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2012年04月07日

【激ホメ?】『ホメ渡部の「ホメる技術」7』渡部建&テレビ朝日「お願い!ランキング」


ホメ渡部の「ホメる技術」7 ― 仕事・恋愛人生を成功させる
ホメ渡部の「ホメる技術」7 ― 仕事・恋愛人生を成功させる

【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、アンジャッシュの渡部建氏がテレビ番組「お願い!ランキング」の1コーナーで演じるキャラ、「ホメ渡部」のスキルにフォーカスした1冊。

何でもこのコーナーは、「べたぼめカンパニー」の社員「ホメ渡部」が、部下の児嶋(アンジャッシュの児嶋一哉)を連れて企業を訪問し、新商品をホメながら、その製品の良さを的確に伝える、というものなのだそう。

私自身、このコーナーを知らなかったので、「どうせバラエティネタだろ」と思って軽い気持ちで読んでみたらあにはからんや!?

数多くのコミュニケーション本や、モテ本を読んできた私でも一目置かざるを得ない、「ガチ」な「ホメるテクニック」が駆使されておりました。

これは見逃せませんですぞ!


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【ポイント】

■1.「ケナシ」もできるくらい観察する
 芸人さんで、特に僕みたいな「ツッコミ」の人間って、相手の弱点を瞬時に指摘したり、瞬時に見つける能力が要求されると思うんですけど、裏を返せばこれも全く同様で。だから「ケナシ渡部」っていう企画でも、たぶんできましたね。
 おそらく、ディべートの能力に近いんです。YES側に立とうが、NO側に立とうが、本質を突けるから両方どちらのポジションにも立てるというのはあるかもしれません。


■2.感情のウソをつく
 テレビで放映されるわけですから、"絶対にウソはつかない"というのはあるんです。あ、僕の感情のウソはいっばいつきますよ(笑)。「御社のスマートフォンを5台持ちます!」とか「帰りにコンビニによって御社の商品を全部買い占めて帰ります!」とかね。あれは、それくらいの気持ちはあるけれど、実際には無理なことは相手も承知という上での冗談なわけですけど、商品説明に関してはウソはつかない。


■3.本当に好きになれないのは、リサーチ不足
「ホメる」って結局、テク二ックももちろんあると思うんですけど、本当に商品を好きになるという努力の結晶のような気がします。「これ、どうなの?」と腑にに落ちないままやっても、やっぱり調子が悪いんですよ、気が向かないっていうか。でも、それは商品のクオリティに問題があるんじゃなくて、たぶん僕のリサーチ不足。いいところを見つけきれていないんです。


■4.自分を下げる
「金星の周回軌道投入に失敗した探査機についてホメてくれ」なんていう話もありましたね。このときも「わ、どうしよう」と困った状況になったわけですが、インターネットを調べたら「あ、グッズが出ている」と気づいた。そこで、自分を下げる手法に打って出ることにしたんです。
「僕ら、お笑いを18年やっていてもグッズなんか1個も出たことがないのに、半年くらいのぽっと出の探査機はもうグッズが販売されています」と(笑)。ホメることがないときは、もう「僕なんか」って自分を下げるんです。それもテクニックですね。


■5.相手が話したいことを話せるように質問する
例えとしていいか悪いかわからないですけど、デートのとき女の子が新しいカバンを持って来たら、絶対、そのカバンを買うまでに物語があったと思うんですよね。女の子にしてみれば、絶対、それって話したいじゃないですか。そういうのを聞いてあげるようにしたりはします。
 僕が「昨日こういうことがあってさ」と盛り上げることよりも、相手はそっちのほうが全然楽しいはずなんです。カバンの話をして、僕に「うん、うん」と聞いてもらえたほうが、絶対に「このデートは楽しい」と感じるんですよ。だから、相手が話したいことを話させるよう質問することが、一番手っ取り早いんですよね。


■6.質問をそのまま返す
「最近、なんか痩せた?」と話しかけてくる人は、その人自身が絶対に最近になって痩せたんですよ。だから、「あれ? あなたこそ痩せたんじゃない?」と、絶対に聞き返してあげなきゃいけない。最初に「痩せた?」と話しかけてくる人は、自分の気持ちを表現するために、他人を身代わりに立てているわけですよね。


■7.イメージしやすい数字を使う
ずるいんですけど、すごいものに関しては、飛躍した掛け算、割り算みたいなのはよく使いますね。日割りにしてみたり、数式をずるく使うというか――例えば、「1日2秒の無駄を10年分計算すると、これだけ無駄になる」と大げさな解を算出したり。だから、インチキですね、たぶん。これは、よく通販とかで使われるずるいやリ口ーつまり、それが消費者にとっては魅力的に映るわけですが――そういったものを参考にしているわけです。


【感想】

◆上記はすべて、本書の第1章の渡部氏の発言部分から。

それぞれ小見出しごとに、解説(「ホメ分析」)が載せられており、渡部氏のホメテクを心理学的に分析しています。

続く第2章では、「お願い!ランキング」での放送の模様が。

各人の発言が書き起こしされており、さらに渡部氏のホメテクについては、欄外でコメント。

主に「ホメる技術7つの法則」のどれに当たるかが解説されています。

なお、この「ホメる技術7つの法則」は、上記ポイントの7つとは違いますので、ご留意を(詳細は本書を)。


◆上記ポイント部分を読んだ上で、第2章での渡部氏の発言を追うと、正直なところ「同じ人なのか?」と思うほどイメージが違います。

私は第1章を読んで、「よくぞここまで考えているものだ!」と感動したのですが、実際の放送では「それを感じさせないくらい」笑いに徹しているというかw

もちろん、ただ単にホメるだけでは番組としてもつまらないですし、かえって白々しく感じてしまうハズ。

それが、ホメるほどでもないところを「笑い」に転化したりすることにより、かえって長所へのホメが際立つという鮮やかさ。

さすが「芸能界一のホメ上手」と称されるだけのことはあります。


◆一方、第3章では、上記「ホメる技術7つの法則」の解説。

担当されているのは、本書の監修者である松下信武氏だと思います。

さらにこの法則を支えるのが「シナリオ力」「質問力」「社会的コンテクスト読み取り力」「観察力」「マナー力」「努力をする能力」「共感力」といった各能力ということで、それぞれの内容と開発方法にまで言及しているという。

ちなみに、各能力ごとに参考文献が紹介されているので、いくつかご紹介。

人が学ぶということ―認知学習論からの視点
人が学ぶということ―認知学習論からの視点

接客のプロが教える 上客のつくサービス つかないサービス
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意志力革命 目的達成への行動プログラム (Harvard business school press)
意志力革命 目的達成への行動プログラム (Harvard business school press)

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)
現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)


◆一方、第4章の「アンジャッシュ」の分析については、「ホメテク本」としては、直接必要なかったな、とw

それよりも、二人のプロフィールを見て、渡部氏が『MEN'S NON-NO』で、「恋愛心理内科ワタベクリニック」なる連載を持っていることを知り、思わず納得。

番組では基本的に「商品」や「会社」をホメていますが、上記ポイントの5,6番目にもあるように、渡部氏は人をホメるのも当然得意のよう。

いずれ、「ワタベクリニック」が書籍化されたあかつきには、当然ご紹介させて頂くつもりですがw


◆今回、記事を書くに当たって、このコーナーの動画をYouTubeで漁ったのですが、見当たりませんでした。

また、番組を直接見ようにも、テレ朝のホームページをチェックしたところ、コーナー自体の最新回が2011年の6月なんですが……。

最新ランキング|お願い!ランキング|テレビ朝日

かくなる上は、本書の第2章を読んで、「ホメ渡部」の「ホメ無双ぶり」を味わって頂きたく。

「渡部流ホメテク」は、確かに、仕事にも恋愛にも使えそうですw


想定外に濃くて楽しめました!

ホメ渡部の「ホメる技術」7 ― 仕事・恋愛人生を成功させる
ホメ渡部の「ホメる技術」7 ― 仕事・恋愛人生を成功させる
はじめに ホメ渡部を分析したら、
第1章 「ホメ渡部」直撃Q&A―コミュニケーションの奥義を全公開!
第2章 実践テク満載!"ホメる技術7つの法則"
第3章 ホメ渡部流免許皆伝への道
第4章 ホメ界の奇跡! 渡部と児嶋の「光と影」効果
おわりに


【関連記事】

【2step方式】『なぜかモテる男のほめる技術』アダム徳永(2011年11月05日)

【人望?】『「人望」とはスキルである。』に学ぶ「ホメ」のポイント7選(2011年10月14日)

【コミュ力up!】『損しない人のほめ方の法則』澤村直樹(2011年03月27日)

【ほめ言葉】「ほめ言葉ハンドブック」本間 正人,祐川京子(2007年10月01日)


【編集後記】

◆ちょっと気になる本。

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ
「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ

某大手書店でも売れてると言うウワサです。


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Posted by smoothfoxxx at 10:00
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この記事へのコメント
ホメ渡部はたぶん今度の25日のおねランで放送があると思います。おそらく今回はケンタッキーについてホメるのではないかと…。先日はこの自分の本についてホメさせられていました(笑)。
Posted by ゆきこ at 2012年04月19日 10:28
>ゆきこさん

貴重な情報ありがとうございます!
ほう!不定期でまだやってましたか。
こりは是非録画して観なくては。
ありがとうございました!
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2012年04月22日 17:12