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2012年12月17日

【コミュニケーション】『話す力―英国式スキルアップ』エマ・サージェント,ティム・フィアロン


話す力―英国式スキルアップ
話す力―英国式スキルアップ

【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、ピアソン桐原さんからリリースされている「英国式スキルアップ」シリーズの中の1冊。

ビジネスシーンのみならず、あらゆる状況で「話す」ための秘訣が述べられています。

アマゾンの内容紹介から。
会話を始めるヒント、会話を続けるコツ、相手とつながるテクニック、言ってはいけないことを口走ってしまったときの切り抜け方、ここ一番で輝くための7つのポイント…シンプルかつ使い回しのきく会話の基本スキルが、この1冊で身につく。

さっそく試してみたいTIPSもありましたよ!


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【ポイント】

■1.自分は歓迎されていると考える


Serbian Welcome Party / zeljkojoksimovic

 例えば、あるイべントに参加したとします。そこには、知り合いがあまりいないので、初対面の人と話をしなければならない――そんな場面を想像してみてください。どのような映像が頭に浮かびますか。(中略)
 そうした想像には、過去の似た体験が影響を与えます。ほかの参加者について、あなたがどう考えているかも影響します。例えば、自分が歓迎されると考えているか、歓迎されず、輪の中に入れてもらえそうもないと考えているかによって想像が違ってくるのです。
 事前に想像したことは、その人の態度(顔の表情、姿勢、呼吸など)に影響します。不安な気持ちを抱えてイべントに参加すれば、それが態度などに表れ、ほかの人たちから敬遠されてしまうでしょう。


■2.すべてを「会話」に言い換える


Conversation / quinn.anya

これを見てください。「会話」という言葉についての、ある辞書の説明です。
会話【名】情報や考えなどを言葉を通じて交換すること。言葉による情報のやりとり。
同義語:雑談、世間話、ディべート、対話、対談、討論、うわさ話、協議、話、話し合い、おしゃべり。
 この説明、特に同義語を見て、どう感じましたか。たとえ同じような意味でも、言葉によって受ける印象は違います。例えば、ディべートに誘われるのと、雑談に誘われるのでは、気分が違いますよね。1対1で意見交換をするのと討論会をするのでも大きく違うでしょう。
 そこで、アドバイスです。もし、ディべートや討論は怖い、と感じるなら、すべてを「会話」に言い換えてみてください。実際、それだけで気が楽になり、自信を持って臨めるようになる人もいます。


■3.相手に興味を持つ


Interest / ◄M►

 このジュリーの体験は、実に大切なことを私たちに教えてくれています。それは、
 「あなたが誰かに興味を持つと、その相手はあなたを興味深い人だと思う」
ということ。
 つまり、あなたが周囲の人たちに関心を持ち続け、その人たちのことを知ろうと努力し続ければ、あなたはいつの間にか大変な人気者になってしまうかもしれないというわけです。これならば、「誰かに出会うたびにおもしろいことを1000個言え」という課題よりは、はるかに簡単でしょう?


■4.肩書きに説明を加える


L-R Spencer, Abigail, Julie, Clayton Michaels. Julie (Williams) Michaels visiting from Russia, with her three children / mikebaird

 あなたは自分の仕事をどのように説明しますか。「営業をやっています」と言うだけでは、話はあまり広がりません。「脳外科医です」でも同じです。「再保険の仲介をやっています」よりは、多少イメージがいいというだけです。
 では、少し工夫してみましょう。肩書きを言うだけではなく、さらに説明を加えるのです。
 例えば――

 「私は三児の母です。つまり宿泊施設を経営しつつ、カウンセリングサービスもしているようなものです」
 「私は数字が苦手な方のため、財務状況を整理するお手伝いをしています」(会計士)


■5.相手の価値観を理解する


Sport UNE gym / UNE Photos

 ある人の価値観を理解すれば、その人との距離を縮めることができます。だからこそ、誰かと親しくなりたければ、相手の価値観を理解することに力を注ぐ必要があるのです。
 価値観を知るうえで有効なのは、「……が、なぜあなたにとって大切なのですか?」という質問をすることです。この質問は、話題をさらに深めるのにも役立ちます。
相手「私は毎日ジムへ行くんです」
あなた「ジムに行くことが大事なんですね。なぜ、そこまで大事にしているんですか?」(中略)
 この質問をすることで、相手の価値観がわかるし、その価値観について詳しく話をしてもらうこともできます。そうすれば、相手とさらに打ち解けられるでしょう。


■6.聞き手の持つ「4つの問い」に答える


Question! / Stefan Baudy

 これから紹介する話し方は、ごく簡単ですが、聞き手を引きつける効果は非常に高いものです。最初の数分で、聞き手が持っているであろう4つの問いへの答えをすべて提示するのです。それだけで、聞き手は話に釘付けになります。4つの問いとは――

●なぜ?
●何?
●どうやって?
●もし○○なら?

 なぜこの4つの問いなのでしょうか? それには理由があります。また、この順序にしたのにも意味があるのです。

(詳細は本書を)


【感想】

◆かなり引用部分が多くなってしまったのでこの辺で。

「話す力」というタイトルからイメージした内容と、少々異なっていたのではないでしょうか?

例えば、下記目次にもあるように、本書の第1章は『誰とでも自信を持って話をする』ということで、主に「自信の持ち方」について解説しています。

これはまだ、人前に出る以前の話であり、具体的な「自信の持ち方」については、続く第2章にて言及。

上記ポイントでは1番目と2番目がそれに該当します。


◆実際私も、このポイントの1番目を見て、「そこからスタートしますか!?」と思ったクチ。

なるほど「言われてみたら、そうかもしれない」と思いつつも、「自己啓発系」に近い気がしました。

そして、相手(もしくは聴衆)が出てくるのは第3章以降から。

第3章は、タイトルも『会話の基本の「き」』であり、細かいテクニックが紹介されています。

この辺りは、当ブログ(&私)的にも大好物ゆえ、上記ポイントでも3〜5番目として抜粋。

他にも「気まずい瞬間をチャンスに変える4つの方法ですとか、「相手の機嫌を損ねることなく話を打ち切る『NICE(ナイス)作戦』なんてTIPSもあるので、気になる方は本書にてご確認をw


◆実は、まるごと割愛している第4章では、NLP的なテクニックが紹介されているのですが、これは著者であるティム・ファロンが「NLPのマスター・プラクティショナーおよび認定トレーナー」であることから、ある意味当然なのかも。

ここでは、NLP本ではお馴染みの「ラポール」「ペーシング」といった技法が登場しています。

といっても、この章のページ数は30ページ弱ですし、あくまで「話す」という目的を支える「手段」としての位置づけかと。

もちろん、身につけられればそれに越したことはない……って、私は相変わらず、ちゃんとしたNLP本を未だ読んでいないのですが。


◆続く第5章は、ビジネスシーンのお話なので、当ブログの読者さんにとっては、ここはマストでしょう。

「上司との話し方」「部下との話し方」「聞いてもらえる話し方」「1分間で聞き手を引きつけるには」といったTIPSが展開されています。

……「人脈作り」の話まで登場するのは、ちと広げすぎな気がしないでもないですがw

また、第6章は緊急事態でのお話なので、正直なところ「上級者向け」。

ただし、「感情的な相手との付き合い方」として提案されている「相手の言動だけに注目する」というのは、マスターしておくと良さげです。

私たち自身、カッとなると、つい相手の「人格」や「人間性」を責めてしまいがちですから……(私だけ?)。


コミュニケーションスキル全般を高めるために!

話す力―英国式スキルアップ
話す力―英国式スキルアップ
第1章 誰とでも自信を持って話をする
第2章 すべては自分しだい
第3章 会話の基本の「き」
第4章 話すことで心がつながる
第5章 仕事で誰とでも上手に話す
第6章 困難な状況で誰とでも上手に話す
第7章 話をやめるタイミングを知る
第8章 ここ一番で輝くための話し方


【関連記事】

【56の心得】『会話は「聞く」からはじめなさい』上阪 徹(2012年08月29日)

【6つのNG】『軽く扱われる人の話し方 影響力のある人の話し方』大串亜由美(2012年08月25日)

【元ネタ本?】「なぜ、この話し方だと成功するのか」アーチ・ラストバーグ(2010年06月14日)

【話し方】「たった1分間で相手を引きつける話し方13のテクニック」アラン・ガーナー(2010年06月06日)

【テク満載!】ブライアン・トレーシーの 話し方入門(2008年08月03日)


【編集後記】

◆本書の版元であるピアソン桐原さんのご本から。

英国式スキルアップ 決断する力
英国式スキルアップ 決断する力

併せてどうぞw


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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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