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2013年02月20日

【小飼流】『本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする狷票瓩竜蚕僉拆飼 弾


本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする読自の技術
本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする読自の技術

【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、お馴染み小飼 弾さんの読書本。

昨夜の時点で、有楽町三省堂書店に入荷していなかったので、丸善オアゾへの遠征を覚悟していたら、職場近くの某書店で発見!

すかさずレジに直行したのは、言うまでもありません。

アマゾンの内容紹介から。
「中卒、家庭内暴力、家も燃えた。
そんな自分を押し上げてくれたのは、いつも本だった」。

書評ブロガーとしても知られる著者が、「自分の人生に希望が持てない」という若者たちに向け、読書で人生を豊かにしていく方法を説く。

「当ブログの読者さんなら、これは読まなきゃマズイでしょう!」と"弾言"してみるテストw


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【ポイント】

■1.ヘタな読書術は持たない
 読書は本来楽しいものでしょう。楽しくて仕方がなくて夢中になれるものでしょう。楽しいものに術を凝らすでしょうか。
 いつの世も、物事そのものよりも、その物事に付随する「術」が好きな人はいますが、僕の場合、本や読書が好きなのであって、読書術が好きなわけではありません。(中略)
 本に付箋を貼ったりもしません。別にこれはモノとしての本の価値が下がることを防ぐためにそうしているのではなく、もし付範を貼らなければ忘れてしまうほど印象に残らないのなら、それはその本がダメだということにしています。


■2.本を読めば、自分が読める
 本とは他人の考えを読むものだと思っている人が大半でしょう。でも実は読書で何が読めるかといえば、自分自身なのです。
 読書という行為は、自分が何をわかりたいと思っていいるかを知る過程の1つです。自分が何を知っていて、何を知らなかったのか。これから何を知りたいと思っているのか。読書という行為に照らしてみると、それが見えてくる。


■3.本は勝手に人を救う
 本とは、海で溺れたとき、波間に浮いている丸太のようなものです。それにつかまって必死で浮いていれば、助かる。でも丸太に「人を助けよう」という意志があるわけではありません。
 だから本を読んで自殺を思いとどまったとか、本を読んで前向きな気持ちになれたとかいうこともあると思いますが、そんなときも自分を救ったのは、その本を書いた人ではなく、その本を手に取った人です。本を読むという行為は、あくまでも読者の行為です。筆者の行為ではない。
 でも読者のほうでも「その本に救われた」と勘違いすることはできます。それは勘違いしたままでかまわない。それが自分で自分を救うしくみということです。


■4.本に実利を求めすぎるとかえって損をする
皮肉なことに、読書という行為に損得の概念を持ち込む人は、実はあまり得をしていません。僕はそういう人には、「テレビの代わりだと思って、気楽に本を読め」といっています。
 テレビは明らかな時間のムダだと現代人は心得ていますから、本もテレビの代わりだと思えば、役に立つはずだという強迫観念からは逃れられます。地図やガイドプックなど本当の実用書は例外として、本はメリットを考えずに読むほうがいいのです。(中略)
 人は、「自分にとって何が役に立っているのか」を、そんなに簡単に想定できないものです。それなのにすべての行為に、「これは使える」「これは使えない」という縛りをかけるのは狭量というものです。


■5.SNSやブログで発信していくコツ
まずはじめは備忘録と考えましょう。最初のうちは備忘録を公開するだけ。それがいちばん続きやすい。(中略)

 ですから、気楽にやりましょう。まずは、気持ちは書かない。気持ちを書こうと思うから気恥ずかしくなる。
 最初は抄録でいいのです。次は自分なりに目次をつくり直してみる。または自分で帯の推薦文を書いてみる。僕がブログでやっていることは、それに近いかもしれません。その意味では物語などフィクションより、ノンフィクションのほうが敷居が低い。
 フィクションを紹介するときには、ネタバレをどうするかという問題が、どうしてもつきまとってしまうからです。


■6.みんなの評価はあてにならない
 どんなにみんながいいといっている本でも、自分が合わないと思えば、自分の判断に自信をもっていい。みんなと同じである必要はありません。
 ここまでいっても、「でも誰かが面白いって保証してくれた本じゃないと、読みたくない」というなら、あなたは本を読むより空気を読むほうが好きな人。空気を読みたければテレビがあります。本を読まずにテレビでも見ていてください。
 実は本ほど「みんながいいといっているから」という評判があてにならないものはありません。なぜなら本と自分とは1対1で付き合うものであり、本は自分をうつす鏡でもあるからです。


■7.本で自分の脳みそを耕す
 要するに自分で自分の脳みそを耕せる人、耕す能力を持っている人のことをもって「教養がある人」といいます。
 強いていえば、本は脳みそを耕す鋤や鍬のようなものです。畑を素手で開墾するのは大変ですが、鋤鍬があれば、楽に耕せます。(中略)
 鋤鍬といっても種類はたくさんあります。細かいところを集中的に耕せるのが専門書であるならば、細かい作業には適さないけれど、広い面積をいっぺんに耕すのが百科事典。僕の子どものころは、教養を身につけるために百科事典を買いなさいといわれていたものです。


【感想】

◆久しぶりの「弾言」のてんこ盛りを満喫しましたw

ホントは「鬼のように」付箋を貼ったのですが、いきなり初っ端で「付箋を貼ったりもしません。(`・ω・´)キリッ」と書かれてしまったので、画像は自重w

それだけご紹介したい部分があったのに割愛しまくったので、ここでは補足的にカットしたネタをご紹介しようかと。

ちなみに、下記目次では大見出しだけ取り上げておりますが、アマゾンの個別ページでは小見出しまで全部掲載しているので、そちらをご覧頂ければ、アウトラインは大体分かると思います。


◆まず、「ビジネス書(特に自己啓発書)ばかり読むな」ということ。

これは成毛眞さんもよく言われていることなのですが、そういう事を言ってる本自体が自己啓発書じゃないかって、うわっくぁwせdrftgyふじこlp

……それはさておき、弾さんのオススメは「百科事典」「伝記」

特に伝記は「自伝ではなく第三者の手によるものを」ということで、推奨されていたのがジョブズの評伝。

スティーブ・ジョブズ I
スティーブ・ジョブズ I

参考記事:【速報】『スティーブ・ジョブズ I』が想像以上に濃厚だった件(2011年10月25日)

「ハードカバー嫌い」の弾さん的には、「ペーパーバック版」でしょうか。


◆また第3章では「本屋を歩けば、見える世界が変わる」ということで、リアル書店での良さについて言及されています。

特にピンポイントで「この本を買う」というのでなければ、弾さん曰く『「今日は何かいい本があるかな」というふわふわとした気分を抱えて』リアル書店へGO!

私もある程度は、未読本記事等の関係で新刊について押えてはいるものの、意外とヒットする本というのは「リアル書店での偶然の出会い」によるものが多いです。

例えばこんなところが。

10年後に食える仕事、食えない仕事
10年後に食える仕事、食えない仕事

参考記事:【必読!】『10年後に食える仕事、食えない仕事』渡邉正裕 【必読!】『10年後に食える仕事、食えない仕事』渡邉正裕()

そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか

参考記事:【起業の心得】『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』山口揚平 【起業の心得】『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』山口揚平(2013年01月31日)

およ、下の『そろ辞め』の方は、ご紹介してから初めて在庫があるのを見ました。

買い損ねてらした方は、この機会に是非!(アサマシw)


◆一方、第4章では読書記録のウェブでの発信についてのアドバイスが。

上記ポイントの5番目以外にも、「フォーマットを決めて、そこに要素を入れる」「名文を書こうなどと思わずに、ただ淡々と事実を書く」「ブログよりはFacebookやTwitterなどSNSのほうが読書に関する情報発信に向いている」等の発言がありました。

この辺は、これから情報発信を考えてらっしゃる方ならぜひ参考にして頂きたく。

ただし、「読書ブログ」に関しては「アフィリエイトでお金を稼ぐのが目的なら、たぶんやっても儲からない」とのお言葉も。

そのくせ、こんな事も言われてるんですよね……。

この部分を読んだ時の私の脳内状況はこんなでした。


ねぇねぇ、ブログ書いても本があまり
売れないってどんな気持ち?
        ∩___∩                     ∩___∩
   ♪   | ノ ⌒  ⌒ヽハッ    __ _,, -ー ,,    ハッ   / ⌒  ⌒ 丶|
       /  (●)  (●)  ハッ   (/   "つ`..,:  ハッ (●)  (●) 丶  ねぇねぇ
      |     ( _●_) ミ    :/       :::::i:    ミ (_●_ )    |   どんな気持ち?
___ 彡     |∪| ミ    :i        ─::!,,    ミ、 |∪|    、彡___
ヽ___       ヽノ、`\     ヽ.....:::::::::  ::::ij(_::●   / ヽノ     ___/
      /       /ヽ <   r "     .r ミノ~.    〉 /\    丶
     /      /    ̄   :|::|    ::::| :::i ゚。     ̄♪   \    丶
    /     /    ♪    :|::|    ::::| :::|:            \   丶
    (_ ⌒丶           :` |    ::::| :::|_:           /⌒_)
     | /ヽ }           :.,'    ::(  :::}            } ヘ /
       し  ))          ::i      `-‐"               J´((
         ソ  トントン                                ソ  トントン



smooth「ぐぬぬ……」


◆弾さんは、過去2冊「読書本」を出されている関係上、ネタがかぶっている部分はもちろんあります(「日本SF御三家」他)。

ただし『新書がベスト』から2年半超、『空気を読むな、本を読め。』からですと3年超もの時間、弾さんが何も考えていなかったワケがありません。

その思考のエッセンスがまとまったのが、本書ということ。

ブログ活動もつい最近まで控えめでしたが、本書ともう1冊の本の執筆が終わられた頃から、活動も再開されている模様。

私も読書ブロガーの1人として、やはりトップに立つ弾さんのお言葉には耳を傾けていかねば、と思った次第です。


本を読むなら、まずこの本から!

本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする読自の技術
本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする読自の技術
【CHAPTER1】だから、僕は本で強くなれた
【CHAPTER2】本の読み方を変えれば、自分が変わる
【CHAPTER3】本屋を歩けば、見える世界が変わる
【CHAPTER4】アウトプットすれな知恵はもっと身につく
【CHAPTER5】本当の教養は人生を豊かにする


【関連記事】

【小飼邸動画アリ】「新書がベスト」小飼 弾(2010年06月11日)

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【必読】『土井英司の「超」ビジネス書講義』に学ぶ、本の5つの選び方と2つの読み方(2012年05月30日)


【編集後記】

◆最近当ブログをお知りになられた方はご覧になっていないと思いますが、私が数年前に小飼さんのお宅にお邪魔した際に「目の前で披露してもらった速読」の動画が、YouTubeにございます。



本書のサブタイトルにある「年間1,000,000ページ」というのも、こういうスキルがあってのことなんですけどねw


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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