スポンサーリンク

2010年07月31日

【オススメ】『未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論』岡田斗司夫&小飼 弾


未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論
未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、オタキングこと岡田 斗司夫さんと、当ブログではおなじみ小飼 弾さんとの対談集。

当ブログの傾向として、社会的な内容の本は、あまり積極的に取り上げていないのですが、本書はちょっと別。

何か知らぬ間にこんなに付箋貼ってしまいました…。

未来改造のススメ









小飼さんのブログなり著作には、日頃から接している私ですが、今般、岡田さんのお考えが結構新鮮だったので、そちらを中心にまとめてみようかと。


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【目次】

Chapter 1 カネ持ち、モノ持ちは、もはやダサイ!

Chapter 2 知恵やコンテンツはそもそもフリーである

Chapter 3 仕事の報酬は、カネから体験に変わる

Chapter 4 会社、学校、家族のいいとこ取りした新組織

Chapter 5 個人という幻想が終わり、他人同士が家族を作る

Chapter 6 世界支配なんて、機械政府にまかせてしまえ!

Chapter 7 働かなくても飢え死にしない時代がやって来る

Chapter 8 沖縄と北海道は独立国に、日本は「合県国」に

Chapter 9 「僕らはすでに豊かだ」からスタートしよう


【ポイント】

■1.でかい本棚を保有するためにブックオフを一店舗買う
岡田
ブックオフを一店舗買うという手があるよ。ブックオフなら、自動的に本を集める仕組みがもう出来上がってるじゃないですか。(中略)

住んでいるマンションの一階にブックオフを開いて、自分専用の本棚を一つ用意しておくんだ。客が本を売りに来たら、すぐに店頭へは出さずに、一晩寝かしてチェックする。自分が欲しい本だけ、専用の本棚に抜いておくと。


■2.養子縁組でコンテンツ見放題w
岡田
無茶苦茶なことを言っていいですか? 今の法律だと、録画したコンテンツは、家族なら自由に見られるわけでしょう。だったら養子縁組して、父親が録画した番組を養子たちが自由に見られるようにするというのはどう?

小飼
すげー! ツイッターのフォロワーは、全部オレの子どもたちです、とか言って(笑)。

岡田
月に1000円払えば、僕の息子・娘になれる。「ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを」、望むものはすべてを息子に、というわけ。ただし、僕が与えるのは名義。父親の録画を見られるだけだけどね、家族だから。


■3.タダのオマケが付くと売れる
岡田
例えば、日本以外の国で、カエルフィギュアがオマケに付いた商品がヒットしたとするよね。そうしたら、もっとサイズが大きくて、出来もいいフィギュアだけに10倍くらいの値段を付けてもけっこう売れるんだ。ところが、日本ではフィギュアだけを売ろうとしてもまったく売れない。日本では、タダのオマケが付いた商品でないと売れないんだ。110円のコーラにタダのオマケが付いたから売れる。
ところが、商売の下手な人だと、1000円の本にフィギュアを付けて1500円にして売ろうとする。この場合は、何が何でも1000円で売らないとダメ。その代わり、売上はオマケがないときの何倍にもなるんだ。


■4.普通のモノは誰にも買ってもらえない
岡田
以前なら、中学や高校を卒業して、ラーメン屋でバイト、何年か働いたら自分で店を持つということができたよね。こんなこと、今はできるんだろうか。
今、人がカネを出すのは、行列のできるラーメン屋。あるいは、行列のできるラーメン屋で出すラーメンをカップ麺にしたものをコンビニで買う。もしくは、ものすごく安いラーメン屋さんくらいでしょう。
ラーメン屋で三年間修行して、ラーメン屋を開いても、お客さんは来てくれないよ。普通の人が、普通のことをして収入を得られるビジネスモデルはもう成立しなくなってる。


■5.われわれが欲しいのは、「彼女」であって、「恋愛」ではない
岡田
はっきり「弾言」してしまいましょう。恋愛のように高いスキルの必要なことにチャレンジする男は、坊主にでもなるしかなくなります。恋愛は、宗教ですよ。恋愛教に入信するのは、ラマ教に入信するのと同じ。生涯童貞の道を歩む覚悟が必要です。

小飼
恋愛はできなくても、気持ちよく「抜いて」くれるテクノロジーはどんどん進化していくでしょう。


■6.非モテはおばあちゃんで恋愛の経験値を積む
岡田
初めて気づいた。男と女の立場を逆転するとこうなるんだよ。男は見栄えが不自由なところ、女は年齢が不自由なところがネックになる。不細工な男も、年を取った女も、恋愛には飢えている。そこで、非モテの男は、年齢の価値が過剰に高まっている環境、すなわち介護に行け、ということになるわけ。介護をしながら、対象女性の年齢を少しずつ下げて六十代にモテるようになったら、五十代というようにね。


■7.カネ持ちに上手にたかろう
小飼
カネを持っている人は、人にたかられてナンボのものです。ただ、上手にたかる人と、下手な人がいる。下手な人というのは、「お前は俺たちから不当に搾取してその地位についたんだから、俺たちに償う義務がある」なんて言ってしまう。そんなことを言われて、気持ちがいい奴はいないわけです。
もし、自分がカネを持っていないのなら、「たかり上手」になるぺき。たかるというのは、卑屈になることではありません。


【感想】

◆冒頭の画像のように、付箋はやたらと貼りまくったので、その中からある程度選んで下書きを始めたものの、書き終えてから、3つほどカット(それでもこんだけ長いw)。

いったいどんだけ濃いんだよ、という。

小飼さんのお話は、リアルで接したことがある方はご存知だと思いますが、こちらが1つ言えば、それに対して10くらい返ってくるイメージがあります。

おかげで途中からはひたすら聞き役に回るハメになるところ、岡田さんは全然負けてません

本書の「おわりに」での、岡田さんの言葉から。
なんせ二人ともおしゃべりで、おまけに早口です。本来ならお互いのセリフの間に、それぞれもう少し説明があるべきなんだけど、二人とも「話の通じる相手を見つけた!」と大喜びで二段とばしの階段上りみたいな会話をしてしまいました。
なお、その説明不足部分については、キチンと各章の終わりに注書きがありますので、ご安心を。


◆小飼さんは天才肌というか、私のイメージとしては「脈略もなく発想が上から降りてくる」感じ。

一方の岡田さんは、もうちょっと「地に足の着いた」、下から突き上げてくる印象です(あくまで私にとって)。

そして両者が丁度、「間でぶつかって起きた化学反応」が本書なのではないか、と。

それにしても、よくこのお二人を対談させようと思ったものです。

「企画の勝利」と言ったらお二人には失礼ですけど、正直脱帽しました。


◆内容的には、上記で挙げたポイントについて、1つひとつコメントを入れたいものの、引用した時点ですでに長文だったので、今回は断念。

いや、ここだけは触れておきたいんですけど、「おばあちゃんで恋愛経験を積む」というのは、結構「真実を突いてる」と思いますよ。

小飼さんも幼い頃おばあちゃんたちに囲まれて育ったおかげで、異性との距離感が自然に掴めた、と本書で言われていますし、私も小中学生時代は、同級生のお母さん方(おばあちゃんじゃないですがw)には人気がありました。

…この場合、「同級生の女性じゃない」ところがミソなんですが、それは置いといてwww

介護はムリでも、まずは電車やバスでおばあちゃんに、「にっこり微笑んで席を譲る」ところから挑戦してみてはどうでしょうか?

私は席を譲ったおばあちゃんに「私がもっと若ければ」と冗談めかして言われたことがあります(実話w)。


◆また、ポイントでは触れてないお話で気になるのが、岡田さん構想中の「家元制度」立ち上げの件。

「年間10万円程度の会費」で弟子入り、というのはクリエイターにとっては魅力的です。

「若い人でも中高年でもかまわない」とのことなんですが、「10年くらい弟子でいたら独り立ちさせたい」と言われてしまうと、アラフィフのsmooth涙目の巻www

それが、今回の対談後に立ち上げられた、この組織になるんでしょうかね…?

オタキングex


◆他にも、私があまり得意じゃないので割愛した(サーセン))「ベーシック・インカム」や、「機械政府」のお話も、興味深かったです。

どちらも「実現可能なモノ」として、「どうあるべきか」の次元で対話されてるのが流石だな、と。

このように多岐に渡る内容なんですし、これはもう、お二人で「講演会」でもやって頂きたいところ。

もしくは、小飼邸で対談してもらってUstreamで映像流して、リアルで質問に答えるとか。

小飼さん曰く「上手にたかればよい」そうですから、その節には近所のよしみで、小飼邸にてかぶりつきで拝見させて頂きますw


オススメせざるを得ない面白さの1冊!

未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論
未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論


【関連記事】

【超「仕組み」】『小飼弾の「仕組み」進化論』(2009年03月14日)

【弾言】「弾言 成功する人生とバランスシートの使い方」小飼 弾 山路達也(2008年09月30日)

「プチクリ!」岡田斗司夫(著)(2006年07月10日)

【対談】『ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」』(2009年09月06日)


【編集後記】

◆Twitterを徘徊していて目についたご本。

装丁を見て頂きたいのでちょっと大き目の画像で。

バカでも年収1000万円
バカでも年収1000万円

多くの方が、版元をご覧になって、きっとビックリされることかとw


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「アイデア・発想・創造」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ
Posted by smoothfoxxx at 09:00
Comments(0)TrackBack(0)アイデア・発想・創造このエントリーを含むはてなブックマークYahoo!ブックマークに登録

スポンサーリンク




この記事へのトラックバックURL


●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。