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2015年04月17日

【絵心!】『ラクガキノート術』タムラカイ


ラクガキノート術
ラクガキノート術


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、前々回の「未読本・気になる本」の記事にて取り上げた1冊。

著者のタムラさんによる本書の紹介記事は、はてブ1400超を集める人気ぶりでした。

アマゾンの内容紹介から一部引用。
ラクガキを生活に取り入れると、あなたの「物事を観察する力」「想像する力」「表現し、伝える力」は飛躍的に高まります!
本書は、ラクガキで身につく力=ラクガキ力(観察力、想像力、表現力)を解説し、ノートにすぐ取り入れられるラクガキの描き方を紹介しています。
「大人になってから絵を描いていない」「自分には絵心がない」そんな人でも簡単に描けるラクガキが満載。
人生を変えるラクガキ力をあなたも体感してみませんか。

アマゾンでは長らく在庫切れだったのですが、やっと入手できましたよ!





doodles / bochalla


【ポイント】

■1.身の回りのものを観察する
 何かを描くときには、まず描く対象をよく観察するという作業が重要です。普段、私たちは、視界に入ってくる膨大な情報を脳で処理しています。しかし、見えているものすべてを詳細に記憶しているわけではありません。例えば、「あなたがよく飲むぺットボトル飲料のパッケージを描いてください」と言われて、何も見ないで描ける人が、どれだけいるでしょうか。まずは、目の前にあるものをなんでもいいので、意識的に観察してみてください。


■2.「5つの図形」でなんでも描ける
 私たちは、絵を描くときに、どうしても「そっくりに描かなくちゃいけない」と思いがちです。しかし、丸に棒だけのリンゴの例のように、簡単な図形の組み合わわせだけでも、十分に描きたいことは伝わります。私がいつもラクガキをするときに使う要素は、たったの5つ。丸、三角、四角、点、線。この5つの図形だけで、いろいろなものが描けるようになります。
 普段目にしているものも、よく観察してみると、5つの図形で構成されていることがわかります。例えば、トイレのマークは、丸と三角(女性用。男性用は逆三角)だけでできています。スマートフォンも縦長の四角の中に、少し小さな四角と丸を入れるだけで表現できます。


■3.5つの口×5つの目×4つの眉=1OOの表情
 顔には、口、鼻、目、眉、髪の毛などさまざまなパーツがあります。このうち、感情を伝えるのに大切なのは、口、目、眉の3つ。この3つの組み合わせで、さまざまな表情を描き分けられます。口は「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」の5種類。目は「黒目」「白目」「にっこり」「閉じる」「ギュッと閉じる」の5種類。眉は「まっすぐ」「にっこり」「上がり」「下がり」の4種類。覚えるパーツは5(口)+5(目)+4(眉)=14種類のパーツだけです。(中略)
このテクニックで表現できる表情は、5つの口×5つの目×4つの眉=100種類。14種類のパーツのパターンを覚えておくだけで、100種類もの表情を自在に描き分けることができるのです。


■4.関節を意識して描く
 胴体を四角く描くテクニックを使えば、どの関節でも、それほど悩むことなく動きを表現できます。手を上向きに描けば、肩が上がっているように見えますし、首を斜めに描けば、かしげているように見えます。股関節とヒザを動かせば、走っている脚が描けます。
 唯一ちょっと難しいのが、複雑な動きをする腰。身体の四角を上半身と下半身の2つのパーツに分けて捉え、腰は、それをつなぐパーツだと意識して描いてみましょう。
 動きの複雑なキャラクターを描きたいときは、まず関節を意識することが大切です。関節にしるしをつけたり、関節をイメージしながら、動きを描いてみましょう。


■5.「黒2赤1メソッド」でノートをとる
 まず、黒のサインぺンで、ノートの見出しや、重要なキーワードを書きます。サインぺンは、線が太く、強い印象の文字を書くことができます。次に、サインぺンで書いたキーワードの周囲に、ボールぺンで細かな情報を加えます。こうすることで、線の太さから、重要度の違いが感じられます。
 それに加え、キーワードや詳細を強調する、あるいはさらに強いキーワードを書くときに、赤いぺンを使います。
「黒2赤1メソッド」では、黒いぺンを2本使い、文字にメリハリを出すだけで、たった2色でも、わかりやすいノートを作ることができます。赤い色を使うから重要なポイントが目立つのではなく、重要度のバランスを考えて、ノートを描くことが結果的にわかりやすいノートにつながります。


【感想】

◆諸事情(?)により、本書内のイラスト(ラクガキ)の画像等は割愛しますが、見ているだけで楽しくなるご本でした。

それは、おそらく私以外の方も同様でしょうし、だからこそ、冒頭のタムラさんの記事は、ブクマ1400をも超えることになったのかと。

そして、皆さん「自分もこんな風に描けたらなー」と思われたハズ。

そこで本書では、第2章「ラクガキの基本」と第3章「表現力を高めるテクニック」で、具体的な「ラクガキ」の描き方を指南してくれています。


◆たとえば第2章では、上記ポイントの2番目にあるように、「5つの図形」だけで身の回りのほとんどのモノが描けることを解説。

ここで、ヒントとして挙げられていたのが「携帯電話の絵文字」です。

具体的にどこの、という例があったのではないのですが、ググって出てきたドコモのを。

ドコモ絵文字一覧 | サービス・機能 | NTTドコモ

なるほど、初めのうちは、こういうのをお手本に描いていけばいいのだな、と。

また、割愛したテクニックとして「影を描く」というのがありました。

具体的には本書で見て頂くとして、私も子どもの頃から影つき文字が好きで、よくノートの余白に描いていた記憶が。

今でも誕生日カードの「Happy Birthday!」を蛍光ペンで書いた後に、シコシコと影を付けて、ウチの子ども達に喜ばれておりますw


◆続く第3章では、上記ポイントの3番目にある「100の表情」の描き方のお話が登場。

当初、前述のタムラさんの記事タイトル(「絵心がないと悩む人でも一瞬で100の表情が描けるようになるラクガキテクニックとちょっとしたコツ」)を見た際、「100なんてムリ!」と思ったものの、確かに「5つの口×5つの目×4つの眉」を掛け合わせれば100になります!

……実際には、「笑いながら怒る竹中直人さん」のように(?)、組合せとして微妙なのもありそうですけど、それはまぁいいとしてw

この第3章では、もうちょっとレベルアップした「ラクガキ」の描き方(たとえば年齢層や男女、体型、服装の描き分け等)について、実例付きで解説されていますので、お見逃しなく!

個人的には「四角い胴体を描いて棒人間から卒業する」というTIPSが目からウロコでした。

なるほど、これまた子どもの頃、ノートの端に描いていた野球のパラパラマンガがぎこちなかったのは、棒人間だったからなのかと(今さら)w


◆一方、本書のタイトルが『ラクガキノート術』なだけに、第4章では「ノートに使えるテクニック」が。

実際にノートに描く際には、フォントや線、矢印等々を使い分けて、表現を豊かにしたいものです。

こんなとき、本書だけでなく、もっと具体例があったらな……と思ったら、タムラさん、Kindle版だけですけど、こんな本を出されていました!

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ラクガキノート集: ラクガキノート術と合わせて読みたい セミナーやイベントで描きためてきた ラクガキノート集
ラクガキで身につく力=ラクガキ力(観察力、想像力、表現力)と、ノートにすぐ取り入れられるラクガキの描き方を解説した書籍「ラクガキノート術」。
その監修者で、すべてのラクガキを描き下ろしたタムラカイが、個人的に参加したセミナーやイベントの現場で描いたラクガキノートをまとめたものが本書になります。
「ラクガキノート術」で解説されたテクニックがどのように使用されているのか、また作例としてノートの描き方のヒントにしていただければと考えております。
つい最近出たようなので、前述の大ヒット記事しかご覧になってない方は、ご存知ないハズ(私もついさっき知りましたw)。

「これは即、買わねば!」とアマゾンアタックしかかって、ふと気が付いたのがこの一言。
※本書は基本的にカラー原稿で構成されているため、タブレットなどでの閲覧を推奨いたします。
Kindle Paperwhiteのsmooth、涙目の巻……。


ラクガキデビューしたい方なら必読!

ラクガキノート術
ラクガキノート術
はじめに
第1章 ラクガキが人生を変える~ラクガキがなぜ大切なのか
第2章 ラクガキの基本
第3章 表現力を高めるテクニック
第4章 ノートに使えるテクニック
第5章 ラクガキノート術実践レポート


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【編集後記】

◆似たようなテーマ(?)の本が。

1秒で伝わる!ラクガキ仕事術──絵頭(えあたま)で考えれば人生はうまくいく
1秒で伝わる!ラクガキ仕事術──絵頭(えあたま)で考えれば人生はうまくいく

こちらも結構「ガチ」な予感!?


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Posted by smoothfoxxx at 09:00
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