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2012年12月24日

J( 'ー`)し「たかしへ。カーチャン東大受かったから勉強本だすね」


普通の主婦だった私が50歳で東大に合格した夢をかなえる勉強法
普通の主婦だった私が50歳で東大に合格した夢をかなえる勉強法


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、タイトルそのまんまで「50歳で東大に合格した主婦」である安政真弓さんの書かれた勉強本

この方が東大に合格した際には結構話題になりましたし、私自身こんなスレを読んだ記憶がありました。

( 'A`)「また東大落ちた…」J( 'ー`)し「ごめんね、カーチャン文III受かっちゃったよ。参考書ありがとね」| 2chビューアーD

そして、そのカーチャンがとうとうこんな本を出しちゃったんですw!


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【ポイント】

J( 'ー‘)し「1年は4つに区切って考えるのよ!」
 1年後に達成したい具体的な目標を立てたら、次は3ヵ月ごとの目標を立てます。1年をかけてやり抜くような目標がない場合も、とりあえず3ヵ月後の目標を立てると生活にメリノリがつきます。
 3ヵ月は何かまとまったことに取り組むのに最適な期間です。「1年後」と聞くとずいぶん時間があるように思ってのんびりかまえてしまうのですが、「1年は3ヵ月が4本」と考えると、具体的な行動が見えてきます。1年がかりの挑戦は、1年を4分割して計画するのです。


J( 'ー‘)し「予定よりも記録を重視するのよ!」
 予定は1年後、3ヵ月後の目標にたどりつくための目安でしかありません。私は手帳の役割は、予定を立てることではなく、実際にやったことを記録することにあると考えています。大事なのは「予定通りにやること」ではなく、「予定が目標に到達するための目安として機能すること」です。


J( 'ー‘)し「過去問は一昨年のと4〜5年前のをとっておいて!」
 過去問は最初に取り組むべきものですが、2〜3つほどを試験直前の「力試し」用にとっておくとよいでしょう。私の場合、2年前くらいのものと、4〜5年くらい前のものを残しておきました。とくにセンター試験は時間との勝負なので、解いたことのない問題で直前に予行演習をしておくのは大切です。
 すぐに手をつけてよいのは、去年の過去問です。今年も同じ問題が出ることはまずありませんし、直近の傾向と対策がわかります。
 模擬試験もあるので、とっておくのは2〜3つ程度で十分です。やり残したまま試験当日を迎えることがないよう、直前の勉強計画にしっかり組み込んでおきましょう。


J( 'ー‘)し「模範解答は書き写して丸暗記よ!」
 模擬試験も過去問も、解答にはかなり親切な解説がついています。これを頭に徹底的ににたき込むのです。黙読して頭で「ふんふん」と理解するだけでは足りません。私の場合、頭で理解しながら模範解答を書き写していきました。
 模範解答には、正しい解答のパターンが詰まっています。このパターンを知り、自分の身体にしみこませることが大切です。書き写しているうちに、新しい語彙や新しい知識を覚えることもできます。
 間違えた問題はもちろん、正解した問題であっても書き写します。模範解答に学ぶことで、もっといい書き方、もっといい解き方が身につくからです。


J( 'ー‘)し「目次で計画立てて、実行記録も書くのよ!」
私は参考書を買ったら、目次を見ながら章単位で計画を立ててみます。たとえば、「最初の1〜4章は簡単そうだから1週間でできるな」「5章と6章は難しそうなので3週間かかるな」というように。(中略)

 実際にやってみたら、目次ページの各項目の横に日付を書き込んでいきます。予定は章単位ですが、実行記録は項目単位で細かく書き込んでいきます。
 一度やっただけでは身につかないため、参考書も問題集も何度か繰り返すことになります。そのときに、目次に日付を入れておくと、いつ何をやったのかが一目瞭然です。「ここはだいぶ前にやったので、そろそろやり直そう」というように、復習を徹底できます。


J( 'ー‘)し「5分考えて分からなかったら解答見て!」
 数学や記述問題など、考える余地のある問題であれば、私はとりあえず5分間考えてみます。5分経っても何も思い浮かばないときは、諦めて解答を見ます。「5分」というのは、わからない問題を前にしたとき、私の頭が回転できる目安です。私の場合、それ以上考えても時間の無駄になることが多いので、スッパリと諦めます。


J( 'ー‘)し「ノートは殴り書きで十分よ!」
私は、きれいなノートを取ることに何の意味も感じません。ノートは知識を身につけるための手段にすぎません。「きれいなノートを作ったから東大に合格した」のではなく、「東大に合格した人のなかに、きれいなノートを作る人たちがいた」というだけではないでしょうか。


【感想】

◆以上、「東大文靴帽膤覆靴カーチャンの勉強法」でしたw

一応言っておくと、本書は至って真面目な本であり、実際には「J( 'ー‘)し」は出てきませんのでご安心を。

そして、そもそもタイトルには「普通の主婦」とありますが、この方全然「普通」ではありません。

まず高校時代、現役で京大と早稲田に挑戦して不合格、一浪時には東大に初挑戦して不合格、二浪時に東大不合格で、結局早稲田の文学部に進まれています。

まかりなりにも一浪時には東大しか受験していない以上、当時は「東大に受かってもおかしくない」レベルにはあったのだと思われ。


◆また、1日3時間ほどですが、自宅で中学生対象の学習塾を開かれており、元々「学習する」という点においては、同年代の女性とはかなり異なった状態にありました。

さらには、語学が趣味(?)らしく、第2外国語はフランス語で受験し、「東大受験に関係ない」イタリア語の検定を、受験前年の12月に受けるため、その勉強も並行してやっていたという……。

巻末にご家族のコメントがあるのですが、安政さんが東大受験の意思表明をした際に、旦那さん、長男、次男と、「誰一人驚いていない」のが、さもありなん!

だいたい、学習塾までやってるような「先生タイプ」の方なんですから、次男が現役で東大受験に失敗した際に「次こそは私が合格させる」となりそうなところ、「私も一緒に東大受ける!」という風に考えるのがユニークですよ。


◆そんな「変わった」安政さんですが、勉強法はいたってオーソドックス。

突拍子もないことは全くなく、「王道的」な勉強法を自分なりにカスタマイズした感じです。

特に、上記ポイントで挙げた中では、「目次に実行記録まで書く」というのが、なかなか効果がありそう。

本書の帯に『「記憶力」より「記録力」』というフレーズがあるのですが、手帳の活用法も含めて、確かに「記録」にこだわっている印象を受けました。


◆ちなみに、安政さんが参考になった勉強本・自己啓発本が、第5章に列挙されていましたので、その中で当ブログにてご紹介済みのものを。

夢をかなえるゾウ
夢をかなえるゾウ

参考記事:【最強のメンター?】「夢をかなえるゾウ」水野敬也(2007年08月30日)

夢をかなえる勉強法
夢をかなえる勉強法

参考記事:「夢をかなえる勉強法」伊藤 真(著)(2006年06月21日)

地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)
地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)

参考記事:【勉強法】「実力がワンランクアップするヒント集」から選んだ10のポイント(2010年01月05日)

受験のシンデレラ (小学館文庫)
受験のシンデレラ (小学館文庫)

参考記事:【和田版「ドラゴン桜」?】「受験のシンデレラ」和田秀樹(2008年09月05日)

最初の2冊の書名に「夢をかなえる」とあるのは、本書のタイトルにも影響を与えているのでしょうか?

なお、この中で純粋に大学受験に特化しているのは、一番最後の『受験のシンデレラ』だけですが、本書内ではもっと大学受験よりの本が収録されておりました。


◆とはいえ、全般的に本書は「東大受験」「大学受験」というより、「社会人の勉強法」的な意味合いが強いです(巻末の付録「私の東大対策」を除く)。

というのも、いくら東大に合格したとはいえ、「50歳の主婦」の受験体験記や勉強法を、高校生世代の方は参考にはしないからではないか、と。

ですから、本書のターゲットは「資格試験を受験する社会人」のハズ。

そんな方で、かつ、「勉強本を何冊も読んでいる」方でない限りは、本書の勉強法はきっと役に立つと思います。


( 'A`)「カーチャン、俺もこの本読んで頑張るよ」な1冊!?

普通の主婦だった私が50歳で東大に合格した夢をかなえる勉強法
普通の主婦だった私が50歳で東大に合格した夢をかなえる勉強法
序章 普通の主婦だった私が東大に合格した理由
1章 合格への道のりが見えてくる! 私の手帳活用術
2章 過去問・模試・参考書をフル活用せよ!
3章 合否を決めるちょっとしたコツ!
4章 これで万全! 試験直前対策
5章 「折れない心」で合格をつかむ!
付録 私の東大対策


【関連記事】

【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第6回勉強本ランキング)(2012年10月05日)

【和田版「ドラゴン桜」?】「受験のシンデレラ」和田秀樹(2008年09月05日)

【ウサギとカメ?】『35歳からの「資格試験」勉強法』山本浩司(2011年07月05日)

【正統派?】『ふつうのOLだった私が2年で弁護士になれた 夢がかなう勉強法』篠田恵里香(2012年07月16日)

【頭と心】『仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法』多田健次(2012年03月24日)

【東大式】4倍効率がよくなる勉強法(2012年03月01日)


【編集後記】

◆ちょっと気になる本。

想定外 なぜ物事は思わぬところでうまくいくのか
想定外 なぜ物事は思わぬところでうまくいくのか

ディスカヴァーさんらしからぬ(?)硬めの印象を受けますが、果たして?


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「私と100冊の勉強本」へ

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Posted by smoothfoxxx at 09:00
Comments(2)TrackBack(0)私と100冊の勉強本このエントリーを含むはてなブックマークYahoo!ブックマークに登録BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

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この記事へのコメント
ブログに辿り着いた経緯は忘れたのですが、最初に『マインドマップ的読書感想文』様の書評を読んだのはこの本でした。

読みやすくて緻密な書評だ!!と感服し、記事を読みふけました。

その後はRSSリーダーに登録し、新たな書評を楽しみにする日々を過ごしています。

書評はジャンルを問わず楽しんでおります。そして、どのジャンルでも新たな発見があり、読むたびに感心しております!!

これからもときどきコメントを残していきます。何卒よろしくお願いします!!
Posted by 五条勝 at 2013年04月21日 08:41
>五条勝さん

コメントありがとうございます。
よりによって、こんなネタ的な記事が最初の出会いだったとは(汗)。
いや、もうこの本は、出た時点で「こういう記事を書く」と決めておりましたw
よくぞ見限らずに着いてきて下さっているものだな、と。
今後ともよろしくお願い申し上げます!
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2013年04月22日 01:59