スポンサーリンク

2014年02月06日

【超速算術?】『数的センスを磨く超速算術』涌井良幸,涌井貞美


数的センスを磨く超速算術
数的センスを磨く超速算術


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事にて取り上げた1冊。

最近、ムスコに暗算を仕込もうとしている私には、うってつけの内容でした。

アマゾンの内容紹介から。
会費をアッという間に割り勘できる人、資料をサッと見ただけでポイントを見抜いて的確な判断を下せる人、会議で正確な計算に裏付けられた発言で賛同を勝ち取る人―彼らに共通しているのは「計算が速い」ということ。問題に適した解き方を瞬時に見抜く力、数的センスを鍛えることで仕事もプライベートも一変する。さあ、「超速算術」をあなたの武器にしよう!

サブタイトルが「筆算・暗算・概算・検算を武器にする74のコツ」ということなので、TIPS好きなら要チェックです!





Right Arithmetic / Haundreis


【ポイント】

■1.引き算は「キリのいい数」を1度引く
71−53 ⇒ 71−50−3
 引き算は、キリのいい数だと計算がラクです。そこで、引く数をキリのいい数とそうでない数に分割し、先にザックリとキリのいいを引いてしまいます。その後に、残った数を引くという2回分けのテクニックです。
 つまり、引き算を1回ではなく何回かに分けて行なうのです。今後、引き算に遭遇したら、まずは「キリのいい数を引いてから残りを引く」という考え方で計算してみましょう。


■2.「引き算→足し算」に変える補数術
685−87 ⇒ 685+13(87の補数)−100(基準数)
 普通は引き算より足し算の方が簡単です。そう考えると、引き算を足し算にすることができたら速算につながるはずです。ここでも使う道具は補数です。上記のパターンにあるように、引き算では引く数の補数を利用すれば足し算に変形させることができます。もちろん、後で基準数を忘れずに引いておきましょう。


■3.大きな数の足し算は「2ケタ区切り」で!
763541+952746

 763541
 952746
―――――
    87
   62
171
―――――
1716287 
速算では上記の例のように、まず2ケタずつ区切った中で足し算をします。最後に繰り上がりに注意しながら2ケタごとの和をとります。
 たったこれだけで、ケタ数の大きい足し算がスピーディに計算できます。少しスぺースを取りますが、確実です。


■4.「一の位が同数」で「十の位の和が10」の掛け算
        4×6+8= 3 2
48×68     ⇒    □□□□     ⇒ 3264
              8×8= 6 4
 上記を見てください。一の位が同じ数で、十の位が「足して10」になる数同士の掛け算です。この場合、答えは基本的には4ケタの整数になります(3ケタの場合もあります)。下2ケタは同数の一の位同士を掛けた値(上の場合は8×8)に、上2ケタは十の位の数同士を掛けた値(4×6)に一の位の数(8)を加えた値になります。これなら暗算でも可能です。


■5.5、25、125で割るなら掛け算にチェンジ
130÷5      ⇒ 130×2÷10
325÷25     ⇒ 325×4÷100
72625÷125  ⇒ 72625×8÷1000
 5、25、125で割る場合、そのままストレートに割り算をするよりも、掛け算に置き換えた方がラクに計算できます。


■6.「9割の定理」で高速検算
【9割の定理】
整数□△○▽を9で割った余りは、□+△+○+▽を9で割った余りに等しい。
※□、△、○、▽は各位の数を表すものとする。
 例えば、9789を9で割った余りはは次のようになります。
 9789÷9=1087 余り6
いかにも大変そうですが、9割の定理を使えば暗算できます。
 9+7+8+9=33 33÷9=3 余り6
 検算としての精度が同じなら、9789よりも33を9で割る方がラクです。できるだけ省エネモードでいきたいものです。このように9割の定理を使えば、各ケタの単純な足し算の値を9で割るだけで同じ精度の検算ができるのです。


【感想】

◆結構なボリュームになってしまったので、この辺で。

ホントは、もっとご紹介したいTIPSがあったのですが、泣く泣くカット。

と言うより、そもそも、斜めに掛けたり、補助線を引いて計算する、というようなやり方のモノですと、ここでは取り上げようがありません。

今回のTIPSでも、上記ポイントの3、4番目あたりは、レイアウトを整えるのにちょっと苦労しました。

……こういうのは、以前はどうやったんだっけ、と直前の関連記事を見たところ、まったく同じ事書いていてワロタw ←言い訳乙!

こうなることが分かっていたら、ご紹介しない可能性も高(ry


◆さて、冒頭のムスコの暗算の件ですが、きっかけはこの本でした。

脳のワーキングメモリを鍛える! ―情報を選ぶ・つなぐ・活用する
脳のワーキングメモリを鍛える! ―情報を選ぶ・つなぐ・活用する

参考記事:【オススメ!】『脳のワーキングメモリを鍛える! ―情報を選ぶ・つなぐ・活用する』トレーシー・アロウェイ,ロス・アロウェイ(2014年01月14日)

上記参考記事にもあるように、「暗算」することは、ワーキングメモリを鍛えるのに有用であるとのこと。

そこで、家族でファストフード店やファミレス等に行った際には、「今日は2440円だったから、3000円出したらお釣りはいくら?」みたいに計算させるようにしたワケです。

今では引き算はほぼ間違えないようになったので、「じゃあ、家族4人で分けたら、1人いくら食べた?」みたいに、簡単な割り算にも挑戦させることに。

ムスコはまだ九九を知らないので、半分にしてからさらに半分にしているのですが、本書でも「4、8の割り算なら『2の連続割り』で」と題して解説されてるくらいなので、多分これでいいんでしょう。

……それより問題は、今度小学校5年生になるムスメの方が明らかにぁゃιぃことなんですがw


◆ちなみに今回も、「特定なケース(具体的には上記ポイントの4番目のようなパターン)のみで使えるもの以外」のTIPSを優先的に選んでおります。

なぜなら、そのものズバリを使う事がなかなかなくて、かつ、どうやるかをその時になって覚えていない可能性が高いから。

ちなみに、そのポイントの4番目に似たパターンで「『一の位の和が10』で『他の位が同数』」というものもありました。

こちらの計算の仕方もまた似ていて、「下2ケタは、一の位同士を掛けたもの」で、「上2ケタは『同じ数×(同じ数+1)』」

もう私の頭では、明日になったらごっちゃになってますね、これw


◆なお、上記関連記事の本同様、本書にも「九去法」が登場しています。

九去法 - Wikipedia

上記ポイントの6番目でサワリだけご紹介しておりますが、やはり本書にて事例込みでご確認頂ければ。

さらに、PART6では、年利計算や元号と西暦の変換といった、ビジネスシーンでも使うものが出てきており、これまたありがたいところ。

計算が苦手な方こそ、本書は一読の価値があるのではないでしょうか?


ムスコよ、後はまかせたw

数的センスを磨く超速算術
数的センスを磨く超速算術
PART0 まずは「速算の準備」から始めよう!
PART1 「+」「−」だけで超速計算!
PART2 「×」「÷」で発揮される速算の凄み
PART3 面白くて速い! 「アイデア掛け算術」
PART4 「検算術」の真髄は“九去法"にあり!
PART5 「概算術」を使いこなす!
PART6 知ってトクする速算術のウラ技
PART7 イザという時、あなたを救うベンリ計算術


【関連記事】

【暗算】『ビジネスで差がつく計算力の鍛え方』小杉拓也(2013年10月03日)

【メモ】『暗算力を身につける』から選んだ5つの暗算TIPS(2011年10月26日)

【超脳トレ?】『天才脳をつくる!: 潜在能力をぐんぐん伸ばす、計算と記憶のテクニック』マイク・バイスター,クリスティン・ロバーグ(2012年10月12日)

「数に強くなる」畑村洋太郎(2007年03月04日)


【編集後記】

◆今回、関連記事をチェックしていて、『天才脳をつくる!』の記事にあった、このDVDが欲しくなりました。


「対象年齢は9歳以上」とのことなので、ムスコ(今度小学校)にはまだ早いですか……。


ご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「ビジネススキル」へ

この記事のカテゴリー:「私と100冊の勉強本」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ
Posted by smoothfoxxx at 08:00
TrackBack(0)ビジネススキルこのエントリーを含むはてなブックマークYahoo!ブックマークに登録

スポンサーリンク




この記事へのトラックバックURL


●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/smoothfoxxx/52115090