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2012年11月03日

【健康】『1日1回背伸びするだけで人生と体形は変わる』植森美緒


1日1回背伸びするだけで人生と体形は変わる (メディアファクトリー新書)
1日1回背伸びするだけで人生と体形は変わる (メディアファクトリー新書)


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事で、密かに人気を集めていた1冊。

読み始めて知ったのですが、著者の植森美緒さんは、あの『腹だけ痩せる技術』の著者さんであり、本書でもそのエッセンスが散りばめられておりました。

アマゾンの内容紹介から。
史上かつてないほど猫背になっている日本人の体。日常の運動量が減り、デスクワークが増えているために、首が前に出て、背中を丸めた姿勢が固定してしまっているのだ。悪い姿勢が招くのは慢性的な肩凝りや筋肉痛、腰痛だけではない。たるんだ腹部に溜まる脂肪が、肥満と生活習慣病までもたらす!が、これらの不調はすべて「理想的な背伸び」ひとつで大きく改善できる。中年の健康危機を誰より案じる著者が贈る、働くあなたへのエール。

自分を含めて「運動不足気味」の方なら、必読だと思われ!


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




121103追記:

本書には
注意点が1つだけあります。痛みや違和感を感じた場合には決して無理をなさらないようにしてください。
とあります。
本記事だけを見て、無理をなさらぬよう、ご留意下さい!



【ポイント】

■1.背すじを伸ばさないでいることのリスク(抜粋)
・首、肩、背中の疲れ
・筋肉が疲れて関節に負担がかかり、腰痛や膝痛のリスクが増加
・おなかが出る
・血液循環が悪く、慢性的な疲労を感じる
・転倒しやすく、寝たきりのリスクが高まる


■2.基本の背伸びのやり方とは?
では「1日7秒! 基本の背伸び」のやり方を紹介いたしましょう。
(1)まっすぐに立つ
(2)両手のひらを組んで真上に伸ばす
(3)7秒間、最大限に背すじを伸ばしたら、一気にカを抜く
これだけです。
「ホントにそれだけ?」と言われそうですが、やってみると案外難しいことがわかります。
(詳細は本書を)


■3.まっすぐ立つには同時に4点を壁につける
 壁ぎわにぴったり立ったら、下から踵、お尻、肩甲骨(肩の裏側)、頭を壁につけて立ちます。重心線に沿って背中から体を立てるイメージです。(中略)

 踵、お尻、肩の裏側、頭の4点を同時に壁につけるのがつらいと感じる方は、自分で思う「まっすぐ」を本当の「まっすぐ」に早く近づけるため、また、効果的な背伸びのためにも、こまめに壁で確認するようにしてください。私はエレべーターに乗ったとき、すかさず壁ぎわを確保し、まっすぐな姿勢を確認。さらに体幹トレーニングとして、体全体を壁に押しつけるようにして立っています(P101イラスト参照)。


■4.「疲れ」をとる背伸びの極意
 では、両方の肩を、首をすくめるように「思い切り」上げます。肩と耳をくっつけるような感じです。意識を集中するため、息が止まってしまっても構いません。5つくらい数えて、一気にカを抜きます。
……すっきりしたでしょうか? 体がぶるぶるっと震えるくらい肩をすくめることができれば上々です。


■5.下腹が出る理由とは?
 脂肪が腹、特に下腹に溜まる理由は、ひと言でいうと「下腹を使っていないから」です。下腹回りの筋肉はあまり使わなくても日常の動作に支障が出にくい、手抜きをしやすい場所なのです。(中略)
 本書で繰り返し勧めている「背すじを伸ばそう」「背伸びをしよう」とはつまり、上半身が前に傾くことで落ちていきやすい「重心」を上げて、重力に抗う筋力をつける動きでもあります。何も意識しないでいると、体は加齢と共に、重力になされるがまま衰えてたるんでしまいやすいのです。


■6.背中の衰えが寝たきりを招く理由とは?
 すでにお話ししてきているように、背すじを伸ばす、おなかを凹ませる、というのは体幹部の基礎的な力です。丈夫な足腰でいたいと思うと、つい足を鍛えようとしますが、実はなによりも背中の力を重視すべきなのです。膝や股関節、腰など、関節に痛みが出るのは関節に負担がかかっているわけで、その負担は、まずは背すじをまっすぐに立てられなくなることでかかってくるのですから。


■7.長時間同じ姿勢でいない
私の姿勢がいいからといって、セミナーを受けた方が「理想の姿勢をひたすら保ち続けなくてはいけない」と思ってしまう必要はありません。「24時間走り続けると体にいい」と言われても、反射的に「それは無理」と思いますよね。基本的にはそれと同じことです。(中略)
 ですから、いい姿勢を心がけつつも、疲れを感じたら動かすなり緩めるなりして疲れをとる。これを基本と覚えておいてください。疲れを感じたときに、それでもド根性でがんぱり続けるよりも、疲れを溜めないことを優先させましょう。


【感想】

◆日頃から運動不足の私は、体のあちこちに不安を抱えています。

慢性の肩凝りや腰痛、体の硬さ等々。

そして、不安とは違うものの、最近スラックスのベルトの穴が1つずれてしまいました。

私はパッと見、太っている方ではないのですが、着実に「中年体型」となっているわけでして……。


◆そんな私にとって、本書はいくつもの問題を同時に解決してくれるかもしれないものでした。

まず本書で指導されている「背伸び」を正しく実践すると、下腹の筋肉に力が入っていることがわかります。

……おー、プルプルしとる!(←実践中w)

逆に言うと、日頃どんだけ使ってなかったんだ、ということかと。

この辺の「下腹ネタ」については、下記目次にもあるように、本書の第4章にてご確認を。


◆また、その「背伸び」のいくつかのパターンを目的別に紹介しているのが、本書の第3章。

肩凝り、背中の凝り、関節をやわらかくする等のニーズに応じて、イラスト付きで伸びが紹介されています。

いくつかやってみたところ、確かに気持ち良し!

もっとも、今までも疲れたら無意識に伸びをしていたワケですから、体も求めていたのだな、と。

ただし、こういうお話はテキストでダラダラ書くより、イラスト見て頂いた方がてっとり早いので割愛しましたが(スイマセン)。


◆私は本書を読んでから、こうしてブログを書いている最中も下腹や背中に意識を寄せています。

また、歩いているときでも、背筋を伸ばして、お腹を凹ませたり。

このまま続けていけば、確かに効果はありそうです。

もっとも、その「続ける」という行為の難しさは、ここ最近の翻訳書を読んでわかっていますけどね。


背筋を伸ばせば、見た目も中身もレベルアップします!

1日1回背伸びするだけで人生と体形は変わる (メディアファクトリー新書)
1日1回背伸びするだけで人生と体形は変わる (メディアファクトリー新書)
第1章 人は背中から歳を取る
第2章 人生まで変えてしまう背伸び
第3章 背中の使い方で快適に
第4章 背中を使えば手ごわい下腹も燃える
第5章 一生若くいるためのカラダ管理


【関連記事】

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【モテ顔?】『顔だけ痩せる技術』に学ぶ老け顔を防ぐ7つのポイント(2012年09月06日)


【編集後記】

◆先日ホッテントリ入りして大人気だったこの記事。

【メモ】アマゾン人気第1位のバスタオル気持ち良すぎワロタw:マインドマップ的読書感想文 【メモ】アマゾン人気第1位のバスタオル気持ち良すぎワロタw:マインドマップ的読書感想文

肝心のバスタオルが長らく品切れでしたが、今見たら在庫が復活していたので、再度ご紹介しておきます。

バスタオル2枚セット 今治サンホーキン綿 レオン
バスタオル2枚セット 今治サンホーキン綿 レオン

買い損ねていらっしゃった方、お待たせいたしました!


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 09:00
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この記事へのコメント
               
やってみます。有益な情報をありがとう。

Posted by ま at 2012年11月03日 21:31
               
背だけが伸びて短足になりそう

Posted by 名無し at 2012年11月03日 22:48
               
>まさん

レス遅くなってスイマセン。
ぜひお試しください。

>名無しさん

短足というより胴長になる可能性は否定できませんねww

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2012年11月05日 06:42