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2013年05月09日

【誰がうまいこと言えとw】『すぐ身につくネガポ会話術』菅原美千子


すぐ身につくネガポ会話術
すぐ身につくネガポ会話術

【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、ネガティブな言葉や思考をポジティブに変換するための1冊。

先日の『感じよく話せる「大人の言い方」辞典』でも「オトナの言い換え」が人気だったので、その路線である本書も取り上げてみた次第です。

アマゾンの内容紹介から一部引用。
ビジネスにつきまとうのが、ネガティブになってしまう場面。そんなピンチも、捉え方や、言い方ひとつで、一瞬でチャンスに変えることができる。多くのビジネスパーソンにビジネスマナーの指導やプレゼンテーショントレーニングをおこなっている、ビジネスコミュニケーションの達人・菅原美千子が、日常会話をポジティブな言葉と思考に変換するテクニックと考え方を丁寧に解説。面白くて笑ってしまうのに、いざというとき必ず役立つ、究極のビジネスツールです。

これでアナタも、一気にポジティブに!?


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【ポイント】

■1.取引先の社員にお茶をこぼされてしまったら
ネガティブ「お茶もまともにだせねぇのかよ!!(内心)」

ポジティブ「いやあ、よかった! ちょうどクリーニングにだそうと思っていたんですよ!!」
 こういった場合は、少し視点を変えてみるとよいでしょう。
 汚れたおかけでクリーニングにだすことができる。そして、次回はプロのアイロンのかかった、綺麗なシャツを着ることができると考えれば、お茶をこぼされてしまったことも不快なことばかりではなくなります。また、これを言葉にすることで、先方は胸をなで下ろすことができますし、素敵な人だなと思われ、好感度がアップする可能性大です。


■2.年配のクライアントから食べ方のマナーを指摘されたら
ネガティブ「仕事以外のことは、いいじゃないですか」

ポジティブ「実は悩んでいるんです。どうしたら綺麗に食事できるようになるでしょうか?」
 相手が年配の方であれば、クライアントは仕事のみならず人生の先輩です。ここは、仕事以外のことについても、積極的に吸収する姿勢を見せるのが最良の方法でしょう。そうすることで、その後さまざまな面でかわいがってもらえるかもしれません。


■3.いつも電話を先にとる先輩に怒られたら
ネガティブ「あんた、手柄を独占したいわけ?(内心)」

ポジティブ「先輩、電話とるの早いですね。ちょっとぐらいチャンスを譲ってくださいよ」
 まずは、先輩のすごさを認め、称賛の言葉をかけましょう。ただし、単に「すごいですね!」と言ったのでは「お前が遅いんだよ!」と言われかねません。そこで「チャンスを譲ってくださいよ」と補足することで、嫌みに捉えられそうな要素を払拭できます。


■4.みんなの前で上司に成績優秀者であるとほめられたら
ネガティブ「(カッコつけて)いや、まぐれだよ、まぐれ」

ポジティブ「俺、もってるから!(笑)」
 人からほめられることに慣れていない方は多いもの。こういった場合は自分がラッキーなだけだと暗に示すのがよいですね。また、あえてピエロを演じることで「おいおい、あんまり調子に乗るなよ!」とツッコミが入り、場が和やかになるかもしれません。


■5.年上の派遣社員が指示を聞いてくれなかったら
ネガティブ「あんた、立場の違いをわきまえろよ!(内心)」

ポジティブ「これについては、誰もあなたにはかなわないんですよ」
 年上の方に指示をだすときに最も気をつけたいのは、上から目線でものを言うこと。それよりも「本当に頼りにしています」と敬意を伝えるとともに、やってもらいたい仕事は「これについては、誰もかなわないので」と頼むと、快く引き受けてもらえます。


■6.派遣社員が会社の意向をなかなか受け入れてくれなかったら
ネガティブ「甘えるのもいい加減にしてください!」

ポジティブ「無埋を承知でお願いしていますが、みんなでがんぱりましょう!」
「無理を承知でお願いしています」と前置きすることで、会社側としてもギリギリのラインで仕事をしている、ということを示すことができます。
 また、要求や条件を受け入れてもらえないことには必ず理由がありますから、まずは、どんな不満があるのかを徹底的にヒアリングし、可能な限り改善するとよいでしょう。ただし、その際「でも」「しかし」「そうはいっても」などと口を挟むのは絶対に避けるべきです。相手は反論されたと感じ、ますます態度を硬化させてしまいます。


【感想】

◆ネガティブとポジティブの「before & after」を両方出して、ボリューミーになってしまったのでこの辺で。

書店でチェックした際には、上記ポイントの1番目を見て、「ネタ系の本」かと思ったのですが、意外と真っ当でした。

いや、てっきりこの本のノリかと思ったんですがw

仕事の禁句変換辞典―モノは言いよう
仕事の禁句変換辞典―モノは言いよう

参考記事:「仕事の禁句変換辞典」中塚千恵(2006年10月29日)

そう言えばこの本、たつをさんも「笑える!」と紹介されていましたっけ。

[を] 仕事の禁句変換辞典―モノは言いよう


◆というワケで、上記の本は実用性は微妙なんですが(でも面白い)、本書は実際に使えるものばかり。

下記目次にあるように、各章ごと「取引先」「部下」「上司」「同僚」「派遣&正社員」「家族」との会話において、ネガティブな思考や発言を、ポジティブに変換しています。

逆にこういった言い方が、鼻につくと感じる相手もいるかもしれませんけど、おおむね「使える」と思われ。

特に思った事を感情に任せて発言しがちな方は、押えておくとよいかもしれません。


◆今回は6つだけピックアップしましたが、パターンというか言い方の「ツボ」はこんな感じじゃないか、と。


●質問する

上記ポイントの2番目を初めとして、何か言いたいことがあっても、それを「質問形式」にするものが多かったです。

相手にクレームしたい場合でも、原因を問うたり、部下を叱責したい場合でも、問題点を自分で考えさせる等々。

これらはコーチングの手法に近い気が。


●下から目線

相手が目上ならもちろんのこと、自分と対等だったり、立場的に下の相手に対しても、基本的に「下から」発言。

「相手の考えを尊重する」というスタンスです。

とにかく「頭ごなし」な言い方は、極力避けていました。


●ユーモア&ウィット

上記ポイントの4番目が典型的ですが、要素としては、1番目や3番目も同様かと。

人は皆「笑い」に対しては比較的寛容なものですし、ハマれば効果も大きそうです。

ちなみに割愛した中に、「自分のことを棚にあげて遅刻や雑談を指摘する上司」に対して、「いやあ、部長をお手本にしてるもんで……(笑)」というのがあったのですが、この手の発言は自分のキャラと相手を見て実践しないとリスキーでしょうね。


◆上記でも述べたように、思ったよりも「真っ当な内容」だったので、おおむね職場で使えると思います。

ちょっとだけ気になったのが、タイトルに「会話術」とあるのに、ネガ・ポジ両方とも「心の声」のものがいくつかあったこと。

でもまぁ確かに、たとえ言葉にしなくとも、ネガティブな考え方をポジティブに変換するのは、成長につながったり、精神衛生的にも良かったりするので、これはこれで「アリ」でしょう。

また、丸ごと割愛しちゃいましたが、最終章の家族ネタを実践すれば、奥さん(やお子さん)のポイントが高くなることウケアイw


オトナなら、こういう言い方をしたいものです!

すぐ身につくネガポ会話術
すぐ身につくネガポ会話術
CHAPTER1ただひたすら耐えなければいけない取引先とのネガポ
CHAPTER2何を考えているかまったくわからない部下とのネガポ
CHAPTER3理不尽すぎる上司とのネガポ
CHAPTER4油断できない同僚とのネガポ
CHAPTER5派遣社員と正社員のネガポ
CHAPTER6家族とのネガポ


【関連記事】

「仕事の禁句変換辞典」中塚千恵(2006年10月29日)

【これは便利!】『ビジネスメール言い換え辞典』から選んだNG7選(2012年08月16日)

すぐに使える『感じよく話せる「大人の言い方」辞典』テクニック7選(2013年05月04日)

【お買い得?】『できる大人のモノの言い方大全』がお手頃価格なのに中身充実している件(2012年09月30日)

【これは便利!】『ビジネスメール ものの言い方辞典』(2011年06月07日)


【編集後記】

◆ちょっと気になる本。

「超」説得法 一撃で仕留めよ
「超」説得法 一撃で仕留めよ

すでに野口さんのファンの方はお読みになってらっしゃるのかとは思いますが、私はどうしたものかと。


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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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この記事へのコメント
ネガポ辞典(主婦の友社)のビジネス版ですね、自分もビジネスアイデアの1つとして構想してましたがやはり出ましたか、

Posted by kachaoin at 2013年05月12日 17:53
>kachaoinさん

コメントありがとうございます。
知らなかったんですが、ネガポ辞典って、アプリまで出ているんですねw
本書はほとんどネタ的要素がなく、結構ガチでしたが。

また違うアイデアを期待しております!

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2013年05月13日 05:25