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2010年06月30日

【時短】「結果を出して定時に帰る時短仕事術」永田豊志


結果を出して定時に帰る時短仕事術
結果を出して定時に帰る時短仕事術


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、一連のフレームワーク本等で知られる、永田豊志さんの最新作。

今回は「時間&仕事術」がテーマということで、当ブログの読者さんの中にも、興味がおありの方も多いはず。

アマゾンの内容紹介から。

残業ゼロで成果を10倍にする仕事効率化術!
本書は、「仕事効率化の達人」である永田豊志氏が「ワークライフバランス」を実現するための「時短仕事術」を紹介する。「仕事も人生も両立したい!」そんなビジネスパーソンに向けて、時間管理から知的生産術まで、結果を出して定時に帰るノウハウを伝授する。

下記目次をご覧頂いてもお分かりの通り、内容はかなり多岐に渡っております。


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【目次】

1時間目 残された時間を価値あるものに

2時間目 仕事も人生もうまくいく!理想の時間割

3時間目 最少の労力で最大の成果を上げる知的生産の方程式

4時間目 必ず目標を実現する!スケジュール&タスク管理術

5時間目 集中力が劇的にアップする!すきまアクションとじっくりアクション

6時間目 時短の達人が教える!生産性を高める小さな習慣

7時間目 ITを味方につけなければ、生産性戦争に勝てない!

8時間目 最短で問題解決するための時短思考のツール

9時間目 チームの生産性が飛躍的に高まる!時短会議のススメ

資 料 編 時短の達人になるためのチェックリスト


【ポイント】

■「時間管理」は「価値管理」であるべき

「自分にとっての本当に価値ある活動」をマネジメントすることこそが、本来の時間管理です。絶対に、小手先の作業効率だけに目を奪われてはいけません。「価値ある活動」が自分の幸せを実現するために必要不可欠なものだと理解しているのであれば、明日からでも行動すべきです。


■いつでも価値、行動、時間の順でマネジメントする

幸せになるために、あるいは成功するために必要な時間術とは、次の順番で行われるべきなのです。

1.Value:まず、自分にとっての価値あるものを決める
2.Action:価値を実現するために必要な行動を決める
3.Time:行動を残された時間で実現するための時間割を決め、実行する


 作業の効率化やToDo管理といったことは、この最後のステップのことなのです。


■働くことは、もっとも利回りのよい資産運用

 どのような資産運用も、ハイリターンを狙えば、ハイリスクになります。しかし、労働資本の運用だけは、リターンが大きく、しかも確実です。唯一のリスクは、体調不良で業務続行が難しくなった時と、その人の労働資本価値(=能力)が、市場から見て無価値になる場合だけです。ですから、自己投資と自己管理さえしっかりしていれば、この労働資本は長期間にわたって、お金を生んでくれるのです。この点をしっかり考えず、目先の資産運用にうつつを抜かすのは大変危険なことなのです。


■知的生産性を高める8力条(抜粋):

 ●選択と集中をはかるためには、やるべきことを決めるだけでなく、何をやらないかを決めなければなりません。そして、目的のない活動に費やす時間を可能な限り排除しなければいけません。

 ●どんな大きなプロジェクトであっても、小さなステップの積み重ねにすぎません。まずやるべきことは、大きな仕事を1日で完了できる小さな仕事に細分化し、それを管理することです。すぐに実行でき、確実に完了できる大きさにするのです。

 ●勉強など分散投資する時間は継続しないと意味がありません。自分の時間割に組み込み、忘れていても、実行されるようなしくみ化が必要です。


■スケジュール管理のコツ ベスト10(抜粋):

 (2)ゴールの間にマイルストーン(中間目標)を設定する

 (5)具体的で絞り込まれたタスクのみを管理する

 (7)作業に要する時間を正確に把握する

 (10)ToDoリストにはヌケやモレを防ぐ専用ツールを採用する

 (詳細は本書を)


■ToDoリストは具体化、細分化、数値化せよ

 タスクの具体化は、「英語のスキルアップ」というような、あいまいな表現ではなく、「テキストを1章分読む」「知らなかったフレーズを10個ノートに書く」など具体的で、可能な限り数値を入れることです。
 また、細分化は、タスクを1日の処理量にふさわしい大きさに分割することがポイントです。想定される所要時間も入れておきましょう。すきま時間で処理するものであれば15分以内、じっくり時間をかけるものでも90分以内に完了する大きさを目安にしてください。同じ作業を長時間やると集中力が低下し、面白いアイデアも思いつかなくなります。


■知的生産性か劇的に高まるストップウォッチ仕事術

タスクをリストに入れる際には常に次の質問に答えなけれぱなりません。
「自分は一体、何分何秒でこの作業を終えることができるのたろうか?」
 これを正確に把握するのに便利なのがストップウォッチです。ストップウォッチが一番有効なのは、デスクで仕事をする時や会議の時。メールチェック、提出物の作成など、各作業の所要時間を把握するメリットは計り知れません。自分の知的生産性を「数値」で知ることができれば、ショートカットキーやテンプレートなどを駆使することで、どの程度改善するのかも正確に測れます。生産性向上が数字で把握できるようになると、仕事が楽しくなり、より改善努力しようというマインドが生まれるはずです。


■長い文章を書くには専用ソフトの置換機能が便利

 辞書登録の唯一の難点は、短い文章しか登録できないことです。そこで、長い文章を登録したい場合には、Texterなどの置き換えソフトを使うと便利でしょう。これは辞書登録と同じように短い文字の組み合わせを、改行を含む長い文章やスクリプトなどに自動変換してくれます。


【感想】

◆永田さんのご本は、今回初めてご紹介しますが、知らないとちょっと面食らう(?)独特のテイストです。

見開き2ページで1つの項目を解説し、右ページはほぼ全て下記のような手描き風の図解で占められているという。

時短仕事術













この辺は、好き嫌いが分かれそうと言うか、ハナから「図解本」と考えたら、全然問題ないんですがw

ちなみに、永田さんのご本である『頭がよくなる「図解思考」の技術』のアマゾンのページにある動画の中に、同じような図解が多々出てきますので、気になる方はご覧アレ。


◆本書は、第5章までで主に「時間管理術」を、第6章以降はもっと幅広い意味での「仕事術」を展開。

第7章では「IT」、そして第8,9章では、それぞれ「フレームワーク」「会議」について言及されています。

もちろん、「時短」という点では、いずれも効果を出しやすい項目ではありますが、正直それぞれで本が1冊ずつ書けるようなテーマですから詰め込みすぎのような気がしないでもなく。

もっともその分、「濃いネタが多い」のは嬉しいんですけどネw


◆なお、類書も多いその「時間管理術」部分で、本書の特徴とも言えるのは、第1章の「残された時間を価値あるものに」の部分。

ポイントの2つめに挙げたように、「価値、行動、時間の順でマネジメントする」というクダリは、やたらとテクニカルな部分を掘り下げたくなる人(って私ですね、スイマセン)にとっては、新鮮ではないでしょうか?

私の場合は、「家族との時間」のために、「ブログを書く時間を短縮」すべく、「作業効率化」を目指している、といったところ。

具体的な方策の中でも、今回ご紹介した置き換えソフトの「Texter」は、個人的にも導入する価値がありそうです。


◆ところで本書について細かいことを言うと、横書きだったり、強調部分に波状の下線が引かれている等、ちょっと微妙な点が目につくワタクシ。

ただ、選ばれたテーマや全体的なクオリティを考えると、普通に売れちゃう本だと思います。

実際、偵察に行った某リアル書店でも大々的に展開してましたしw

また、各項目の右ページの図解は、「プレゼン資料」だと考えれば、ダブルで参考になるかと。


図解本にしては、濃すぎます罠!

結果を出して定時に帰る時短仕事術
結果を出して定時に帰る時短仕事術


【関連記事】

【効率化】「テンプレート仕事術」信太 明(2010年04月21日)

【ライフハック】「減らす技術 The Power of LESS」レオ・バボータ(2009年08月08日)

【時間管理術】「マニャーナの法則」マーク・フォースター(2009年05月23日)

【時間畑】「LIVE HACKS! [ライブハックス!]」大橋悦夫(2008年05月11日)

【時間の投資】「レバレッジ時間術」本田直之(2007年06月05日)


【編集後記】

◆私たちの応援もむなしく、昨夜のワールドカップ、対パラグアイ戦は残念な結果に終わってしまいました。

しかし、今回の大会を通じて、何が世界で通用し、何が通用しないのかが選手たちにもわかったはず。

また4年後に期待したいですね…。


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Posted by smoothfoxxx at 07:30
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この記事へのコメント
著者です。私の本を考察いただき、ありがとうございます!うれしくなり、コメントさせてもらいました。
Posted by 永田豊志 at 2010年09月24日 13:05
>永田豊志さん

著者様直々のコメントありがとうございます。
レスが遅くなって申し訳ございません(汗)。
また、記事投稿時における、Twitterでのご紹介も感謝です。
多少なりとも、お力になれていれば良いのですが。

今後ともよろしくお願い申し上げます。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年09月26日 01:51