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2014年07月15日

【努力?】『人生を変える 正しい努力の法則』増田英次


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人生を変える 正しい努力の法則


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事でも大人気だった1冊。

著者の増田さんは、ニューヨーク州の弁護士であり、その傍ら写真家としてもオリンパスからサポートを受けて、スポーツ写真を撮られているという方です(スゲー)。

アマゾンの内容紹介から一部引用。
私たちは悩み、答えが出ない中で、もがき続けます。
逆境時に、力尽きそうになっている人にとっては、努力など何の支えにもならないことも少なくありません。
それでも、「努力しなくていい」というのは嘘です。
惑わされてはいけません。
なぜなら……著者、増田英次氏は今まで「正しい努力」をしてきました。
つらい、苦しい「努力」ではなく、「正しい努力」に変えるだけで、人生は変わります!

「壁に突き当たっている人」「挫折して打ちひしがれている人」なら、一読の価値アリです!





Success as a function of effort / dullhunk


【ポイント】

■1.真に欲しない限り、努力は実を結ばない
 私は仕事、とくに、コンプライアンスを正しく進めるために、脳科学や行動心理学をべースにしたコーチングを随分と勉強しました。
 私が学んだ中で、とくに印象的だったことは、「真に欲する強烈なゴール設定ができれば、『脳内の無意識』領域で大きな変化が生じ、とてつもない力を発揮する」ということです。(中略)
 逆に言えば、肉体的だけではなく、精神的にも本当にきつい場合は、目標を「真に」または「強烈に」欲していない場合がほとんどなのです。
 もちろん、方法、戦略・戦術が間違っている場合もありますが、多くの場合は修正可能ですし、一時的につらくても、最終的にはつらくなくなっていくものです。


■2.「真に欲しているか」の見分け方
1 チャレンジしている日々において、目覚まし時計がなくても朝起きることができるか?――無意識がガイドしている証拠
2 疲労困憊していても1日や2日爆睡すれば、またはときにスランプに陥っていても、せいぜい1週間程度休めば再びやる気になるか?――肉体だけ疲れている証拠
 肉体的に疲れていても、精神的に参っていない限り、通常はこの程度の休息で復活するものです。無意識が依然としてガイド役を果たして、正しい方向に持っていってくれるからです。
 それでも、復活しないときは、見栄、虚栄心、親のため、会社のため、その他の誰かのために、真に欲していないことをやり続けているのではないか? とまずは疑ったほうがいいでしょう。


■3.信念と頑固の違い
 信念がある人は、まったく聞く耳を持たないかのように見えて、意外なところで人の意見に耳を傾けるものです。
 なぜなら、変化を恐れないからです。結論がたとえ変わらなくとも、それは、他人の意見を排除しているからなのではなく、取捨選択の結果なのです。(中略)
 一方、頑固な人は、変化を恐れるあまり自分を型にはめてしまい、そこから梃子でも動こうとしません。他人の意見を最初から排除し、ブロックしているのです。
 また、柔軟さがないので、ある日ポッキリと折れてしまい、結局は結果も出せません。


■4.逆境や試練はむしろチャンス
若いときに逆境や過酷な試練に遭遇している人がいたら、どうか、
「これこそ千載一遇のチャンス!」
「何かものすごい(良い)ことが起こる前触れかも?」
「自分だけに与えられた『特別』なプレゼントなんだ!」
 と思ってみてください。
 自分でコントロールできないような出来事から這い上がらなければならないような試練は、ある人にだけ課せられ、一見不公平のように見えます。
 実は、それはその通りで、別の意味で不公平なのです。
 なぜなら、そんなすごいプレゼントは皆には与えられていないのですから!


■5.逆境や試練時には、ひたすら耐え抜く
「静」の努力について、具体的にお話ししましょう。
「静」の努力とは、言葉を換えれば「流れに逆らわない」ということです。
 逆境や過酷な試練が訪れたとき、闇雲に向かっていくのは、急流に逆らって川を上るようなもの。やればやるほど、うまくいかなくなります。そのままでは確実に、溺れ死ぬことになってしまうでしょう。
 そんなときは、激流に流されないよう、岩にしがみつき、「ひたすら耐え抜く」努力を行うのです。真正面から受け止め、逃げない。そのうえで、ひたすらそこに留まるのです。


■6.逆境時には「非効率」「非生産性」が大事
 また、逆境や試練にぶつかっているときの「非効率」、「非生産性」にこそ、実は大切な意味があります。
 仕事においては、ある意味効率が極めて重要です。
 しかし、逆境時にはその真逆、つまり非効率と非生産性が大切なのです。その中にこそ、復活のためのチャンス、宝が潜んでいるのです。
 実は宝を探し当てるためのノウハウなど、ありません。そもそもノウハウや手軽なスキルで乗り切れるようなものは、逆境でも、試練でも何でもないのです。


【感想】

◆正直なところ、「弁護士さんの書いた努力の本」ということで、もう少しテクニカルな内容かと思っていました。

つまり「司法試験を受かるためにどのような努力をしたのか」的な記述があるのかと思いきや、意外にも「心構え」「メンタル」が中心だったという。

もちろん、こうした要素も非常に重要です。

たとえば、上記ポイントの1番目に照らせば「真に欲しない限り、努力は実を結ばない」ワケで、確かに私も税理士試験で苦戦している時は、「迷い」がありました。

実際、上記ポイントの2番目にもあるような「見栄」「虚栄心」「親のため」といった要素も、今にして思えば否定できませんし。

現在「努力が報われない」と感じている方も、この辺は今一度ご確認頂きたく。


◆一方、この「努力」が報われるかそうでないかが如実に表されてしまうのがスポーツの世界です。

著者の増田さんは冒頭にも書いたように、写真家としても活躍されており、オリンピックでは現地で撮影されていたことも(なるほど、だから上村愛子さんが推薦してるんですねw)。

たとえば、ソチオリンピックでの浅田真央選手の演技は、ショートプログラムもフリープログラムも、まさにその現場に立ちあっていたのだそうです。

テレビで観ているだけでも多くの人が感動したくらいですから、あの場にいたら、どれだけ心を打たれたことか……。

あの時、茫然自失のような状況に置かれた浅田選手が這いあがってこれたのは、それこそ、今まで培ってきた「過去の努力」があったからに他なりません。

真央自分と対話10時間 吹っ切れ最高演技 - フィギュア - ソチ五輪2014 : nikkansports.com

それにしても、ショートの失敗から、よく翌日に大復活できたものだと。


◆逆に「理不尽な問題」に対しても、「努力」しなければならないケースもあります。

本書では、いきなり第1章の冒頭で、当時3歳だった増田さんのお子さんが亡くなるお話が登場。

重度の障がいを抱えて生まれてきたこのお子さんの看病を通じて、増田さんは「努力する意味」を考え続けました。

意識もなく、昏睡している状態に近いお子さんに毎日面会にいくことに、どんな意味があるのか……?

成果が期待できないことに努力を続けることは、ただの「無駄」なのか……?

やがて増田さんは「悟り」を得るのですが、詳しくは本書にて。


◆なお、本書の第8章は「努力は科学」ということで、章の最後に「困難に積極的に立ち向かっていく」努力である「『動』の努力の磨き方」について、8つほど列挙されています。

これまた一応ネタバレ自重しておきますが、意外だったのが「二兎を追う」という教え。

「一心不乱に1つのことに注力すべき」なのかと思いきや、それは基礎となる土台をつくるまでで、そこからは2つ(もしくはそれ以上)をパラレルに追う方がいいのだそう。

私としては、税理士試験勉強中の当時の自分にそんな余裕があったとは思えませんが、逆に趣味も持たず勉強しかやっていなかったため、何かしらのリフレッシュをすべきだったかも、と、ふと思った次第(今さらですが)。


今の「努力」を無駄に終わらせないために!

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人生を変える 正しい努力の法則
第1章 本気で生きる
第2章 運命を変える
第3章 究極の努力から誇りが生まれる
第4章 静かなる努力で耐え抜く
第5章 努力には休憩が必要
第6章 美しい努力の磨き方
第7章 努力の結果は神のみぞ知る
第8章 努力は科学
第9章 愛と努力


【関連記事】

◆本書を読んだのは昨日なんですが、今朝土井さんのメルマガで薦められていたのがこちらw

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努力不要論――脳科学が解く! 「がんばってるのに報われない」と思ったら読む本

タイトルだけ見ると、

        ノ L____
       ⌒ \ / \
      / (○) (○)\
     /    (__人__)   \    どっちなんだお!!
     |       |::::::|     |     
     \       l;;;;;;l    /l!| !
     /     `ー’    \ |i
   /          ヽ !l ヽi
   (   丶- 、       しE |そ  ドンッ!!
    `ー、_ノ       堯l、E ノ <
               レYVヽl


……となりそうですがw


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Posted by smoothfoxxx at 09:00
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