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2014年09月27日

【服装術】『結果を出す男はなぜ「服」にこだわるのか?』戸賀敬城


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結果を出す男はなぜ「服」にこだわるのか?


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、男性向けファッション雑誌『MEN'S CLUB』の編集長である戸賀敬城さんの最新刊。

前作が「ガチ」な男性向け美容本だったので、どうなることかと思いきや、今回は比較的大人しめなテイスト(?)になっております。

アマゾンの内容紹介から。
仕事で着る服は、会社の肩書き抜きで「個人」が見えるもの。初対面の場合、出会って15秒であなたの「評価」は決まっている。ビジネスで損をせず、実力を補うための服を『MEN'S CLUB』編集長が教える!

本書の「はじめに」で戸賀さん曰く、『本書は「ファッションの本」ではなく、「ビジネス書」です』とのことですが、果たして!?





Suits / Robert Sheie


【ポイント】

■1.服は自分のためではなく「相手のため」に着る
 仕事で着る服は、「他人のために着るもの」といっても過言ではありません。
 たとえば、銀行など堅い業界のお客様が相手なら、相手にふさわしい堅い格好を心がける。自分が会社の経営者なら、貫禄が出る高級スーツを着るようにする。
 ファッション誌の編集長である私の場合なら、誰でも着ているような退屈な服を身につけていたら、信用問題にかかわります。私に求められているイメージは、トレンドに敏感なファッショナブルな編集者だからです。
 このように相手に合わせて、期待されている服を選びましょう。


■2.服で逆三角形を作る
 たとえば、男性アイドルの中には、身長があまり高くない人が多い。実際に会ってみると、「意外と身長が低い」と感じることがよくあります。それでも身長の低さを感じさせず、カッコよく見えるのは、逆三角形をうまくつくっているからです。
 服で逆三角形をつくるためのポイントは2つ。
 ひとつは、シャツ、ネクタイ、スーツで構成される胸元の「Vゾーン」にボリュームを出すこと(Vゾーンについては次項参照)。もうひとつは、ひざから下が軽くテーパード(先がしだいに細くなること)しているパンツを選ぶこと。丈も軽く靴に乗るくらいがいい。これだけでも、美しい男性の体を強調できます。


■3.ノータイならポケットチーフを挿す
 ネクタイを外すなら、別の武器をVゾーンに補充しましょう。
 おすすめは、ポケットチーフ。ノータイ(正確にはアンタイド、タイレスのこと)によって間の抜けたVゾーンをグッと引き締めてくれます。
「ポケットチーフはオシャレな人がするもの」というイメージをもつ人がいるかもしれません。
 しかし、案外、誰がやっても様になりますし、ネクタイよりもリーズナブルな価格で手に入ります。ちょっとした心遣いで他人と大きく差をつけられる。それがポケットチーフなのです。


■4.「週末」をイメージさせる小物を身につける
 たとえば、スーツにも合うスポーティーな腕時計をしていたらどうでしょう。シルバーのステンレス製の腕時計だが、文字盤が遊んでいたりする。
 すると、名刺交換のときに、この腕時計を見た相手は、「この人は、週末にゴルフやマリンスポーツなどを積極的に楽しんでいるのかもしれない」とイメージするでしょう。そこから、スポーツの話題で打ち解ける可能性もあります。


■5.パンツのシワは放置しない
パンツのシワは顔のシワと同じ。くたびれた印象を与えてしまいます。プレゼン相手に、「疲れているようだから、今日は早めに帰らせてあげよう」などと余計な気を遣わせるようでは最悪です。
 私は出張に出かけるとき、あまり荷物にならないようにパンツも必要最低限しかもっていきませんが、毎晩必ず、ホテルのアイロンやズボンプレッサーでシワをとってから眠りにつきます。1分あればできることですが、多くの人が「あと1、2日は大丈夫だろう」といって寝てしまいます。世界で活躍しているエグゼクティブの中に、パンツにシワが刻まれている人は、めったにいません。


■6.スーツは量販店の3万円くらいの商品で十分
 昔は10万円以上出さなければ買えなかったような品質のスーツが、今ではチェーン展開するスーツ量販店で3万円台から買える時代です。
 実際には、中国、べトナム、タイなどで製造されていますが、生地の質も仕立ての技術もイタリア人真っ青の域まで向上しています。
 量販店に行くたびに、「このスーツがこの値段で買えるの!?」と驚かされるほどです。1万〜2万円台の格安スーツを買うなら、もう少し奮発して3万円台のスーツを買うことをおすすめします。それくらい品質に差があります。
 今は、スーツに大枚をはたかなくても済む時代です。スーツを買うなら3万円ぐらいの商品で十分。あとはサイジングさえ間違えなければ、誰でも一流のビジネスパーソンに見えます。


【感想】

◆本書の著者である戸賀敬城さんは、こんなファッショナブルなブログを書かれてらっしゃいます。

戸賀敬城オフィシャルブログ「南青山で働くメンズクラブ編集長・戸賀敬城のお茶目な社交&お買い物日記」Powered by Ameba

しかも冒頭でも触れたように、前作の美容本は「化粧水付けてるから大丈夫」などと思っていた男性が打ちのめされるほどのハードコアぶり。

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デキる男の正解美容 誰も教えてくれなかった基本ルール70

参考記事:【モテ】『デキる男の正解美容 誰も教えてくれなかった基本ルール70』戸賀敬城(2013年04月24日)

そんな戸賀さんが、「本丸」とも言える「服」の本を出される、と知った時、「これはどんだけ攻めてくるのか?」と思ったのですが、その予想は見事に外れました。


◆もっとも意外だったのが、前作で出てきたような「ハイクラスな商品」を、買う前提でないこと。

前作に登場した3万5000円のクリームを薦めるような方なら、キートンブリオーニのスーツを着ろ、と言われても不思議ではなかったのですが、まったくそういうことはなく。

と言うか、逆にデパートやセレクトショップのスーツを飛び越えて、上記ポイントの最後にあるように「量販店のスーツ」が出てきて、正直ビックリしましたw
 
        ∧∧
       ヽ(・ω・)/   ズコー
      \(.\ ノ
    、ハ,,、
  ̄
     ̄
ただし、本書の「はじめに」で戸賀さんは、「服を武器にできていないビジネスパーソンが多い」「私の感覚では、ビジネスパーソンの7割が服で損をしている」と言われており、本書もその「7割」に向けて書かれた、と思えばそれも納得。

実際、最近の量販店スーツのクオリティは、コストパフォーマンスを考えたらかなりのものです。

また、手元に10万円あって、服に投資するなら、という前提では「4万円のスーツ、3万円のジャケット、3万円の靴を一式揃える」と言われてらっしゃいますので、そういった「使えるお金」のバランスを考えた上での発言ではないか、と。


◆一方、スーツの値段に関わらず大事なのがサイジング。

やはり戸賀さんも上記ポイントの最後で「サイジングさえ間違えなければ」と言われてらっしゃいますが、「量販店スーツ」を購入する前提も、そこにあります。

ただ本書の場合、あくまで「ファッション本ではなくビジネス本」というスタンスのためか、そのサイジングのお話は最低限に留められているのが、ちと残念なところ。

この辺りは、ガチなファッション本で押えておいて頂きたく。

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大人の男の服装術

参考記事:【服選び】『大人の男の服装術』滝沢 滋(2011年07月04日)


◆一応、店員さんが信用できれば、サイジングはお任せしちゃって大丈夫なハズなんですけど、たとえば、ある気に入ったスーツがあったとして「ちょっと大きいから、ワンサイズ下のを試させて下さい」と言ったのに、その下のサイズが品切れだった場合。

実際何度かあったんですが、元の大きめサイズを買わせようとする店員さんは多いです。

たとえ積極的には薦めなくとも「お客さんの好みですから」「おかしくはないです」くらいのことは平気で言われちゃうという(店の方針のせいなのか、個人のノルマのせいなのかは分かりません)。

信用できる店員さんなら、こういう時は「ダメですねー」と断念させてくれるんですけどね……。

ちなみに本書ではセミオーダーも推奨されており、私のように「上着を肩に合わせると、パンツが入らない」という人は結構オススメだと思います。


◆ところで、上記ポイントの5番目の「パンツのシワ」の件は、私も前々から気になっていました。

私の場合、たとえ席に着くことがあっても、絶対に背もたれに寄りかからず、上着のシワは最低限に防いでいます。

とはいえ、基本的にデスクワークゆえ、パンツにはどうしてもシワができてしまうワケでして。

そこで、上着と一緒にハンドスチーマーでシワを取っていたのものの、それだと折り目が付かないため、今般こんな製品にアマゾンアタックしてみました!

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東芝 ズボンプレッサー HIP-T35(S)

低評価レビューもあったのですが、その理由の多くが「上着用ハンガーが外れやすい」というものだったので、完全スルーw

良さげでしたら、別途当ブログでご紹介してみます。


スーツの着こなしで差をつけるために!

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結果を出す男はなぜ「服」にこだわるのか?
1.あなたはその「服」で値踏みされている
2.スーツを「武器」に変える基本スタイル
3.「人間関係」を変えたいならまず服を変えろ
4.細かい「こだわり」ができないヤツに、いい仕事はできない
5.服は男という資源への「投資」である


【関連記事】

【モテ】『デキる男の正解美容 誰も教えてくれなかった基本ルール70』戸賀敬城(2013年04月24日)

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【勝負服?】『一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服』政近準子(2013年02月21日)

【外見力】『「見かけ」が仕事を決める!』大森ひとみ(2012年05月07日)

【お洒落】『成功する男のファッションの秘訣60』宮崎俊一(2011年12月21日)

【服選び】『大人の男の服装術』滝沢 滋(2011年07月04日)

【敏腕スタイリスト発】『男のお洒落の方程式 たかが見た目で損をしない』森岡 弘(2011年06月02日)


【編集後記】

◆今日の本の戸賀さんが編集長を勤められるメンズクラブの期間限定ショップが、丁度今日明日開かれる模様。

MEN'S CLUB POP UP STOREオープン!! | メンズファッションの決定版 | MEN’S CLUB(メンズクラブ)

入退場自由のようなので、表参道界隈にいらっしゃる方は、ぜひ!


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 10:00
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