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2012年08月15日

【読書ネタ】『The 21 2012年 09月号』は読書特集です!


THE 21 (ざ・にじゅういち) 2012年 09月号 [雑誌]
THE 21 (ざ・にじゅういち) [雑誌]

【はじめに】

◆久しぶりに購入した雑誌、『The 21 2012年 09月号』。

表紙でもお分かりのように、今回は「読書」の特集号です。

題して『仕事力が高まる「本の読み方」』

そこで今日は、その特集から、オススメ本や読書術等、気になる部分を簡単にご紹介してみようかと。

夏休みの読書にお役立て頂けたら幸いです。


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【仕事力が高まる「本の読み方」】

■1.『プロビジネスマンの「読書術」』から

◆まず第1部では、「プロビジネスマン」の方々に、「読書術」や「本選びのポイント」を指南してもらいます。

皆さん4〜5冊、本を推薦されていらっしゃるのですが、それぞれ1冊のみピックアップ。

気になったフレーズや、そのお薦め本に関するコメントを付記していきます。


●ワタミ:桑原 豊さん
 これからのビジネスパーソンは、どのような立場であろうと、経営学的視点をもつべきだと私は考えます。同時に、自分の将来をしっかり見据えることも重要です。そういう意味でも、本書はあらゆるビジネスパーソンにとって、有用なキャリアの指針となることでしょう。

競争の戦略
競争の戦略


●リブセンス:村上太一さん
 この本には、「宅急便」や「スキー宅急便」などを実現させた方法がリアルに記されています。それらもさることながら、もっとも心に響いたのは、小倉元会長の「経営とは自分の頭で考えるものだ」という姿勢です。誰かから答えを得ようとしないで自分で考え抜く姿勢があったからこそ、不可能だと思われたビジネスが実現できたのでしょう。私もそんな姿勢を心がけるようにしています。

小倉昌男 経営学
小倉昌男 経営学


●日本サブウェイ:庵原マリさん
戦略の本といえば通常、フレームワークによる分析法などを説いたものがほとんどですが、この本は「よい戦略はすべて、流れをもったストーリーとして組み立てられている」と語ります。ビジョンの実現に向けてワクワクするストーリーを共に体験することが大事だ、と。以来、折に触れ「その戦略はストーリーに乗っているか?」を自問するようになりました。

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)
ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)

参考記事:【スゴ本】『ストーリーとしての競争戦略』楠木 建(2010年10月20日)


■2.『ビジネス書の読み方&活かし方』から

◆続く第2部では、お馴染み土井英司さんほか、「読書本」を出された著者さんたちによる、本の「読み方」や「活かし方」について。

なお、土井さんだけは「日本のビジネスマンはどんな本を読んできたのか?」と題して、1950年代から現代までのビジネス書の潮流を20冊ほどを例に挙げて解説して下さっており、これがかなり濃厚な出来!

これからのトレンドを考える上で、むしろ出版業界の方にお読み頂きたいところです。


●エリエス・ブック・コンサルティング:土井英司さん
読書特集だからこそあえていいますが、「WHAT」を模索する時代には、読書よりも体験のウェイトを増やさなくてはいけないのです。
 とはいえ、読書が無意味になる訳ではありません。現地で見聞したものから新規事業の種を見出すためには、ビジネスの基本的な知識が必要です。その意味で、『この世で一番おもしろいミクロ経済学』や『経営学を「使える武器」にする』といった基本的な知識を養う本は、これから重要性を増すと思います。

この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講
この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講

経営学を「使える武器」にする
経営学を「使える武器」にする

参考記事:【これはスゴイ!】『経営学を「使える武器」にする』高山信彦(2012年05月20日)


●フューチャーワークス:宮口公寿さん
 次々に新しい本へと手を伸ばし、読む速さに磨きがかかったことを確認して満足している人がいますが、これはよい姿勢とはいえません。読書の本来の目的は、得た知識を「活用すること」にあるからです。
 やみくもに読書量を増やすのではなく、読んだ本を反芻することが大切。項目をピックアップしたノートを読み返し、自分の仕事や生き方に当てはめ、明日からの行動にどう活かすかを考えましょう。

読んだら、きちんと自分の知識にする方法 (アスカビジネス)
読んだら、きちんと自分の知識にする方法 (アスカビジネス)


●弁護士:間川 清さん
本を読んでいて「素晴らしい」「行動に移したい」と胸に響いた文章やフレーズに出合ったときに私が最初にやることは、本の隅("耳")を三角形に折り返すことです。これは、「行動に移したい」と思った箇所を読後に振り返って確認する際に役立ちます。(中略)
 他人から借りた本など、どうしても耳を折ることができない場合はどうするべきか。私は携帯電話のカメラ機能を使って、本のページを撮影することにしています。

1年後に夢をかなえる読書術
1年後に夢をかなえる読書術

参考記事:【超実践!?】『1年後に夢をかなえる読書術』間川 清(2012年03月25日)


■3.『ビジネス書編集者が選ぶわが社のお薦めビジネス』」から

◆同じく第2部の後半にあるのが、『ビジネス書編集者が選ぶわが社のお薦めビジネス書』という、お薦め本コーナー

出版社5社が5冊ずつ選んでおり、こちらは「出版社視点」でのお薦めの傾向が伺われて、なかなか興味深かったです。

ここでもそれぞれ1冊ずつご紹介を。


●日経BP社:竹内靖朗さん
この本は私が担当しました。翻訳物はかつてほどは売れなくなり、マーケティングも売れるテーマではないのですが、祖父江慎さんに大胆なブックデザインをしていただき、モノとしての魅力が出て、"刺さる人には刺さる"本になりました。ビジネス書のみならず音楽書のコーナーでも売れています。"フリーミアム"などの最新マーケティングを、じつは西海岸の伝説的なヒッピーバンドが40年前に実践していたという面白い内容です。

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ
グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ


●ダイヤモンド社:中嶋秀喜さん
これも自己啓発書で、旧版は1986年の発刊。いまは一般向けの心理学の本がいろいろと出ていますが、そのなかでも時期が早いものです。自己啓発書のなかで引用されることが多い本でもあります。今年になって新訳版を発刊しまして、それも好調に売れています。どうすれば成功できるのか、成功するためには気持ちをどうもっていけばいいのか、というのは永遠のテーマですから、読み続けられているのでしょう。

新訳 成功の心理学 人生の勝者に生まれ変わる10の方法
新訳 成功の心理学 人生の勝者に生まれ変わる10の方法

参考記事:【速報】アマゾン中古で超高値の名著『成功の心理学』が新訳で登場!(2012年04月23日)


●東洋経済新報社:山豪敏さん
いま、世界と日本は大きな転換期にあります。これまでのような「寄らば大樹の陰」では生きていけなくなり、自分の力で生き残らなければなりません。社会がどう変化していくかを見極めるには、ドラッカーやトフラー、あるいはポラニー『新訳 大転換』のような古典を読むべきです。そのうえで、変化を生き抜くための"武器"を持つ必要があります。よく「英語・IT・ファイナンス」が"三種の神器"といわれますが、米国のエリート排出校スタンフォードへの留学記である本書を読めば、同大学では大量に本を読み、発言することで、知識や教養という"知性の質"を徹底的に磨いていることがわかります。

米国製エリートは本当にすごいのか?
米国製エリートは本当にすごいのか?

参考記事:【国際派?】『米国製エリートは本当にすごいのか?』佐々木紀彦(2011年07月21日)


【所感などなど】

◆今回の特集は、ページ数の割にはなかなか楽しめました。

思うに、昨今のアソシエやプレジデントの読書特集は、やたら「冊数勝負」(?)になったためか、ジャンルが幅広くなりすぎて、あまり馴染みのない本が多かったりした気が。

それに比べると、今回の『The 21』は、そこまで範囲を広げておらず、結果的に「読んだことがある」本や「読もうか迷ったけど読んでない」「積読になっている」本といったところが中心になったのではないか、と。

もちろん、自己啓発書系ばかり読むのではなく、色々なジャンルを読んだ方がいい、というのは分かっておりますが、それでも「読みたいな」という本が少ない特集は、やはりちとキツイです。


◆なお、上記でも触れたように、取り上げる本も1人1冊に絞りました(土井英司さん除く)。

実はそれ以外の本も結構面白そうだったり、それ以前に登場された方を全員はご紹介していないのですが、スペースの関係ですのでお許しを。

さらには、第3部として『グローバルを知る「教養本」23冊』というのがあったのですが、こちらはもう丸ごとカット(スイマセン)。

そしてこの第3部で登場されるのは、北尾吉孝さん、魚谷雅彦さん、住谷栄之資さん、内田和成さん、藤巻健史さんと、重鎮ばかりというw

ちなみに、23冊中私が読んだことがあるのは1冊だけ、というのが私の無教養ぶりを示しております(ダメジャン)。


まさに夏休みのお供に!

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2012年 09月号 [雑誌]
THE 21 (ざ・にじゅういち) 2012年 09月号 [雑誌]


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【読書術】『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』千田琢哉(2011年07月30日)


【編集後記】

◆アソシエも今号はかなり面白げ。

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 09月号 [雑誌]
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 09月号 [雑誌]

これも記事にしたいところです。


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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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