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2012年06月15日

【幸せ】『LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。』本田直之


LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。
LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、お馴染み本田直之さんの新刊。

前作『ノマドライフ』に続いて、ライフスタイルをテーマとされています。

アマゾンの内容紹介から。
北欧諸国があらゆる「幸福度ランキング」で上位を占めているのはなぜか。
世界的に見ても豊かなはずの日本が、どうして90位なのかーー。
ハワイをベースにノマドライフを実践する本田直之が、幸福度ランキングトップの北欧(デンマーク、スウェーデン、フィンランド)の人たちと、幸福について語り合って得た、確信。

今回のキーワードは、本田さん曰く「ラークライフハピネス」です!


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【ポイント】

■1.物質的なモノから幸福感を得られる時代は終わった
 今回、この本の取材で、あらゆる幸福度ランキングで軒並みトップを独占している北欧の国々な訪れ、さまざまな職業の人たち20人以上に話を聞きました。そこで印象的だったことがあります。
 インタビューの中では「何か欲しいものはありますか?」という質問を必ずしていたのですが、「欲しいもの」を聞いているのに、答えに「モノ」が出てこないのです。「車が欲しい」とか「家が欲しい」とか、物質的な「モノ」をあげる人はほとんどいませんでした。


■2.住環境はライフスタイルを充実させるプラットフォーム
 人が生きていくうえで大切な3要素に「衣食住」があります。北欧の人たちに取材をしてみて感じたのは、「衣食住」の中で、「衣」と「食」のニーズが異常に低く、「住」が高いことでした。それと同じくらい重視されているのが、前にも触れた「旅」。プライオリティの順番でいうならば「住→旅→食→衣」となるでしょうか。(中略)

 北欧は家の中、ハワイやニュージーランドは家の外と違いこそあれ、幸福度の高い地域、国々では等しく住環境を重視していることがわかります。家は、ただの「モノ」ではなく、「ライフスタイルを充実させるブラットフオーム」なのです。


■3.目の前の昇給より個人のブランドアップ
 昇給や年収は経済環境に大きく影響を受けますし、いくらいいポジションについても、いくらいい会社に就職しても、会社がなくなってしまう可能性もある。すべて束の間の喜びにすぎません。では、スキルやブランドはどうでしょうか。自分自身の身についたものですから、減ったりなくなったりすることはまずありません。
 目の前のものを追うのではなく、その後ろについてくるものを大事にすることです。継続性のない時代に、唯一継続を保証してくれるのは、スキルアップや自分のブランドをつくることなのです。


■4.お金に頼ることをやめて工夫をする
 そもそも今、日本の経済は下り坂にあり、これから右肩上がりが期待できる時代ではありません。そんな時代に「お金がない」ことを理由にしていたら、永遠に問題は解決しないし、ハッピーにもなれません。ないならないなりの方法を考えるべきです。(中略)

「お金に頼る」という考えは捨てましょう。お金がないから何もできないというのは、せっかくの工夫の余地を漬してしまうことでもあります。考え方をシフトさせない限り、幸せに近づくことはないのです。


■5.満足の閾値を下げる
 当たり前だと思っていたら幸せは感じられないけれど、違う体験や違う文化に触れていれば、いちいち「おっ、すごいじゃん」と思える。
 闘値が上がっているというのは、日々の暮らしに慣れてしまって、感覚が麻痩してしまっているから起こること。常に違うことをしたり、違う人たちと付き合うことを意識していれば、なにもハワイに住まなくても、闘値は下げることができるし、ちょっとしたことでも幸せを感じられるようになります。


■6.「好きなこと」を仕事にしない
 よく雑誌などで「好きなことを仕事にしよう!」という記事を目にすることがあります。でも私は、それは違うと思っています。(中略)

 自分が面白い、やりがいがあると思う仕事をして、いろいろなスキルが身についたときに、気づいたら好きなことが仕事になっていた、というのが正しい形。
 中には、最初からそれができる恵まれた人もいるでしょう。でも、ただ聞こえがいいからといって趣味を仕事にした人で、うまくいっているケースはほとんど見たことがありません。
 まずは、個人としてのパワーやビジネスのスキルを身につけることが大前提。それがないのに「好きなことをやりましょう。嫌いなことはやりません」と、目の前の理想だけを追ってしまうと、先へは進めません。
 好きなことを仕事に"する"のではなく、好きなことが仕事に"なる"のです。


【感想】

◆今回の記事では特に抜粋していませんが、本書では、実際に本田さんがお話を聞いた北欧の方々のお話も多数紹介されています。

なるほど、ハワイと日本以外のお話を本田さんからはあまり聞いたことがなかった(MBA取得時の米国を除く)のですが、しっかり取材に行かれていた模様(当たり前w)。

そう言えば、サブプライム危機の前に、本田さんは旅先で「近い将来にバブルが弾けることを察知」して、「株を処分した」という逸話がありました。

こういう「トレンド」に対する感性は、かねてから定評があっただけに、本田さんが本書を書かれた以上、これからは「北欧」のライフスタイルが「来る」のかもしれません。


◆その北欧の人たちの考えで、最も典型的だったのが、上記ポイントの最初の「物質的なもの」からの脱却。

本書の終わりの方では、「豊か⇔質素」「精神的⇔物質的」という2軸のマトリクスで、これからの「幸せ」について解説されています。

1970〜80年代の高度成長期は、「物質的な豊かさが精神的な豊かさ」でしたが、その後ひととおりモノが揃ってしまうと「物質的には豊かでも、精神的には質素」な状態に(バブル崩壊〜2000年代)。

さらに現在は、そのモノすらも買えず、「物質的にも精神的にも質素」になってしまいました。

そこで、これからは「物質的には質素だけど、精神的には豊か」な姿を目指すべきである、と。

本書はそんなライフスタイルを指南してくれるワケです。


◆個人的にはポイントの最後の「好きなことを仕事にしない」というのが刺さりました。

本田さん曰く「ライフスタイルと自分のスキルがうまく組み合わさると、あるとき遊びが仕事になる」とのこと。

ただし、「仕事」というからには、誰かがお金を払ってくれないといけないワケでして。

そのための方法論の1つとして、本書では個人としてのメディア〜例えば「ツイッターのフォロワーやフェイスブックのフィード購読者」〜といった「パワー」を持つことを提案しています。

もっとも、ちょうどこんなエントリーが人気を博していたように、単にフォロワー等だけ増やしてもダメなんですよね……。

詐欺的商売を始めたネット有名人と上手く商売しているネット有名人のビジネス構造の違い - @fromdusktildawnの雑記帳


        ノ L____
       ⌒ \ / \          
      / (○) (○)\         
     /    (__人__)   \      それ以前に、そう簡単に
     |       |::::::|     |      人なんか集められないお!
     \       l;;;;;;l    /l!| !
     /     `ー'    \ |i
   /          ヽ !l ヽi
   (   丶- 、       しE |そ  ドンッ!!
    `ー、_ノ       堯l、E ノ <
               レY^V^ヽl



◆なお、本書の第1章では、本田さんの考えるこれから目指すべき『「新しい幸せ」10の条件』というものが紹介されています。

……サクッとご紹介していいのか分からないので、今回は割愛(スイマセン)。

これら10の条件を満たすために、何をどうすればいいのか?

さらには冒頭で触れた「ライフワークハピネス」とは?

重要な部分をスルーしまくりで申し訳ないのですが、詳細は本書にてご確認を。


これからの「幸せ」を求める全ての方に!

LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。
LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。
hapter01
古い価値観のままでは不幸せになる時代
chapter02
自由に生きるために、変えること
chapter03
自由に生きるために、捨てること
chapter04
新しいライフスタイルを求めて


【関連記事】

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【オススメ】『媚びない人生』ジョン・キム(2012年05月26日)


【編集後記】

田口さんのエントリで気になった1冊。

ローマ法王に米を食べさせた男  過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?
ローマ法王に米を食べさせた男  過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?

昨日リアル書店で探したものの見つからず……。


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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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この記事へのコメント
本田直之さんの生き方は僕が目指したいことです。僕は本書から”シンプル”を感じ取りました。これからの時代はモノで溢れさせて満たすのではなく、必要なモノだけで、洗練されたモノで満たされる時代なのだと感じます。

Posted by 岡本大輔 at 2012年12月01日 06:13
>岡本大輔さん

コメントありがとうございます。
おっしゃるように、不要なモノを排除していくのが、これからの流れになると思います。

それをカタログ化したのが、高城剛さんの新作ですし、私もぜひとも実践したいな、と。

今後とも宜しくお願いします。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2012年12月01日 09:00