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2017年01月16日

【PDCA】『自分を劇的に成長させる! PDCAノート』岡村拓朗


自分を劇的に成長させる! PDCAノート
自分を劇的に成長させる! PDCAノート



【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、リアル書店で発見した仕事術本

著者の岡村拓朗さんは、この「PDCAノート」を開発することで「かつて月間100時間以上もあった残業がゼロ」にまで削減できたのだそう。

アマゾンの内容紹介から。
1冊のノートで行動、思考、結果、が飛躍的に改善する1日5分の新習慣!外資系マネージャー×時短コンサルタントが教える365日成長し続けるメソッド!

なお、現在アマゾンでは単行本が品切れなのですが、300円ほどお買い得なKindle版なら、すぐお読みいただけます!





Notes / English106


【ポイント】

■1.コンビニにおけるPDCAサイクル
 ご存じの通り、コンビニでは毎週いくつもの新製品が発売されます。その毎週発売される新製品の売上を最大化するために、店舗の客層や曜日ごとに、天候やイベント情報をもとにして販売計画を立てていきます。それこそ時間ごとに陳列位置を変えたりもします。  
 つまり、最初に仮説を立てることから始めるのです。  
 これはPDCAの「P」に当たります。その仮説のもとに商品の発注数量を決めて、売り場に陳列すると、その結果が売上の数字や、陳列棚の在庫数量といった実績に表れます。これはPDCAの「D」ですね。  
 そして、その当時は翌日に前日の売上レポートが出力されていたので、そこで結果を振り返り、仮説が合っていたのか、修正すべき点があったのか、といった検証作業で気づきを得ます。これはPDCAの「C」ですね。
 そしてその気づきをもとに、翌日からの売り場づくりや発注数量の見直しといった次の施策につなげていきます。これがPDCAの「A」になります。


■2.PDCAをうまく回すための3つのルール
 これまでお伝えしてきた通り、PDCAは知っているだけでは何も意味を持ちません。PDCAに対する誤解を解きながら、うまく回すための基本原則をお伝えしていきます。  
 PDCAを回すための基本ルールは次の3つです。
[ルール1]見える化 PDCAは視覚化できれば回る
[ルール2]仕組み化 PDCAは仕組みで回る
[ルール3]習慣化  PDCAを回すことを習慣化する
 この3つの基本原則がわかっていなければ、PDCAを回し続けることができません。逆に言うと、この3つのルールさえ押さえられていれば、PDCAは回ります。あなたは仕事、人生のすべてにおいて、どんどん行動でき、その行動はどんどん改善され続け、質の高い、効率のいい結果を手にすることができるようになります。

(詳細は本書を)


■3.PDCAノートの書き方
(1)ノートを横向きに置く
(2)上から3〜5僂里箸海蹐某緤神を引く
(3)まずノートの真ん中に垂直線を引く
(4)左の枠の真中に1本、右の枠の真中に1本引く
(5)一番上の枠に日付とタイトルをつける。目標やテーマでもOK
(6)「P」「D」「C」「A」を書き入れ、タグを付ける

(図・詳細は本書を)


■4.まず、ゴールを明確にする
 あなたはゴールである目標は明確に描けていますか?  
 まずは、計画の前の1行目にゴールを明確に書きましょう。  
 たとえば、「上司に認められるくらいの結果を出す」「一流の人間になる」などという目標は、具体的ではないので、達成するのが難しくなります。  
 大事なのは、具体的で、かつ目標を達成したことがわかる目標にすることです。  
 数字や数値化できる目標、自分の行動でコントロールできるものにしましょう。
「1ヶ月で、新規顧客100件のアポイントを獲得する」
「コンサルティング契約10件獲得するために、セミナーで100人集客する」
(中略)
 など、数値化して具体的な目標にすることで、ゴールは簡単に明確になります。


■5.PDCAノートが続けられない理由
 PDCAノートが書けなくなる人は、計画通りに事が進まなかったことを「失敗」と捉えているのです。  
 逆に、PDCAノートを書き続けられる人は、計画通りに事が進まなかったことを「気づきと改善策が生まれるチャンス」として捉えています。  
 PDCAを回している限り、本来的な意味での失敗はなく、すべて成長するための「チャンス」なのです。
 実際、これまで具体的な予定や記録すらしていなかったことから考えると、ズレたことさえ認識できなかったでしょう。ズレが発生したことに気づいただけでも、もうそれだけで、あなたは成長し、進化するチャンスを手にしているのです。  
 計画通りにいかなくても、現在の気づきには成長するチャンスがたくさん潜んでいます。


【感想】

◆今月初旬にお送りした、昨年度の年間ランキングの第1位は「この本」だった当ブログ。

鬼速PDCA
鬼速PDCA


参考記事:『鬼速PDCA』が想像以上に凄い件について(2016年10月24日)

それだけに、本書に注目された方も多いのではないでしょうか?

この『鬼速PDCA』を読まれた方ならご存知のように、著者の冨田和成さんは、編集担当に企画段階で「PDCA? ずいぶん地味なテーマだよね。いまさら売れるのかな」と言われたのだそうです。

つまり「PDCA」とは、今まではそういう位置づけだったのであり、本書がこうしてリリースに至ったのも、『鬼速PDCA』のヒットを受けてのことなのだと思われ。


◆ただし本書は、『鬼速PDCA』に比べると、もうちょっと初心者向けな感じです。

そもそも本書の「はじめに」で著者の岡村さんいわく、「多くの人がPDCAを回していないのは、回し方を知らないから」。

そこで本書では、タイトルにもあるように「PDCAノート」なるものを用いて、PDCAを回すことを提案しているわけです。

ちなみに、上記ポイントの3番目では、その「PDCAノート」の基本的な書き方を解説していますが、これは一番基本となる「デイリーPDCAノート」についてのもの。

他にも、目標達成のための「目標達成PDCAノート」、プロジェクトごとの「プロジェクトPDCAノート」、商談のつど回す「商談PDCAノート」といったものがあり、これらの書き方は、本書の第3章にて、図とともに詳しく解説されています。

……正直、この図の写メでも撮って載せられたら一番分かりやすいのですが、著作権的に難しい(許可が必要)ので割愛(スイマセン)。


◆ただし、「PDCAノートの書き方」をマスターすれば、それで終わりではありません。

本書の第4章では「PDCAノートを高速で確実に回す方法」と題して、実際の使い方について指南。

たとえば上記ポイントの4番目にあるように、「P」の「計画」の前に、ゴールを明確にする必要があります。

なお、これは上記ポイントの3番目の(2)で、PDCAノートに引いた水平線の上に書くもの。

他のPDCAノートも、多少違いはあるものの、どれもPDCAの上部に書いており、常に意識するものなのだと思います。


◆ちなみに、著者の岡村さんいわく「PDCAで一番大事なのは『D 実行・実績』」なのだとか。

そこでPDCAノートに、この「D」を記入する際には、「その都度、書き込む」こと

あとで書こうとすると、絶対に忘れるので、実行したら書き込むようにするのだそうです。

さらに、「どんな事実を書き残すか」を考えた場合、「固有名詞、数詞、で表されるもの」を書け、とのこと。

分かりやすいのが「時間」で、「予定では60分かかると見ていたタスクが、90分かかったのであれば、『90分かかった』もしくは『+30分かかった』など、淡々と事実を書いていく」わけですね。

これは意識しておかなくては……。


◆ところで本書の第5章の「PDCAを習慣化する方法」では、「PDCAをさらに高速化するメソッド」として「GTDメソッド」が挙げられていました。

昔から仕事術本等を読まれている方には、なじみの深いメソッドなのですが、最近の読者さんのために、まとめ的なエントリーをご紹介。

生産性アップの金字塔「GTD」の理念をおさらい | ライフハッカー[日本版]

より深く知りたい方は、本書の巻末の参考図書にもあった、この本でご確認ください。

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則



知識はあってもPDCAを回せなかった方なら要チェック!

自分を劇的に成長させる! PDCAノート
自分を劇的に成長させる! PDCAノート

第1章 PDCAを回すだけで人生は変わる
第2章 ノートを書く前に覚えておくべき「PDCA 思考」
第3章 PDCAノートのつくり方
第4章 PDCAノートを高速で確実に回す方法
第5章 PDCAを習慣化する方法
終 章 あなたのビジョンを実現する人生のPDCAを回そう


【関連記事】

『鬼速PDCA』が想像以上に凄い件について(2016年10月24日)

【決断力】『超一流のスピード決断力』内田 隆(2015年11月12日)

【働き方】『社会人1年目からの 仕事の基本』濱田秀彦(2016年04月27日)

【仕事術】『速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術』赤羽雄二(2015年01月24日)


【編集後記】

◆何だか知らぬ間に、Kindleのトップページに、「Kindle本大幅値下げセール」なるコーナーができておりまして。



Amazon.co.jp: Kindle本大幅値下げセール: Kindleストア

レビュー済み本やらお買い得本やら色々あるのですが、いつまでなのかが分からないので、記事にはしにくいという(涙目)。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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