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2011年03月09日

【テク8選】『ビジネスは、毎日がプレゼン。』から選んだ8つのテクニック


ビジネスは、毎日がプレゼン。 (DO BOOKS)
ビジネスは、毎日がプレゼン。 (DO BOOKS)


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、当ブログでも人気のジャンルであるプレゼンテーションのご本。

著者の村尾隆介さんは、年間100本を超える講演会・セミナーをこなす方であり、いわばプレゼンテーションのプロです。

そのプロが、自らの経験を踏まえて「プレゼンに関して持っているすべてのノウハウ」をまとめたのが、本書。

なるほど、ネタの多さでは類書にまったく引けを取らない「濃い出来」となっていました。

そこで、今回は本書の中から、「これは!」と思うテクニックを8つ選んでみましたので、ご覧ください!


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【目次】

PART1 プレゼンにまつわる、新しい発想

PART2 「見た目」そのものがメッセージ

PART3 プレゼン力は、準備次第でまだまだ伸びる

PART4 大切なのは、最初の5分

PART5 トークの技術を磨く、ちょっとしたアイデア

PART6 スライドづくりを研ぎ澄ます

PART7 プレゼン上手になるための、毎日の練習

PART8 プレゼン終了間際と、その後


【8つのテクニック】

■1.最初の5分にエネルギーとアイデアを集中させる
プレゼンの場の空気は、しっかり話し手が統一する作業をしない限り、はじめは本当にバラバラです。私も普段のプレゼンの現場では、場の空気をまとめるために、毎回ありとゆる工夫をします。
 プレゼン自体の時間が、どのくらいかにもよりますが、最初の5分。これで、ほとんどのことが決まってしまいます。もしくは、はじめの10%くらいの時間帯をどうするかで、すべてが決まります。


■2.道具に投資する
先進的な内容をプレゼンしながら、使っているのが昔ながらの指し棒、なんていうのも、狙っているならオシャレですが、できればそこはレーザーポインタが好ましいです。
 しかも、話し手がいちいちPCのキーボードを叩かなくても、パワーボイントのスライドを次に進めてくれる、手元ですべてが操作できるリモート機能がついたものがおすすめです。


■3.できる限り席や席順に改良を加える
私は、早めに会場に入って、その日の聞き手の属性や男女比、会場のサイズに対しての人数など、さまざまなことを確認し、できる限り席や席順に改良を加えます。
 たとえば、大きな会場に人がまばらに座ってしまうと、つまり席が飛び飛びで埋まっているような状態だと、笑いや感動は起きにくいです。隣の人の感情が伝わってこないからです。
 そういう場合は、減らせるものならイスを減らしたり、座っていいエリアを狭めて、なるべく聞き手の間と間に空席が出ないような工夫を、現場のスタッフと突貫工事で行ないます。これをするだけでも、本番の盛り上がりは、だいぶ違います。


■4.練習は本番と同じ声量で行う
プレゼンの練習も、実際に同じ声のボリュームで何度も練習をしないと意味がありません。資料が完成したあと、本番までずっとボソボソしゃべる感じで練習を続ける人がいますが、それは実は練習になっていません。本番の声量は、段違い。まったく別物です。
 実際、勤めていた頃の私は、プレゼンの練習のために、ひとりでアイドルタイムのカラオケ店に行き、マイクを使って大きな声で練習をしたことが何度もあります!


■5.早めに目次を示す
プレゼンテーションがはじまったら、なるべく早い段階で、そのプレゼンの目次のようなものを参加者に伝えましょう。「今日のコンテンツは……」と、順番に話す内容を最初に示せば、聞き手も自然と集中力のぺース配分を考えて挑むことができます。(中略)

 これがあるとないとでは、会場の空気のまとまり方が変わってきます。全員が流れを把握していれば、終盤になっても、「もう少しで終わりだから、ここは集中して聞こう」となりますが、その情報の共有が事前にないと、「この話、一体いっまで続くの?」という雰囲気や、ため息がところどころから聞こえてきたりします。


■6.ジェスチャーでメッセージを後押しする
 ある雑貨店には、お客さまに「いくらですか?」と尋ねられたら、「こちらは300円です」と答えると同時に、指で「3」を示さなくてはいけないルールがあります。
 ジェスチャーがあるとないとでは、メッセージの伝わるパワーが違います。まずは手と指からでも構いません。ぜひとも、次のプレゼンで試してみてください。
「ごくごくわずかな量ですが……」と言いながら、人差し指と親指で「小さい」を表してみる。「自分は、そう強く信じています」と言いながら、こぶしで自分の心臓の部分を数回叩く。「共に頑張っていきましょう」と言いながら、両手を胸の前でオープンに広げる。これくらいの工夫なら、誰でもすぐに明日からできるはずです。


■7.同じ色でも濃淡をつける
 たとえば、プレゼン資料で使うキーカラーを「チャコール(濃いグレイ)」に設定したとしましょう。
 当然、ほとんどの文字はチャコールで記されているのですが、ところどころの強調したいところを、他の色で示すのではなく、あえてよリチャコールよりも濃い「クロ」で示してみる。意外かもしれませんが、これは「太字にする」、もしくは「赤にする」と同様に、ちゃんと目立ってくれます。


■8.ひらがな・カタカナ・漢字のバランスを考える
「しあわせ」と書くか、「幸せ」と書くか? ひらがなが多ければ、一般的には、より柔らかなイメージになります。
「きっかけ」と書くか、「キッカケ」と書くか? カタカナを多用すれば、全体的に若い印象になりますが、使いすぎればよくも悪くも、今度は重みのようなものが薄れてしまいます。もちろん、漢字ばかりでは、かたくなってしまいます。


【感想】

◆今回は8つだけに絞り込んでみましたが、実はご紹介していない中にも、興味深いネタが多々。

例えば、「順番待ちの間に必ず決まった音楽を聴いてモチベーションを高める」というのは、アスリートではお馴染みのやり方です。

ちなみに村尾さんの場合は、エミネムの『Loose Yourself』なのだそう。



同時に、この曲がタイトルナンバーになっている映画『8マイル』も薦められてらっしゃいます。

8Mile [DVD]
8Mile [DVD]

この手の音楽や映画が苦手な方でも、この作品は「音楽版『ロッキー』」みたいな成り上がり物語なので、多分楽しめると思われ。


◆グッズネタついでに言うと、リモコン付きレーザーポインタは、本書では「2万円くらいから購入することができる」とあったのですが、アマゾンでググったらこんなお安いのが。

LOGICOOL プロフェッショナルプレゼンター タイマー機能・LCD搭載 R800
LOGICOOL プロフェッショナルプレゼンター タイマー機能・LCD搭載 R800

元値からしてえらい安いんですけど、私、何か勘違いしてます??

しかも、「タイマー機能付き」って、メチャクチャ便利そうじゃないですか。

1つ欲しいな……って、使う機会がない私。 (´・ω・`)ショボーン


◆なお、割愛した中でも結構キモかな、と思ったのが、「エモーショナル・ライン」と村尾さんが呼んでいる「会場の空気の予想図」。

これは、折れ線グラフのようなスタイルで、左から右へ、盛り上がりの山や谷、平坦なラインを時間帯別に表すものです。

この図を見ながら、「クライマックス」となる部分を決めたり、「グループワーキング」を盛り込んだり、といった構成を考えるのだそう。

私たちのプレゼンも、予定した通りに、こんな風に盛り上がれればいいですね〜。



肝心のエモーショナル・ラインの書き方等は、本書にてご確認を。


◆「盛り上がり」と言えば、本書では、プレゼンスキルを磨くために、演劇やライブ等の良質なエンタメや、映画を観ることも推奨しています。

また、「サプライズ」「感動」といった要素を重視してますし、そもそも、村尾さんの講演やセミナーでは「すべてのプレゼンテーションは、エンタテイメントであるべき」という一文が必ず紹介されるのだとか。

研究発表等の真面目なプレゼンをなさる方には微妙ですが、逆に、通り一遍のプレゼンでは飽き足りない方や、観衆を惹きつけるプレゼンをおやりになりたい方なら、本書には参考にすべき点が数多くあると思います。


ジョブズのようなプレゼンを目指す方にオススメ!

ビジネスは、毎日がプレゼン。 (DO BOOKS)
ビジネスは、毎日がプレゼン。 (DO BOOKS)


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【テク満載!】ブライアン・トレーシーの 話し方入門(2008年08月03日)


【編集後記】

◆まだ書影がないのですが、『プレゼンテーションzen』のガー・レイノルズの「DVD付き大型本」が登場。

ガー・レイノルズのシンプルプレゼン
ガー・レイノルズのシンプルプレゼン
80分のDVD+テキストで学ぶシンプルプレゼン ストーリーや主張が伝わってきて、心に刺さる、シンプルプレゼンを学習します。伝えるべき内容を明確にし、プレゼンをデザインし、メッセージを効果的に伝える、人を動かすプレゼンのテクニックをマスターしましょう。
これはちょっと欲しいカモ!


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 08:30
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この記事へのコメント
はじめまして。『ビジネスは、毎日がプレゼン。』担当編集者の戸井田と申します。
この度は、本書の良さをたっぷりお伝え頂き、ありがとうございました!
著者の“こだわりポイント”が詰まった1冊を目指していたので、「濃い出来」と言って頂いて、とてもうれしいです。
著者が学生時代をアメリカで過ごされただけあって、これまでの日本人のプレゼン・テクとはちょっと目線が違う、日本では珍しいエンタメ系プレゼン本となったと思います。
「ジョブズのようなプレゼンが増えたら、日本のビジネスも変わるよね!」と制作中、ずっと村尾さんとお話ししていました。
Posted by 同文舘出版・戸井田 at 2011年03月11日 11:23
>同文舘出版・戸井田さん

はじめまして、コメントありがとうございます。
こんな情勢になってしまい、レスが遅くなってすいません。
ご本、非常に楽しめました。
自分自身がプレゼンをする機会がないので、実践できませんが、多くの方に読んで頂きたい1冊だと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2011年03月12日 11:01