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2011年11月05日

【2step方式】『なぜかモテる男のほめる技術』アダム徳永


なぜかモテる男のほめる技術 (PHP文庫)
なぜかモテる男のほめる技術 (PHP文庫)


【本の概要】

◆今日お送りするのは、昨日の記事でご紹介したばかりの、アダム徳永さんの文庫本。

2008年に出た新書の文庫化なのですが、中古市場にほとんど在庫がない(かつあっても高値)という人気ぶりです。

アマゾンの内容紹介から。
女性をほめたいと思っても、「照れくさい」「お世辞と思われそう」などと心配して、ためらっていないだろうか?本書では、愛の伝道師アダム徳永が、絶対に失敗しない“2段階ぼめ”を伝授。職場、家庭、飲み屋など、様々なシーンで使えるテクを紹介する。
新書版の方だとモテ本っぽくないタイトルですが、実際には100%女性をホメる内容なので、紛れもないモテ本です!


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【ポイント】

■1.<表面ぼめ>と<本質ぼめ>を意識する
【表面的なほめ言葉】
声がかわいい、赤い服が似合う、きれいな長い髪、瞳が大きい、姿勢がいい
【本質的なほめ言葉】
性格に裏表がない、責任感がある、ユーモアがある、決断力がある、気配り上手だ

 もうお気づきかもしれませんが、表面的なほめ言葉は、いまそこに彼女がいれば基本的にいつでもほめることができる言葉です。それに対して、本質的なほめ言葉のほうは実践のタイミングを選ぶものばかりだと思いませんか。(中略)

いままでの「ほめる技術」では、これらの、性質の違うほめ言葉を一緒くたにしてしまっていたかもしれませんが、そのことがほめることの実践をより難しくしてしまっていたのではないでしようか。


■2.「アダム式2段階ぼめ」は2種類のほめ言葉を一度にたたみかける
 ここで、先ほどお話しした男性と女性の違いを思い出してください。「女性に対する外見へのほめ言葉は内面性の入りロまで届く」。この事実が「いつでもどこでも、女性を<本質ぼめ>できる」という離れワザを可能にするのです。どういうことかと申しますと、まず相手の女性を<表面ほめ>して、それを足がかりに、そこからイメージできる本質的なほめ言葉でもって<本質ほめ>を展開していくというわけです。


■3.ほめ言葉BESTパターン13より

●姿勢⇒「育ちの良さ」をほめる
(表面)「姿勢いいね。バレエやってた?」

     「やってないけど」

(本質)「いいご両親に躾られたんだね」

●メガネ⇒「思慮深さ」をほめる
(表面)「君はメガネもよく似合うなあ」

     「そうですか?」
 
(本質)「知性的で、思慮深い感じがするね」


■4.女性が身に付けている物の「色」を<表面ぼめ>し、<本質ぼめ>へ展開させる

●白色⇒「純粋さ」をほめる
「その真っ白なブラウス、よく似合ってるね」

「ありがとう」    

「純粋な感じが、君にぴったりだね」

●青色⇒「知性」をほめる
「その青いネックレス、素敵だね」

「ありがとう」

「君の、キラリと光る知性を感じるなあ」


■5.ギャップぼめ「君って一見(A)タイプだけど、意外と(B)な面もあるよね」
 女性はいくつになっても、一面的ではなくいろんな面を持っていたいと願っているものです。例えば、同僚にいつも元気で周りを明るくしてくれる女性がいたとします。その彼女の明るい面、素直で裏表のない面をほめることはたやすいでしょう。しかし、人間はそんなに強い生き物ではありません。彼女とて寂しがり屋で甘えん坊の面を持っているはず。そんな、普段は人に見せない面を、表面的な性格とのギャップを強調しながらほめてあげてください。「君って一見、明るくてみんなを元気にするタイプだけど、意外と繊細で甘えん坊な面もあるよね」。


■6.「パーティや合コン」でほめる
「さり気なく料理を取り分けるなんて、えらいですね」

「ありがとう」

「気配りのできる、素敵な女性ですね」(中略)

さて、パーティや合コンなどで注目したいのが気配り美人。大皿料理をていねいに取り分けてくれたり、空のグラスを満たしてくれたり、そんな日本女性ならではの美徳をほめてあげましょう。


■7.「姉妹」をほめる
「お姉さんもかわいいでしょう」

「どうして?」

「君がそうだから」(中略)

もちろん、あらかじめ姉妹の有無を確認してもよいのですが、私などは姉妹がいるかいないかその時点でわからなくても、言っちゃうわけです。仮にその女性に姉妹がいなくとも、まったく問題ありません。「そうなんだ。もったいないなあ、かわいい女性が一人この世に増えてただろうに」なんて、歯の浮くようなセリフも「あくまで姉妹の話である」という隠れ蓑があると、不思議と言えてしまうものなのです。


【感想】

◆本書は基本的に、上記ポイントの2番目で紹介されている「アダム式2段階ぼめ」がその中心となっています。

第3章では「姿勢」「メガネ」以外にも、「髪型」や「ネイル」「財布」など。

続く第4章では身に付けている物の「色」のほめ方を12色分提示。

第5章では、下記目次ですと「変わりダネ」となっていますが、「声」や「名前」など、それほど違和感のないもののほめ方が登場しています。


◆そしていずれにも共通するのが、最初の<表面ぼめ>は、あくまで「導入」に過ぎず、その目的は<本質ぼめ>にある、ということ。

もちろん、<表面ぼめ>だけでもうれしい人もいるでしょうから、その効果は推して知るべし。

もっとも、私もそうだったように、このほめ方に慣れてないうちは、本書の事例をよく読んで、真似てみるのがよさそうです。

特に「色」については、ここで挙げている12色以外のものを身に付けているケースの方が少ないでしょうから、どんな場合でも必ず実践できるハズ。

……後はいつもと同じように「実際にやるかやらないか」にかかってきそうな。


◆ちなみに「アダム式2段階ぼめ」とは違うものの、「ギャップぼめ」は昔から言われているように効果大。

よくあるのが、姉御肌の女性やしっかり者の女性に「〜って見えるけど、ホントはさびしがり屋なんでしょ?」と言うものです(ほめ言葉ではないですが)。

これも「分かったような口きかないで!」と言われる可能性もあるのですが、そういう時は「〜という面を持ちながら、〜という面もある」と微調整すれば大体OKw

むしろ上記にあるように、女性は「一面的ではなくいろんな面を持っていたいと願っている」ワケですから、一見論理性を欠いているようなほめ方でもツボにはまることもあります。

私もかつて、女性へのメールで「いつも理知的だけど、たまに理詰めではありえない行動をとることがあるよね」とテキトウなこと書いたら「何で私のことわかってるの!」と超好意的な返事が来たことがw


◆ところで今回、関連記事を探すのに、自分のブログで「モテ ほめ」という検索ワードでググったら、鬼のように結果が抽出されました。

要はそれくらい、モテるためにはほめることが重要であると言うこと。

類書の場合、本書でいうところの<表面ぼめ>の連発で気を良くさせるケースも多かったのですが、今回の「アダム式2段階ぼめ」をうまく活用して、さらにひと皮むけたいものです。

私自身、相変わらずほめるのもほめられるのも苦手なので、本書は非常に参考になりました。


このほめ方は効果がありそうです!

なぜかモテる男のほめる技術 (PHP文庫)
なぜかモテる男のほめる技術 (PHP文庫)
那1章 すべての女性を味方につける「ほめ言葉」の力
第2章 これが最強の「アダム式2段階ぼめ」だ
第3章 必ず「言える!」ほめ言葉BESTパターン13
第4章 出会って3秒!笑顔を引き出す「12色ぼめ」
第5章 ほめることが楽しみに変わる!変わりダネのほめ言葉
第6章 身近だからこそ伝えたい 妻に対するほめ言葉


【関連記事】

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■厳選!「モテる男はこう口説く!」の超簡単な活用法5個(2009年07月12日)


【編集後記】

◆先日SPA!のモテネタのムック本をご紹介しましたが、次の号が出ていました。

別冊SPA!男の〔SEX革命〕 (扶桑社ムック 別冊SPA!)
別冊SPA!男の〔SEX革命〕 (扶桑社ムック 別冊SPA!)

ちょっとセクロスネタが多そうですけど、いちおうコレも「モテる&出会える人生の技術」シリーズとのことです。


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