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2012年11月29日

『絶対にうまい食べ方』が想像以上に凄い件について


絶対にうまい食べ方 (中経の文庫)
絶対にうまい食べ方 (中経の文庫)

【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、文庫本書き下ろしの、当ブログ的には珍しい「グルメ本」。

「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」といった番組を担当されたディレクターの市島晃生さんが、元部下の稲村美紀さんを引き連れて、各店の「美味しい食べ方」を指南していきます。

アマゾンの内容紹介から。
グルメ番組ディレクターが解明したおいしさの方程式とは?放送業界人御用達の「東京の名店」から「お弁当」「ビュッフェ」を舞台に、あらゆる食事に応用できる「絶対にうまい食べ方」を紹介。

なお、タイトルは「ホッテントリメーカー」作……って、実際に「想像していたのと違った」という意味では、確かにスゴかったですw


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【ポイント】

■1.築地「豊ちゃん」カキフライのあたまライス
「カキフライのあたまライスカレーがけ」は、この「リズム」を意識した注文方法です。カレーをかけることでご飯はよりやわらかくなり、カキフライも卵とじにすることでやわらかくなっている。しかもカレーにゴロっとした余計な野菜はなく、カキにはカツのように肉を噛みちぎる力も必要ない。ご飯とおかず、すべての食感が揃いますね。理想的なリズム構成と言えます。


■2.西麻布「三河屋」ミックスフライ定食
 コロッケは毎朝6時からジャガイモをふかして、つぶし、タネができるのは開店ギリギリの11時頃。特に6月、静岡の三方原のじゃがいもを、出荷に合わせて取り寄せて作るコロッケは「日本最高峰のコロッケ」と言っても過言ではありません。サービスに加え、おいしさにかける情熱も人一倍なのです。
 そんな三河屋での正しい所作は、お店からのあふれ出る「愛」をちゃんと受け止めながら、食べ進めていけるか? という点にあります。
 通常メニューに加え、サービスで増量してもらったおかず。そして「ご飯のおかわリは?」と聞いてくれる気遣いと優しさ。
 もちろんおかわりを断ってはいけません。


■3.銀座「ジャポネ」インディアン
市島 メニュー表にあるのは、レギュラー、大盛(ジャンボ)、横綱の三段階。
 今回挑戦するのは、カレーがかかった「インディアン」。サイズは「横綱」です。

稲村 お隣さんが食べてらっしやるジャンボで十分度肝を抜く量なので、横綱は無謀すぎるんじゃ……。あ、すみません。異議を唱える人を間違えました。

市島 いえ、横綱は最大サイズではありません。親方、理事長という裏メニューがその上に存在します。


■4.元赤坂「ほーむれすとらん わか」オムライス
 まずオムライスを普通に食べ進めます。オムライスの卵の中には、ピーマンと豚肉が内包され、十分に「飽き」に対応してくれるのですが、やはり4分の1くらい食べた時点で雲行きが怪しくなってきます。用意されているべーコンは4枚。「そろそろ飽きた?」と感じるその直前、べーコンを1枚口に運びます。

 瞬時にジュワッと強い塩味が広がり、卵が持つモヤッと感を凌駕してくれるのです。口の中にはべーコンのパワフルな塩味が居続けるのでこれを中和するためにまたオムライスを口に運び……という完璧なローテーションが始まります。


■5.京王プラザホテル「グラスコート」(ランチビュッフェ)
 シェフがローストビーフを切り分け、お皿にサーブする本陣のライブキッチンに注目してください。他の店では、最初からローストビーフをカウンターに置かず、開店1時間後の「タイムサービス」で、登場させることが多い中、ここ「グラスコート」では、惜しげもなく冒頭から総大将のローストビーフが戦場に姿を現しています。しかも1回のサーブで、厚めに切ったローストビーフを3枚も提供。敵ながらあっぱれです。
 このように敵が総大将を頭からぶつけてくるなら、それを甘んじて受け、ここは最初から堂々とローストピーフの首を取りに行かなくてはなりますまい。


■6.深夜の横浜中華街水餃子ツアー
 以前見かけた若者グループの話をしましょう。彼らは「山東」に来たことだけで興奮し、店に入るなり「水餃子○人前ね!」と一度に大量発注してしまったんです。
 その結果、せっかくアツアツの水餃子がテーブルに運ばれて来たというのに、食べる側の処理能力が追い付かない。水餃子はどんどん冷めていき、すっかりおいしさの旬を逃したものに様変わり。それを彼らはもそもそと食べる、という惨状だったのです……。(中略)

 山東の正しい攻略法とは、そこを踏まえた上で、水餃子とサブ中華おかずをどのように組み合わせるか。この点に尽きると思います。

(詳細は本書を)


【感想】

◆ちょっと長くなってしまったのでこの辺で。

なお、上記ポイントの3番目で明記されている部分以外は、すべて市島さんのお話から。

ここまで書いた部分を改めて見ると、やはり写真がないとお料理の記事はちょっと寂しいですよね。

もちろん本書の方には、各料理の写真が掲載されていますのでご安心を。

「商用無料の写真検索さん」で、そのお店のものではないお料理の画像を持ってくることは可能なんですが、それだと誤解を招きかねませんし。


◆一応、食べログ等に画像があるお料理もありました。

とは言え、画像に直リンすることはマズイですし、かといって、無断転載も禁止されている以上、画像が掲載されているページをご紹介するしかなく。

例えば、こちらは「三河屋」ミックスフライ定食。

ミックスフライ : 料理写真 : 三河屋 みかわや[食べログ]

そしてこちらは「ジャポネ」のインディアン(サイズは不明)。

インディアン : 料理写真 : ジャポネ[食べログ]


すごく・・・大きいです・・・。


◆ただし、本書で紹介されているお料理は「独自のカスタマイズ」がされていることもありまして。

例えば、上記ポイントの4番目のオムライスも食べログ等に画像はあることはあるのですが……。

わか風オムライス : 料理写真 : ほーむれすとらん わか[食べログ]

本書に収録されている画像だと、トッピングのオプションで、オムライスを囲むようにベーコンが4枚鎮座しているという。

と言うか、むしろ、こうした「カスタマイズ」が本書のキモとも言えるのですがw


◆考えてみたら、「美味しいお店の本」や「美味しい料理の本」は今まで多々ありましたが、「美味しい食べ方の本」というのはあまりなかったような。

もっともその路線の場合、一歩間違ったら「うざいウンチク満載」になりかねません。

その点本書は、良くも悪くも「B級グルメ」的な「ネタ感」が満載。

巻末の「おわりに」は、同行した稲村美紀さんが書いているのですが、1行目がいきなり

太りました。

なのには笑いましたww

他にも「コンビニサンドイッチの美味しい食べ方」「食べ物別一番おいしい"口の中に占める割合"」といったお役立ち(もしくは全く役に立たないw)TIPSも収録しております。


読むだけでお腹がいっぱいになりそうな1冊!

絶対にうまい食べ方 (中経の文庫)
絶対にうまい食べ方 (中経の文庫)
第1章 放送業界御用達の名店グルメ攻略法
第2章 楽屋・スタジオの定番弁当の攻略法
第3章 名ホテルのランチビュッフェ攻略法
第4章 みんなで行く東京近郊グルメツアー
第5章 おいしさのカギはここにある
第6章 今日から試せるおいしい食べ方


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【編集後記】

◆似たようなテイスト(?)の1冊。

勝俣グルメノート
勝俣グルメノート

レビューを読んでみる限り、これも良さげな感じですw


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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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