあります。そこに書かれている内容の最も大切な部分を盛りこむこと、表現はできるだけ短くまとめることなどです。新聞や雑誌の見出しも参考に、お父さん、お母さんがまとめ方のコツを教えてあげてください。


【感想】

◆ワタクシごとなのですが、昨日ムスコの塾の父母会に行ってまいりまして。

そこで国語の先生からも、今後の学習方針やら家庭での勉強方法等の説明があったわけです。

漢字やことわざ辺りは、単に覚えればいいだけですからいいとして、問題はやはり「読解関係」。

小学生中学年レベルでも、ここまで読み取らないといけないのか、と少々驚き、前から気になっていた本書を買った次第です。


◆さて、私自身は前々から触れているように「超文系」であり、小中学生時代、国語は大得意でした。

テストでもあまり悩んだこともなく、それはひとえに小さい頃からの読書習慣によるものだと思っていたので、ムスコにも一応読書は勧めておりまして。

ただし、本は無理強いして読むものではない、と認識しており、また本は子どもの好きなものを買い与えよ、ということで、親子でリアル書店に行っても、本人の望むものを買ってあげていました。

結果、どうもストーリーを追うタイプのものばかりで、本人や周りの人の気持ちを読み取るような作品はほとんどなかった模様。

上記ポイントの4番目にあるような「実は心情とは逆のことを口走っている」セリフだったら、額面どおり受け取りそうです。


◆上記ポイントの2番目にある「音読」は、学校の宿題でもやっていますし、塾でも推奨されていました。

ただし、つっかえずに早く読み終わることに意識が集中しているため、発音やイントネーションは気にせず「ほぼ棒読み」。

正直、これで音読している意味があるのか不安でしたが、やはり単に声を出して読むだけではなく、1つひとつの「言葉の意味」を意識する必要があるようです。

さらに、上のレベルを目指すなら、単に間違えずに読むだけでなく、「抑揚をつけたり、感情をこめて読むことも大切」とのこと。

確かに内容が理解できていなかったら、抑揚をつけたり、感情をこめるのは難しいですもんね。


◆ほかにも、本来小学校低学年からやることなのだそうですが、上記ポイントの4番目の「書き写し」は、読解以外にも効果がありそうな。

特に「マス目に合わせ、一字一字丁寧に書く」というのは、塾でも言われたのですが、採点される上で重要らしいです。

この「書き写し」が問題なくできるようになったら、ポイントの5番目の「見出しつけ」を行う、とのこと。

さらにその次のレベルとしては、「要約」があるのですが、この辺は本書に収録された事例ともどもご確認ください。


◆なお、本書の著者である中島克治さんは、あの麻布のご出身(&東大卒)で、麻布で国語の教師をされている方。

それゆえ本書の第5章では、「麻布中学の模擬試験」的な、オリジナルの長文読解問題が収録されています。

これが普通に難しくて、私自身、「昔取った杵柄」はどこへやら(涙目)。

とはいえ、本書はガチガチな受験対策本ではないので、あらかじめご了承ください。

また、巻末には年齢層別に2つに分けた、小学生向けのブックリストが170冊も!

名作はもちろんのこと、知らない作品も多々ありましたので、ムスコ向けに吟味したいと思います。


中学受験をされるお子さんがいらっしゃる方なら要チェックな1冊!

できる子は本をこう読んでいる 小学生のための読解力をつける魔法の本棚
できる子は本をこう読んでいる 小学生のための読解力をつける魔法の本棚

第1章 読解力の育て方・伸ばし方
第2章 急がば回れ―読書は学力を高める近道
第3章 読解力をつける読書と漫画活用術
第4章 家庭でできる学年別学習法
第5章 長文読解問題に挑戦!
第6章 子どもの人間力を育むために
第7章 おすすめブックリスト


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【編集後記】

◆本日の「Kindle日替わりセール」から。

寝ながら学べる構造主義 (文春新書)
寝ながら学べる構造主義 (文春新書)


かなり古い新書なのに、中古が底値でないのがまずスゴイです。

おかげで送料足すと、Kindle版の方がお得になることに!


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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