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2013年08月21日

【仕事術】『新人力: 1年目でも結果を出せる人は何が違うのか』坂本章紀


新人力: 1年目でも結果を出せる人は何が違うのか (PHPビジネス新書)
新人力: 1年目でも結果を出せる人は何が違うのか (PHPビジネス新書)


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、タイトル通り「新人さん」なら要注目の1冊。

ただし、新人のみならず中堅以上の方でも役立つこと必至な内容だと思います。

アマゾンの内容紹介から一部引用。
新人が、即戦力になる。 新人を、即戦力にする。
カリスマ研修講師が贈る、最強スキル集!
・コピーの神になれ ・同期とランチに行くな ・「電話1000本ノック」のススメなど、ユニークなスキルが満載。

そのスキルも王道的なものから「ちょっぴり姑息」(著者の坂本さん談)なものまで様々でした!


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【ポイント】

■1.メールの鉄則10ヵ条(抜粋)
・メールの文章は、基本は「丁寧」に。できれば「超丁寧」に。

・必ず返信をする。新人は"自分が返信して終わる"ことを肝に銘じよ。

・添付資料の数と容量に気をつけよ。添付資料の数が5種類以上のとき、または容量が1MBを超えるときは、ファイルを「圧縮」すべし。

・添付ファイルの「パスワード」は必ず別メールで。

(詳細は本書を)


■2.実際に着手して所用時間を推し量る
 所要時間を見極めるためには、5分(できれば10分)でもいいから、それらの仕事に着手してみることをお勧めする。
 いくら眺めてみても、そこから実際の所要時間を推し量ることはできない。すべては机上の空論に過ぎない。とにかく手をつけてみることで、そのボリューム感がわかる。「これは30分位でいけるな」「これは意外に、1時間以上かかるぞ」ということがわかってから、順番を決めてスケジューリングをしていこう。


■3.タスクは今すぐ実行できるレベルまで細分化する
 たとえば、「新商品の提案書作成」という仕事であれば、「新商品についての勉強」「提案内容の設計」「根拠データの収集」「パワーポイント資料の作成」「完成資料のチェック」などのタスクに分解・細分化することができる。
 すぐに実行できるレべルまで細分化することで、実効性・実現性が高まるのだ。計画は立てるが、結局、実行できない人、もしくは実行しても予想以上に時間がかかってしまう人の多くは、このタスク化に課題があるのだ。


■4.電話はかけるときもメモをつくる
 電話を取る際のメモは必須だ。電話の相手の情報を正確に受け取るためにも、伝言相手に正確に伝えるためにも、「いつ・どこで・何を・誰が・何の目的で・どのように」など、5W1Hの確認は徹底すべきである。
 ここでは、電話をこちらからかけるときも、事前にメモをしておくことをお勧めする。話すべき内容や確認事項、考えられる選択肢、期限など、シナリオをあらかじめ想定しメモしてから電話をすると、慣れていなくても落ち着いて話ができる。


■5.できないところではなく、できるところに目を向ける
 最近の新入社員の傾向として強く感じるのは、どこか完璧主義な点だ。何か1つでも自分にできないことが見つかると、「それはちょっと難しいです。そのデータは扱ったことがないので……」となってしまう。
 この場合、「それ以外のことはできるので、やります」ということをいうのが得策だ。たった1つのポイントだけを取り上げて「できない」と判断してしまうと、相手に「これで難しいとなると他の仕事も難しいかな?」と思われて、チャンスを逸してしまう。


■6.「何で?」と「他には?」で考える
ロジカルシンキングやクリエイティブ発想法など、「考える力」を身につける方法論はさまざまあるが、ここでは非常に簡単で、かつ効果も大きい方法をお伝えする。
 それは「何で?」と「他には?」を繰り返し考えること。ただそれだけだ。

 これは非常にシンプルながら、考える上で極めて重要な「縦への掘り下げ」と「横への広がり」を同時に追求していくことができ、短時間でそれなりのことを考えることが可能な方法である。1人でできるところも魅力的だ。ぜひ活用してもらいたい。


■7.「反応」をキャッチして会議の「ツボ」を押さえる
 参加者の聞き方・しぐさに注目し、「頷いているところはどこか?」「肩間にしわを寄せているところはどこか?」「メモを取っているところはどこか?」など、参加者の反応に意識を向けるようにするのである。
 参加者が反応するポイントというのはその会議や議論の"ツボ"だ。
 会議に参加するたびに、参加者の反応するポイントを押さえていけば、自然と会議のツボを押さえることができるようになる。


【感想】

◆本書は新人さん向けだけあって、本当に基本的なお話も多いのですが、ここではとりあえず私自身が「ムムム」となったものを選んでみました。

たとえば、上記ポイントの4番目の電話のメモも、「かけるときに用意する」というのは目からウロコ。

ちなみに本書では、電話応対専用のノート「電話ノート」を用意することを提案しています。

そう言えば、私も大昔にはこんなノートを使っていましたっけ。

電話連絡ノート B5 N102
電話連絡ノート B5 N102

レイアウトについては楽天さんの方にありましたので、ご存知ない方はそちらを。

さらに、この「電話ノート」を「電話取ったときには前から、かけるときには後ろから使う」というアイデアも本書には収録されており、これもなかなかに秀逸だな、と。


◆また、ポイントの3番目の「タスクの細分化」についても、本書ではポストイットを利用することを推奨。

上記の通り細分化したタスクを1つひとつポストイットに書き出し、それを作業する順に手帳やノートに貼りつけます。

そしてタスクを完了したら、そのポストイットをはがして捨てればOK。

タスクが終わらなければ、翌日以降のページに貼り直せばいいだけですから、簡単ですね。


◆なお本書では、新人さんにとって避けることのできない「ホウレンソウ」について、かなりのページを割いて解説しています。

というのも、入社半年から1年経った新人に「仕事で難しいことは何か?」と質問すると、必ずといっていいほど挙がるのが「ホウレンソウ」だから。

本書ではその対応策を「5W1H」のポイントで指南してくれていますので、苦手意識のある方は要チェックで。

ちなみに、この「5W1H」という考え方は、第4章で「飲み会の幹事」を引き受ける際にもしっかり登場しておりますw


◆下記目次をご覧頂ければお分かりのように、本書はビジネスパーソンの朝から晩(&休日)までをイメージし、時間軸で区切られています。

上記ポイントは、全て5時までのオンタイムのみで構成しましたが、休日の過ごし方も注意しておきたいところ。

たとえば、休日というと、ついダラダラ過ごしてしまい、夜になって後悔したことは、誰にでもあるのではないでしょうか?

でも逆に、「今日はダラダラ過ごす!」と決めて過ごした1日は達成感があるし、スッキリする、というお話は深く納得しました。

……いえ、ダラダラ過ごすことが正しいという話じゃないですがw


私がサラリーマンなら新入社員に読ませたいです!

新人力: 1年目でも結果を出せる人は何が違うのか (PHPビジネス新書)
新人力: 1年目でも結果を出せる人は何が違うのか (PHPビジネス新書)
プロローグ
第1章 何はともあれ、1時間前に出社せよ
第2章 午前こそ勝負の時間と心得よ
第3章 午後の努力が成果を生み出す
第4章 就業時間以外をどう過ごすか
第5章 解決! 新人事件簿
エピローグ


【関連記事】

【仕事術】『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?』戸塚隆将(2013年08月18日)

【問題解決】『マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書』大嶋祥誉(2013年04月30日)

【出世の秘訣?】『入社1年目から使える「評価される」技術』横山信治(2012年11月27日)

【仕事術】『伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い』 小宮 謙一,紫垣 樹郎(2012年08月09日)

【仕事術】『入社1年目の教科書』岩瀬大輔(2011年05月22日)


【編集後記】

◆ちょっと気になる本。

売上目標は立てるな!  20人までの組織をまとめるリアルマネジメント
売上目標は立てるな! 20人までの組織をまとめるリアルマネジメント

アマゾンの内容紹介に細かい目次が載っているんですが、これが結構興味深いですw


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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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この記事へのコメント
smoothさん、『新人力』の著者の坂本です。本書のご紹介、どうも有り難うございます!!!多くの新人、そして新人と接点を持つ社会人やこれから新入社員になる学生に読んでもらえるよう、努めていきたいと思います!!!
この度は、ご紹介どうも有り難うございました!
Posted by 坂本章紀 at 2013年08月24日 13:25
>坂本章紀さん

著者様直々のコメントありがとうございます。
また、レスが遅くなってしまい申し訳ございません。

アラフィフの私が紹介するのもアレですが、ご本としてはとても良くできた作品だと思いますし、年に1度の新人向けの記事の際には、また取り上げさせて頂こうと思っております。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2013年08月26日 00:44
smoothさん

こちらこそ、有難うございます。
本ブログ、リンクフリーということで、私のfacebookページで紹介させて頂きました。事後報告で申し訳ございませんでした。

こちらこそ、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

(折角のご縁なので、今後も何かございましたら、上記メアドにご連絡頂ければと思います。)


Posted by 坂本章紀 at 2013年08月26日 01:00
>坂本章紀さん

再度のコメントありがとうございます。

またFacebookでの記事のご紹介、ありがとうございました。
私が真面目にFBをやっていないこともあり、日頃あまり「いいね」が付かないのですが、本記事はおかげさまで賑わっております。
重ねて感謝申し上げます。

なお、メアドですが、URLがブランクですと、botに拾われてしまう可能性があるので、こちらでダミーのものを入れさせて頂きました。

何かございましたら、連絡差し上げることもあるかもしれませんので、その節はよろしくお願い申し上げます!



Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2013年08月26日 01:10
smoothさん

こちらこそ、宜しくお願い致します!


Posted by 坂本章紀 at 2013年08月28日 00:22