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2011年09月28日

【メモ】『情報は貯めるだけ貯めなさい』を読みました


情報は貯めるだけ貯めなさい ~クラウド時代の逆転仕事術~ (マイコミ新書)
情報は貯めるだけ貯めなさい ~クラウド時代の逆転仕事術~ (マイコミ新書)


【本の概要】

◆今朝ほどの記事でご紹介した、『情報は貯めるだけ貯めなさい』

これがなかなか面白かった反面、当ブログの読者さんは、この手のネタを私には望んでない(この本で言うところの「相場観」w)でしょうから、備忘録代わりにメモ。

興味のある方だけ、ご覧下さいませ。


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【ポイント】

■スキャナーはスマートフォンのスキャンアプリを利用する

◆副題にあるように「クラウド」を活用するのが本書のキモ。

その場合、「クラウド」に書類をアップするためのスキャナーは、主にスマートフォンのスキャンアプリを使います。

●JotNot



●DocScanner



もちろん、大量にある書類を1枚1枚撮影するわけにはいかないので、そういう場合はドキュメントスキャナーを。

本書ではこの製品が挙げられていました。

Canon ドキュメントスキャナ― imageFORMULA DR-150 A4対応 CISセンサー 読取速度A4カラー10枚/分,A4白黒15枚/分 給紙枚数20枚 USBバスパワー駆動 ソフトウェア内蔵 スタイリッシュ&コンパクトモデル
Canon ドキュメントスキャナ― imageFORMULA DR-150 A4対応 CISセンサー 読取速度A4カラー10枚/分,A4白黒15枚/分 給紙枚数20枚 USBバスパワー駆動 ソフトウェア内蔵 スタイリッシュ&コンパクトモデル

参考記事:【動画アリ】DR-150で、溜まったセミナー資料をスキャンしてみました(2009年12月06日)


■書類はいったんEvernoteにアップする

◆その「クラウド」のサービスについては、本書はEvernoteの有料版を推奨。

なぜなら、EvernoteにおけるPDFファイルのOCR処理は、無料版は対応していないから。

逆に、OCR処理をしてくれることにより、タグ付けは基本的に不要になります。

私もEvernoteに登録したものの、有料版はおろか、無料版もほとんど使っていなかったので、ちと反省中……。


■アナログとデジタルの特性を活かす

◆だからといって本書は、やみくもにデジタルだけで仕事をするように言ってるのではありません。

一覧性から言ったら、紙の資料をパッと広げたほうが、デジタルでチマチマ見るより上。

つまり、Evernoteにアップするのとは別に、元の紙の資料をそのまま使って仕事をしますし、逆にデジタルでもらったファイルも、必要に応じてプリントアウトするという。

いずれにせよ、「Evernoteに原本がある」という前提でデジタルとアナログを使い分けるわけです。


■クリアホルダーを活用する。

◆これらはいわゆる「小ネタ」ですが、本書にあった「クリアホルダー活用法」を2つほど。

まずは「紙の資料はクリアホルダーに挟んで絶対に折らない」

理由は、折った紙をスキャンすると、そこが影になって下の文字が読めないから。

そのためには、紙の資料は必ずクリアホルダーに収納せよ、と。


◆もう1つは、「財布に入れて丸まった領収書をスキャンする時にクリアホルダーに入れる」というもの。

確かに二つ折りの財布から出した領収書は、丸まっていてスマートフォンでスキャンしにくそうですが、クリアホルダーに入れれば大丈夫ですね。

なお、クリアホルダー越しのスキャンは、本書によると、特に問題ないそうです。


【まとめなど】

◆最終的に本書のスタイルを取り入れるか否かは、EvernoteのOCR処理能力をどう考えるかに拠るように思います。

本書によると「A4書類に標準的な大きさである10.5ポイント程度の文字を印刷した書類で、80%〜90%程度」とのこと。

これを「使える」とみるか「まだまだ」とみるか。

なお、こちらの記事によると、EvernoteだとOCRの結果を複数候補持てるので、多少精度が甘くても検索はできそうな気が。

Googleドキュメントが日本語OCRに対応したというので、Evernoteと比較してみたよ - コンピュータクワガタ


◆私自身は、ドキュメントスキャナーを保有しているものの、クラウドは何も活用しておりません。

そのスキャン自体も、出先でもらった資料や、数枚の資料、さらにはスキャンできないような本・雑誌のこともあって、なかなかおっくうだったりします。

そういう人にとっては、このスマートフォンを活用するやり方は、結構良さげ。

いいかげん、使ってるPHSが4年以上経つので、そろそろ買い換えてもいいかな、と本書を読んで思いました。

情報は貯めるだけ貯めなさい ~クラウド時代の逆転仕事術~ (マイコミ新書)
情報は貯めるだけ貯めなさい ~クラウド時代の逆転仕事術~ (マイコミ新書)
第1章 情報管理は「捨てる」から「貯める」時代へ
第2章 クラウド仕事術を理解する
第3章 クラウド仕事術に必要なもの
第4章 クラウド仕事術の基本
第5章 クラウドで各種「書類」を管理する
第6章 クラウドで「情報」を管理する
第7章 クラウドで「行動」を管理する
第8章 クラウド仕事術を成功に導く9つのステップ


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【動画アリ】ペン型スキャナー「mini ScanEYE3」を試してみました!(2010年05月17日)


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