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2014年01月05日

【食べたらアカン?】『マンガでわかる若返りの科学』藤田紘一郎


マンガでわかる若返りの科学 (サイエンス・アイ新書)
マンガでわかる若返りの科学 (サイエンス・アイ新書)


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、正月休みらしく「健康ネタ」に関する1冊。

おせち料理を食べ過ぎた方、おせちに飽きたので、そろそろファストフードをドカ喰いしようとしていた方なら必読の内容です。

アマゾンの内容紹介から。
わが国は世界に誇れる平均寿命を維持していますが、元気なお年寄りは意外と少ないのが現実です。老化とはからだの機能が衰えてくる現象なので、そのスピードを遅らせることは誰でもできます。本書は、最新の医学情報の中からアンチエイジングに役立つ話題を選びだし、それが働くしくみや機能、実現するための方法を、やさしいマンガでご紹介します。

特に今回は、「食生活」にフォーカスし、健康的に長生きするために「食べてはいけないモノ」「できるだけ避けたいモノ」を7つご紹介しますので、ご覧ください!




【食べてはいけない7つのモノ】

■1.動物の脂


Steak / tarale

動物性油は、おもな原料が牛か豚の脂です。牛や豚の体温は39℃で人間より3℃ほど高いので、それらの動物の脂が人間の体内に入ると固まりやすく、ドロドロの状態になります。動物の油のなかでは魚の脂がよいと思います。魚の体温は低いので、人間の体内に入ってもサラサラな状態のまま体内にとどまります。


■2.炭水化物の重ね食い


Chicken soy ramen & Egg fried rice / securecat

 私は炭水化物の多い食材はなるべく摂らないようにこしています。かつて、私はラーメンとチャーハンの重ね食いをよくしていました。最も老化を進める食べ方は、この炭水化物の重ね食いです。血糖値が高いまま推移しますので、体組織がすべて糖化され、かだ全体が老化に向かってしまいます。


■3.食べ過ぎ


Disney aftermath / meshmar2

 最近の研究によると、メタボリック症候群の人は長寿遺伝子が活性化されていないことがわかりました。つまり、食べすぎは、いけないのです。自分に必要なカロリーに抑え、腹八分目を目安に、バランスのよい食事をすることです。


■4.酒の飲み過ぎ


The Bottle (45th/52) / skippyjon

 寿命の回数券といわれる「テロメア」を短くし、寿命を縮める因子として、「肥満」と「酒の飲みすぎ」があります。そのことがはっきりでているのが、かつての長寿の島・奄美大島です。奄美では人口10万人あたり100歳以上の占める割合が、一昨年度で126人と全国平均(37人)に比べて3倍も多く、確かに長寿の島といえるでしょう。しかし、40歳から64歳までの死亡率は男性が全国平均の1.5倍、女性も1.2倍になっています。調査すると、この年代の高い死亡率は肥満と酒の飲みすぎが原因で、これがテロメアを短くしていることがわかったのです。


■5.ハンバーガーやフライドポテト


humburger / Kanko*

 ハンバーガーやフライドポテトといったファストフードのAGE値は、実はとても高いのです。短時間で提供できるように高温加熱するため、AGEが多くなるからです。
 米国で、ボランティアに1日2回ハンバーガーを食べてもらう実験が行われました。その結果、ハンバーガーを食べた直後から血液中のAGEが増え、増加量とともに血管の柔軟性が失われれていくことが明らかになりました。わずか90分後には血中のAGEが食前と比較して15%も増え、血管の機能が著しく低下することがわかったのです。


■6.電子レンジで加熱したもの


My old microwave from Sears / jofo2005

 うっかり気づかないのが、電子レンジで加熱した食品です。電子レンジで加熱した食品は、焦げ目や焼き色がつきませんが、実はAGEの量が増えます。米国栄養士学会によれば、電子レンジで加熱調理した食品はゆでた食品に比べてAGEの量が非常に増えたということです。


■7.フルクトースで甘味をつけた清涼飲料水


Drinks / Svadilfari

 フルクトースコーンシロップは、1970年代に入り米国で砂糖の代用として生産された甘味料です。甘さは砂糖の6倍もあり、簡単に安く製造でき、熱に強く変質しにくいのが特徴です。(中略)
ところが、フルクトースはグルコース(ブドウ糖)に比べてAGE化するスピードが10倍も速いことがわかってきました。グルコースよりも依存性が高く、一度摂取するともっと欲しくなる性質があるといわれています。脳がよかれと思ってきた食品が、実はからだにAGEをつくっているのです。


【感想】

◆「食べてはいけないモノ」と言いつつ、飲み物があったり、モノではなくて食べ方だったり、現代社会において避けようがないモノもありますが、お許しを。

そもそも本書のサブタイトル(アマゾンでは明記されていませんが)は、「なぜ糖質ダイエットが必要なのか? 寝たきりにならずボケない生活習慣とは?」というもので、特にピンと来たのが「糖質ダイエット」の部分。

実は私は、以前読んだ糖質制限の本に影響されて、それ以後自分なりに糖質を抑えた食生活をしていたのですが、それは特に抗老化を意識したものではありませんでした。

「糖質オフ! 」健康法 主食を抜けば生活習慣病は防げる! (PHP文庫)
「糖質オフ! 」健康法 主食を抜けば生活習慣病は防げる! (PHP文庫)

参考記事:【効果アリ?】『「糖質オフ! 」健康法 主食を抜けば生活習慣病は防げる! 』江部康二(2013年06月27日)

ところが今般、本書を読んでなるほど納得。

糖質を抑えることが、ダイエットのみならず、結果的に長寿に繋がるのだな、と。

ただし、単純なカロリー制限によるダイエットだと、タンパク質やビタミン、ミネラルが不足になりがちであり、特に高齢者の場合は「かえって寿命を縮めかねない」とのことなので、ご留意を。


◆ところで、今回はNGネタばかりだったので、逆に本書収録の「オススメモノ」もご紹介しておきます。

まずは、抗酸化物質「レスベラトロール」。

これには2種類あって、ピーナッツの薄皮や赤ワインに含まれているのが「トランス・レスベラトロール」(単量体)。

一方、長時間体内に留まって効果が持続する、と言われているのが、「レスベラトロール二量体」であり、これを含む数少ない植物の1つが、インドネシアにある樹木「メリンジョ」なのだそう。

メリンジョレスベラトロール<31粒>袋入 / Melinjo Resveratrol <31 tablets> in a bag
メリンジョレスベラトロール<31粒>袋入 / Melinjo Resveratrol <31 tablets> in a bag

私のようにお酒が飲めない人には、こういうサプリが便利なのかも。


◆また、意外だったのが「プロポリス」で、本書ではかなり激賞されています。

曰く、

「強い抗酸化作用を持つフラボノイドが多量に含まれている」

「抗酸化ビタミンと抗酸化ミネラルも多量に含まれている」

「抗がん作用があり、正常な細胞に影響を与えず、がん細胞だけにダメージを与えることができる」

「テロメラーゼの活性を抑えて、長寿を導く」
等々。

税理士受験生時代は、プロポリスのサプリに頼っていた私も、最近ではノド風邪用にこのキャンディしか服用してませんでしたが、プロポリスにそんな色々な効果があったとは。

森川健康堂 プロポリスキャンディー 100g[3袋セット]
森川健康堂 プロポリスキャンディー 100g[3袋セット]

……これ、舌が痺れるくらいキツい(から多分効く?)ので、プロポリス初心者にはオススメできないっすw


◆なお、本書の第9章は「若返りの水とはなにか」というもので、「オイオイ、偽科学かYO!」と思いきや、これが結構ガチなお話で目からウロコ。

実は著者の藤田先生の専門は感染症学や感染免疫学であり、世界の飲料水事情を調べるために訪れた国は、この40年間で70ヵ国近くになったのだとか。

実際、いくつかの地方の100歳を超える人の長寿のヒミツは「飲料水」なのだそう。

日本にも、「若返りの水」がある……のですが、詳細は本書を(ネタバレ自重)。

参考までに、以前当ブログでご紹介したこの本を。

この一冊で「炭酸」パワーを使いきる!  (青春文庫)
この一冊で「炭酸」パワーを使いきる! (青春文庫)

参考記事:【知らなんだ!?】『この一冊で「炭酸」パワーを使いきる! 』前田眞治(2013年09月19日)


◆そこで簡単に手に入るものとしては、「天然の炭酸水」がオススメされていました。

曰く

「疲労回復に即効性が高い」

「冷え性や肩凝りにも効く」

「ナチュラルキラー細胞を活性化し、免疫力を高める効果に加え、胃と腸の蠕動運動を促す」


と、これまた激賞。

私が日頃愛飲しているこちらも、寒くなってからは、消費量が激減してるんですが、もうちょっと飲んでおこうかな……。

San Benedetto(サンベネデット) ナチュラルスパークリングミネラルウォーター500ml [正規輸入品]
San Benedetto(サンベネデット) ナチュラルスパークリングミネラルウォーター500ml [正規輸入品]


◆本書は「サイエンス・アイ新書」シリーズの作品であり、ご存知通り、こんな感じで右半分のページは、マンガとなっています。

マンガでわかる若返りの科学 (サイエンス・アイ新書)
マンガでわかる若返りの科学 (サイエンス・アイ新書)

この右ページは、単に左ページを図解しているだけなのかと思いきや、これが時折、追加情報やら補足内容があって、油断も隙もないと言う。

また、内容的にも結構難しい話が、サラッと書いてあったりするので、図解本だと思って舐めない方が良いかと。

…それは別として、本書の内容でフルカラーはオーバースペックだと思いますがw


健康的に長生きしたい方なら要チェックで!

マンガでわかる若返りの科学 (サイエンス・アイ新書)
マンガでわかる若返りの科学 (サイエンス・アイ新書)
はじめに
第1章 若さを保つ方法
第2章 長寿遺伝子をオンにする生活習慣
第3章 寿命の回数券テロメアを長く保つ方法
第4章 エピゲノムでアンチエイジング
第5章 長寿ホルモンで長生きができるか
第6章 活性酸素と老化の関係
第7章 からだの糖化が老化を招く
第8章 ミトコンドリアを増やせば体力が増強する
第9章 若返りの水とはなにか
第10章 腸を元気にして老化を防ぐ
あとがきに代えて
参考文献
索引


【関連記事】

【効果アリ?】『「糖質オフ! 」健康法 主食を抜けば生活習慣病は防げる! 』江部康二(2013年06月27日)

【知らなんだ!?】『この一冊で「炭酸」パワーを使いきる! 』前田眞治(2013年09月19日)

【外食Hacks!】『「コンビニ食・外食」で健康になる方法』浅野 まみこ(2013年03月07日)

【勝間流ダイエット?】『やせる!』勝間和代(2012年10月17日)

【健康になる7つの習慣】『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』 小林弘幸(2011年06月09日)

【健康】『見た目が若いと長生きする』に学ぶ7つのポイント(2010年10月13日)


【編集後記】

◆同じく藤田先生の作品から。

アレルギーの9割は腸で治る! (だいわ文庫)
アレルギーの9割は腸で治る! (だいわ文庫)

先生は免疫力の専門家なワケですから、説得力があります。


ご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 09:00
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