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2016年02月29日

【自己啓発】『くじけない自分のつくり方』ポール・マギー


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くじけない自分のつくり方


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事にて取り上げた自己啓発本

著者のポール・マギー氏は、「『人生を変える講演家』の異名をとるイギリス随一のセミナー講師」であり、本書も「世界的ベストセラー」とのことです。

アマゾンの内容紹介から。
自信をちょっとだけつければ、人生は一瞬で変わる。性格を変えるのではなく、ちょっと自信をつけるだけで、ビジネスの場面でも就活の場面でも恋愛の場面でも、劇的に結果を変えることができる。自分が自分の最高の親友になって、自信をつける方法。

なお、Kindle版は、本日から配信されるようです!





Brad Henry Believe in yourself, and the rest will fall into place / symphony of love


【ポイント】

■1.謙虚さとは健全な自尊心を持つこと
 謙虚さとは弱々しく見えることではないし、自分をこきおろすことでもない。謙虚さとは健全な自尊心を持つことだ。それはミスをしてもいいと思えるだけの自信を持つことであり、自分は絶対にミスを犯さないと思い込むほど傲慢ということではない。
 謙虚さとは、自信のない分野があることを認めるだけの自信を持つことである。だから謙虚な人はそれについて自分をこきおろさない。
 謙虚さと自信は不釣り合いな組み合わせのように見えるかもしれないが、実際にはこの2つは素晴らしい相性である。


■2.自分の欠点を受け入れる
 多くの自己啓発本が認めない真実を指摘しよう。
 人はみな欠点を持っていて、いくらがんばっても、その事実を変えることはできない。
 あなたは完璧ではないし、どんなに努力しても完璧にはなれない。

 しかし、それでいいのだ。
 だからといって、もう努力する必要はないなどと主張するつもりはない。欠点があるのが人間であり、自分は欠点があっても価値のある存在だという事実を受け入れることが大切なのだ。そういう姿勢こそが自信をつけるのに役立つのである。


■3.自分に有益な言葉を投げかける
自分の語彙に追加すべき有益な言葉を3つ選んで紙に書き、声に出して読んでみよう。30日間にわたって毎日、それを少なくとも10回くり返すといい。
 このエクササイズは効果抜群である。それを実行せずに何もしないなら、あまりにも安易な態度だと言わざるをえない。その場合、あなたは自分の最高の親友ではない。
 このエクササイズをしっかり実行すれば、自信が10パーセント高まる。だが、それで十分である。自分に投げかける言葉を少し改善するだけで、セルフイメージに大きな変化が生じるからだ。
 では、今すぐにそれを実行しよう。


■4.自信がつくまで待つのをやめる
 あなたはどうやって自転車の乗り方を覚えただろうか?(中略)
 実際にハンドルを握ってぺダルをこぎながら乗り方を覚えたはずだ。
 最初のうちは誰かに手伝ってもらったかもしれないが、ある時点で自分の力だけで自転車に乗れるようになった。そしてその瞬間、自転車に乗る能力に自信がついたのである。
 言い換えると、あなたが自信をつけたのは、行動を起こす「前」ではなく「後」だったということだ。
 これは学ぶべき重要な教訓である。(中略)
 あなたと同等の能力と経験を持つ人の大半が、何らかの状況で不安を感じている。
 その不安を乗り越えて行動を起こそう。


■5.自分への批判を検証する
 ほとんどの人は批判されると、ショックを受けてくじけそうになる。きつい言葉でけなされたら、なおさらだ。その時、次の4つの対応のうち1つを選ぶことになる。
(1)批判を無視する(一部の人はそうしている)
(2)批判に固執する(その気持ちはわかる。心が傷ついた時は、とくにそうだ)
(3)自己弁護をする(これもよくわかる。批判が的外れな時は、とくにそうだ)
(4)批判を検証する(これは言うのは簡単だが、実行するのは難しい)
 この中で4つ目の対応に焦点をあてよう。自分への批判を検証するのは簡単ではないかもしれないが、それかできるのは自信の証しである。


【感想】

◆本書のタイトルは『くじけない自分のつくり方』ですが、実際は徹頭徹尾「自信の持ち方」と言ってもいい内容でした。

といいますか、下記目次の各章のタイトルを見れば、すべての章に「自信」という言葉があるのがお分かり頂けるかと。

ちなみに原書のタイトルは『Self-Confidence』であり、そのまんまなのですが。

0857082876
Self-Confidence: The Remarkable Truth of Why a Small Change Can Make a Big Difference

ゆえにまず、本書は「自信満々」な方にとっては、読む必要がない……と冒頭に書いてありましたw

ただ、そんな方でも、上記ポイントの5番目の「批判されたときの対処」については、一読の価値があると思われ。


◆さて、本書は第2章で「自信に関するウソにだまされない」と題して、過去の書籍の考え方等に対して検証を行っています。

実は上記ポイントの1番目は、その中の1つである「謙虚さは自信不足の表れである」の小見出しを変えたモノ。

またウソの1つとして「自信があれば、なんでもできる」を挙げており、「一部の自己啓発本は『努力せずにすぐ成功する方法』を説いているが、そんなものは存在しない」とバッサリです。

ちなみにここでは、「自信の高低」「能力の高低」の2軸4象限のマトリクスが収録されており、「成功する」ためには、いずれも「高」である必要がある模様(詳細は本書を)。


◆続く第3章と第4章では「あなたの自信を失わせたもの」として、「家庭環境」や「学校生活、メディア、自分自身とのつき合い方」について言及がなされています。

特に前者は「家庭環境」なんですが、「過保護な親が子どもの自信を奪う」とあって冷や汗が。

本書曰く、「心配性の人は過保護な親になりやすく、成長して道を切り開こうとする子どもの自然な欲求が抑圧されてしまい、その結果、子どもは十分な自信をつけることができないまま大人になる」のだそう。

読者の方の中には、ご自身と親御さんのことをお考えの方もいらっしゃると思いますが、私はむしろ、自分と自分の子どもについて思い浮かべてしまいました。

また、子育てに関するお話の中で、「頻繁にけなされると、子どもは自尊心を破壊されてしまい、その後の人生で絶えず他者に認めてもらおうとやっきになる」とあり、「場合によっては不適切で危険な行動に走るおそれすらある」とのことなので、これも気を付けなければ、と。

こちらとしては、けなしているツモリはなくとも、本人は傷ついていることが往々にしてあるので(特に塾の勉強等で)、意識しておきたいと思います。


◆一方第5章から始まる第2部からは、自信をつけるための具体的な方策が。

なお、上記ポイントの2番目以降は、すべて第2部からになります。

……というか、実は1つの章からすべて持ってきているのですが、この章は他にも付箋を貼っており、正直ここだけで1つ記事が書けたのではないか、と。

もちろん、他の章にも付箋は貼っているのですが、泣く泣く割愛しました。

中でも触れておきたかったのが、成功を支援してくれる人の4つの役割のこと(1人が4つの役割をすべて果たすこともアリ)。

具体的には「チアリーダー」「異議を唱える人」「コーチ」「親友」の4つなのですが、それぞれの役割やメリット・デメリット等については、本書にてご確認ください。


自信に溢れた人生を送るために!

4478067538
くじけない自分のつくり方
第1部 理論編―自信をつけるために知っておくべきこと
 第1章 自信をつければ、人生は好転する
 第2章 自信に関するウソにだまされない
 第3章 あなたの自信を失わせたもの(1)
 第4章 あなたの自信を失わせたもの(2)

第2部 実践編―くじけない自分になる方法
 第5章 周りを味方につけて自信をつける方法
 第6章 自分が自分の最高の親友になって、自信をつける方法
 第7章 ここぞ!という時に自信がつく方法
 第8章 挫折から自信を取り戻す方法
 第9章 社会に貢献して自信をつける方法


【関連記事】

【自己啓発】『ペンタゴン式 ハードワークでも折れない心のつくり方』カイゾン・コーテ(2015年12月14日)

【メンタル】『なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか? 実践版「レジリエンス・トレーニング」』久世浩司(2014年11月03日)

【正しい目標設定とは?】『絶対的な自信をつくる方法---「OKライン」で、弱い自分のまま強くなる』森川陽太郎(2014年07月17日)

【自己啓発】『まずは、自信をつけてしまえ!』ブライアン トレーシー(2013年09月14日)

意外と知られていない『自信がつく方法』のテクニック10選(2012年06月08日)


【編集後記】

◆上記でも触れた「子育て」に関して、気になる1冊が。

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一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる

単行本は在庫切れなんですが、Kindle版ならすぐ読めるようで、迷うところ……。


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Posted by smoothfoxxx at 09:00
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