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2011年12月05日

【アイデア】『バカ売れ販促アイデア500』堀田博和


バカ売れ販促アイデア500
バカ売れ販促アイデア500


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、鬼のように販促ネタが詰まった1冊。

タイトルにもあるアイデアは500ですが、それぞれに数個ずつの活用例があって、その数なんと1500超という多さです。

アマゾンの内容紹介から。
本書に登場する500個の「販促アイデア」は、いろんな業種・業態ですぐに使えるものばかりになっている。あなたの売りたいものが存在する状況やシーンに合わせて、本書で紹介する販促のアイデア・ヒント・手法・仕掛けに、アレンジ(応用)を加えて、より使えるようにしてほしい。
今回は、その活用例の中から、今まで当ブログで取り上げたことのあるモノを中心にピックアップしてみます!


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【ポイント】

■1.ライブ(生放送)化しなさい
ライブには、ライブでしか出せない多くの魅力が存在する。失敗できない緊張感と本物だという自信、うそや偽りのなさ、真実そのもの、臨場感などをリアルタイムで伝えることができるのだ。提供するものに自信があるのなら、普段見せない部分でもいい、ぜひ、ライブで本来の姿、本当の良さや価値をとことん表現して伝えてみなさい。

●作業しているところをショーのように見せる
◆これで思い出すのがこちらの本。

外食の天才が教える発想の魔術
外食の天才が教える発想の魔術

参考記事:【オススメ!】「外食の天才が教える発想の魔術」フィル・ロマーノ(2008年03月20日)

著者のフィル・ロマーノは、「全国展開されたレストランコンセプト」が6つもあるというアイデアマン。

彼が手がけた「ナッグズヘッド・パブ」というレストランの中央に置かれた炭火焼グリルは、現在のオープンキッチンの先駆けでもあります。


■2.形や素材を予想外のものに変えてみなさい
商品の価値は、その品質や中身だけで評価されるものではない。その商品の外観や形が変わるだけでも価値は大きく変わるものだ。形状や外観に意外性があれぱ、それを目にした人にインパクトを与え、外観から伝わる雰囲気や印象から、感じる価値自体も変わってくる。中身はそのままでも、商品の形や素材、外観を予想外のものに変えてみなさい。

●通常の形と異なる形状や構造にする
◆この本には、紙飛行機が折れる便箋が紹介されていました。

最強の文房具 (別冊宝島) (別冊宝島 1786 カルチャー&スポーツ)
最強の文房具 (別冊宝島) (別冊宝島 1786 カルチャー&スポーツ)

参考記事:【10選】『最強の文房具394』から選んだ注目のガジェット10選(2011年07月17日)

なお、最近GIGAZINEさんで紹介された製品は、便箋どころか、丸ごと封筒セットだったりします。

flying letter
flying letter

ちょっとお高いですが、確かにインパクトは絶大w


■3.自宅で楽しめるようにしなさい
商品やサービスが、「自宅で楽しめるようになる」というだけで、ひとつの大きな価値を生むことがある。「自宅で楽しみながら○○したい」「自宅でくつろぎながら○○したい」「自宅で時間を気にせず○○したい」「自宅で人の目を気にしないで○○したい」「自宅で家族とー緒に○○したい」などの欲望をかなえてあげる方法をとことん考えてみなさい。

●自宅で楽しめる自宅用キットをつくる
◆私自身、ちょっと欲しくなってしまったのが、こちらのキット。

いえそば
いえそば

トップのレビューが☆5つで、それに対して120人中118人が「YES」票を投じているという人気商品。

もうすぐ年越しそばの季節なんで、何とかヨメを説得したいな、とw


■4.もっと見やすくしなさい
せっかくの情報や言葉も、見てほしい人が読み取れなければ、そこに存在しないのと同じだ。いかに、伝えたいことや情報を物理的に読みやすくするかが重要になる。もっと、見やすく。もっと、読みやすく。もっと、読み取りやすく。もっと、目に入るように。もっと、鮮やかに。とことん工夫を重ねて、もっと見やすくしなさい。

●お客さまが見やすい位置(高さ・場所)にする
◆ことこうした売り場の工夫については、この本はマストだと思われ。

なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学
なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学

参考記事:【スゴ本!】「なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学」パコ・アンダーヒル(2007年10月09日)

「子ども用品は子どもの目の高さに陳列する」等、言われてみたらごもっともな指摘が満載です。


■5.「手書き」の部分をつくりなさい
あなたが目にする文字のほとんどは、読みやすく加工された文字だろう。人力された文字の配列は、読みやすいが、文章に変化が感じられない。だからこそ、本当に伝えたいことや、言葉を「手書き」にすることでより目立たせることができるのだ。目立たせたいところを、文字でも署名(サイン)でも、印やマークでもいい、手書きにしてみなさい。

●手書きのメニューやカタログをつくる
◆当ブログでも「手書き」ネタは色々ご紹介してきましたが、やはり出村邦彦さんのご本は捨てがたいところ。

1冊選ぶとしたら、これかな、と。

もっと儲かる全国手書きチラシ実例集
もっと儲かる全国手書きチラシ実例集

参考記事:「もっと儲かる全国手書きチラシ実例集」出村邦彦(著)(2006年08月18日)

この本のテーマは「チラシ」ですが、豊富な手書きの事例はきっと参考になるハズ。


■6.お客さまが「より多く買える」ようにしなさい
お客さまが物理的、心理的な障害のため、多く買えないという状況がある。たとえば、保管する場所がない、持って帰りにくい、手がふさがっていて持てない、買い物する余裕がないなどがそうだ。大切なのは、お客さまの置かれている状況を把握し、買えない障害をなくしてあげることだ。そして、より多く買える良い方法をお客さまに提案しなさい。

●買い物カゴ・買い物カート・台車を用意する
◆「買い物カゴは、店内のあちこちに用意すべし」というやり方は、この本で知りました。

ついこの店で買ってしまう理由(わけ)
ついこの店で買ってしまう理由(わけ)

参考記事:【スゴ本再び?】「ついこの店で買ってしまう理由」博報堂パコ・アンダーヒル研究会(2007年11月06日)

確かに、カゴがなかったり、足りなかったりすると「また今度でいいか〜」となりがちですよね。


【感想】

◆とにかく読んでいて、活用例の多さに圧倒されました。

本書の構成についてちょっと説明しておくと、下記目次のようにまず大きなテーマが7つ。

そのテーマごとに、個別のテクニックが連なり(計106個)、その下にアイデアが(計500個)、さらにそのアイデアごとに活用例が複数個提示されている(計1500超)、という感じ。

今回、上記ポイントの引用部分の最後に「●」で挙げているのが、活用例の前のアイデアになります。

アマゾンの方の目次には、106個の個別テクニックが挙げられてますので、気になる方はご覧アレ


◆ただ、あまりに活用例が多すぎることもあってか、実際にお店や会社でやってみてどうだったか、といった事例については、収録されていません。

その辺が、事例がないとイメージしずらい方にはつらいところかも。

もっとも活用例より上のレイヤーである個別のテクニックですら、106個もあるわけですから、それぞれに事例を載せてたら、ページが何ページあっても足りません。

トレードオフと割り切って、活用例を「自社(店)に当てはめてイメージする」ことがキモとなりそうです。


◆本書は、実際にお店や会社で集客や販促したい方にとっては、すぐにでも取り入れられるノウハウが詰まっています。

その点では、「お値段安杉」というか、余裕でペイするかと。

裏を返せば、そういったニーズがない方だと「脳内起業」して頂かないといけないのもまた事実です。

とはいえ、「直接的なアイデア」だけを頭に詰めるのではなく、こうした「今すぐには使わない」アイデアを脳内に保管しておくと、何かの拍子に科学反応起こして凄いアイデアが生まれるかもしれません。


良質なネタの数々に脱帽しました!

バカ売れ販促アイデア500
バカ売れ販促アイデア500
Part1 お客さまの感じる価値を高める
Part2 ターゲットを絞って接触する
Part3 気づきを与える
Part4 興味を引き欲望を刺激する
Part5 きちんとメッセージを送る
Part6 目的の行動へと導く
Part7 継続した満足を与える


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【ネタ満載】「仕掛力」村松美尚(2009年03月03日)


【編集後記】

◆今日の堀田さんのご本。

バカ売れキーワード1000
バカ売れキーワード1000

今回の本のクオリティのことを考えると、この本も期待できそうです!


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 08:30
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