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2017年01月05日

【マンガ】『面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた →そしたら人生観変わった』堀江貴文


面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた →そしたら人生観変わった
面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた →そしたら人生観変わった



【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事において一番人気だったガイドブック。

「マンガHONZ」を主宰するほどマンガにはお詳しい堀江貴文さんが、オススメマンガをレクチャーしてくれています。

アマゾンの内容紹介から一部引用。
本書では、稀代のマンガ・キュレーター堀江貴文が、「人生観を変えるほど面白いマンガ」のオールタイム・ベストを厳選して紹介。
仕事のセンス、想像力と観察力、情報、天才たちの人生、業界の真実……マンガは人生を面白くする最高のツールだ!
最注目マンガ編集者・佐渡島庸平氏との対談も収録。

年始で書店に行けなかったので、私はサックリKindle版で読んじゃいましたよ!





Comic / gdiazfor


【堀江さんオススメマンガ】

◆今回は、「まとめ買い」が中心なので、リンク先はすべてKindle版にしました。

■1.『ラーメン発見伝』


 ラーメンは、もともと「中華蕎麦」と言われるように、中国から伝わったものであるが、日本独自の調味料や出汁の取り方とフュージョンし、本家とは似ても似つかぬ存在となってしまっているのはご存じの通りだ。それに加え、つけ麵や二郎系といったガラパゴス的な進化を遂げていてまさに百花繚乱だ。そんなラーメン業界に対し、ビジネスコンサルという切り口から鋭く切り込んでいったマンガが『ラーメン発見伝』(河合単・画、久部緑郎・作)だ。


■2.『ぼくは麻理のなか』


 彼はある日、いつも通りその女子高校生とコンビニで出会い、何気なく後をつけていた。しかしその次の瞬間、朝日に目を覚ますと、自分がその女子高校生自身になっていることに気づく。憧れの女子高校生・崎麻理の「中の人」になってしまったのだ。(中略)
 この作品で主人公は、密かに憧れていた美少女の中に入り込むことを通してそれを知っていくのだが、まさにこれは「相手の気持ちを知り、自分が傷つくことを恐れずに相手にぶつかっていく」というプロセスなのではないだろうか。押見修造はそれを突拍子もない方法で主人公にやらせている。


■3.『服を着るならこんなふうに』


主人公は給料をすべてゲームに注ぎ込み、全身スウェットで休日をだらだら過ごすゲームオタクだ。  
 ある日彼は、同窓会の打ち合わせに、スウェットの下をジーンズにはきかえただけの「いつも通りの格好」で出かけた。「地元仲間に会うだけだし」と思っていたが、久々に出会ったかつてのクラスメイトはみなオシャレになっていた。その中で、自分だけが「コンビニに行くみたいな格好」だったことに気づき、オシャレに目覚める。ダサ男が共感できそうなきっかけだ。


■4.『ブラック・ジャック創作秘話』


 本作はタイトルに銘打っている通り、異色医学マンガである『ブラック・ジャック』創作時のエピソードを中心に、その周りにいた人物に丁寧にインタビューをして構成されている。『ブラック・ジャック』は秋田書店のマンガ雑誌「週刊少年チャンピオン」に連載されていたのだが、そのスタート時、手犲C遒録誉減蚤腓龍豢にあったことはあまり知られていない。


■5.『アイ’ム ホーム』


 このマンガのすごいところは主人公・家路久の家族が全員、仮面を被ったような描写がされていることだ。奥さんや子どもたち家族が仮面姿で描かれている。それに反し、家路久の離婚した元家族や懐かしい友人たちはみんな普通の顔で描かれているのだ。(中略)
 家路久はたくさんの鍵がついたキーチェーンと古い記憶を頼りに、様々な彼の「ホーム」を渡り歩き、記憶をつなぎ合わせていく。それはかつての家族の家だったり、愛人の家だったり旧友の家だったりする。  すでに記憶喪失の影響で閑職に追いやられ、穏やかな暮らしをしていた彼が、実はバリバリのエリート銀行員で周りの人達や離婚した家族たちとの間に大きな軋轢をつくっていたことを思い出していく。


■6.『羊の木』


 このマンガは元凶悪犯受刑者11人を受け入れた、とある地方都市に起こった事件を描く作品だ。  
 舞台となる海上交易で栄えた港町・魚深市は、一般市民にはその過去を隠した状態で元受刑者を住まわせるという政府の極秘プロジェクトの試行都市となった。(中略)
 そんな元受刑者たちがやってくる平和な町で、プロジェクトの真相を知るのは市長と友人の月末、大塚の3人だけという設定だ。


■7.『先生の白い嘘』


 主人公の原美鈴は24歳の高校教師だ。一見おとなしそうで純粋そうに見えるが、彼女は親友・美奈子の婚約者・早藤と不倫関係にある。きっかけは、美鈴が4年前、早藤にレイプされたことだ。  
 美奈子は、そんなことは何も知らずに、早藤との結婚を楽しそうに美鈴に打ち明ける。美鈴は早藤との奇妙な不倫関係を続けている。そんな美鈴は高校では、バイト先の社長の奥さんと不倫をしてしまった男子生徒の相談に乗っている。  
 性をめぐって絡み合う人間関係の中で、それぞれのキャラクターの性的倒錯が描かれてゆく。


【感想】

◆マンガに疎い私にとっては、学びの多い1冊でした。

タイトルには「1000冊」とありますが、これはあくまで堀江さんが今まで読んだ作品数(タイトル数)であって(多分)、本書内で1000冊紹介されているわけではありません。

むしろ、下の方にある「これが僕のオールタイム・ベスト60」こそが本書の内容であり、実際に解説されている作品をカウントしたところ、ちょうど60タイトルありました。

……実は第5章を費やして紹介しているこのマンガの違う巻が、それぞれ1タイトルずつに数えられているので、厳密には58タイトルだと思うのですがw

栄光なき天才たち[伊藤智義原作版] 1
栄光なき天才たち[伊藤智義原作版] 1



◆上記で選んだ7冊は、そんな60タイトルから、単純に当ブログで扱ったことがある、もしくは私自身が読んでみたいと思ったもの。

と言っても、あまりにベタというか有名な作品(『美味しんぼ』『闇金ウシジマくん』『宇宙兄弟』等々)は、今さらなので割愛しました。

もっとも、マンガに詳しい方からしたら、上記の7タイトルでも十分ベタでしょうし、私自身、作品名すら知らなかったのは、7番目の『先生の白い嘘』くらいなもの。

ただ、日頃の当ブログにおけるマンガ本の「ついで買い」による売上高から鑑みると、当ブログの読者さんの「マンガ濃度」は、私と大差ないと判断して、このような選書にした次第です。


◆さて、本書に登場するタイトルの中で、唯一、当ブログでご紹介したことがあるのが、上記4番目の『ブラック・ジャック創作秘話』の1巻。

ブラック・ジャック創作秘話 〜手塚治虫の仕事場から〜 (少年チャンピオン・コミックス)
ブラック・ジャック創作秘話 〜手塚治虫の仕事場から〜 (少年チャンピオン・コミックス)


参考記事:【このマンガがすごい!2012】男編第1位が『ブラック・ジャック創作秘話』だった件(2011年12月13日)

手塚治虫先生の働きぶりは、「妥協を許さない」と言えば聞こえはいいですが、職場環境は「ブラック」そのものです。

何せこの時代の最盛期に手塚先生は、『ブラック・ジャック』『ユニコ』『三つ目がとおる』『シュマリ』『火の鳥』『どろんこ先生』『ブッダ』『メタモルフォーゼ』の8本の連載を抱えていたそうですから、さもありなん。

あまりにハードコアすぎて、私はこの1巻でお腹いっぱいになりましたが、その後4巻も続いてたとは(1話完結タイプなので、1巻で終わりだと思っていました)w


◆逆に、本来ご紹介しなくてはいけなかったのが、上記で触れた『宇宙兄弟』でしょう。



そもそも堀江さん自身が、宇宙関連に投資をされているくらいですし、一緒に「マンガHONZ」を主宰している佐渡島庸平さんが、コルクで編集を担当されている作品です。

また、その佐渡島さんつながりでいうなら、コルクの柿内芳文さんが編集担当を務める『インベスターZ』には、堀江さんご自身も登場していますし、こちらも載せても良かったかな、と(やはりベタなので割愛しましたが)。



ちなみに、本書の巻末には、この堀江さんと佐渡島さんの対談があって、こちらも読み応えがありました。

今回のエントリーでは、マンガのご紹介を柱としたので割愛しましたが、ハイライトを引きまくったくらい。

本書をお求めになられたら、ぜひこちらもご確認ください。


◆なお、本書の一番終わりには、解説した60タイトルを含む「堀江貴文『マンガ』リスト」も収録。

今回私はKindle版で読んでいるので、何ページにまたがっているのかがわからないものの、堀江さんのオススメマンガが、「あ」行から「や・ら・わ」行まで、あいうえお順に列挙されています。

ちなみにこれらは、堀江さんが読んで、『マンガHONZ』やメルマガ等で紹介した主なマンガなのだそう。

解説アリの60タイトルの方では、スポーツマンガが『グラゼニ』だけなのが少々不満だったのですが、こちらにはキチンと『スラムダンク』があって、ひと安心w

そんな感じで「いかにも堀江さんらしい」セレクトも踏まえて、本書をお楽しみいただければ、と思います。


思わずマンガが読みたくなる1冊!

面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた →そしたら人生観変わった
面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた →そしたら人生観変わった

PROLOGUE 「遊びが仕事になる時代」にマンガが必要なワケ

CHAPTER1 「仕事はセンス」と教えてくれるマンガ
CHAPTER2 想像力は観察力だ。
CHAPTER3 人は情報を食べて生きている
CHAPTER4 鉄文という生き方
CHAPTER5 栄光なき天才たちが社会を動かす。
CHAPTER6 著者で読むマンガ
CHAPTER7“読書家”に負けない知識がつく、実用マンガ
CHAPTER8 いろんな「if」
CHAPTER9 忘れられないトラウマ・マンガ

CROSSTALK 堀江貴文×佐渡島庸平――マンガは新しい「遊び」をつくる


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ガイアが俺に「『弱虫ペダル』を紹介しろ」と囁いている件(2010年03月29日)


【編集後記】

◆本書の第9章は「忘れられないトラウマ・マンガ」というテーマなのですが、私にとってのトラウマかもしれないのが、こちらの少女マンガ。



本当に「中二」の時に愛読して、人生こじれました……w


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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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