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2011年12月08日

東大生がひた隠しにしている『あの企業の入社試験に、あのひとが答えたなら。』


あの企業の入社試験に、あのひとが答えたなら。
あの企業の入社試験に、あのひとが答えたなら。


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、「マスコミ就職虎の巻」

何百倍、何千倍もの倍率で人材を厳選するマスコミ業界の入社試験に、各界の著名人がガチで挑戦すると言う興味深い1冊です。

アマゾンの内容紹介から。
「NHK」の就職試験に・・・あの「岩崎夏海」が、「博報堂/博報堂DYMP」の就職試験に・・・あの「箭内道彦」が、「読売新聞社」の就職試験に・・・あの「野口聡一」が、就活学生になったつもりで挑戦!!

就職活動中の大学生や大学院生はもちろん、就活前の学生(大学1、2年生)や、企画力や発想力を求める社会人も必読!!!
マスコミ業界のみならず、他業界に入社・転職する際にも役立ちそうな予感!?

なお、ちょっとアレな記事タイトルは「ホッテントリメーカー」作なので、ご留意を。


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【森先生による試験突破のポイント】

■1.作文は面接するときのネタ
 僕は、作文は「目次」だといっている。あくまでも、面接するときのネタという考え方も大事です。これを面接の場で、自分なりの言葉でプレゼンするという意識で書いたほうがいいですね。だからこそ「実体験」「根拠」、そして「裏づけ」を示すことが大事なんです。


■2.小論文には「私にとっての」をつける
 小論文は全部、評論ではなく、自己PRなんです。学生は評論家ではないので、このような問題に向かい合うとしたら、あなたのことを知りたがっているんだから、「私にとっての○○」という内容で書けばいいのです。


■3.普段から当事者意識を持つ
 テレビ好きな人は、ただテレビを見ているだけですが、テレビ番組をつくる人は、メモをとりながら見ています。これが大きな違いなんです。「こういう番組が好きです」といっている時点でダメなんです。「こういう番組がつくりたい」と考えられないと、最初のハードルは越えられないでしょう。


■4.個性とは、ちょっとした違いのこと
 ほとんどの人がそんな強い個性はないし、奇抜な発明なんてものもめったにない。みんなどこか真似してるわけですよ。それを学生にもわかってほしい。人より全然違うことなんて考えないで、少し違う自分らしさを出そうとする方がいいでしょう。


■5.小論文は、あくまで半径5メートルで書く
「グローバルなんて、お前知っているのかよ」「金融機関に知り合いいるの?」みたいに、あまり大きいことを書いてしまうと、単なる評論文になってしまいます。二次情報ばかりで書かないとならないので、説得カもなく、よそ者の文章になってしまいます。
 そうではなく、たとえば「世界同時不況をどう生きるか」というテーマでは、お父さんの給料が減った話を書いたりして、あくまで半径5メートルで書く。えらそうに書いてはいけません。


■6.就活生の9割ができない「自己PRの3原則」
 まず、「ならではの話」とは、自分自身が持っている話、つまリエピソード。「テニスを3年間やりました」っていう人はたくさんいます。でも、その3年間のなかで起こった出来事は、全員違うんですよ。(中略)

 次の「だからの話」は、「こんなことをやってきたから、今のこれにつながっている」という話です。「だからの話」がなければ、ビフォーアフターが分からないんです。(中略)

 そして「立体的な話」は、具体的に見えるような話です。見えないと、なかなか共感できないんですよ。(詳細は本書を)


■7.主張は、言葉でするのではなく内容でする
 たとえば、「海外旅行中、開発によって水水が不足してきた地域を目の当たりにしてきました。だから私はそこに2ヵ月に1回通い、ボランティアをしている」ということなら主張してもいいんですが、「業者による開発はよくない。なくすべきだ」と書くのはダメなんです。あくまで、内容で主張して、言葉では主張しないこと。事実のみを書く。そうでないと、「なにいってんだ、コイツは。偉そうに」と思われてしまうんです。
 たとえば、「私には忍耐力があります」と書いてはダメなんです。その忍耐力を事実で示して、読んだ後、「あ、こいつ忍耐力あるな」と企業に思わせなければならないんです。


【感想】

◆具体的な問題や、その解答を期待された方には申し訳ないのですが、その辺は丸ごと割愛させて頂きました。

というのも本書の場合、解答のみならず「どんな問題が出されているか」ということも、本の購入の動機となりうるので、ネタバレ自重すべきではないか、と。

ただし、アマゾンでも公開されている問題が1つだけあるので、それをご紹介しておきます。
<例題>
博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ
●解答用紙を使って自由に表現して下さい。
「あなたの手元に自由に使うことのできるお金が3000万あるとしたら、あなたはそのお金をどのように使いますか?」
これについては、下記目次にもあるように、クリエイティブディレクターの箭内道彦さんが解答されているのでが、当然そこまではアマゾンにも記載されておらず。

ぶっちゃけ「えー!そう来るか〜!?」って感じです(詳細は本書を)。


◆他にも、解答者が学生ではない分、当然のように社会経験や現在の職歴を活かした解答が多くて、学生が読んだら「それ……自分にはムリっす」となりかねないかも。

ただ、逆に私たちのような社会人にとっては、企画・発想の訓練になったり、転職の際の参考になるわけです。

実際、いくつかの解答は、まさに「目からウロコ」でしたし、企画系の問題では、そのまま使えそうなものもありました。

冒頭の内容紹介にもあるように、まさに「企画力や発想力を求める社会人も必読」な内容だと思います。


◆なお、各問題の終わりには、就職塾「森ゼミ」主宰の森吉弘先生の解説アリ。

これがまた、かなりツボをついた解説で、思わず付箋貼りまくってしまいました(社会人のくせにw)。

そこで、特に就職・転職の際に役立ちそうなポイントを、今回上記でまとめてみた次第。

うーん、私が学生の時に、こんな本があったなら(遠い目)。


◆もちろん、純粋に問題に対する回答の妙を味わうのも良し。

いきなり初っ端に、岩崎夏海 a.k.a.ハックルさんがNHKの問題にガチで挑戦されていますので、はてなーの皆様におかれましては、ぜひともご確認頂きたく。

コシノジュンコさんは、解答の中でかなりちゃんとしたデザイン画(しかもフルカラーw)描かれていて、原稿料足りたのかな、とかw

直木賞作家の三浦しをんさんは、新卒時に落ちた因縁の会社に再挑戦(?)!
べつに綺麗事を書くのに終始する必要はなく、思いの丈をユーモアをもって表現すればいいのではないだろうか。
それで落とすってんなら、落としてくれってなもんだ。
まんまと落ちたんですけどね、集英社……。
誰がそんな面白いこと言えとw


全ページフルカラーで1365円はお買い得です!

あの企業の入社試験に、あのひとが答えたなら。
あの企業の入社試験に、あのひとが答えたなら。
はじめに よりよい解答にするための方法と術
解答解説者 森義弘より 「就職活動の心得」
・NHK × 岩崎夏海(作家・「もしドラ」著者)
・フジテレビ × 岡田惠和(脚本家・「ちゅらさん」脚本)
・テレビ朝日 × 次原悦子(サニーサイドアップ代表取締役社長)
・博報堂/博報堂DYMP × 箭内道彦(クリエイティブディレクター・元NHK「トップランナー」司会者)
・朝日新聞 × 齋藤孝(明治大学教授・『声に出して読みたい日本語』著者)
・読売新聞 × 野口聡一(宇宙飛行士)
・日本経済新聞 × 溝畑宏(観光庁長官・元大分トリニータ代表取締役)
・東宝 × 本広克行(映画監督、「踊る大走査線」監督)
・集英社 × 三浦しをん(作家・『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞)
・講談社 × 酒井順子(エッセイスト・『負け犬の遠吠え』著者)
・エイベックス × 清水宏保(スピードスケート長野五輪金メダリスト)
・TBSラジオ × 増田英彦(漫才師・ますだおかだ)
ここで本書を総復習!



【関連記事】

【基礎人間力?】『あなたが就職試験に受からない理由』が社会人にとっても役に立つ件(2011年10月12日)

【35の言葉】『憂鬱でなければ、仕事じゃない』見城 徹, 藤田 晋(2011年06月15日)

【プレゼン】『黒岩の法則』に学ぶメッセージ力を高める7つのポイント(2010年10月29日)

【就活】「就活の法則」波頭 亮(2008年06月21日)

【面接パズル】外資系企業がほしがる脳ミソ―採用試験の定番! 問題解決力を試す60問(2007年09月23日)


【編集後記】

◆マスコミではなく、外資系企業の採用試験が紹介されているのがこちら。

外資系企業がほしがる脳ミソ―採用試験の定番!  問題解決力を試す60問
外資系企業がほしがる脳ミソ―採用試験の定番! 問題解決力を試す60問

すぐ上に紹介記事がありますので、宜しかったらご覧あれ。


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Posted by smoothfoxxx at 08:30
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この記事へのコメント
smoothさん

森先生の内容は非常に参考になりましたし、納得です。先日、就職活動中の学生にアドバイスを求められたので、この森先生の言葉とともにこの本を紹介しようと思います。
Posted by がってん at 2011年12月09日 01:18
>がってんさん

基本的にこの本の内容は、マスコミ対策なんですけど、それ以外の業界にも通用しそうな気がします。
学生さんが実際に読まれた上で、どう感じられたかは、私も聞いてみたいところですね。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2011年12月09日 02:47
参考になります。ありがとうございます。
Posted by 地元求人転職.com at 2011年12月12日 17:00
>地元求人転職.comさん

お役に立てれば幸いです。
今後ともよろしくお願いします。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2011年12月13日 03:18