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2011年08月04日

本当は恐ろしい『20代で使ってはいけない100の言葉』


人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉
人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日読書本をご紹介したばかりの千田琢哉さんの新刊。

既に土井英司さんがメルマガで取り上げてらっしゃるので、ご存知の方(やお買い求めになった方)も多いことかと。

本書は、12万部5000部を突破した『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』の続編であり、内容的には真逆の「NGワード集」です。

タイトルには「20代で」とありますが、当然それ以外の世代の方でも気を付けたいフレーズが多々ありました!

なお、この記事のタイトルは、いつもの「ホッテントリメーカー」作でございます…。


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【ポイント】

■1.「今やるところです」
 上司から依頼されていた仕事を「まだか?」と確認されることがある。
 その際に、「ちょうど今からやろうとしていたところです」と平気で言ってしまう人がいる。
 しかも、その態度がなぜかちょっと偉そうなのだ。(中略)

 相手は「終わっている状態」を要求しているのに、「始めようとしていた状態」で返している。
 コミュニケーションがまったく成立してしていないのだ。


■2.「機械の調子が悪いようで」
 クライアント先で、プレゼンの際にプロジェクターの調子が悪かったとする。
 つい「機械の調子が悪いですね」と言い訳してしまう。(中略)

 機械の調子が悪いのではない。
 すべては、機会が万全で機能するような準備をしなかった人間の責任なのだ。


■3.「わかってくれない」
 幹部候補社員たちは、同僚やお客様の理不尽な要望に対して「わかってあげられない」と言って悩む。
 リストラ候補社員たちは、同僚やお客様の理不尽な要望に対して「わかってもらえない」と言って悩む。
 力技で「わからせよう」というのではなく、相手の気持ちを「わかってあげよう」という姿勢のある人だけが、ある瞬間に相手がハッと気づいて「わかってもらえる」ことができるのだ。


■4.「いつまでもこんなところにいるつもりはない」
 威勢のいい20代が、よく口にするセリフに「いつまでもこんな会社にいるつもりはない」というものがある。
 こうした人が実際に自ら辞めることはない。(中略)

「アイツは将来社長の椅子を狙っているに違いない」と噂されるような仕事のできる人材が、ある日突然会社を辞めて独立していくのだ。


■5.「出世には興味ない」
 20代のうちから本当に出世に無関心な人がいたとしたら、その人はリストラ候補だ。
 たいていは、負けたときの言い訳として興味がないふりをする。
 でも口癖は恐ろしいものだ。
 自分自身のあらゆる行動が出世しない方向に向かうし、周囲もそれを協力し始める。


■6.「これをやる理由は何ですか?」
 本当は、その人は理由を聞きたいわけではない。
 単にやるのが嫌だから理由を聞くふりをしながら、時間稼ぎをしているだけなのだ。
 反対にやる気のある人は、やれば理由がわかってくることを知っている。
 だからますます実力をつけて頭角を現していく。


■7.「仕方ないじゃないですか」
 たいていこのセリフの前には、「そんなこと言っても」がつけられる。
 自分の身を守るために「仕方ない」というセリフを発する数と、その人の年収や社会的地位は見事に反比例する。
 人生からいかに「仕方ない」をなくしていくのかが、知恵でありその人の貢献度なのだ。


【感想】

◆本書のプロローグによると、著者である千田さんが、コンサルタントとして過去10年間で1000人を超える20代のビジネスパーソンたちと出会い、その成長ぶりを観察したところ、落ちぶれていった20代たちは、NGワードなるものを頻繁に口にしていたのに対して、現在活躍している人たちは、決してNGワードを口にしなかったのだそう。

本書には、そんなNGワードが全部100個、下記目次にもあるように10のカテゴリーごとに掲載されています。

小見出しを見ただけで「それ言ったらアカンやろ」というのが多いものの、中には「え?これダメなの?」というものも、いくつかあったり。

例えば「やる気だけは誰にも負けません」というのは、心意気として「アリ」だと思ったのですが、これもNGだそう。

理由は「抽象的な表現」であり「周囲から測定不可能」だから。

ではどう言えばいいのかは、本書をご参照して頂くとして、なるほど伸びる人というのは、その辺からして違うのだな、と。


◆同様に、割愛した中では「今、ちょうど名刺を切らしてまして」というのも、よく耳にするフレーズです。

これは上記の2番目の「機械の調子が悪いようで」もそうなのですが、結局のところ「準備不足」でしかありません。

機械なら事前に確認しておくべきですし、名刺は千田さんによると「常に手を付けていない新品1箱(100枚)を鞄に携帯しておく」べき、とのこと。

そして名刺を100枚配りきって、それでも足りなくなったなら、後でお詫び状と一緒に送付せよ、と。

私のように、名刺を切らさない理由が、『セミナーや懇親会に行っても「壁の花」(別名「地蔵」)になっているのから』は論外ですけど。


◆一方、「出世には興味ない」というのは、以前読んだこちらの本で言うところの「セルフ・ハンディキャッピング」の1つですね。

「権力」を握る人の法則
「権力」を握る人の法則
積極的に上をめざさない人は、自分が昇進しないのは人格や能力に問題があるからではなく、自らの選択の結果なのだと暗に示すことができる。
参考記事:本当は残酷な『「権力」を握る人の法則』 の話(2011年07月23日)

本書では各NGワードの最後に「今日からこうしよう」というまとめがあって、このフレーズのところには
「社長になりたい!」と堂々と言い続けた人は、取締役にはなっている。
とあり、ハゲシク同意。

と言いますか、私も新卒時には、それなりの規模の会社に入社し、配属グループでの挨拶で、「将来は社長になりたいです(テヘッ)」と言い放ったことがあったのですが、その本音は「そのくらい目指してないと役員にはなれないだろうなぁ」と思ったから。

……結局は、役員どころかヒラの段階で脱サラしてしまったのですが(ダメじゃんw)。


◆本書は、前作をお読み頂いた方ならお馴染みの、見開き2ページで1つのワードについて簡潔にまとめるスタイルです。

フレーズ集がゆえに、文字数はそれほど多くないですから、じっくり味わう読書には、正直なところ適していないと思われ。

ただ逆に、前作同様「実践してナンボ」(本書は「気を付けてナンボ」)ですから、読みやすい分、何度もサクサク読み返して、頭に焼き付けると良いのではないでしょうか?

特にNGワードというのは、たった1つの言葉をたった1回、上司やお客様の前で使っただけで「人生オワタ(AA略)」となりかねませんから、くれぐれもお気をつけて。


「備えあれば憂いなし」な1冊です!

人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉
人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉
Prologue☆失敗する言葉
CHAPTER1★言い訳
CHAPTER2★愚痴
CHAPTER3★常套句(会社)
CHAPTER4★依頼
CHAPTER5★返事
CHAPTER6★反論
CHAPTER7★無責任
CHAPTER8★顧客
CHAPTER9★噂話
CHAPTER10★常套句(プライベート)


【関連記事】

【Amazonキャンペーン有】『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』千田琢哉(2011年04月11日)

社会人なら押さえておきたい『稼いでいる人が20代からしてきたこと』(2011年01月23日)

【スゴ本】『20代で人生の年収は9割決まる』土井英司(2010年12月21日)

【名言集】『トリガー・フレーズ―自分にスイッチを入れる170の言葉』本田直之(2010年12月02日)

【モテ】『女性を味方にする言葉、敵にする言葉』伊東 明(2011年03月04日)


【編集後記】

◆昨日のお買いもの。

SEX会話力 (小学館101新書)
SEX会話力 (小学館101新書)

昨日はアマゾンで在庫がなかったので、リアル書店でハズカシイ思いをして買ったのですが、今見たら在庫が…。


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Posted by smoothfoxxx at 08:30
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この記事へのコメント
著者です。

またブログに取り上げていただいて、

ありがとうございます。

今日もよい一日を!
Posted by 千田琢哉(せんだ・たくや) at 2011年08月04日 10:20
充実した講演DVDも、あわせて購入。

かんき出版は、商売がうまい!
Posted by 就活本ソムリエ at 2011年08月04日 18:47
プライベートでもそうですが、「相手の気持ちになって考える」、「すべては自分のせいにして客観的にみる」というのは重要ですよね。

まあ、なれない人が多いからこういう著書が必要なんでしょうけどwww。
Posted by デッドリー at 2011年08月04日 22:33
>千田琢哉さん

またもや著者様じきじきのコメントありがとうございます。
ご本が良いせいか、おかげさまでアクセスも集まりました。
こちらこそありがとうございました!


>就活本ソムリエさん

講演DVDも買われましたか!
言われてみれば、かんきさんもそういうビジネスやられるようになったんですね。
千田さんの肉声、ちょっと興味あります。


>デッドリーさん

私のように「分かっていても実践しきれない」人もいますからね〜。
やはり繰り返し学ぶことが大事だと思います。

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2011年08月05日 18:05
いまやるところです。


笑ってしまいました。


たしかにそうですよね!

Posted by マグロ船 齊藤 正明 at 2011年08月06日 06:48
>齊藤正明さん

危ない危ないw
くれぐれもお気をつけて!
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2011年08月06日 08:42
ご無沙汰しています

この本、絶対に読んでみたいです
ついつい言ってしまうことの裏にあること
よく分かります
気を付けなくちゃ


Posted by さやすず at 2011年08月07日 16:06
はじめまして。

記事拝見いたしました。
仕事場でのどうこうの前に、
それ以前の問題があるように思います。

言葉遣いよりも、
言葉の乱れの方が私は心配です。

Posted by 斉藤隆 at 2011年08月07日 21:17
>さやすずさん

こちらこそ大変ご無沙汰しております!
興味を持って頂き光栄です。

ただ、私やさやすずさんのお年から言ったら、ある程度は問題なくできてないとまずいんでしょうね〜(汗)。
私は若くして会社を飛び出してしまったこともあって、かなりマズいことになってるんですが(汗)。


>斉藤隆さん

はじめまして。
コメントありがとうございます!

確かに言葉の乱れも問題ですが、ホントは言葉づかいや言葉の元となる「心構え」の部分で問題があると言えなくもなく。
ただ、それが端的に表れるのが言葉づかいということなのだと思っております。

…このブログでも乱れが生じていますので、あまり偉そうなことは言えないのですが(汗)。

今後ともよろしくお願いします。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2011年08月08日 00:55