スポンサーリンク

2011年08月31日

【77のルール】『ラクに書けて 通る企画書 77のルール』富田眞司


ラクに書けて 通る企画書 77のルール
ラクに書けて 通る企画書 77のルール


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、初心者〜中級者向けの企画書作成本。

ちょっと薄めですが「ネタが77ある」とのことなので、購入してみました。

帯のフレーズから。
1枚で決める、シンプルに魅せる。企画の達人がやさしく教える、まとめる、書く、伝えるテクニック。
私のような初心者には、なるほどしっくり来る1冊です!


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【ポイント】

■1.企画書独自の「起承結」を明確にする
「起」は、現状分析にあたります。
 いま、どんな問題が起きているかから、課題を明確にします。(中略)

「承」は、その問題を受けた解決策の提案です。
 目的、テーマ、タイトル、狙った対象に、何を実施するかの要点説明します。(中略)

「展」では、「承」で述べた基本方針を具体的に展開します。
 4字熟語の「起承転結」の転は、内容が変わることを指しますが、企画書の場合は、「展開」になります。
 その展開にお客様が「なるほど! そうすればできるのか!」と納得してもらうのが「展」の目的です。(中略)

「結」では、この提案実施にいくら必要か、さらに、どんな効果が明待できるかを説明し、「起」で述べた問題点や課題が、確実に解決できることを説明します。


■2.曖昧表現をなくし、的確な表現にまとめる
 的確な表現とは、具体的な「事実」「事例」「数値」で示すことです。
 また、使用した「数値」には、出所を明確にすると、より正確になります。
 たとえば、「ある程度の認知率が達成した段階」という表現は、「認知率が30%に達した段階」という表現に変えます。
 また、「一定のメドがついたら」という表現は、「第3工程まで終了した段階」という表現に変えます。


■3.企画書の文章は、「見出し+本文」で書く
 企画書の文章の書き方も、新聞に似ています。
 企画書の文章は、「見出し+本文」の組み合わせで書きます。
「見出し」で要約を明記し、「本文」で内容のポイントを説明します。
 この方法で書くことで、より早く内容を理解してもらえるようになります。
 新聞の「記事」にあたる部分は、口頭での説明や別途添付資料を使用することになります。


■4.「動詞で止める」ことで、内容が理解でき、説得力がでる
「見出し」の書き方には、2つの方法があります。
 ひとつは、何を書いたのか方向をそのまま示す書き方です。
 たとえば「企画書の書き方」というような体言止めの見出しがそうですが、これでは具体的には何が書いてあるかわかりません。
 もうひとつが、「動詞で止める」方法で、この方法だと、たとえば「企画書はシンプルにまとめる」という見出しになります。
 体言(名詞)ではなく、動詞で止めることで説得力が高まります。


■5.数字が出た論拠を明確にする
 日本の経営者は、出てきた数字を鵜呑みにし、信じる傾向があります。
 しかし、欧米の経営者は調査結果を簡単には信じません。
 外資系の企業では、数字が出た論拠を重要視します。
 それが問違っていれば、数字に意味がなくなるからです。
 たとえば、「どの母集団から取った調査サンプルなのか。そのサプリングは的確に抽出されたものなのか」など、過程に注目します。
 そのため、外資系の企業に対し数字を使用する際は、調査の裏付けを明確にする必要があります。


■6.調査データで「白書」を活用する
 そこで、まず見るのは、行政機関などが発行する「白書」です。
「国民生活白書」「経済財政白書」「高齢社会白書」「厚生労働白書」「原子力白書」など、約100種類あります。
 幅広い視野、しっかりとした調査に基づくデータが記載されていて、国や公共機関などが公開しているので、提案先の信頼度も違います。
 企画書で提案する内容にマッチした白書のデータを記載することで、確度の高い基本的な数値を入手することができます。


■7.プレゼンは15分で決めて15秒でまとめる
 はじめて説明を受ける提案先にとって、たった1回の説明だけでは、理解されにくい場合があります。
 そのため、プレゼンの最後に、説明した内容を「15秒」で要約します。
 事前に企画の要点を15秒で説明できる原稿を用意します。
 15秒あれば、約80文字を使い、要点をしっかり説明することができます。
 15分で行うプレゼンを15秒に要約することで、より強い説得ができます。


【感想】

◆本書の著者の富田さんによると、企画書本の多くは、「どのように書くか」の「企画書の書き方」本と、「企画書の事例」を多数紹介した「企画書事例集」の2つのジャンルにわけられるそう。

富田さんは両方のジャンルで著作を出されているのですが、いま企画書を必要としている人たちには、これら既存のジャンルの企画書本では対応しきれないのだとか。

そこで「企画書作成の場で起きる、あらゆる疑問を解決する」べく書かれたのが本書である、と。

実際本書では、下記目次にあるように、企画書を書く前段階のアイデアの部分から言及しています。

従来、こういったテーマは「アイデア本」や「問題解決本」で述べられていたものですが、本書では「企画書作成」という目的の元、一気通貫的に構成されているのが特徴。

……と言いつつ、今回の記事では「具体的な書き方」部分を主に掘り下げているのですが。


◆なお、本書で提案する企画書の雛型である「3要素7ステップ」については、第4章で詳しく解説されています。

まず「3つの要素」とは「課題を発見する」「基本方針を立てる」「解決策を展開する」の3つ。

これら3つの要素のそれぞれについてステップがあり、まず「課題を発見する」には「現状分析」「課題発見」の2つのステップ。

「基本方針を立てる」には「目的」「対象設定」「解決手段」の3つのステップ。

そして「解決策を展開する」には「実施方法」「費用効果」の2つのステップがあるとのこと。

ここについて抜粋すると、それだけで終わってしまうので割愛しましたが、詳しくは本書にてご確認を。


◆さらに本書では、この「3要素7ステップ」の「テンプレート」が用意されています。

110831_0455~001ラクに書けて通る企画書77のルール













…思いっきりピンボケしていてスイマセン!!

スマホが欲しいとは思ってないのですが、もうちょっとカメラ機能がマシな機種に買い替えないとナー。

このテンプレ、出版社サイトにある(との記述アリ)かと思いきや、見つからないので、これまた本書にてご確認下さい。

110901追記

上記リンク先にテンプレ追加されました!




◆本書は、企画書で書くべきことが決まっていて、その書き方を学びたければ、第4章以降をご覧頂きたく。

逆に、もし企画自体が固まっていないなら、最初の3章をチェック!

ただし、企画書の「具体例一式」は収録されていないので、事例を知りたければ、こういった事例集をご参考のこと。

3秒で落とす 元祖!「1枚企画書」 (アスキー新書)
3秒で落とす 元祖!「1枚企画書」 (アスキー新書)

参考記事:【1枚でOK】『3秒で落とす 元祖!「1枚企画書」』竹島 愼一郎(2010年03月15日)

こちらは、たくさんの企画書がカラーで収録されているので、用途は違えどオススメです。


企画書作成を1冊で何とかしたい人に!

ラクに書けて 通る企画書 77のルール
ラクに書けて 通る企画書 77のルール
はじめに
第1章 企画書は「ヒラメキ」で作る
第2章 通る企画書にはポイントがある
第3章 提案先が欲しがるテーマを企画する
第4章 企画書はスピードが勝因になる
第5章 企画書は1枚で決める
第6章 企画書は文章が命となる
第7章 企画書はタイトルで注目させる
第8章 企画書は数字で説得する
第9章 なんだかんだで「見た目」も大事
第10章 プレゼンで勝利する


【関連記事】

【1枚でOK】『3秒で落とす 元祖!「1枚企画書」』竹島 愼一郎(2010年03月15日)

【オススメ】「超ビジュアルシンキング」ダン・ローム(2009年05月25日)

「PLANNING HACKS!」原尻淳一(2007年05月13日)

「劇的ワンペーパー」中野雅至(2007年03月29日)

「企画書は1行」野地秩嘉 (著)(2006年06月28日)


【編集後記】

◆昨日は、週末に購入したムスコの自転車が自宅に届きました。

JEEP(ジープ) BAA安全・環境基準適合16インチ子供車JEEP COMMANDO S JE-16 ブラック JE-16
JEEP(ジープ) BAA安全・環境基準適合16インチ子供車JEEP COMMANDO S JE-16 ブラック JE-16

もっと安いのもあったのですが、本人の強い希望によりこちらのモデルを。

と言うか、電動自転車買うまで私が乗っていた物より全然高いのはどういうことなのか…。



人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「メルマガ・ライティング関係」へ

この記事のカテゴリー:「ビジネススキル」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ
Posted by smoothfoxxx at 08:30
Comments(0)TrackBack(0)メルマガ、ライティング関係このエントリーを含むはてなブックマークYahoo!ブックマークに登録

スポンサーリンク




この記事へのトラックバックURL


●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/smoothfoxxx/51957618