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2011年06月06日

【メモ】「スーパークールビズの5原則」@日経産業新聞



Wearing a suit jacket, siting down / Jose C Silva


【はじめに】

◆ちょっと前になりますが、日経産業新聞5月25日号18面にあったのが『どこまで活用「スーパークールビズ」』という記事。

その時点ではむしろ肌寒かったので、スルーしていたものの、そろそろ真面目に考えなくてはいけないかな、と。

紙面では、「スーパークールビズの5原則」と題して、当ブログでもご本を紹介したことのある、ファッションコンサルタントの三好凛佳さんと、三越伊勢丹の兼藤 映さんのアドバイスを収録。

なかなか根付かなかったクールビズも、さすがにエアコンが利用制限されれば、普及するのかも!?


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【スーパークールビズの5原則】

■1.オフィスワークのときは、清涼感優先。半袖ポロシャツなども可

◆そもそもクールビズ自体は、政府が2005年から取り組んできています。

室内温度を28度前後と高めに設定する代わりに、ノーネクタイやノージャケットが認められるものでしたが、スーパークールビズとは、さらにポロシャツやアロハシャツ等も認めるというもの。

肌寒いなか「スーパークールビズ」がスタート、環境省が推進 写真2枚 国際ニュース : AFPBB News

なお、具体的なクールビズとの違いについては、環境省のPDFをご覧頂きたく。

環境省におけるクールビズの服装の可否

やはり一番目につくのは、上記のようにポロシャツとアロハシャツが「原則不可」から「可」になったこと。

こと、「オフィスワーク」においては、ある意味「社内の問題」なので、比較的導入しやすいと思われます。


■2.社外の人と正式に会うときは、ネクタイ着用がベター

◆とはいえ、さすがに社外の人と会う際には、ただのポロシャツだけでは違和感があるようで、やはりネクタイ推奨。

清水建設の桃井輝彦副部長は、ビジネス用ポロシャツを買った上で、このような対応策を。
 社内では基本的にノーネクタイだが、外部との商談などではネクタイの着用が必要になるケースも多い。このためベージュ地に白のスリットの入った清涼感のあるニットタイもそろえた。これにポケットチーフと黒のレザースニーカーを組み合わせるつもりだ。
ここまで凝る必要はないと思いますが、いずれにせよ、社外の人と会う場合には、ネクタイを着用した方が無難かと。


■3.温度調節は速乾性の下着の活用で

◆一方、お堅いといわれる金融系の企業では、ポロシャツは浮いてしまいそう。

実際、こんな記事もありました。

銀行はさすがにポロシャツNG 帝国ホテルは… ― スポニチ Sponichi Annex 社会

そこで検討されているのが、通常のシャツを着た上での「下着の工夫」。
最近は吸湿・速乾性の高いアンダーシャツが多く販売されている。これらをワイシャツの下に着た上で、替えの下着を携帯、必要に応じて会社で着替える。
ググってみたら、こちらの製品は速乾性だけでなく、匂いまで抑えるラシイです。

(エム・エックス・ピー)MXP マキシフレッシュプラス フカVネックアンダー
(エム・エックス・ピー)MXP マキシフレッシュプラス フカVネックアンダー


■4.色やデザインより、清潔さや着こなしを重視、シャツにはアイロンを。

◆シャツに関して言うなら、例えば「ポロシャツ」のようなカジュアルアイテムを用いる場合、白やサックス等の色が無難でしょう。

ただ、それに加えて三好凛佳さんからは「着こなしと清涼感が重要」とのご指摘が。
具体的にはシャツにはきちんとアイロンをかけ、パンツには折り目を付ける。ブランドもののシャツを着ていてもしわだらけなのでは意味がないし、カジュアルなパンツでも折り目があるだけでフォーマルに見える。
確かにパンツに折り目があるだけでも、かなりカチっとした印象を受けるとは思います。

ただ、ポロシャツにまでアイロンをかけるのは結構大変のような……。


■5.半袖シャツには台襟のあるものを選び、ネクタイ着用に備える

◆2.とも関連するのですが、「ポロシャツにネクタイを着用する」と言っても、適したものとそうでないものがあります。
 兼藤映・商品担当部長は「半袖のポロシャツなら台襟の付いたものを選ぶように」と推薦する。急にフォーマルな商談の場に出向くことになってもすぐにネクタイを着用できるためだ。
私は自営業のため、比較的服装に関しては自由だったため、数年前にネクタイが着用できるポロシャツを探したことがありました。

一応購入したのが、ボタンダウンのポロシャツ。

ただ、おそらくネクタイをするため、というよりも、ジャケットの下で収まりをよくするためなのか、襟は低いし、すぐヨレヨレになるので、結局ほとんど着ませんでした。

それに比べると、今回のスーパークールビズ対応のポロシャツ(ビズポロ)は、台襟のある、かなりいい感じ商品が色々と開発されているようです。


【所感など】

◆さて、今まで「クールビズ」がなかなか定着しなかったわが国で、果たしてそれを上回る「スーパークールビズ」が受け入れられるか、というと疑問が残ります。

もっとも、政府主導で普及を呼びかけているのに加えて、暑いさなかにエアコンを効かせられなかったら、意外と皆導入するのかも。

普通に考えたら、残業時間のエアコンは早い時間で切られそうですし、外部の人がいない状態で、ドレスコードうんぬん言ってる場合ではないですから。

週末からさすがに暑くなってきたので、そろそろ私も対応を考えねば。


◆と言うワケで、さっそく「スーパークールビズ」対応商品を漁ってみました。

まずは、そのキモとなる(多分)、ビズポロから。



この画像だと、パッと見た感じ、普通のシャツと変わらないようですけど、ポロと同じ「ニット(鹿の子)」なんですよね。


◆でも長袖は暑そうなので、半袖を検索。

すると、もっと手頃な価格のビズポロを発見。


さあ買おうとオモタら、私のサイズである「S」は既に品切れの巻……。

  (。´Д⊂) ウワァァァン!!

思ったよりも、皆さん取り入れてらっしゃるのかも!?


【関連記事】

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