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2011年02月17日

【メモ】古森流「英語音読学習法」5つのコツ@日経産業新聞


英語音読学習法











【はじめに】

◆本日、日経産業新聞2月17日号18面にあったのが、掲題の「英語音読学習法」の記事。

指南するのは、人事コンサルタント会社マーサジャパンの古森 剛社長です。

最近、当ブログとしては珍しく、立て続けに英語関係のエントリーになってしまいますが、メモ書き程度にまとめてみようかと。


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【古森流「英語音読学習法」のコツ】

■1,教材は好きな分野から選ぶ
手っ取り早いのが趣味だ。ゴルフ好きなら英語の雑誌、映画ファンならお気に入りの映画の台本を探す手もある。
 分野が偏ると必要な会話力がつかないのではと心配する人もいるかもしれないが、「特定の分野について使える単語が増えると会話も弾む」。
そう言えば私の場合も、唯一海外のサイトで必死になって読んだのは、DJソフトの外国の掲示板でした(さすがに音読はしませんでしたが)。

やはり「好きなものこそ」、ですかね。


■2.恥ずかしがらずに大きな声で
気持ちを込めてしっかり発音すること。知らない単語にチェックを入れてどんどん読み進める。和訳などせず読み返しもしない。文頭から文末まで目を戻さず読む。一読目ですべてを理解する必要はない。ある程度まで読み進めれば一区切り。単語の意味を調べて音読し直す。本なら2〜3ページが目安。これを何度も繰り返す。
一読目は、ノンストップで読み進めるのがミソのよう。

というか、私の場合、知らない単語を大きな声で読めるか疑問なんですがw


■3.慣れてきたら1度に読む量を増やす
ポイントは少しずつ量を増やしていくこと。初期段階の学習法を、忍者が成長する木を毎日飛び越える修行になぞらえて「忍者の草飛び」と命名する。これを少なくとも3ヵ月は続けることで音読に慣れ「自分で言える、つまり使える語彙が飛躍的に増える」という。
なお、英字新聞の切り抜きなら分量の調節がしやすく、トピックスも多彩になる、とのこと。

それにしても、「最低3ヵ月」は結構ハードかも。


■4.ネーティブによる吹き込みCD付きの本を活用する
 教材を広げる場合、ネーティブの吹き込みCD付きの本やリスニング教材を選ぶこともオススメだ。ただしリスニングのために使うのではない。「自分で言える言葉は聞き取れる。逆に言えない言葉は何度聞いてもムダ」だからだ。まず自分で何度も音読してからCDを聞くことで発音を直すこともできる。
先日の『残念な人の英語勉強法』の記事でも触れましたが、やはり「言えない言葉は聞き取れない」んですね。

というわけで、例えリスニング教材であっても、必ず音読とセットで。


■5.自信がついてきたら洋書に挑戦する
 次は「ロングラン」。何か1冊、気になる英語の原書を選んで読み込む。方法は基本的に「草飛び」と同じだが、多少無理してでも一読目で複数のページを読む。だいたいの意味が把握できればよい。知らない単語に印をつけながらどんどん読み進める。辞書で調べ直すのは20〜30分単位でよい。最初は黙読する。音読は「時々振り返って」という感覚。「ランナーズ・ハイのような感覚」になればしめたものだ。
「気になる英語の原書」とありますが、これは、やはり自分自身の興味のある分野の原書が良いような。

もしくは、自分の仕事に直結していれば、否が応でも読む気になるのではないでしょうか?


【所感などなど】

◆超簡単にですが、まとめてみました。

というか、あまり引用しまくるのもどうかと思ってちょっと控えたのですが、正直テクニカルなお話が少なかったかも(すいません)。

ちなみに記事の最後で古森さんが強調されているのが、「とにかく興味が持てて続けられるものを優先する」ということで、これが音読学習法の要点であるとのこと。

逆に言えば、それだけ続けにくいのかもしれません。


◆ただし、古森さんが先日出されたご本は、アマゾンの内容紹介によると、結構ビジネス仕様のよう。

英語は「音読」だけでいい!
英語は「音読」だけでいい!

ちょっと長くなりますが、その内容紹介から引用します。
「英語を社内の公用語にする」
グローバル化にともなって、新しい日本を象徴するようないくつかの会社が、こう宣言しました。
みなさんの会社はいかがですか?「いきなり英語を公用語にするといっても困る」という方も少なからずいらっしゃるでしょう。
ですが、安心してください。本書を読めば、ビジネスで「使える英語」が身につき、英語が公用語になっても怖くなくなります。
そもそも英語学習で重要なのは、語彙を増やすことに尽きます。高度に発達したとはいえ、言語は記号の一種。ですから、知っているものは、「読める」「聞こえる」「書ける」「話せる」のです。
逆に知らないものは音波として耳に入っても、意味のある言葉としては聞こえません。単純です。語彙の蓄積が重要なのです。
そこで本書は、「音読」で英語学習の基盤となる「語彙」を効果的に増やしながら、普通のビジネスパーソンが英語を「読める」「聞こえる」「書ける」「話せる」ようになる勉強法を紹介しています。その原理は、英文を「声に出して」読み、「耳で聴いて」、「脳にすり込む」というもの。そのため本書では、5つの音読訓練法を紹介しています。
今回のこの日経産業新聞の記事で興味を持たれた方は、チェックしてみてください!


【関連記事】

【英語】『残念な人の英語勉強法』山崎将志(2011年02月14日)

【英語】「英語多読 続けるコツ」@日経産業新聞(2010年09月23日)

【メモ】週刊東洋経済の「非ネイティブの英語術」は結構キテます!(2010年09月14日)

【英語】アソシエの『やり直し「英語」勉強法』が濃厚だった件(2010年03月06日)

【英語】『「伝わる英語」習得術』から学んだ「英語活用5つのツボ」&「勉強法4つのポイント」(2009年09月09日)


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