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2015年06月28日

【モテ】『ぼくは愛を証明しようと思う。』藤沢数希


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ぼくは愛を証明しようと思う。


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事でも人気だった、藤沢数希さん、初の「モテ本」

400ページ弱と結構なボリュームなのですが、面白くて一気に読み切ってしまいました。

アマゾンの内容紹介から。
恋も愛もすべてはテクノロジーが勝利する。ネットで話題騒然の「恋愛工学」の全貌がはじめて明らかに!現代の男女関係を生き抜くための戦略的恋愛小説。

モテテクをふんだんにストーリーに盛り込む辺り、「日本版『ザ・ゲーム』」とでも呼ぶべき1冊です!





a night view of Tokyo / k14


【ポイント】

■1.タイムコンストレイントメソッド(時間制限法)
「女に話しかけるときに、嘘でもいいから、『これからちょっと用事があって20分しかないんだけど』と言ったり、『5時から仕事があって、もう行かないといけないんだけど』と言ったりして、こっちが立ち去る時間をなるべく早く知らせるんだ。つまり、これからはじまる会話にこちらから時間制限をつける」
「そんなことをすると、何かいいことがあるんですか?」
「女は知らない男に話しかけられると、ここで相手にしたら、ずっとしつこくつきまとわれるんじゃないかって心配するんだよ。その不安を、こっちから取り除いてやることによって、ナンパの成功確率が上がるんだ」


■2.LINE IDを交換したら、その場でメッセージを送る
「LINE IDを交換するときは、いつも簡単なメッセージをその場で送れ。名前、相手に関する一言、それから簡単なメッセージ」
「具体的には、どんなメッセージを送ればいいんですか?」
「さっきの歯科衛生士の理恵の場合は、[弁理士のわたなべです。理恵さんは歯医者で働いてるんだよね? 今日は会えてうれしかった。これから帰るところだよ。]みたいなメッセージだ。本当は、LINE IDを交換するとき、その場で送っておくのがいいんだが、せっかくだからいま送ってみろ」


■3.非モテコミットを避ける
「じゃあ、あなたを愛している、僕にはあなたしかいないんだ、みたいな一途な想いや行動は、すべて裏目に出るってことですか?」
 永沢さんが僕の顔を見て笑った。
「お前、なかなか飲み込みが早いな。そのとおり。それが非モテコミットと呼ばれる現象だよ。他にセ●クスさせてくれる女がいないから、たまたまちょっとでもやさしくしてくれて、うまくいきそうな女にすぐに夢中になってしまう。もうその女しかいない、と思い込む。女は男のそんな一途な想いを、心底嫌うんだよ」
「そうだったのか! だから、僕はいままでモテてこなかったんだ。そして、どう見てもいけ好かない男たちが、あんなにモテていたわけか……」


■4.ACSモデル
「Aフェーズで大切なことは女を魅了することだ。魅了できた時点で、Aフェーズはクリアとなる。連絡先の交換や、アポ取りの成功などの形式的なことより、本当に魅了できているかどうかが重要なんだ。Aフェーズを経ずに、Cフェーズをはじめてしまえば、ただの友だちになってしまい、男として見られなくなる。必ずAフェーズからはじめる必要がある」(中略)
「CからSへのフェーズシフトは時間が連続していないといけないんだ。しかし、空間はパブリックな場所から密室へとジャンプさせる」
 C→Sフェーズシフトは時間が連続、空間はジャンプさせる……、僕はノートに書き込んでいく。

(詳細は本書を)


■5.ボーイフレンドクラッシャー
 まずは、彼氏以外の別の男を思い浮かべさせることにより、いまの彼をこれから裏切るシミュレーションをさせておき、浮気の罪悪感を緩和しておくこと。そして、昔の思い出はたいていよいものだ。少なくとも一時的には情熱的に愛し合っていたはずで、こうした昔の恋愛感情を呼び起こしながら、目の前の男に対しても恋愛感情を抱いていると錯覚させる。(中略)
 また、いまの彼氏に対する不満も自然と思い出させていくことも忘れない。そうした不満のある彼氏より、いま目の前にいる男といっしょにいたほうが楽しいと思わせる。結局のところ、その昔の男とは別れてしまったわけで、いま忠誠を誓っている彼氏への思いも一時的なものであり、いずれは終わるのだとわからせる。
 ボーイフレンドクラッシャーとは、過去のボーイフレンドをぶつけて、現在のボーイフレンドを粉砕(クラッシュ)させる恋愛工学のテクノロジーなのだ。


【感想】

◆著者の藤沢数希さんは、以前からブログ等で恋愛に関するエントリーを挙げたり、有料メルマガでモテテクを書かれている、ということもあったので、まさに「待望」のモテ本でした。

ただし、それが物語形式、というのは正直意外。

というのも、成功本等に比べても、モテ本で物語形式というのは、ほとんど見かけませんから。

実際、有名どころでは、冒頭でも触れた『ザ・ゲーム』くらいではないか、と。

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ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル (フェニックスシリーズ)

参考記事:【速報】"究極のナンパバイブル"こと『ザ・ゲーム』が新版で発売される件(2012年07月31日)

この点については、藤沢さんは二村ヒトシさんとの対談で、「恋愛テクノロジーは、やはり文脈の中で理解しないと意味はないんですよ。そこで、小説というフォーマットが、一番それぞれの恋愛テクノロジーのニュアンスを伝えられるかな、と思いました」と言われており、「必要性」があった模様。

参考記事:「モテたい」というのは、ごく普通の欲求ですよね?ーーvol.1|恋愛工学は日本を救う?——二村ヒトシ×藤沢数希対談|二村ヒトシ/藤沢数希|cakes(ケイクス)


◆さて、肝心のストーリーについては、ネタバレになるので、ここでは明かせません。

一応、アマゾンの内容紹介では、主人公が「恋愛工学」のマスター(永沢さん)に出会うところまでは開示済み。

その後、主人公の「わたなべくん」が、いかに「ナンパ師」として成長していくかは、本書にてご確認ください。

……もう初日から永沢さんに鬼のように鍛えられまくっており、そりゃ、急成長もします罠ww

ちなみに、ストーリー展開に関しては、最終的な落としどころも含めて、『ザ・ゲーム』を彷彿させる、と思うのは、私だけではないでしょう(憶測)。


◆ちなみに本書は、アマゾンレビューでは賛否両論のようですが、評価基準が賛否の双方でズレているので致し方ないかな、と思います。

つまり、「否」の方は、1つの「小説」として評価しているのに対して、「賛」の方は、主に含まれている「TIPS」を評価しているという感じ。

たとえば、私のような「モテテクマニア」にとっては、「まずTIPSありき」で、「ストーリー展開」は、ぶっちゃけ二の次ですから、本書の評価はフツーに高くなります。

   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \   それ言ったら身も蓋もないだろ、常識的に考えて……。
 |   ( ●)(●)
. |     (__人__)____
  |     ` ⌒/ ─' 'ー\
.  |       /( ○)  (○)\
.  ヽ     /  ⌒(n_人__)⌒ \  >>むしろ、後半の急展開以降はなくても ムググ
   ヽ   |、    (  ヨ    |
   /    `ー─−  厂   /
   |   、 _   __,,/     \


書名に関しても、これが同タイトルで「cakes」で連載されていたもの(ただし大幅に加筆修正したそう)であることから、ある意味当然でしょう。

ぼくは愛を証明しようと思う。|藤沢数希|cakes(ケイクス)


◆その「cakes」では、本書の内容を断片的に途中まで読めるわけですが、付箋を貼ったものの、今回割愛した「はじめてのキスルーティーン」は、なかなか効果がありそうです。

chapter5-6 フェーズシフト|ぼくは愛を証明しようと思う。|藤沢数希|cakes(ケイクス)

上記エントリーの最後の方で発動しているヤツですねw

……まず、相手を見つめて「キスしたいの?」と聞きます。

相手が「イエス」と言えば、そのままキスし、「ノー」だったら、「何か考えているみたいだったから」などとごまかして、次のキスのチャンスをうかがいます。

そして「わからない」「どうしよう」等の曖昧な返事が返ってきたら……「cakes」でも、有料会員以外には伏せられていますし、続きは本書にてご確認を。

もちろん、そこまでの雰囲気作り等も必要ですから、ここだけ読んで、勝手に暴走しないで頂きたくw


◆なお、具体的なTIPSではないので割愛しましたが、「恋愛工学」のベースとなる進化生物学の考え方については、かねてから個人的にプッシュしているこの本に通じるものがありました。

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彼と彼女の科学的「恋の法則」―“幸せな結果”を知りたいっ! (王様文庫)

参考記事:【モテ】『彼と彼女の科学的「恋の法則」』はオススメ!(2008年10月07日)

さらに具体的な女性をオトすテクニックについては、「イエスセット」や「ミラーリング」等の古典的なものから、「ネグ」(本書では「ディス」と言われてます)のような『ザ・ゲーム』等の海外のナンパ本で目にするものまで、本書は多種多様。

こういうTIPSに「進化生物学」「心理学」「金融工学」等の考え方を組み合わせたものが、「恋愛工学」なのだと考えると、確かに女性に対して強力な効果を持つのもうなずけます。

一時「ナンパマシーン」と化した主人公がスランプに陥いるくだりも、そこまで達することができた人にはありがたいでしょうし、まさに「至れり尽くせり」。

しいて1つだけ言うなら、巻末に「用語解説集」があっても良かったかな、とか?

いずれにせよ、「ナンパ本」や「モテ本」を、このように大量にご紹介してきた当ブログとしては、本書はやはりオススメせざるを得ません。

カテゴリー:「モテ・恋愛」


「モテ本」好きなら、まずは読むべし!

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ぼくは愛を証明しようと思う。
プロローグ
第1章 非モテコミット
第2章 出会いのトライアスロン
第3章 はじめてのデート
第4章 恋愛プレイヤー
第5章 Aを狙え
第6章 星降る夜に
エピローグ


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【モテ】『彼と彼女の科学的「恋の法則」』はオススメ!(2008年10月07日)


【編集後記】

◆本書の中で、主人公がマスターの永沢さんから、「これから恋愛工学を学び実践していくうえで重要なコンセプトが書いてある」ため、読むように言われた本。

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利己的な遺伝子 <増補新装版>

本書を読んだ人が、この本も注文して値上がりする予感が!?


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 10:00
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